垣根涼介のレビュー一覧

  • ワイルド・ソウル(下)

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    下巻は、一日で一気に読んだ、というか、途中で中断できなくて、一気に読めた。それほど、手に汗握る読み応えのある本だった。
    読み終えた直後なので、気持ちの整理ができなくて、表現力の無さに愕然とするが、これはみんなに是非読んで欲しい。
    ブラジル移民のことについての勉強もしてみようと思う。

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    2026年04月30日
  • 涅槃 上

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    ページ数も多く、歴史小説であるため、面白そうではあるが、なかなか手を付けられない中、いざ読み始めたら、面白くて世界に引き込まれてしまった。宇喜田直家とは、全く知らず、この本で初めて知った。考え方が今どきで、直家の気持ちはすごく理解出来るが、その当時では珍しかったと思う。
    すっかり武士となった直家が、今後どんな人生を歩むのか、下巻が楽しみ!

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    2026年04月30日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    「光秀の定理」を読んで、垣根涼介氏の本が読みたくて、読んだ本。

    ブラジル移民についての知識がほとんど無かった私には、この本は強烈だった。
    ブラジル移民は、私の両親世代と重なる。両親は、そんなに裕福でない農家出身で、長男ではなかったから、こういう移民政策に飲み込まれていたかもしれないと思うと、複雑な気持ちになった。
    章ごとに新たな展開を迎え、続きが読みたくなる本。早く下巻も読まねば。

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    2026年04月26日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    第1弾に引き続き、テンポの良い人間ドラマが面白かった!
    面接を機に葛藤しながら人生を考え直して、より良い方向に進んでいく登場人物の心境に共感したし、心のどこかで現状に疑問を持っていたからこそ、面接が人生を変えるいいきっかけになったと思う。自分自身や人生に常に向き合って、チャンスが来たら身軽に行動できるようにしておくといいと思った。
    真介&陽子カップルの関係性も良かった。美代ちゃん推し。

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    2026年04月26日
  • 蜻蛉の夏

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    戦国乱世の世にあって、止観を操る一党が懸命に命の清流を保とうとする闘いは、最後まで過酷で熾烈だった。本能寺の変にはひょっとして本当に彼らの働きがあったかもしれない。

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    2026年04月16日
  • 光秀の定理

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    素晴らしい時代小説だった。
    ものの考え方、捉え方、読んでいて心地よく、人生の指南書のようであった。
    光秀が主人公であるが、その人物像をより際立足せるために、愚息と新九郎がいる。
    この2人なとても気持ちよく、気付かされることが多かった。本能寺の変を起こした光秀の評価は、時代を経て変わってきている。
    手元に置いておきたい、お気に入りの一冊に出会えた。

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    2026年04月14日
  • 信長の原理 下

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    戦国時代、本当に大変な時代。
    信長自身の頭の良さと感覚の鋭さ、それに従う部下達たち。
    信長が気付いた法則はまさに。

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    2026年04月14日
  • 信長の原理 上

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    織田信長について、あまり考えたことはなかった。彼がいかに企画外であったか、どんな考え方をしたか、生い立ちなどから少し理解できた。
    今の時代にも通ずる考え方でとても面白かった!

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    2026年04月14日
  • 光秀の定理

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    非常に面白かった。内容も然ることながら破戒僧・愚息が抜群に魅力的だった。本能寺の変そのものを描かないというのも良かった。

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    2026年04月12日
  • 涅槃 上

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    初めての垣根涼介さん。面白すぎてびっくりしてしまった。戦国武将の宇喜多直家の一生を描く。名前くらいしか知らない武将でしたが、一気に大ファンになってしまいました。最悪の父親の元に生まれ不遇な少年時代を過ごすも、人情と先見の明がある商人・阿部善定に見込まれて扶育され宇喜多家を再興する。家族と配下の人たちを大事にし自分からは絶対裏切らない、武士と商人が共に栄える街づくりを志す。木も見て森も見る、今の岡山の発展はこの方あってこそだったのですね。岡山へ旅をしたいと思いました。しばらく垣根涼介さんにハマりそうです。

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    2026年04月11日
  • 信長の原理 下

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    ネタバレ

    大河ドラマもちょうど同じ頃の時代に差し掛かっていたので、より理解が深まる気がして、とても面白かった。
    史実というよりも、それぞれの人物の内面や思考が中心に描かれていて、歴史小説が苦手でも読みやすかった。

    十の仕事を終わらせたら、十二の仕事がきて、それが終わったら、十五の仕事…という秀吉の台詞は、現代の会社員にも通ずるところがあると思うし、他にも共感できるところがあった。光秀や秀吉が、権六や他の家臣に対して、何でこんなこともわからないのか…と呆れるところとかも。

