垣根涼介のレビュー一覧

  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    故郷を捨て、過去を消し、ひたすら悪事を働いてきた日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。
    気分屋でアタマが悪く、金に汚い女。
    だが耕一はどうしようもなくDDに惹かれ、引き摺られていく。
    DDのために大金を獲ようと、耕一はかつて自分を捨てた仲間―裏金強奪のプロである柿沢に接触する。

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    2017年01月27日
  • サイドストーリーズ

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    大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
    正直楽しかったです。
    作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
    冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
    貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
    限られた数の本しか読むことができないわけですから、
    こういう本から情報をもらうのも面白いですね。

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    2016年10月11日
  • 狛犬ジョンの軌跡

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    主人公に共感できた作品は久しぶり。オチに賛否あるけど自分はこれくらいで良いと思う。他の方のレビューの"ハードボイルドわんこ小説"って言い得て妙。無性に犬を撫ぜたくなった。

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    2016年03月10日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    ヒートアイランド3巻。
    日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。DDのために大金を獲ようと、耕一はかつて自分を捨てた仲間―裏金強奪のプロである柿沢に接触する。

    アキの恋愛も絡んでがぜん面白くなった。

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    2016年03月03日
  • サイドストーリーズ

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    読み終えるのが惜しい、
    物語がある。

    もう少し読んでいたい、
    余韻に浸っていたい、
    もしかしたら
    CDの隠しトラックの様に
    どこかに後日談的なものがあるんじゃない?

    と、いつまでも
    本を閉じたり開いていたりして。(^^;

    この本の中では
    >まほろ駅前シリーズと
    >天地明察が
    私の読み終えるのが惜しいリストの中の作品。

    サイドストーリーとして
    <一服広場>をテーマに再び彼らに会えたのは嬉しかった。
    他の作品も面白かったなぁ~
    機会があったら、本編のほうも読んでみたい。

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    2015年08月10日
  • 月は怒らない

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     なんか心惹かれる話だった。恭子さんに惹かれる男たちみたいなものかな。恭子さんの達観した強さには恐れ入った。

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    2014年12月12日
  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    リストラ請負人・村上真介が主人公の「君たちに明日はない」シリーズの第4作。
    物語を通じて仕事や会社との向き合い方についていつも考えさせられ、また勇気づけられてきた、大好きなシリーズ。今度も文庫になるのを待ってた。
    希望退職に応募した人を引き止めたり、会社が印をつけた優秀層を思い留まらせたり、山一証券の破綻を思わす団塊の世代を登場させたり、これまでと趣向は変わっているけれど、やはり仕事との向き合い方について考えさせられた。
    もう2年したら60歳で定年になるけれど、私の世代では年金をもらえるのは62歳からで、今から会社を辞めてどこかに転籍し年金をもらえる歳まで働くにはもはや手遅れで、60歳まで働いても次の働き扶持を紹介してもらえる可能性もかなり低く、こんなことならこの前の希望退職の際に辞めておけば良かった思ったりもしながら、いやいや、あの時はそういう風には思っていなかったじゃないかと気を取り直して働く毎日。
    そういう心持ちの時にこの本を読むと、色々思うところがあり、ついウルっと来てしまうところにぶち当たり、電車の中で読んでなくて良かったと思う。

    「勝ち逃げの女王」は、会社と自分の関係について。
    『個人のプライドというのは、仕事における誇りというものは、意識的にも実質的にも、その基盤が盤石であってこそ持ち続けられるものだ』85
    『どんな企業に勤めてどんな役職になっているかっていうことより、そこまでやってきている仕事の、自分にとっての意味のほうが大事なんじゃないかなって』100

    「ノー・エクスキューズ」は、サラリーマンとしての矜持について。
    『人間、もう必要とされなくなった場所に居てはいけないんだよ。だったら、そんな場所はとっとと捨てて、新たに必要とされる場所を探したほうがいい』123
    『結局は何のために仕事をやっているんだっていう、自覚がないんだよ。自分と、自分のお客のため以外には、本当には頑張れないんだっていう自覚がさ』135
    『自分の人生がどう転んでも、言い訳をしない。泣き言を言わない。家族にも、むろん他人にも。たとえ痩せ我慢でも、です。つまりは「ノー・エクスキューズ」-潔さ、ということでしょうか』149
    『それぞれに、自分の家でも口に出せない孤独と不安を背負って、これまで生きてきたのだ』150

