垣根涼介のレビュー一覧
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ちょっと隆慶一郎っぽい。しかし垣根涼介節。
ちょっといい男すぎだろー、という。
前半、中盤、盛り上がる。
宇喜多直家のことは名前しか知らないレベルだったので、今後戦国時代を別の目線で見られるかも。Posted by ブクログ -
40数年前。
小学生だった頃。
吉川英治さんの宮本武蔵を覚えるほど読んだ記憶がある。
その時のことを思い出した。
なかなか楽しい時間を過ごせた。
あんまり難しいことを考えずにひたすら量を読む。
ただ、艶ごとをあんなに多量に含めないといけないかなぁ、とは思った。
そこはちょっと残念。Posted by ブクログ -
宇喜多直家の生涯。梟雄と言われるがこの小説ではうちに厚く一族郎党を守る為なら自からの汚名を物ともしない。商人との交流や生き残った知恵、作者の想像力の中で花開き軍記物としても面白い。
そしてお福と出会ったことは直家にとって何よりの幸せだった。この物語の中で凄い描写もあるが、何故か微笑ましくもあった。Posted by ブクログ -
ベトナムで死んだことになっているはずの父親が、海外ドキュメンタリー番組の風景の一部に映っていた・・!
父親を探しに行く少年と、それを手伝う旅行代理店所属の主人公とその仲間たち(現地調達含む)のお話。現地でドタバタと父親探しを進め、やがてある事実に辿り着く。
父親は家族と仕事(宝石店の跡取りになるは...続きを読むPosted by ブクログ -
登場人物がこんがらがってしまったので、軽く読み直した。
外務省の良い事ばかりの謳い文句に騙され、ブラジル入植募集に応募し、海を渡った開拓者達が国に復讐する話。
広い土地を与えられ、土壌の質的に作れないことを伝えられず、野菜は作られていないから、飛ぶように売れると言われ、希望のみを持って行った人達。外...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ4作目。シリーズだから様々な視点、キャラクター、展開があって全く問題なし。
歴史小説に転向して久しいが、シリーズ5作目を待ち望んでいます!Posted by ブクログ -
戦後のブラジル移民計画政策。事実との差がどれ程かわからないが、こんな政策が真面目に行われていたのかと思うと許せない。
最近読んだ、葉真中顕の「灼熱」からこちらの作品を思い出した。Posted by ブクログ -
一人の人物に焦点を当てるというより、流転を表現した小説なので、人物の物語として読もうとしたら面白くないかもしれない。
気分がすごく高揚するようなものでは無いですが、人生の一抹の寂しさと人並みの幸せを感じるところは好き。Posted by ブクログ -
「100万回死んだねこ」で知った。
企業のリストラ請負会社に勤める30代男性が主人公で、その仕事やプライベートについて書かれている。
面白かった。リストラ請負会社というのも初めて知ったし、需要はありそう。でもリストラされる側からしたら、そんな会社を使うお金があるなら、勤め続けさせてと思うような気...続きを読むPosted by ブクログ -
垣根涼介さんの「信長の原理」が大好きでこちらも読んでいます。
とつぜんびっくりするくらいの濡れ場があるので、じゃっかん人にオススメしにくいですが面白くなるだろうと思って読んでる。Posted by ブクログ -
宇喜多直家の生涯の後半だ、戦国時代一国一城の主になり如何に国を守り領土を広げ、臣下を守り生き抜くか現代の会社経営にも通じるものがある。会社を興し今に至る当社辞める社員が殆どいないな、なんて思いながら読みました。
Posted by ブクログ -
歴史モノとしては、少し視点が変わっていると思います。
お決まりの本能寺の変までを描くのとは、ちょっと違う。
私は、信長に仕えるまでのことをほとんど知らない状態。
でも本が邪魔することなく、すんなり大河ドラマを見る事もできたなぁ。
一応フィクション作品です。Posted by ブクログ