垣根涼介のレビュー一覧

  • 信長の原理【上下 合本版 電子特典付き】

    ネタバレ 購入済み

    これは歴とした「歴史小説」…。

    2023年10月読了。

    『光秀の定理』で腰を抜かす程驚いたので、続巻(と云うより姉妹編?)が有ると知り、直ぐに読み始めた。

    前作が「歴史小説の皮を被った現代小説」だったのに対して、本作は「歴とした歴史小説」であり、信長が拘った“原理”を中核として、非情なる采配の末に迎える最期まで、一気に駆け抜けた戦国物語だった。
    尾張内部の統一から本能寺へ至るまで、彼の行動をかなり「歴史史料を読み込んで」迫力ある一編として書き上げた著者の筆力には敬服する。余り知られていない幼少期〜尾張平定までの過程は、正に“紙上再現”されているかのような気持ちで読めた。又、前作『光秀の定理』と同じく《主人と使用人の関係》

    #ドキドキハラハラ #アツい #切ない

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    2023年10月05日
  • 君たちに明日はない(新潮文庫)

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    歴史小説の作家として知った作者の現代小説を読んでみた。少し前の時代背景だが、テンポよく読みやすい。全てが繋がってる訳ではない短編なのかな?シリーズモノみたいなので次も読んでみるかな。

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    2023年10月01日
  • 君たちに明日はない(新潮文庫)

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    3
    会社の首切りを宣告する委託業者
    相手を納得させるため物凄く労力を要する仕事だと思った
    調べに調べ、いざその場になり伝え、終わっても相手からの恨み、報復があるかもしれない
    最悪そんな事が起こりうる可能性があるから意識はしてないとはいえ大変だなと思うし、自分だったら耐えられないかも
    本の中でも主人公の気持ちが描かれていて、自分が感じてるのとは違うのかもしれないが気持ちが強くないと続けていくのは難しいと思った
    主人公の前職、考え方も面白いなと思った
    言葉が気障っぽいのがちょっと受け入れにくかったが、この主人公のキャラならマッチはしてたのかなとは思う

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    2023年07月11日
  • ギャングスター・レッスン ヒート アイランドII

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    垣根さんは、車だけでなく銃にも詳しいんだな〜。メカ好きにはたまらない。
    ただ、前作に比べ、ややハードボイルド感が薄く感じたのは私だけだろうか。 個人的には、もっとコロンビアの臭いをプンプンさせて欲しかったな〜。(*^_^*)

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    2023年04月29日
  • 狛犬ジョンの軌跡

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    初読作家。この作家は時代小説で名前を知っていたので読んでみた。
    500年も神社にいる狛犬の物語。ファンタジーとミステリー風なので、サクサク読み進められる。
    何故、狛犬が犬になったのか、どうして大怪我をしたのか、と次々疑問とともに謎が解明されてくる。
    ただ、人間の感情がわかるのに飼い主との交流が無いし、最後の結末も中途半端なような気がする。
    他の方々の評価も賛否両論で、成程と思う。

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    2023年01月07日
  • 光秀の定理

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    ネタバレ

    光秀の話、と思ったら、その架空の友達、愚息と新九郎の話だった(!)。
    面白かったんだけど、その架空の友達にもやもやする。結構この2人が深く入り込んでて、私はノンフィクション寄りの話が読みたかったのに、フィクション寄りの話になってた。
    それは置いておいて、確率の定理は面白かった。4つのうち1つを当てる、最初1つにかけて残り2つを排除したら、単純に考えると確率は1/2になるけれど、本当は掛けてない方の1つには排除した2つの確率も合わさるから3/4になる。面白い。これが兵法にも通じる。そして日常生活にも通じるのかもしれない。常に目の前にあることだけではなく、全体、過去のつながりも計算に入れないと正し

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    2022年12月31日
  • 涅槃 下

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    戦国の梟雄の宇喜多直家を描く歴史小説の下巻。

    下巻はお福との出会いから直家の死までが描かれていて、エピソードでお福や秀家の最後まで触れていたのは良かったです。
    宇喜多直家を見直す点では木下昌輝さんの「宇喜多の捨て嫁」に先を越されましたが、物語の流れやボリュームとしてはこちらの方が直家の心情に迫っていたと思います。
    お福と再婚する理由付とは思われるエロい描写が無くなった後半からは一気に面白くなったと思います。

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    2022年12月02日
  • サイドストーリーズ

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    やはり読んだことのある本だと面白さが格段に違う。まほろは何度読んでも好きなお話だし、空気感がとてもいい。どのお話にも必ず喫煙シーンが出てきて一服ひろばが登場すると思ったらJTの企画だったとは。無理なくストーリーに溶け込んでいたからよかったものの、短編集だとやはり物足りない勘はぬぐえない。新しい作家さんやお話の発掘も兼ねていたけれどあんまりだったかな。
    天地明察を読むか否か、迷うところ。

