岸見一郎のレビュー一覧

  • 叱らない、ほめない、命じない。 あたらしいリーダー論

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    今の時代のど真ん中を行く組織論。とても参考になると同時に今の昭和世代の経営陣が大きな足枷になっている事実と常に向き合わなければいけないのが悩ましいところ。

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    2023年06月17日
  • 愛とためらいの哲学

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    アドラー研究の第一人者が解説する、愛の哲学。

    良い意味で、他の自己啓発本にはない、リアリティ溢れる内容だった。無理なものは無理、バサッと切り捨てる感じが気持ち良い。

    とはいえ、可能性があるものに対しては、とことんいかに問題を解決するかが描かれている。

    アドラーやギリシャ哲学を元に書かれているだけあって、時たま意味が分からない内容があった。人間は元々は背中合わせで二人分として生まれてきて、途中から分離... 「はい??」ってなったけど、私が無宗教なだけなので、ここはご愛敬。

    意外と面白い内容だった。

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    2023年06月13日
  • 怒る勇気

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    公憤としての怒りはどういうものか、怒らなければどんな問題が起こるかを明らかにし、どうすることが公憤としての怒りを持つことなのかを考えてみたい。人が真に怒れば、この世界は、必ず変わる。何としても変えなけばならない

    理不尽な現実に直面したときどうすればいいのか。
     ①何が起こっても何もしない
     ②自分を世界に合わせる、起こっていることを何もしないで受け入れるのではなく、起こったことを受け入れられるように意味づけをする
     ③自分の身に降りかかる、行く手を遮ることに対して何もしないのではなく、変えようとする
    理不尽な出来事に遭遇した時に楽天的にとらえる人もいる。⇒私が問題にしたいのは、人為的なこと、しかも、理不尽な人為がもたらす困難に直面した時にどう対処するかということである。
    何か理不尽なことが起こった時に、何も言わなけば認めてしまったのと同じである。「これはおかしいのではないか」と主張しなければ何も変わらない。

    不正が横行している。その不正に加担した人は、「そうせざるを得なかった」といいたいのかもしれない。とりわけ、良心の呵責を感じながら不正を犯した人は、「逆らうことがdけいなかった」とか「その場の空気が異議を唱えることを困難にした」といいたいのだろう。
    だが本当にそうだろうか。

    ルールが守られないとき、ルールそのものに問題がある
     ①知らない間に作られているルールは守られない
     ②守られなくてもいい例外特権階級があるようなルールは守られない
     ③合理性がないルールも守られない

    皆が同じことをすることが期待される。その意味での同調圧力に屈してはいけない。

    自分に無関係なことはない、起こっていることはすべて自分に関係すると思える
    まず、他者は自分と同じように考え感じているわけではないことを知らなければならない
    黙っているということは受け入れるということ
    必要であれば、相手の間違いを指摘し、自分が思っていることをはっきり言わなければならない

    他者に共感できる、つまり、他者の立場に自分を置くことができれば、他者を断罪することはできない
    理不尽な現実を目にした時に必要なのは、怒りをぶつけることではなく理性的に対話をすることである

    不正が行われたり人間の尊厳が傷つけられたりするようなことがあった時に、それに対して何もいわないのではなく、公憤としての怒りを向けなければならないことを見てきたが、その怒りは感情的な怒りではなく、実際には言葉を使って主張するということである。
    相手の主張も聞き、対話をしなければならない。
    たとえ実践は困難であっても、問題解決の理想を知ることが現実を変える一歩になる
    対話の原義は、ロゴスを交わすである。このロゴスは、言葉であり、理性という意味でもある。
    対話者同士が相互にはい、いいえを確認しながら、一歩一歩議論を進めていけば、互いに相いれない立場にあっても、相違点は実際にはあまり多くはなく、多くの点では考えが一致していることが分かってくる。
    現代人は、対話についていっていることを理解し、対話によって問題を解決しなければならない。

    怒りが考察すべき重要なテーマである。怒りの感情は問題解決の手段としては、有用でないことを指摘してきた。怒るのではなく、言葉を使って対話をすれば怒りの感情を使う必要はなくなると考えていた。
    しかしながら、怒りを 私憤と公憤とに区別すれば、理不尽なことに対しては、怒らなければならない。

    目次

    はじめに
    第1章 理不尽な現実に抗せよ
    第2章 空気はない
    第3章 圧力に屈するな
    第4章 怒りを忘れるな
    第5章 対話が世界を変える
    あとがき
    参考文献

