垣根涼介のレビュー一覧
-
このシリーズもついに完結
最後に消費者金融の夫婦の話持ってくるなんて、垣根さん分かってる〜!
あの話が1番好きだったなぁ
真介は見た目は優男、仕事には真摯、彼女には変態
最高の男だと思う!Posted by ブクログ -
始めに、
この「借金取り王子」を読み始めた。
ところが、
あまりに面白く、
いやいや
これは第一作目の「君たちに明日はない1」
から読むべきだと思い、
File1「二億円の女」だけを読んでから
本屋さんに走り、「君たちに明日はない1」を
手に入れて、読み終えた後
改めて手に取った。
相変わらず
...続きを読むPosted by ブクログ -
『室町無頼』というタイトルの意味は
室町時代
誰も頼る当てのない
まったくの独り身の主人公が
六尺棒の棒術で身を立て
乱世を生き残っていく物語
剣道とは似てるようで似てないなと思う
何度も命拾いし面倒見てくれる人に出会えるのは
恵まれていたのだ
しかし、兵法者としての人生を歩まないという選択肢が
...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わったのは、新潮文庫のほうではない(笑)
登録するときに、検索で出てきたので、こちらを本棚に追加した
この本『室町無頼』は以前に少し読んでいたが
途中で止めてしまったもの
だから、ある意味再読ということになる
今回はきちんと最後まで読み終わった
やれやれPosted by ブクログ -
二億円の女 → ☆3
女難の相 →☆4
借金取りの王子 →☆5
山里の娘 →☆2
人にやさしく →☆3
安心して読めるこのシリーズ
今回も楽しめた
垣根涼介さんの『ワイルドソウル』をまだ読んでない方は、ぜひ読んで欲しい
読書暦はまだまだですが、その中でも至極の一冊ですPosted by ブクログ -
とにかく読みやすいし単純に面白かった!けどあとがきを読むとどうやら順番を間違えてしまったよう。まずはワイルドソウル、そのあと君たちに明日はないを読もう!Posted by ブクログ
-
話の続きが気になってサクサクと読み進んだ。
想像していたとおりの結末ではあったが、そうなる事が一番落ち着く感じがする。
下巻も人物のキャラクターが際立っていて話の展開に面白さを加えている。
才蔵のその後が気になる。Posted by ブクログ -
登場人物のキャラクターが際立っている。
上巻はストーリー展開からするとほんのプロローグでしか無いと思うが、人物に纏わる話しだけでも十分面白い。
厳しい修行を積んだ才蔵の活躍が気になる。Posted by ブクログ -
「知らないということは、それ自体で罪なのだ。」
この台詞が、重くのしかかってきた。
戦争ものを読んだときも思うことだけど、
生まれた時代が違うだけで、
こんなにも違う生き方をしなければならない日本人が多くいたこと。
今の日本の平和の背景には、本当に多くの悲しみや苦しみが存在していたこと。
この物語に...続きを読むPosted by ブクログ -
この、絶妙な時代を切り取った舞台設定。
この後に来る激動の時代を予感させ幕を閉じる。
群像劇としてみると100点マンテンなのだが、主人公の成長譚としてみるといささか物足りなかった。
どんだけスゴくなるんだー、というのを見届けたかった。
もっと無頼道(?)を極めてほしかった!Posted by ブクログ -
戦国時代とか幕末とかの、歴史小説でポピュラーな時代ではなく、応仁の乱前夜に舞台設定した著者の意気込みがいかんなく発揮された歴史巨編。
主人公の才蔵や骨皮道賢、蓮田兵衛と、誰もが生き生きと魅力的な男が登場する。
そんな男たちに共通するものとして、著者は遊女芳王子の言を借り、「甘み」だと表現する。
「世...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の巧みな想像力と創造力で、歴史の闇に埋もれていた、ならず者たちに光が当てられた。
かつて、このように稀有なそして破壊的に雄大な漢(おとこ)たちがいたのかと思うと、楽しくなってくる。
凄まじいばかりの彼らの生き方は、現代では望むべくもないだろう。
しかし、兵衛の才蔵への問いかけの答えは、現代でも参...続きを読むPosted by ブクログ -
『君たちに明日はない』の感想でほぼ書き切ってしまったのだが、二年後になって、その続編として本書が発売された。前作は、なんと山本周五郎賞を受賞してしまっているのだが、もちろん本書も同じレベル、同じ空気、同じ筆圧で書かれた一冊である。
というよりもむしろ、リストラ請負という稼業に徹するプロフェッ...続きを読むPosted by ブクログ -
過酷な棒術の鍛錬を積んだ才蔵は、運命の男たちと共に一揆の戦いの中に身をうずめる。
武芸者として成長する才蔵の生き様と時代に戦いを挑む男たちの生き様が一つの歴史を創っていく様を描き、読み応えのある作品となっています。
彼らの歩んだ道を北条早雲や斎藤道三、そして織田信長が広げていき、新しい時代...続きを読むPosted by ブクログ -
応仁の乱前夜、天涯孤独の少年、才蔵は凄絶な棒術修行の果てに、生きる力を身につけていく。
応仁の乱の時代を描いた作品を読むのはあまりなく、この混とんとした時代の作品を読んだことはとても新鮮でした。
また、主人公が生き抜くために棒術を修行していく描写も本格的で、これなら本当に強くなるかもしれな...続きを読むPosted by ブクログ -
過酷な修練の末に才蔵は人並みならぬ棒術を身に付ける!
一方で蓮田は着々と革命の準備を進める。骨皮は蓮田の動きに注意しながら機を伺う。運命の日は刻一刻と迫ってくる。
確認すると実在の登場人物が少なくない。調べてみると面白そうな時代だと思わされた。
京都の室町時代に100メートル級の建物が有った...続きを読むPosted by ブクログ