垣根涼介のレビュー一覧

  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    一気読みでした
    終わってしまいました…

    才蔵が命懸けの鍛錬を終え、
    来るべき日に向けて準備を進める。

    才蔵、兵衛、道賢、芳王子、暁信
    それぞれが、それぞれに苦しんで、戦っている。
    この世は苦界。
    どの道を進んでも苦しくて、
    でも進まずにはいられない。

    後半は続きが気になって、
    戦に圧倒されて、
    展開のスピード感にのまれ、
    とても楽しんで読んでいるはずなのに、
    同時に胸が苦しくなりました。

    人が作るものはいつか寂れ、壊れ、朽ちていく。
    それは作り手の人も同様に。
    でも繋がっていくものもある。
    過去を生き、今を生きる。

    読書は楽しいだけでないけど、
    自分にとって本作を読む時間は、
    とても

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    2025年02月04日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    相国寺大塔が作中の重要な拠点、平安時代から京都には巨大なモニュメントが聳え立つ(古代から巨大建造物が大好きな国、トップ3の「雲太」「和二」「京三」の京=大極殿が相国寺大塔(110メートル)にとって代わられた)
    正直、一揆の後の才蔵後日譚がくどかったのだが、あとがきで、逆に作者が拘り書き足した部分だとしる
    主人公や周囲の生きざまが爽快だったが、作者の時代をすべて語りつくしたいという欲望を感じる・・・作家のサガ

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    2025年02月04日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    「光秀の定理」「君たちに明日はない」に続き、3作目です。
    (「信長の原理」は積んでます。苦笑)

    映画ポスターの大泉洋が格好良すぎて。
    ずっと気になってましたが、
    社内の人のおすすめということもあり、
    手に取りました。

    歴史が詳しくない私ですが応仁の乱以降は、
    戦国時代に突入というイメージがあり。
    その直前ということで、
    腐敗、荒廃、飢餓、閉塞感のある雰囲気です。

    食べるものにも困り、
    あちらこちらで搾取され、
    戦に敗れれば浮浪者に。

    冒頭で登場するのは才蔵という青年。
    この人が大泉洋?と思ったら、違いました。苦笑
    大泉洋が演じる兵衛が登場、納得でした。

    自分で考えて決断し、答えを出す

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    2025年02月03日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    室町時代、応仁の乱直前期くらいの京都を題材にしたピカレスク。主人公の才蔵が棒術使いとして厳しい修行の末に開花するまでの上巻が特に、修行好きとして超テンション上がった。下巻も一揆衆に参加しバトるのだがどちらかというと才蔵よりも、蓮田と道賢の一揆をめぐる攻防の方がメインとなり才蔵の強さも輝くけどメイントピックではなくなるため★一つ下げたが、しかし最後までとても面白かった。筆者の『ワイルドソウル』はいまだに忘れられない名作で、はまって一時期他の本もまとめて読んだのだが、超久しぶりに手に取ってみたらいまだに一級のエンターテインメントを書いてくれていて嬉しい限りでそれも良かった。

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    2025年01月27日
  • 信長の原理 下

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    ネタバレ

    上下巻を読み終えての感想。やはり、「一気読みできる歴史小説」という評判はその通りだった。
    勢いに乗り天下統一に向かって進んでいく上巻に続き、下巻でもその流れは続くものの、信長の最期に向かっていく不穏な空気が流れはじめていくので先が気になって読むのが止められなくなった。
    本題の信長の原理についても、上巻の内容から更に深掘りされていく。
    そして、その原理に対する信長の向き合い方が、史実である明智光秀の謀反につながったと感じさせ、納得してしまうラストは見事な伏線回収と感じた。
    また上巻同様、信長をはじめ戦国武将たちが出世をし自国の領土を増やしていくための働き方、人材育成などが現代のマネジメントにつな

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    2025年01月23日
  • 信長の原理 上

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    一気読みできてしまう歴史小説という触れ込みを見て手に取ってみました。確かにその通りだった上巻は、織田信長の幼少期から京都にのぼるあたりまでのストーリーでした。
    どこからどこまでがフィクションかわからないくらい、織田信長という人物について深く考え、その視点になってみると、きっとこの通りだったのではと思えてきて、おもしろい!
    歴史上の著名人もたくさん登場しますが、史実とされているそれぞれのその後を知っているだけに今後の展開が気になるところ。個人的には柴田勝家の心理描写や、帰蝶と信長のやりとりなどが読み応えありました。
    現代リーダーシップやマネジメントにつながる話も多く、現役の管理職をされている方に

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    2025年01月20日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    ついに下巻。

    才蔵は過酷な鍛錬を積み圧倒的な強さを手にした兵法者となる。

    後半は幕府軍と一揆軍との合戦の応酬がものの見事に描かれている。

    兵衛、道賢、才蔵の無頼の生き方がかっこいい。
    映画も観たくなりました。

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    2025年01月15日
  • 涅槃 下

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    宇喜多直家を題材にした面白い小説があると聞き本書に出会う。「光秀の定理」書いた人か!これは期待できると本を開く。

    宇喜多直家の一生を描く、商人の家で育てられ、近くに住むお姉様にも見止められ性技を磨く、城を持ってからは、知略を生かし版図を広げていく。
    随所に興味深いエピソードが散りばめられているので、テンポもよく面白く読めたが、私の期待値が大き過ぎたかなとは思う。

    ■学
    宇喜多直家、日本で初めて城下町を取り入れた城、岡山城を作る。

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    2025年01月13日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    前半は、才蔵の過酷極まりない修行とその成果、兵衛の根回しに道賢の憂いといったものを、後半は大規模な一揆とその後が描かれる下巻。

    平和慣れした権力者と、武芸や先見の明に優れた兵衛たちの対比は、どこか現代社会にも通ずるものがあり、苦境の中、死を覚悟して闘った兵衛たちに熱くなりました。

    映画の方も楽しみです。

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    2025年01月13日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    応仁の乱直前の天涯孤独で棒術を操る才蔵の物語。

    幕府から市中警護役を任される、ならず者の頭目である道賢に見そめられ、今度はこちらも素性のしれぬがさりとて百姓からの信頼を集める兵衛に預けられる。さらに唐崎の老人のもとで棒術修行に出ることとなる。

    道賢、兵衛、遊女の芳王子、師匠とそれぞれがいいキャラクター。さあ、どうなる才蔵!

