垣根涼介のレビュー一覧

  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    1008 ヒートアイランドシリーズ3作目。シリーズ物として内容の可否はありそうだけど、個人的には終わりまで好きなハードボイルド作品。それでも性描写はもう少し少なくて良かったけど。。。
    まぁとにかく面白かった。次作にさらに期待。

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    2014年11月25日
  • ギャングスター・レッスン

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    3連休曇り空のビーチ(和歌山)+大渋滞(6時間)の車内にて
    なんだろ。おもしろ過ぎる。途中「いや〜!おもしろい」を何度も繰り返した。確かにサウダージ→ヒートアイランド→ギャングスター・レッスンの順番で読むのがベスト!

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    2009年10月08日
  • ギャングスター・レッスン

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    『ヒートアイランド』 の続編。渋谷で不良をたばねていたアキが裏金を狙うプロへのスカウトに乗っかって一人前になっていく様を描いたノワールだけど青春な小説。脂っこいのにサッパリとした不思議な垣根小説。

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    2009年10月07日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    ちょっとだけ、自分も南米旅行している気分になれました。

    危険すぎて怖すぎて実際にはできないからね。

    彼らと私では、生き方も価値観もまるで違うんだろうなぁ、と思った。

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    2009年10月04日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    サルサをやっているのでつい手にとってしまった本です。
    自分なりに、体と心の声はしっかり感じてるつもりですが、
    本能に従って生きて、それが許される環境ってやっぱり素晴らしいなぁと思いました。

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    2009年10月04日
  • 武田の金、毛利の銀

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    ネタバレ

    武田の金、毛利の銀をテーマにした話
    毛利の銀は読みにくかったけど、全体は垣根涼介的な面白さだった「もちろん創作だと思う」
    武田の金から出てきた土屋十兵衛長安、後の大久保長安が物語を通じた主人公だったのかー

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    2026年02月04日
  • 極楽征夷大将軍

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    大長編。足利尊氏、直義兄弟の成長、室町幕府成立、対立に至るまで最後まで兄弟愛の物語。
    実力本位の時代で兄弟でも信用できない時代に、2人はお互い憎まないし妬まないし裏表もない。でも幕府という巨大組織では色んな人の思惑が入り乱れて争いになる。
    おとぼけ尊氏とまじめな直義の、おかしいけどせつない物語。

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    2026年01月31日
  • 蜻蛉の夏

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    垣根さん、もうすっかり時代小説家。ハードボイルド、推理小説読みたいのに。時代小説に超能力は…と思ったら面白かった。北陸攻めはクエスチョンだけど、確かに本能寺、誰にも気付かれず光秀軍が進軍できたのは止観を操る道士の活躍があったのかも。垣根ワールドの主役たちは清々しくていい。「人には、そういうものが必要だ。人が人に与える無償の気持ちが必要だ」朝刊に習近平が軍制服組トップを失脚させたニュース。信長と同じ…。時代変わっても…。

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    2026年01月25日
  • 極楽征夷大将軍

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    「足利尊氏って、結局どんな人物だったの?」
    歴史の教科書では征夷大将軍としか書かれない彼の姿を、人間として描き出したのが『極楽征夷大将軍』です。

    本書の面白さは、尊氏が決して“強い英雄”として描かれない点にあります。理想を掲げて突き進むのではなく、その場その場で迷い、流れに身を任せながら生き延びていく。弟・直義の合理的で筋の通った生き方と対比されることで、尊氏の「執着しない強さ」が浮かび上がります。

    本作の尊氏はどこか悟りを開いた人物として描かれます。自我に囚われず、「できることをする」だけの姿勢が、結果として征夷大将軍へと押し上げられていく。その過程は、英雄譚というより、時代と個人が偶然

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    2026年01月24日
  • 極楽征夷大将軍

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    足利家の再興のため奮闘する。
    規律を重んじ正しい政道をやってきた自負がある。
    しかし、家臣はついてこない。
    人望の乏しさは致命的と…

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    2026年01月18日
  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    リストラ面接官が主人公の「君たちに明日はない」シリーズ第四弾。

    中篇四篇いづれも、仕事とは何か、を考えさせられるお話で甲乙つけ難いが、敢えて順番をつけると、ノー・エクスキューズ、永遠のディーバ、リブ・フォー・トゥデイ、勝ち逃げの女王の順。