    ISBN:9784309631387
    出版社:河出書房新社
    判型:新書
    ページ数:240ページ
    定価:840円(本体)
    発売日:2021年10月30日

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    2023年05月26日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

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    読む人に優しく寄り添う本ではなく、彼の探求した真実について冷静に厳しく諭してくれる内容で、甘えた気持ちは一気に消滅します。そこが良かった。
    厳しくも偽らない言葉がどのページにも書かれています。
    人は皆自分は幸福を求めていると思っているが、実際には幸福では無く社会における成功を求めているに過ぎない。
    社会に適応出来ている人は、自分は正常であると考えているが、本当の自分自身を日々捨て去っている。
    社会に適応出来ない人こそ正常であり、誰よりも健康的だと記された一文には私も以前同じ事を思った事があり、得心した次第です。

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    2023年05月14日
  • 孤独のレッスン(インターナショナル新書)

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    感想
    どれだけの才を持ち合わせても、どれだけの美貌を手に入れても。孤独は人間に付きまとう。耐えるという態度を捨てた楽しむという付き合い方。

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    2023年04月26日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

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    エイリッヒフロムは、『愛について』『悪について』など
    今まで読んで、なかなか示唆に富んだ内容であり
    ある意味衝撃を受けた本の著者です。
    この本も、それぞれ愛についてに通ずる内容の本で
    面白かったです。
    自分を見つめる一つの指針になると思います。

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    2023年04月24日
  • 嫌われる勇気

    ネタバレ 購入済み

    新しい観点

    新しい環境になるとやはり人間関係が大変であることで、自分も悩んでいましたが嫌われる勇気というタイトルに目を惹かれ購入しました。八方美人になろうとするのはやめようと思いました。

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    2023年04月21日
  • 本をどう読むか 幸せになる読書術

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    この本は一般的な読書術を書いた本とは違うように感じました。
    それは著者が哲学者であり、外国語で書かれた本をたくさん読まれてきたことから分かるように、必ずしも私のような一般的な人にウケるような読書術を書いたものではないからです。
    しかし、著者の想いに感銘することことは多くありました。本を読むに当たってとにかく楽しむこと。たくさん読むことや速く読むことが必ずしも良いというわけではないこと。
    本はとにかく味わって読むことが大切なんだと教えて頂きました。

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    2023年04月15日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

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    タイトルで読んでみたかった本。…でも、ちょっと読みにくかった。アドラーとか仏教の経典とかいろんなものを引っ張ってきて、人生というものを様々な視点から考察している。生きていくためには自分の価値をどう評価するかだが、役に立つことだけが自分の価値ではない。人生は基本的に苦しいものだけど、生きているだけで価値はあるってことなんだろうね。時間が経ったら再読したい本。また違った思いが生まれる気がする。

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    2023年04月13日
  • NHK「100分de名著」ブックス マルクス・アウレリウス 自省録 他者との共生はいかに可能か

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    自省録のガイドブック。岸見先生が執筆してることからも分かるように、アドラーとの共通点(権内・権外、共同体感覚)もあって、面白く読めた。善悪無記は、仏教にも通ずるのかなと思った、中には、その境遇からか堪え忍ぶような事を勧める記述もあって、その辺りはまだ今の自分にはしっくりこない感覚。 
     
    次は、実際の自省録を読んでみたい。

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    2023年04月04日
  • 嫌われる勇気

    無料版購入済み

    人一倍自由を求めるくせについ人目を気にし過ぎてしまう自分にはとても参考になりました。精神力のタフさも必要ですが、もっと自分に集中することも大切

    #タメになる

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    2023年03月31日
  • NHK「100分de名著」ブックス マルクス・アウレリウス 自省録 他者との共生はいかに可能か

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    失うことを恐れないように

    私は宇宙という国家に属している。
    世界市民 コスモポリタニズム

    自分に起こり織り込まれたもの(運命)を愛し、歓迎すること。

    運命と自由意志
    災いは運命
    再生は自由意志

    他者、天災、社会を変えることは出来ない。
    自分の認識を変える。
    自分の内と対話する。哲学。

    再生とは人間の尊厳である。

    生死は、自然の流れに組み込まれている。
    恐れる必要はない、美しい循環であるのだ。

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    2023年03月30日
  • 幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵

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    アドラーの哲学は私にとって手厳しい。痛いところをついてくるから、読んでいて気持ちが萎えることもあるが、それだけ真実を突いている。岸見一郎さんの文章も時に厳しさがあるが、その厳しさは昔、小学校で出会った先生や看護師になって出会った師長をはじめとする先輩方に通じる懐かしさを感じる愛ある厳しさだ。ただ厳しいだけでなく、希望を感じさせる。希望を感じるから、もう少し頑張ろう、より良い人になろうと思える。
    幸福は今、ここにある。
    それを感じるために、ありのままの自分を認め、自分を愛し人を愛する。他者を敵ではなく、仲間ととらえることができる。私にとって、それは希望に通じる。まだまだ足りない所もたくさんある。だけど、その自分で生きていて、そんな自分に幸福はちゃんとある。そんなことを感じた。

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    2023年03月23日
  • 愛とためらいの哲学

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    言い訳を許さないアドラーの考え方は結構厳しいと思うけど、それが真理なんだろうなと思う。
    自分のためではなく、心から相手の幸せを思う無償の愛は、キリスト教信者にはもう教えそのものという感じもして当たり前なものなのだろうが、日本人には馴染みが薄いのだろうか、実行するのはどちらにしても難しいとは思う。

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    2023年03月19日
  • 哲学人生問答

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    アドラー心理学で有名は岸見先生が母校で高校生に向けて行った講演録と、生徒からの質問に回答したもの。高校生向けに書いたものなので分かりやすく、すぐ読める。「感情は、何かの目的のためにあえて作り出されるもの(と、捉える)」「人間にはするべきこと、したいこと、できることの3つしかない。勉強したくないなら、したいと思うようになるまで、ぼんやりするしかない(だから、まずできることは何かを考える)。」「差別の原因は他者に対する価値提言傾向。みんなが自分は普通だと思えば、こういう見方をする必要がない」「私ではない誰かになろうと思うことをやめた時に、すでに変われている」

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    2023年02月11日
  • 愛とためらいの哲学

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    一貫して大切なことは
    相手のことを全て知ってしまった
    と思わず、今ここに集中し、
    良い関係を築くことに尽力する
    というとこと

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    2023年02月04日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

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    リーダーのあり様(心構え)の本

    こうしなさい!ではなくこうしてはいけない!的な内容

    叱らない、褒めない、それは何故かということを例や心理学の内容を交えて説明されている。
    リーダーとして部下に接するのはやっぱりむずかしいと思わされた。人(自分)の気持ちの良い方に行動すると結果は良くないという、頭でわかってもいざ実践する場になると反した行動をとってしまいそう。
    そんな感情を踏み越えて振る舞えるのがリーダーであり、リーダーになるためには理解しておかなければならないということを教えてくれる内容だった。

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    2023年01月20日
  • 困った時のアドラー心理学

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    「あなたはいい人」といわれたから、自分がいい人になるわけではない。
    何とかなるかどうかはわからないけど、何とかならないわけではない。とにかくできることをやろう
    今ここに生きよう。するべきことやしたいことがあっても、できることから始めよう

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    2023年01月01日
  • 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

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    ※インスタ投稿からのコピー

    みなさん、おはようございます☀️
    3人子育てママ|プロコーチのゆうきです。
    子育てママのための本紹介アカウント→ @bookmamaaaa

    ▷親だって子供のわからないことがあっていい

    つい、親が一番子供のことをわかっている!と思いがちです。でも違うんだ、というこの一言が個人的に刺さりました。結局、子供の課題は本人にしか解決できません。だからこそ、親は、自分で自分の人生を選べる子供に育つよう育てましょう、というメッセージです。

    コーチングも同じく、その人が人生のハンドルを握り、自分で決めた人生を歩むサポートをします。

    その時に一番重要なことは、その人との「関係性」です。目の前の人は「味方」だ、と思えると、本音を言える深い信頼関係を築くことができます。この本を読んで、子育てにも共通する考え方だなと感じました。

    ★キーフレーズ
    ▷親が仲間、味方だと思えば役立とうと思える
    ▷敵になってはいけない
    ▷子供と親は対等である
    ▷子供が毎日生きていることがありがたい

    最後まで読んでいただきありがとうございます

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    2022年11月21日
  • 老いる勇気 これからの人生をどう生きるか

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     ベスト&ロングセラー「嫌われる勇気」の著者である岸見一郎氏が「老い」をテーマに語る幸福論。アドラー心理学をベースとした岸見氏の主張は一貫している。
     老いた父親との関わりなど、個別性が高い部分で納得し難い記述もあったが、読んで良かったと思う。最も心に響いた一節を引用しておく。
     「これまでの人生で多くの人から受けてきたものを、私たちは自分の子どもに、次代を担う若い人たちに、あるいは社会に返していくしかないのです」

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    2022年11月06日