垣根涼介のレビュー一覧

  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    リストラ請負人、村上真介主人公のお仕事小説第4弾。
    相変わらず様々な職種に切り込み、物語にわびさびあり、心地よい。

    第1巻君たちに明日はない、の頃と比べると、会社員と面接官の1対1の心理描写が少なくなったのは、若干物足りないが、もっと大きい括りでリストラとサラリーマン人生を語りはじめている。勝ち逃げの女王、以外は、今までと違う。違うけど、悪くない。

    CAをテーマにした勝ち逃げの女王、定番な感じ。

    だいぶ前に、現ヒューマンリアクト社長の高橋により、山三証券をリストラされた昭和のサラリーマン2人から人生を学ぶ、ノーエクスキューズ。各論感がないが、染み入る。

    永遠のディーバ。プロのライダーを

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    2018年05月01日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    全体としてこれまでのリストラ屋の村上のトーンから、大分に変わった感じ。
    今回は前半と後半で話が変わっている。
    前半はこれまでのリストラ屋の村上の物語。後半は村上の会社が時代を反映してなくなる件から、再就職について色々と考えるところが描かれている。
    前半はなんだかサラリーマンの応援歌のように感じて読んだ。特に迷子の王様はストーリーはともかく、元研究職の父親との会話がよかった。親父として「やるな」と感じた。
    後半は村上と社長の高橋の会話が面白い。その会話の具体的な行動が後半に描かれ、そしてかつて自分がリストラした人から再就職の話をもちかけられる。
    一方でこのシリーズで一番思い出に残っている「借金取

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    2017年12月08日
  • 月は怒らない

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    ひとの救いのない絶望感に焦点を当てて記述し、しかし前向きな希望のある読後感で、もっとこの作者の悩みの産物である作品を味わいたいと思った。

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    2017年11月20日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    大好きなシリーズが終わるのは、残念です。生き方、働き方の示唆に富んだ作品で、それでいて読み疲れない語り口が良かったです。ところどころおしゃれな雰囲気も良かったです。

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    2023年11月27日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    故郷を捨て、過去を消し、ひたすら悪事を働いてきた日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。
    気分屋でアタマが悪く、金に汚い女。
    だが耕一はどうしようもなくDDに惹かれ、引き摺られていく。
    DDのために大金を獲ようと、耕一はかつて自分を捨てた仲間―裏金強奪のプロである柿沢に接触する。

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    2017年01月27日
  • サイドストーリーズ

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    大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
    正直楽しかったです。
    作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
    冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
    貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
    限ら

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    2016年10月11日
  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    リストラ請け負い業者に勤める主人公が、色々なリストラ対象者とやりとりするシリーズの第4作目。段々と中身が薄まっていくシリーズ物が多い中、僕的には今作4作目にして一番胸に来ました。下手な自己啓発本読むならばこれを読んだ方が色々自分を見つめなおす機会になるような気がします。リストラの悲哀ではなく、人の生き方と仕事の関係性が描かれた本でした。僕は仕事よりも音楽と本に生きてるのでちゃんと給料貰えていればありがたいですが(^∇^)

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    2016年03月17日
  • 狛犬ジョンの軌跡

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    主人公に共感できた作品は久しぶり。オチに賛否あるけど自分はこれくらいで良いと思う。他の方のレビューの"ハードボイルドわんこ小説"って言い得て妙。無性に犬を撫ぜたくなった。

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    2016年03月10日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    ヒートアイランド3巻。
    日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。DDのために大金を獲ようと、耕一はかつて自分を捨てた仲間―裏金強奪のプロである柿沢に接触する。

    アキの恋愛も絡んでがぜん面白くなった。

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    2016年03月03日
  • サイドストーリーズ

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    読み終えるのが惜しい、
    物語がある。

    もう少し読んでいたい、
    余韻に浸っていたい、
    もしかしたら
    CDの隠しトラックの様に
    どこかに後日談的なものがあるんじゃない?