    「永遠のディーバ」は、実力と才能について。
    『結局は、気持ちなんです。次々と見せつけられる実力の差やセンスの壁に、それでも挫けずにその行為をやり続けるに値する、自分の中の必然です』218
    『自分はどうありたいのか。何を表したいのか。何を、どう伝えたいのか。それを真摯に見極め、追求していく気持ちの強さ。それこそが、才能なのだ』264

    「リヴ・フォー・トゥデイ」は、長い人生の生き方について。
    『観念的な正しさなんて、本当は実体がない。ただあるのは、こういうのが好き、こういう生き方がしたいっていう、単にそれだけの気持ちだ。気持ちの方向性だ。そしてそれを、現実とどう折り合いをつけていくかっていう問題だけだ』307
    『たとえ明日のことを考えていなくても、懸命に日々を生きてさえいれば、そのうちに何かが見えてくる。人。意思。モノ。時間。どこかで、何かが繋がってくる……』347

    毎日を目の前の課題をこなすのに精一杯で過ごしている身だけれど、自分なりのささやかな矜持は持ってやっているつもり。今回もまたハッとさせられもし、勇気づけられもした。

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    2016年09月08日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    久しぶりすぎてシリーズの記憶が薄れていたため、一作目から再読してから読み始めた。
    おかげでしばらくの間は垣根ワールドにドップリ浸かる日々でした。
    アキの成長、カオルの悩み、柿沢と桃井の大人の格好良さなど、完結編に相応しい充実した内容でした。

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    2014年08月09日
  • 人生教習所(上)

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    話が三人の登場人物の視点でコロコロ変わりながら、進んでいくのが新鮮。それぞれの背景を元にした視点で、他の登場人物では描けない部分が見えて面白い。下巻が楽しみ。

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    2013年08月25日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    面白かった。

    いるよねー、こういう頭悪くてギャーギャー喚いて我儘でどうしようもない女。
    でも身体がよくて離れられないっていう。

    イライラさせてもらいましたわ。

    今回はアキが可愛い役回り。

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    2013年07月23日
  • 人生教習所(下)

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    で、下。

    セミナー最後まで良心的だし。
    なんか最後にウラがあってどんでん返し的な・・・・、と思ったら、いい人たちじゃないかー。
    登場人物もキャラに好感が持てるし、読後の清涼感がなかなか良いです。

    小笠原の歴史もよくわかります。
    沖縄などとはまた違う、独自の戦中戦後の歴史があったのですね。

    あと、垣根センセはやっぱ車好きなのだ。
    どんな脇役(?)車両にも手を抜かず、車種や車名やなんかを描写しておられます。

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    2013年07月22日
  • 人生教習所(上)

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    それぞれ心に何かを抱えた老若男女が、小笠原で開催されるセミナーに参加する。

    おぉ、意外とマジメな内容だ。
    セミナーも怪しくなく良心的っぽい。

    で、下。

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    2013年07月22日
  • 人生教習所(下)

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    ネタバレ

    垣根 涼介さんの作品ひさびさに読みました。

    やっぱり好みなかんじ。


    人間って大変。生きるって愉快だなと。

    いろんなひとがいて
    境遇や環境に左右されて、見失いがちなことを、
    講習によって正しそうな(何が正しいかはひとの価値観によるけど、
    一般的にみて正しいという人が多そうな)方向に向けられる。

    この話では、研修の主催の意図も、善意のものだったし、
    受ける側も自分の価値観や芯みたいなものもあって
    良い話で終わったけど、違ったら洗脳や詐欺的な宗教にもなり得る
    怖い話だと思う。

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    2013年07月13日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    ネタバレ

    雅、復活ー!
    カッコ良かったよーーーーー。
    やっぱり、アキとカオルのコンビ好きやわ。。。
    桃柿コンビもこの上なくカッコいいけどね!

