岸見一郎のレビュー一覧

  • 本をどう読むか 幸せになる読書術

    Posted by ブクログ

    とてもわかりやすくて、読みやすかった。何度も深く頷きながら最初から最後まで1行も見逃すことなくじっくり読むことができた。
    本を読めることは幸せなことだと改めて実感し、
    いつか外国語で書かれた本を、辞書を引きながら時間をかけて読むことができたらいいなと思った。
    「幸せになる勇気」等の著作もぜひ読んでみたい。

    0
    2024年06月06日
  • 泣きたい日の人生相談

    Posted by ブクログ

    1045

    成功=一般、幸福=オリジナルで成功は幸福であるための手段でしかない。

    メンヘラがいかに自分が可哀想で被害者か主張してきたり、不幸自慢する理由が書いてあった。

    岸見一郎さんが、メンヘラはどのような形でも認められたいという願望だから、"屈折した承認欲求"って言っててなるほどと思った。承認欲求自体は別に悪いものじゃないと思うけど、犯罪をする事で名が知れ渡ったりするのも屈折した承認欲求のひとつなのかなと思った。

    私は私に屈折した承認欲求を向けてくる人間とは関わらないようにしてる。普通の承認欲求なら別にいいけど。

    岸見 一郎
    1956年生まれ。哲学者、心理学者。京

    0
    2024年05月04日
  • プラトン ソクラテスの弁明 シリーズ世界の思想

    Posted by ブクログ

    アリストテレス、ダレス、スピノザ等掻い摘んで読んでみたがよく分からず。

    こちらの書籍は読者と一対一で寄り添ってくれ、一つひとつ丁寧に解説してしてくれる良書。

    ソクラテスが何を語り、そして何を語らなかったか。彼の語った言葉を正確に読み取ることから何が見えてくるのか。非常に良い読書体験でした。

    アカデミックでシンプルな表紙も良い。

    0
    2024年04月20日
  • NHK「100分de名著」ブックス マルクス・アウレリウス 自省録 他者との共生はいかに可能か

    Posted by ブクログ

    『自省録』
    「ローマ皇帝の日記」から学ぶ、自己省察と成長の教訓
    ーーーーーーーー
    【序章: 古代ローマの智慧】
    約2000年前、ローマ帝国の16代皇帝マルクス・アウレリウスは、哲学者としての道を歩むことを望んでいましたが、運命は彼を皇帝の座に導きました。彼の日記「自省録」は、自己反省と内省のための彼の個人的な書き込みを集めたものです。

    【第1章: 自己省察の重要性】
    アウレリウスは、自分自身の心に集中することの重要性を説いています。他人の心や考えを完全に理解することは不可能であるため、自己の内面に目を向けるべきだと彼は主張します。

    【第2章: 社会との共生】
    人間は共同体の一員として存在し

    1
    2024年04月13日
  • 生きづらさからの脱却 ──アドラーに学ぶ

    Posted by ブクログ

    自分がこれからどう生きるべきかという指針をくれる本。まさにこの本は宝の山。必ず悩みに対する明確な答えをくれる。

    0
    2024年04月09日
  • 悩める時の百冊百話 人生を救うあのセリフ、この思索

    Posted by ブクログ


     アドラー心理学や三木清「人生ノート」などから岸見一郎先生が人生の苦難をどう解釈して克服するかを幾多の本から書いています。哲学者だけに難解なところも多かった。ただ、若い読者だけでなく僕のような高齢に差し掛かるような人間にも最終章のほうでサマセット・モームやフロムの言葉を引用して「あまりに時間のかかるというので若い時は避けるような仕事にも、老年になると無造作なくとりかかれる」とか鈴木大拙が親鸞の教行信証を英訳さたのは90才間近だったと書いて勇気をもらえます。坂本龍一もつかっていた言葉から「芸術は長く人生は短い」を引用して三木清の解釈から「作者の死後も作品の業績は残り、作品の価値は長い生命を保つ

    0
    2024年03月30日
  • NHK「100分de名著」ブックス マルクス・アウレリウス 自省録 他者との共生はいかに可能か

    Posted by ブクログ

    自省録の原本は難しくて読めなかったが、この本で考え方を知れた。自分がする判断によってその後の考えが変わることは当たり前のように思えるが、新しい視点ができた。ストア派の実践を大事にする思想についても面白いと感じた。

    0
    2024年03月25日
  • 嫌われる勇気

    ネタバレ 購入済み

    問題を切り分ける革新的な考え方

    他者の課題と自分の課題を混同しないというのは、自分にとって衝撃でした。
    一方で、気をつけなければならないのは、今回の幸せになる勇気というのは、¨自分自身“が幸せになるためのヒントを得ることを指しており、人間の抱える悩みは大抵対人関係の問題だとして、では他者個々人とどう関わるのかというコミュニケーションの仕方の話ではないということです。
    どう世界を捉えるかという自分自身の思考を助けることにはなりますが、対人関係を避けられない中でよい関係を構築していくための方法論ではありません。
    青年の言うとおり、冷たい人だと思われるような考え方も入っています。そこもさまざま踏まえて嫌われる勇気が必要なのでしょう

