垣根涼介のレビュー一覧

  • ゆりかごで眠れ(下) 新装版

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    久しぶりに垣根涼介の作品を読んだ。予想どおり、ワイルドソウルと似てるといえば似てる。でも、ちょっとハードボイルドな設定に振り過ぎのような。個人的にはルースターとヒートアイランドの方がキャラの性格が若干柔らかい感じで、感情移入できて好きかな。8年前に知り合ったコロンビア人の女の子はスーパーフレンドリーだったけど、こんな社会の上流階級育ちだったのかなあ。

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    2025年01月01日
  • 室町無頼(上下)合本版(新潮文庫)

    購入済み

    生き生きとした登場人物

    古臭い表現であるが「作者の筆が踊っている」と感じられるほど、生き生きと登場人物を描きあげている。剣の達人や棒術の達人といったような、いわゆる兵法者が生まれたのが室町時代の戦乱期というのが納得できるストーリー展開である。それにしても凄まじい修行を迫力満点に描きあげている。
    下巻は才蔵の修行の話から大きく発展して、土一揆の凄まじいまでの描写が中心となる。このような者たちによって、不安定だった室町時代は壊されてゆき、新たなる実力本位の戦国時代が作られていったんだな ということを示している好著である。それにしても読者をグイグイと引っ張ってゆく力は大したものである。

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    2025年01月01日
  • 武田の金、毛利の銀

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    はい、明智光秀です

    みんな大好き明智十兵衛光秀さんです
    「敵は本能寺にあり!」の人ですね

    この明智光秀さんに垣根涼介さんが『光秀の定理』というお話で、愚息という坊主と新九郎という兵法家(まぁ剣豪のことです)という大変魅力的な友垣を与えて、光秀の出世の道のりを描いたんですが、本作はその続編になるわけです

    で、この三人にとのちの徳川家康の家臣で「天下の総代官」と称された大久保長安が武田信玄の家臣時代に出会っていたら?という歴史改変の物語なんですね

    同時代に生きた興味深い人物の中に小さな共通項を見つけて無理矢理掛け合わせるっていう歴史小説によくある手法なんです(ちなみに大久保長安はめちゃくち

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    2024年12月15日
  • 武田の金、毛利の銀

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    室町無頼、信長の定理、光秀の定理、涅槃、そしてこの作品を読みました!光秀の定理のときの魅力的なキャラたちが再び登場で歓喜。そこに土屋という新キャラもまあ面白い。最後のネタバラシは本当かよ!と思わずググりました。石見銀山の潜入の時の表現がイメージしにくかったので絵あったら良かったかなあと。

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    2024年12月09日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    室町時代の京を舞台にした小説です。
    粋な男たちの物語でした。
    混沌とした時代において、人の想いが歴史を動かします。
    それにしても、才蔵の強さは半端ないです。

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    2024年11月25日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    室町時代の京を舞台にした小説です。
    粋な男たちの物語でした。
    混沌とした時代において、人の想いが歴史を動かします。
    それにしても、才蔵の強さは半端ないです。

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    2024年11月25日
  • 武田の金、毛利の銀

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    信長からの密命を受けた明智光秀、盟友二人と共に敵方である武田の金、毛利の銀の産出量を調査すべく旅にでる
    盟友二人も個性的で頼もしいし、武田の土屋さんもかなりの変わり者
    果たして調査は上手く行くのか
    その後の流れも

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    2024年11月14日
  • 午前三時のルースター

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    ベトナムに旅したくなる小説でした。
    あまりミステリーを読まないのですが、
    とても読みやすく面白かったです!!

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    2024年11月12日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    残念だったのは、思ったよりも計画がしょぼかったことくらい。ただそこを除けば、ストーリー、結末は爽快そのもの。何よりも貴子の存在がその爽快さに華を添えていて良かったです。エピローグのブラジルの風景の描写も好きです!