    全てフィクションながら、想像するモデルはそれぞれ、山一證券、ヤマハ、すかいらーく、JAL、とある程度はイメージを持ちやすい一方で、その裏ではこんな人間ドラマが本当にあったりするのかも、と思わせる筆力は素晴らしい。

    表題作の「ディーバ」は日本語では「歌妓」。20代で売れ、(本作発表の2010年代前半には)40代で小さな箱で細々と演奏している、という、設定

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    2026年01月02日
  • 蜻蛉の夏

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    水観、炎観、月観。止観という幻術を操る三人の男女が人知れず歴史の裏面で織田信長と対峙していた、という歴史時代小説。よくもまあこのような術を思いつき描き、史実と絡ませて紡ぐものだ。『室町無頼』もそうだったが、この作家が描いて見せる修行の有様が滅法面白い! またそれぞれの幻術の描写の凄さよ。三人の主役の人物造形も素晴らしい。自分、登場人物に感情移入するような読みはレベルが低いと思っているが、炎観の遣い手平助の鬱屈自意識には大いに感情移入し、大いに泣き笑った。実に愛すべきキャラクターである。読んでよかった! それにしても織田信長のことがかなり嫌いになったな。

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    2025年12月30日
  • 午前三時のルースター

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    テンポがいいミステリー
    ストーリーの中に出版当時のベトナムという国の歴史的背景もちりばめられており、ストーリーとシンクロしていました。

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    2025年12月25日
  • 午前三時のルースター

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    Google mapを開きながら読みました。

    異国情緒を感じながら、謎解きを楽しみました。
    先が気になる小説でした、ら

    設定にちょっと無理があるような気がするけど、
    ま、小説ってそういうものかな。

     

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    2025年12月18日
  • 蜻蛉の夏

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    「蜻蛉」。最初に本を手に取った時は「とんぼ」と思っていましたが、実は「かげろう」と読むものでした。
    本文でその記述が出てきた時に改めて、すごく考えられたタイトルだなぁ、と感心しました。
    止観という創作的な概念と実在の歴史とを上手く融合したストーリーは、ものすごく緻密に構成されていました。
    なかなか読み応えがあり、読み終えた時はぐったりしてしまいましたが、素晴らしい作品でした。

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    2025年12月14日
  • 蜻蛉の夏

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    結構なボリュームながらあっと言う間に読み切ってしまった。著者が「エンタメに振り切った」と言うだけあって飽きさせないストーリー。

    デジタルに支配され、LEDで全てを白日のもとに照らしてている現代においては、人ならぬ者、妖かしの術が存在できる隙間はもうどこにもなくて
    水や火や闇を畏れる世界観はもう文字通り別世界だ。だけどどこか懐かしい感じがするのも確か。

    20歳位の時に読んだ司馬遼太郎の「梟の城」の読後感を思い出した。

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    2025年12月13日
  • 蜻蛉の夏

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    私が今一番お気に入り作家の最新作。今回は歴史小説に鬼滅の刃を思わせるフィクション的要素が多分に入り込んだ内容で、純粋に歴史小説が好きな方からしたら評価が分かれる作品かなと感じる。なかなか思い切った一冊です。

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    2025年12月04日
  • 光秀の定理

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    信長の定理と同じく、有名な定理を歴史上の人物の個性を説明するために引用するという独自の試みです。
    光秀本人ではなく主に架空の第三者に語らせるところが信長の定理とは異なり、完全なワンパターンを避けているところが良い。
    歴史に「〜たら」を言っても仕方ないですが、光秀が天王山で秀吉に敗れていなかったら日本はどうなっていたのか。もしかしたら徳川幕府も誕生せす、全く違う現在だったのかもしれません。

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    2025年12月03日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    下巻は一気読みでした。
    面白かったです。
    なんで映画化されてないのか不思議なくらいスケール感があって、テーマも重い。
    THE BOOMの宮沢和史さんが解説で書いていたが、「半島を出よ」に近いですね。

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    2025年12月01日
  • 武田の金、毛利の銀

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    歴史の転換期にあって、それぞれの生き方を貫くことの難しさがうまく表現できていて、四人旅にもどこか剽軽さが感じられる。作者はもっぱらギャングストーリーがお得意と思っていたので、意外に時代ものオッケーやんって感心しました。ぜひ読みましょう。

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    2025年11月06日