    #じれったい #タメになる #共感する

    0
    2024年03月16日
  • つながらない覚悟

    Posted by ブクログ

    依存と支配というのは偽りのつながりであり、
    真のつながりは独立した個人同士で共同体感覚を持つと言うもの。

    愛は排他的ではないと言っているのが印象的でとても腑に落ちた。

    アドラー心理学や哲学を研究している岸見さんらしい本だった。

    0
    2024年03月14日
  • アドラー心理学入門

    Posted by ブクログ

    最初、この本は固くて、読みづらいのかなと思っていました。

    でも、読みすすめていくと、筆者が読者に分かりやすく書いている部分も出てきて、少し安心しました。

    また、この本からは、「一人の力は意外と大きい」ということを学びました。

    近くにいる人を大事にしたり、ちっぽけでも自分なりに始めてみることで、やがてそれが、全体に影響していくんだと思いました。

    それと、新書って、ぱっと見は読みづらそうだけど、読んでみると案外いろいろと学べることがあります。

    勇気を出して、読書をしていきたいです。

    0
    2024年03月13日
  • 幸せになる勇気

    Posted by ブクログ

    学びが多い本でした。
    特に「尊敬」の概念にハッとさせられました。

    教育の話から始まり、愛の話で終わる。
    私達には愛する勇気が少々足りていない。
    「私」の幸せではなく、「私たち」の幸せを追求する。

    この本には答えが書いてあるわけではなく、変わりゆく私たちの答えを探すための準備を整える内容になっていると思います。

    0
    2025年09月23日
  • 嫌われる勇気

    匿名

    購入済み

    マーカー引けなくなりました

    大切にしたい言葉が多くて100件まで引けるマーカーが引けなくなりました。何度も読み返したくなります。
    論理的に考えれば、自分の人生をよくしたい人はこのように考えるのがベストだと思います。
    歩みを辞めそうになったらまた何度でも読み返して、歩み続けるために購入していつでも読めるようにした方がいいかもしれません。

    #タメになる #感動する

    0
    2024年06月06日
  • 幸せになる勇気

    匿名

    購入済み

    国語の教科書に載せてほしいです

    とても興味深いので、通勤、食事、空き時間、夜更かしをして読んでしまいました。
    図星で、核心をつかれた言葉に衝撃を受けますが、与えられるのを待つのではなく、自ら与えたいと思える本です。私もまだ勇気が足りていないのかもしれませんが...。

    #感動する #タメになる

    0
    2024年02月23日
  • アドラー 性格を変える心理学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    性格は生まれつきのものではなく、自分で決めている。
    だからこそ、
    変えることができる。
    性格は生まれつきのものだと思っていた私にとって、
    またまたとても学び多き本だった。
    面白かった!
    ただ、重要なことは、
    自分で性格を選んで表現しているとはいえど、
    その時の環境や状況が影響してないと言われたらそれは違うということ。
    少なからず、何かの自分の隠された目的を達成するために、手段としてその「性格」を選んだということ。
    私が思うに、もっとわかりやすく言うと、
    その時にとても辛くて悲しい環境や状況じゃなければ、
    生きづらいなと思うような性格は選ばなかったかもしれないということ。
    これは別に環境のせいに

    0
    2024年02月22日
  • 絶望から希望へ~悩める若者と哲学者の“幸福”をめぐる対話

    Posted by ブクログ

    コロナ禍を経て自分がどう生きるか、どんな生活をしたいかずっと考え続けている。本当にこんな人生でいいのか?もっとお金を稼ぐ目的で仕事をしなければならないのか?と道を疑い、不安になる。その不安や心配を一刀両断するように筆者は述べていて、改めて軸を見直すきっかけになる。

    0
    2023年12月07日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

    Posted by ブクログ

    「嫌われる勇気」の岸見一郎先生の本

    人生は苦である…でも死んではいけない
    この一文にある深い意味

    何度読み返しても新しい発見と気づきがあるこの本

    今、ものすごく生きづらいと思っている人
    悩んでいる人
    苦しくて逃げ出したいと思っている人
    自分には価値がないと思っている人
    はもちろんんだけど、これから生きていくすべての人にこの本を読んでほしい。

    0
    2023年12月05日
  • 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

    Posted by ブクログ

    アドラー心理学をわかりやすく、子育てのイメージがしやすいように述べられている本だった。でも実践することが難しいので何回も何回も読んだり、聞きながらインプットして活かして行きたい。とても勉強になる本だった。

    0
    2023年11月12日
  • 幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵

    Posted by ブクログ

    岸見一郎さんの言葉はどれも突き刺さります。
    あらゆる悩みは対人関係の悩みだというアドラーの哲学は嫌われる勇気で有名になりました。
    幸福や生きる喜びは対人関係の中でしか得ることはできない。著者のこのお考えは一貫してどの本にも書かれていて強い信念を感じます。
    わたし自身もこの言葉を自分に言い聞かせています。

    0
    2023年10月11日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

    Posted by ブクログ

    哲学者が書いた本。
    改めて読み直してみたが、ハッとさせられる。
    ・上司と部下は上下関係ではなく、対等関係。えっ。
    ・部下の失敗は上司の指導が適切でないことを示している。そうだよな。
    ・ほめることは相手を対等と見ていない。下に見ている。確かに。
    ・怒ることも叱ることも褒めることも不要、してはならない。「ありがとう」という感謝はいいが、「すごいね」はケースバイケース。「今のはよかった」はいい。難しい。
    ・リーダーは部下を自立させるための教育者でなければならない。なるほど。

    0
    2023年08月19日
  • 泣きたい日の人生相談

    Posted by ブクログ

    アドラー心理学の岸見一郎さんの人生相談

    Q&A形式で書かれてサラッと読める本です。
    なるほどなぁと思うものがあり、いくつかはメモを取りました。
    服用回数というワードは初めてで、そうやって減薬する方法もありだと思いました。
    メンタルでも「鋼のメンタルを」と言う人もいる中、普通メンタルは強くないから…と説いていらしてその導き方もとても素敵でした。

    アドラーや様々な哲学者の言葉を例により理解し易く刺さるように説いているので年齢問わず活用できると思います。

    0
    2023年07月11日