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    2025年01月11日
  • 涅槃 下

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    圧巻の長編戦国小説。
    明智光秀、石田三成、会津藩
    そしてこの宇喜多直家。
    勝者に歪められ悪とされるのが敗者の常で、それらは書物としても残されていくが、時を経て新たなその人物像や解釈が出てくるのが歴史の面白さでもある。
    特に日本人は当座の文書を記すことにはご執心な割に、代替わりしたり都合が悪くなった途端、平気で処分してしまう。
    ※またこれが丁寧に焼却が多かったりする。
    宇喜多は無論、他登場人物の躍動感や激動の戦国時代の読み応えもたっぷり。
    当時の各地に分散した文化や繁栄が今も名残として残っていたら、今の東京一極による地方格差はもう少しマシだったかもしれない。

    『自分の人生は、存外に自分では決め

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    2025年01月04日
  • ゆりかごで眠れ(下) 新装版

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    久しぶりに垣根涼介の作品を読んだ。予想どおり、ワイルドソウルと似てるといえば似てる。でも、ちょっとハードボイルドな設定に振り過ぎのような。個人的にはルースターとヒートアイランドの方がキャラの性格が若干柔らかい感じで、感情移入できて好きかな。8年前に知り合ったコロンビア人の女の子はスーパーフレンドリーだったけど、こんな社会の上流階級育ちだったのかなあ。

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    2025年01月01日
  • 室町無頼(上下)合本版(新潮文庫)

    購入済み

    生き生きとした登場人物

    古臭い表現であるが「作者の筆が踊っている」と感じられるほど、生き生きと登場人物を描きあげている。剣の達人や棒術の達人といったような、いわゆる兵法者が生まれたのが室町時代の戦乱期というのが納得できるストーリー展開である。それにしても凄まじい修行を迫力満点に描きあげている。
    下巻は才蔵の修行の話から大きく発展して、土一揆の凄まじいまでの描写が中心となる。このような者たちによって、不安定だった室町時代は壊されてゆき、新たなる実力本位の戦国時代が作られていったんだな ということを示している好著である。それにしても読者をグイグイと引っ張ってゆく力は大したものである。

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    2025年01月01日
  • 武田の金、毛利の銀

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    はい、明智光秀です

    みんな大好き明智十兵衛光秀さんです
    「敵は本能寺にあり!」の人ですね

    この明智光秀さんに垣根涼介さんが『光秀の定理』というお話で、愚息という坊主と新九郎という兵法家(まぁ剣豪のことです)という大変魅力的な友垣を与えて、光秀の出世の道のりを描いたんですが、本作はその続編になるわけです

    で、この三人にとのちの徳川家康の家臣で「天下の総代官」と称された大久保長安が武田信玄の家臣時代に出会っていたら?という歴史改変の物語なんですね

    同時代に生きた興味深い人物の中に小さな共通項を見つけて無理矢理掛け合わせるっていう歴史小説によくある手法なんです(ちなみに大久保長安はめちゃくち

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    2024年12月15日
  • 武田の金、毛利の銀

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    室町無頼、信長の定理、光秀の定理、涅槃、そしてこの作品を読みました!光秀の定理のときの魅力的なキャラたちが再び登場で歓喜。そこに土屋という新キャラもまあ面白い。最後のネタバラシは本当かよ!と思わずググりました。石見銀山の潜入の時の表現がイメージしにくかったので絵あったら良かったかなあと。

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    2024年12月09日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    室町時代の京を舞台にした小説です。
    粋な男たちの物語でした。
    混沌とした時代において、人の想いが歴史を動かします。
    それにしても、才蔵の強さは半端ないです。

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    2024年11月25日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    室町時代の京を舞台にした小説です。
    粋な男たちの物語でした。
    混沌とした時代において、人の想いが歴史を動かします。
    それにしても、才蔵の強さは半端ないです。

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    2024年11月25日
  • 極楽征夷大将軍

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    立板に水のように、ひっかかりも矛盾もなくさらさら読める。が、長い!読み切るのに1週間もかかってしまった。

    しかし、そのぶん、内容が濃くおもしろかった。
    政治のパワーバランスや人身掌握の妙味などは現代にも通用するものがあり、人物像も多面的に良き面、悪しき面またそのどちらでもない面をしっかり描いていて魅力された。尊氏の極楽ぶりには時に笑わせてもらった。血で血を洗う戦の場面は作戦の面白さもあり、手に汗にぎる臨場感があった。

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    2024年11月16日
  • 武田の金、毛利の銀

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    信長からの密命を受けた明智光秀、盟友二人と共に敵方である武田の金、毛利の銀の産出量を調査すべく旅にでる
    盟友二人も個性的で頼もしいし、武田の土屋さんもかなりの変わり者
    果たして調査は上手く行くのか
    その後の流れも

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    2024年11月14日
  • 午前三時のルースター

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    ベトナムに旅したくなる小説でした。
    あまりミステリーを読まないのですが、
    とても読みやすく面白かったです!!

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    2024年11月12日