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上司であることに自信がないあなただから、よきリーダーになれる。
そのために――
◎叱るのをやめよう
◎ほめるのをやめよう
◎部下を勇気づけよう
『嫌われる勇気』の岸見一郎による初のリーダーシップ論。
ほぼ日社長・糸井重里氏、推薦。
「リーダー論でおちこみたくなかった。
おちこむ必要はなかったようだ。」
【本部より】
<本書で私が提示するのは、一言でいえば「民主的なリーダーシップ」です>
<リーダーと部下は「対等」であり、リーダーは「力」で部下を率いるのではなく「言葉」によって協力関係を築くことを目指します>
<「悪い」リーダーは存在しません。部下との対人関係をどう築けばいいか知らない「下手な」リーダーがいるだけだと私は考えています>
<現実と照らし合わせると、それはとても無理だというのもわかります。しかしながら……理想は現実性がないから理想なのです>
【目次】
第1部 リーダーシップについてのモノローグ
第1章 リーダーは組織の中でどうあるべきか、何をしなければならないか、あるいは、何をしてはいけないか
第2章 リーダーになること、あるいは自信を持ってリーダーの仕事をすることに、いわばブレーキをかけるリーダー側の心の問題
第3章 混迷の時代に、リーダーにできること、するべきこと、してはいけないこと
第2部 リーダーシップについての個人的な体験
私が家族の一員として、職業人として、あるいは一人の人間として学んできたこと
第3部 リーダーシップについてのダイアローグ
よりよきリーダーたろうとする企業人との対話
Posted by ブクログ 2023年08月19日
哲学者が書いた本。
改めて読み直してみたが、ハッとさせられる。
・上司と部下は上下関係ではなく、対等関係。えっ。
・部下の失敗は上司の指導が適切でないことを示している。そうだよな。
・ほめることは相手を対等と見ていない。下に見ている。確かに。
・怒ることも叱ることも褒めることも不要、してはならない。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月30日
リーダーとしての態度と言動を非常に丁寧な言葉遣いで表してくれる優しい一冊。誉める行為それ自体が対等な関係にはならず、上と下を生むというのは目から鱗だった。誉める必要はない、ただ純粋な評価をすることと、ありがとうを伝えることが大事であるという言葉には力強い説得力があった。
リーダーシップという言葉な...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月12日
わたしは部下などもいないし、リーダーという役割ではないですが、この本はめちゃくちゃ勉強になりました。
叱ってもほめてもいけないというのはかなり難しいと思いますが、感情的になるのではなくちゃんと話して伝えるというのが大切ですね。
部下がいなくても、職場以外でも、人間関係のいろんな場面で気をつけたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月02日
アドラー心理学を元に、リーダーとはどういったものなのかが語られています。
リーダーシップとは対人関係全般について学ぶ必要がある。
上司と部下というのも結局対人関係。
良好な関係であれば仕事も上手くいくし、
関係が悪ければ上手くいかない。
リーダーはただの役割名であって、上司と部下は対等である。...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月12日
リーダーに近しい立場を職場でになっている上で、あの行動は発言は正しかったのかと思い返す場面が多々あった。
筆者の言うことを頭では分かったようであっても、自分の中に腑に落ちて行動に移すのは時間が大いにかかるのだろうな、と思った。
まずはありがとうを伝える、相手の気持ちを聞く、を意識してこれから働こう...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月20日
リーダーのあり様(心構え)の本
こうしなさい!ではなくこうしてはいけない!的な内容
叱らない、褒めない、それは何故かということを例や心理学の内容を交えて説明されている。
リーダーとして部下に接するのはやっぱりむずかしいと思わされた。人(自分)の気持ちの良い方に行動すると結果は良くないという、頭で...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月05日
「嫌われる勇気」を書いた岸見一郎によるアドラー心理学をもとにしたリーダーシップ論。
嫌われる勇気とは「誰に対して」や「空気を読む」ことが重要ではなく、「何を」を問題として、言うべきことは、はっきりと言うべきということ。他者からの評価を期待していてはダメ。
ほめる・叱るは、賞罰教育である。賞罰教育...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月08日
嫌われる勇気の著者でもある哲学者の岸見一郎氏がリーダーについて自身の考えを講演や雑誌に載せた連載記事などから解説した一冊。
27の講義の後に講演と対談から著者のリーダー論が展開されていてリーダーについての誤解と正しい認識を本書で学ぶことができました。
叱ることや褒めることをやめること、部下を尊敬や...続きを読む
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