    と、いつまでも
    本を閉じたり開いていたりして。(^^;

    この本の中では
    >まほろ駅前シリーズと
    >天地明察が
    私の読み終えるのが惜しいリストの中の作品。

    サイドストーリーとして
    <一服広場>をテーマに再び彼らに会えたのは嬉しかった。
    他の作品も面白かったなぁ~
    機会があったら、本編のほうも読んでみたい。

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    2015年08月10日
  • 月は怒らない

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     なんか心惹かれる話だった。恭子さんに惹かれる男たちみたいなものかな。恭子さんの達観した強さには恐れ入った。

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    2014年12月12日
  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    リストラ請負人・村上真介が主人公の「君たちに明日はない」シリーズの第4作。
    物語を通じて仕事や会社との向き合い方についていつも考えさせられ、また勇気づけられてきた、大好きなシリーズ。今度も文庫になるのを待ってた。
    希望退職に応募した人を引き止めたり、会社が印をつけた優秀層を思い留まらせたり、山一証券の破綻を思わす団塊の世代を登場させたり、これまでと趣向は変わっているけれど、やはり仕事との向き合い方について考えさせられた。
    もう2年したら60歳で定年になるけれど、私の世代では年金をもらえるのは62歳からで、今から会社を辞めてどこかに転籍し年金をもらえる歳まで働くにはもはや手遅れで、60歳まで働い

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    2016年09月08日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    久しぶりすぎてシリーズの記憶が薄れていたため、一作目から再読してから読み始めた。
    おかげでしばらくの間は垣根ワールドにドップリ浸かる日々でした。
    アキの成長、カオルの悩み、柿沢と桃井の大人の格好良さなど、完結編に相応しい充実した内容でした。

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    2014年08月09日
  • 人生教習所(上)

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    話が三人の登場人物の視点でコロコロ変わりながら、進んでいくのが新鮮。それぞれの背景を元にした視点で、他の登場人物では描けない部分が見えて面白い。下巻が楽しみ。

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    2013年08月25日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    面白かった。

    いるよねー、こういう頭悪くてギャーギャー喚いて我儘でどうしようもない女。
    でも身体がよくて離れられないっていう。

    イライラさせてもらいましたわ。

    今回はアキが可愛い役回り。

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    2013年07月23日
  • 人生教習所(下)

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    で、下。

    セミナー最後まで良心的だし。
    なんか最後にウラがあってどんでん返し的な・・・・、と思ったら、いい人たちじゃないかー。
    登場人物もキャラに好感が持てるし、読後の清涼感がなかなか良いです。

    小笠原の歴史もよくわかります。
    沖縄などとはまた違う、独自の戦中戦後の歴史があったのですね。

    あと、垣根センセはやっぱ車好きなのだ。
    どんな脇役(?)車両にも手を抜かず、車種や車名やなんかを描写しておられます。

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    2013年07月22日
  • 人生教習所(上)

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    それぞれ心に何かを抱えた老若男女が、小笠原で開催されるセミナーに参加する。

    おぉ、意外とマジメな内容だ。
    セミナーも怪しくなく良心的っぽい。

    で、下。

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    2013年07月22日
  • 人生教習所(下)

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    ネタバレ

    垣根 涼介さんの作品ひさびさに読みました。

    やっぱり好みなかんじ。


    人間って大変。生きるって愉快だなと。

    いろんなひとがいて
    境遇や環境に左右されて、見失いがちなことを、
    講習によって正しそうな(何が正しいかはひとの価値観によるけど、
    一般的にみて正しいという人が多そうな)方向に向けられる。

    この話では、研修の主催の意図も、善意のものだったし、
    受ける側も自分の価値観や芯みたいなものもあって
    良い話で終わったけど、違ったら洗脳や詐欺的な宗教にもなり得る
    怖い話だと思う。

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    2013年07月13日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    ネタバレ

    雅、復活ー!
    カッコ良かったよーーーーー。
    やっぱり、アキとカオルのコンビ好きやわ。。。
    桃柿コンビもこの上なくカッコいいけどね!

    話の盛り上がりとかはあんまりなかったけど、話はすっごく面白かった!

    中西も好きだー。
    キャラが全員好きだー。
    あ、でも、中西の義妹のアキラは好きじゃないかも。
    賢いのに、肝心なところでアホ過ぎ。
    面白そうだからってゆーアホギャルな理由で首突っ込んで、なかなかうざかったー。
    でも、首突っ込んでくれなかったら話がはじまらないしね(笑)

    ヒートアイランドシリーズ、次回も期待したい!

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    2013年07月07日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    この本を面白いって思ったり、作中に出てくる車や単車の描写が目に浮かんで堪らない気持ちになったり。なんともいえない「やっぱり好きなんだよな」って感覚がぎっしりで。夢中で読みました。アキが淡々と成長して行く様子は前作までに描かれていたので、カオルのことも、ユーイチたちのことも描いてくれて嬉しかった。アキだけを追って行くと、成長している割には時間経過が感じられなかったが、カオルやユーイチ側から見て行くと変化や確実に刻まれている年輪のようなものが見て取れる。好い。

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    2013年06月17日