    光秀の定理と室町無頼も面白そうなので、読んでみたい。

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    2026年04月05日
  • 涅槃 上

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    面白かった。垣根先生が描いた歴史小説を初めて読んだ。調略、準備、先を読む。商人のような視点、ビジネスのような視点を持って、戦国の世を生き抜こうとする宇喜田直家に惚れてしまう。これまでにない視点が新しいかも。男女の交わりの描写も、ある意味、新鮮だったし、兜首をあげねはならぬ初陣の描写はハラハラドキドキした。下巻も楽しみ。この本との出会いに感謝。

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    2026年03月29日
  • 涅槃 下

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    宇喜多直家についてあまり知らなかった。確かに前妻と子との関係により、悪い印象があるが、お福との関係や街づくりは良い領主と思える。

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    2026年03月21日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    ケイと松尾。もともとワイルドだったケイと、ワイルドを取り戻した松尾。ふたりに幸あれ!っていいたいです。

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    2026年02月08日
  • 君たちに明日はない(新潮文庫)

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    リストラ専門サラリーマン。
    短編でチャプターごとに人間物語が実に現実的で共感を得やすい。飛んだハッピーエンドでもなく、バッドエンドでもないが、小さくも喜びとワクワクを感じさせられる作品。

    それぞれの人間物語があるが、現会社での立ち位置は如何にあるのか。辞める、辞めさせられる中にも対極の場合もある。
    読む前と後では
    自分自身どこの立場に置かれてるか俯瞰してみたいと思った。

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    2026年01月18日
  • 武田の金、毛利の銀

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    戦をするには金がかかる。戦いは時の運だが、戦い続ければいずれは勝つ。だから財力のあるものが戦国の世を制すると信長は考えている。
    武田には金山がある。毛利には石見銀山がある。信長が知りたいのはその産出高だ。明智光秀を遣わして調べることにした。

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    2026年01月06日
  • 蜻蛉の夏

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    織田信長や武田信玄、上杉謙信が躍動する戦国時代を舞台に、止観という術を使う同士3人を描いた物語
    火を操る男、水を操る男、月による眠りを操る女
    3人は数奇な運命にて出会い、共通の敵、織田信長を倒すために命をかけて戦う
    こういったフィクションは多少嘘くさくなることがあるのだが、歴史にうまく沿って物語は進んでゆく
    600ページに及ぶ大作だが、最後まで面白かった
    本作者の力に脱帽した

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    2026年01月02日
  • 蜻蛉の夏

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    世のことわりを「わかっている」人物たちが、ライバルと戦い時に手を結びながら、超然と歴史を作っていくのが大好きな垣根涼介の作である。面白くないわけはない。

    時は室町末期。信長が将軍を返り咲かせ、やがて反信長包囲網が形成されつつある。止観というもともとの才能と修行の末に手に入れられる、人の生気を出し入れする方法と、術を使う者たちの物語で、水観・炎観・月観・風観の能力を持った者たちが動き出す。水観の円四郎、月観の桂月は反信長包囲網側に請われ、炎観の平助は師匠に信長へ売られる。
    それぞれの人生の先に、信長がようやく生を終える。

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    2025年12月28日
  • 君たちに明日はない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    気がつけば読み終わっていた、そんな表現が似合う引き込まれる作品だった。
    本作は5つの短編で構成されており、それらは繋がっているが、きちんと区切りが存在している。その上でひと息に全体を読んでしまったのは、疑いようなくこの作品のパワーに因るものだった。

    この作品の色は、巻末の解説にも触れられるが、フィクションを素知らぬ顔で通せる表現力にあると考える。
    「リストラ請負会社」、「偶然に繋がるファンドとの縁」、「企業の創設メンバーの首を斬る仕事」、「業界団体へのステップアップ」、こうして言葉に並べるとあまりにも都合のいい舞台設定が、いざ読んでみると違和感なく納得できる。
    結果、都合のいい舞台は一貫性の

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    2025年12月21日
  • 蜻蛉の夏

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    ネタバレ

    エンタメ全振りの作品と漏れ聞いていましたが、まさにエンタメ。
    想定していなかった、異能者バトルからの仲間の物語を戦国時代を舞台に描き切ったと感じました。序盤から完全に平助に感情移入してしまいました。ラスト直前は本能寺を平助が焼いて死ぬのだと思っていたのに、まさかの桂月の月観発動であったとは!平助は本望だったことでしょう。残された円四郎は、水観をつなぐことができたのか。それはまた、別の話…
    実写化してほしいような、してほしくないような複雑な気持ちです。

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    2025年12月20日