    話の盛り上がりとかはあんまりなかったけど、話はすっごく面白かった!

    中西も好きだー。
    キャラが全員好きだー。
    あ、でも、中西の義妹のアキラは好きじゃないかも。
    賢いのに、肝心なところでアホ過ぎ。
    面白そうだからってゆーアホギャルな理由で首突っ込んで、なかなかうざかったー。
    でも、首突っ込んでくれなかったら話がはじまらないしね(笑)

    ヒートアイランドシリーズ、次回も期待したい!

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    2013年07月07日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    この本を面白いって思ったり、作中に出てくる車や単車の描写が目に浮かんで堪らない気持ちになったり。なんともいえない「やっぱり好きなんだよな」って感覚がぎっしりで。夢中で読みました。アキが淡々と成長して行く様子は前作までに描かれていたので、カオルのことも、ユーイチたちのことも描いてくれて嬉しかった。アキだけを追って行くと、成長している割には時間経過が感じられなかったが、カオルやユーイチ側から見て行くと変化や確実に刻まれている年輪のようなものが見て取れる。好い。

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    2013年06月17日
  • ギャングスター・レッスン ヒート アイランドII

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    そしてヒートアイランドⅡ。
    ストリートギャングのアキが1年後、柿沢・桃井のもとへ仲間入りし強盗のプロになるべく訓練を受ける。
    またもヤクザの闇金を奪い島から脱出するシーンはスリルと爽快感でいっぱいの作品。アキの成長と今後のストーリーも楽しみ!

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    2013年03月30日
  • ギャングスター・レッスン

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    垣根涼介に初めて出会った作品。
    知人からのすすめで読んでみた。

    最初はどんな話になるのか
    たくさんの登場人物の整理ができなくて追いつかなかったが
    読み進めていくうちに、多くでてきた点と点が結びついていく。

    最後は快感。の一言。

    ここでこうつながってくるのかと思ったら鳥肌がたった。
    ここから垣根涼介にハマッたんだよなー。

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    2012年06月04日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    垣根さんの小説を読み漁るようになり彼の紡ぎだす世界観に魅力され

    いつしか彼自身にものすごく興味を抱くようになりました。

    これは小説の舞台になる南米の取材をまとめた紀行文!

    いわば彼の初となるエッセイ集なわけです。

    私が喉から手が出るほど読みたかった一冊で本屋で見つけた時は目が輝きました!

    内容はもうほんとによかった!

    引き込まれてあっという間に読み切るほどです。

    私の文章力ではこの感動を伝えきれないので心に響いた一部を抜粋させてもらいます

    『あたしはこの世界を愛しているよ。ぜんぶ、全部好きだよ。
    だからあなたもそうすればいい。』

    『あんたがもし今が楽しかったら、その楽しかった思いを、いつか誰かに分けてあげればいい。
    そういうふうにして、世界は繋がってゆくもんだよ。』

    南米の人の温かさや大きな愛が伝わってきました。

    『大事なものほど明確な言語にはなりにくい。なぜならそれは意識の彼岸にあるものだから。』

    垣根さんが南米で感じた心の何かがひゅっと抜け落ち、代わりに新しい何かが入ってきた、あの感覚。

    私は読み終えたあとこの本から同じような感覚を味わうことができました。

    さらに垣根さんが好きになったのは言うまでもありません。

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    2010年09月06日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    1008 ヒートアイランドシリーズ3作目。シリーズ物として内容の可否はありそうだけど、個人的には終わりまで好きなハードボイルド作品。それでも性描写はもう少し少なくて良かったけど。。。
    まぁとにかく面白かった。次作にさらに期待。

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    2014年11月25日
  • ギャングスター・レッスン

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    3連休曇り空のビーチ(和歌山)+大渋滞(6時間)の車内にて
    なんだろ。おもしろ過ぎる。途中「いや〜!おもしろい」を何度も繰り返した。確かにサウダージ→ヒートアイランド→ギャングスター・レッスンの順番で読むのがベスト!

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    2009年10月08日