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    2022年11月03日
  • ヒート アイランド

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    垣根さんの作品は初めてです。

    渋谷のストリートギャングとプロの強盗、ヤクザが絡むテンポのよい抗争劇。
    主人公はストリートギャングのリーダー・アキなのですがどの登場人物も魅力的で、引き込まれるように読むことが出来ます。

    プロの強盗がヤクザの営むカジノバーの売上金を盗み、その盗んだお金を、うっかりストリートギャングのメンバーが奪ってしまったことから展開されるお話。
    男性好みだろうと思いますが私は楽しめました。

    渋谷を中心とした地理描写がかなり細かいので情景が目に浮かぶようでした。
    逆に言うと、都内の地理に疎い方には非常に読みにくいかもしれません。

    エンターテイメント性の高い作品です。

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    2022年10月30日
  • 涅槃 上

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    戦国時代の梟雄、宇喜多直家を描く歴史小説。

    上巻は、宇喜多家の衰退と直家による再興を経て明善寺合戦まで。
    気になる点の一つは、沙代の秘事指南と彼女への想いの深さが詳細に描かれていたこと。
    後のお福とその間にできる秀家との話に大きな影響を与えるや否や。
    もう一つは舅を殺めるなどを含めての謀略について、致し方ない理由が付けられていること。
    最後に、明善寺合戦前の三村家親の暗殺に触れず、合戦まで家親が生きていること。
    ダークな判断に至るまでの苦悩は描いてもいいが、卑怯な謀略は謀略として行ってしまったことはしっかり描いてほしいです。
    とはいえ、人間 宇喜多直家としては面白いと思いますので下巻に期待で

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    2022年10月28日
  • 狛犬ジョンの軌跡

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    古本屋で購入

    垣根涼介の未読作だったので手に取る。

    500年ほどの歴史を誇る八幡様の狛犬が、今まで感じたことのない怒りにかられ、人間界に降臨する。

    埼玉県に住むフリーの建築士、太刀川は気晴らしに車を走らせた房総で大型犬を轢いてしまう。
    犬は車とぶつかる前からけがをしており、太刀川は病院に連れていくが、どんな犬とも似ていない犬に困惑する。

    太刀川とジョンと名付けられた犬の奇妙な生活が始まる。

    垣根涼介にしては珍しいファンタジー要素のある作品だが、太刀川が乗る愛車と、仕事中に聞く音楽が垣根ワールドだ。

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    2022年10月23日
  • 午前三時のルースター

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    まぁまぁ。
    細かいところは想像に任せて読みやすい。
    ライトな部類。

    もうちょと海外の喧騒を暗部をディープに感じたかった。

    たびの目的を果たした後もあっさりして、それで終わり?って感じだった。

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    2022年10月10日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    この作者の歴史小説は他と違って新鮮だ。応仁の乱の前の時代は、あまり知識もなかったが、足軽の誕生や下克上が起きる背景など納得した。 主人公の才蔵以外もカッコいい男達ばかりだ。

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    2022年10月08日
  • ヒート アイランド

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    登場人物の誰に感情移入するかで感じ方が変わりそうな一冊。
    渋谷の真ん中でガキと強盗とヤクザが金をめぐってドンパチ。頭を使うヤツに注目したくなるところだけど、引退おじさんの哀愁が一番印象に残ったなあ。

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    2022年10月01日
  • クレイジーヘヴン

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    描写が過激。
    その上全体的には暴力的で、どうしようもなく救われない話になっている。筈なのだが、最後までサクサク読める上に印象が悪くならないのは流石だな、と思う。

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    2022年09月13日
  • 張り込み姫-君たちに明日はない3-

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    内容にややムラがあったのではないかと思う。
    作風もややマンネリ気味であり、これからどうなっていくのか不安である。

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    2022年09月11日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    いたって普通
    第二弾にきて
    やや飽きてきた
    全体のストーリーに進捗があるわけでもなく
    一話限りの短編がもっさりと進む
    あと3冊あるなあー

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    2022年09月08日
  • ギャングスター・レッスン

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    ヒート・アイランドの続編。

    プロフェッショナルとなるための緻密な準備から訓練までを克明に描く。

    細かい描写が多い割に、サラリと読める。

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    2022年09月07日
  • ヒート アイランド

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    この手のミステリーは作者の気の向くまま疾走するか、理詰めでじっくりと物語をすすめるか、どちらかだと思う。

    疾走感を得られる場面は少なく、ヤクザと強盗とチーマーの頭脳戦、肉弾戦が続く。
    ちょっと細かい描写が多すぎなように感じた。

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    2022年09月07日
  • 涅槃 上

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    上下巻の作品なので挫折するかと思いながら読み始め、戦国時代は好きだけど、宇喜多直家はなじみがなくどの様に生きてきたかわからない
    下巻を楽しみに続けたい

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    2022年09月01日