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    2024年11月09日
  • 涅槃 下

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    備前と美作の大半を支配した直家。
    40を過ぎ夜の話もそこそこに、信長、秀吉、官兵衛などが話の中心となり安堵する。

    織田か毛利か。
    時世を読み、あらゆる人と接見し宇喜多家が永らえる最善策を判断していく姿が頼もしい。

    上下巻と読み終え肩の荷が降りる。

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    2024年10月31日
  • 君たちに明日はない(新潮文庫)

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     垣根涼介さん3作目。本作はビジネス小説です。主人公は村上真介33歳、「リストラ請負会社」で辞職勧告を促す有能面接官‥、恐ろしい設定です。

     そもそも、人減らしの首切り専門会社なんて、あり得ませんよね。社員の個人情報を社外へ提供しているし、会社の経営難による人員削減や優遇条件での退職勧奨が適法でも、下手をすれば不当解雇にもなりかねません。
     現実社会でも、不景気やコロナ禍の相次ぐ企業倒産など、余りにも身近で切迫感があり、リアルな描写になっています。

     真介は、人の運命を預かる仕事ゆえ、手を抜かず用意周到な面接により、リストラ候補者を希望退職に追い込んでゆきます。当然、恨みを買うことも多々あ

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    2024年10月26日
  • 涅槃 上

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    宇喜田勝家の一生を描く。子供の頃に攻め込まれ城を抜けて商人善定に家族とも拾われ育つ。善定に見込まれ育つがお家再興のため家を潰された浦上家に仕え乙子を貰い一国の経営を開始する。そこから領土拡大の道のりは波瀾万丈。なかなか読むのにのめり込みます。良い! 下巻へ。

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    2024年10月25日
  • 武田の金、毛利の銀

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    明智光秀と倭寇あがりの僧愚息、剣術使いの新九郎が武田領内の金、毛利領内の銀を探ることを信長に命じられる。そこに土屋十兵衛という男が加わる。四人の個性が絶妙で、ばかばかしくもある話を読者に楽しませてくれる。

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    2024年10月21日
  • ゆりかごで眠れ(上) 新装版

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    面白かった
    これぞハードボイルドって感じ
    細かいストーリーもちゃんとあって
    2時間ドラマにもってこい

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    2024年10月18日
  • 武田の金、毛利の銀

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    けっきょく、誰が主人公だったんだろう。信長と光秀の関係が、こんな角度から描かれた作品は初めて読みました。歴史小説なのに、ずっとユーモラスな雰囲気が流れているのは、筆者の才能の感じられるところです。どこまでが史実なのかははっきりしませんが、歴史に残る人物を、ここまで肉付けさせて、物語を膨らませるところ、すごいと思います。

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    2024年10月12日
  • 午前三時のルースター

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    ずっとハラハラドキドキする展開で面白かった。
    だからこそ、最後むなしい気持ちになってしまって、登場人物のみんなが救われて欲しいというか、幸せになって欲しいと思った。人それぞれ何かを抱えて生きていて、ずっと幸せな人生の人っているんだろうか…

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    2024年08月25日
  • 涅槃 下

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    正に、作者の言葉の通り「歴史は、常に勝者の都合によって捏造され、喧伝される。」もので、宇喜多直家も、多分に、実像を曲げられて伝えられている、と思われる。ただずる賢いだけで、人徳の無い人間に、大勢の部下が着いてくるとは思えない。多分、徳川幕府が汚名を着せたのだろう。そう言う僕も、かなり偏見を持っている?!

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    2024年08月21日
  • 涅槃 下

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    黒田官兵衛、小西行長など知ってる人物が出てくるのが面白い。城を追われ、孤独だった幼少期を送った宇喜多直家だが、出会った大人たちが彼の能力に惹かれ、彼を支え、復興を遂げる。三大悪党と言われているが、家臣を決して裏切らず、実直な姿が描かれている。この本を読んで、歴史の知識が増えたことがよかった。ただ結局、次代の秀家で断絶してしまうのがとても残念。

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    2024年08月23日
  • 涅槃 上

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    室町無頼で直木賞作家垣根涼介の本なので読んでみた。宇喜多直家が没落した幼少期から大名になる話。無名な登場人物ばかりだが、黒田官兵衛が出てくるので読んでみた。

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    2024年08月18日
  • 涅槃 下

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    謀略の限りを尽くしたと喧伝される宇喜多直家の弱さや人間味、商人の視点に立った感覚を描き、物語として筋が通った内容に見えた。

    面白く読めた。

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    2024年08月02日