垣根涼介のレビュー一覧

  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    やっぱり面白い。
    リストラというモチーフを取り上げる着想が良いが、それをきちんと書き上げるのは相当困難。
    業界ごとの調査も必要だし、人間をきちんと描けないと説得力が無い。
    そこを軽く乗り越えているようで、さらにすっきりと読ませる。なかなかできないことである。
    素晴らしい。

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    2020年04月05日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    ヒートアイランド4作目。
    一作目ぶりにカオルが登場。他の作品ほどアクション感はなかったものの、カオル目線の部分もあり、楽しんで読めた。
    続編はないのかなー。

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    2020年03月15日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    ヒートアイランドシリーズの3作目。
    これぞ垣根涼介!といえる、暴力と性と犯罪の生々しい描写がこれでもかと。
    読んでて具合が悪くなりそうな部分もあるけれども、その分リアルで読む手が止まらなかった。
    DDの危なっかしさがリアルで、本気でハラハライライラさせられたけども、この本能のままに生きる姿には圧倒された。
    なんとなく先が読める感があったものの、前作と比べるとかなり面白かった!

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    2020年03月08日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    シリーズ第五作、最終巻。
    シリーズ始めから数えれば10年以上経つな。
    本書の主人公はリーマンショックの就職氷河期に働き始めたリストラ請負人のコンサルタント。

    働くということは、何か。
    どの世代にも通じる投げかけだが、その時代時代、個人によっても縷々変わりゆくテーマだな。
    かつて、勝ち組だ負け組だと、大手広告出版社が多くの民を引きつけたキャッチフーズがありましたね。
    戦後から数十年、高度経済成長期を経て、終身雇用制度や年金制度の瓦解。
    生まれ落ちて、良い大学を卒業し、大手一流企業に勤め、定年60歳以後悠々自適というのが良しとされる時代がありました。
    しかし、今や価値観が根底から覆る。
    一時、

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    2022年09月15日
  • ヒート アイランド

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    最近ほっこり系ばかり読んでいたのもあって、久しぶりのハード系小説で面白かった!

    ストリートギャングや裏社会の話であり人もたくさん死ぬけれども、目を背けたくなる暴力的な描写は思ったよりも少なくて楽しく読めた。

    主人公たちの頭の切れっぷりと、裏の裏を描く駆け引きがスリル満点で一気に読破。
    シリーズ物みたいなので続きも楽しみ。

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    2020年01月27日
  • ヒート アイランド

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    只々、面白い。ヤンキー漫画にならずに、若い頃の葛藤を丁寧に織り混ぜて、スリリングな展開となっている。
    リューイチやカオルのスピンオフを読みたい。

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    2020年01月10日
  • 張り込み姫-君たちに明日はない3-

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    「救われる」
    この 言葉に象徴されるような
    第三巻になりましたね

    当たり前のことですが
    厳しい「現実」の中で生きている
    私たちであるからこそ
    せめて「小説」の中では
    それなりに「救われ」たい

    それも「酸いも甘いも」含めた上での
    「救われる」物語でありたい

    世の中なかなか
    そんなもんじゃない
    だからこそ
    読みたい一冊です

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    2019年12月09日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    希望を抱いてブラジル移住に応募した人たちが、日本政府の裏切りで、未開拓の密林に放置された。人口増に対する口減らし政策だったのか。運よく身持ちのよくなった主人公ら数人は、復讐を企てる。著者は現地に入ったのだろうか。綿密に記されている。下巻が楽しみ。2019.2.7

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    2019年12月07日
  • ギャングスター・レッスン ヒート アイランドII

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    内容(「BOOK」データベースより)
    渋谷のチーム「雅」の頭、アキは、チーム解散後、海外放浪を経て、裏金強奪のプロ、柿沢と桃井に誘われ、その一員に加わる。二人は、あらゆるテクニックをアキに教え込み、アキも持ち前の勘の良さで、課題をクリアしてゆく。はたして、アキのデビューはうまくゆくのか?「ヒートアイランド」の続篇となる痛快クライムノベル。

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    2019年11月05日
  • ヒート アイランド

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    内容(「BOOK」データベースより)
    渋谷でファイトパーティーを開き、トップにのし上がったストリートギャング雅。頭のアキとカオルは、仲間が持ち帰った大金を見て驚愕する。それはヤクザが経営する非合法カジノから、裏金強奪のプロフェッショナルの男たちが強奪した金だった。少年たちと強奪犯との息詰まる攻防を描いた傑作ミステリー。

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    2019年11月05日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    ネタバレ

    このシリーズもついに完結

    最後に消費者金融の夫婦の話持ってくるなんて、垣根さん分かってる〜!
    あの話が1番好きだったなぁ

    真介は見た目は優男、仕事には真摯、彼女には変態
    最高の男だと思う!

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    2019年10月10日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    始めに、
    この「借金取り王子」を読み始めた。
    ところが、
    あまりに面白く、

    いやいや
    これは第一作目の「君たちに明日はない1」
    から読むべきだと思い、
    File1「二億円の女」だけを読んでから
    本屋さんに走り、「君たちに明日はない1」を
    手に入れて、読み終えた後
    改めて手に取った。

    相変わらず
    人物描写が素晴らしい。
    各章(File)ごとに
    それはそれは魅力あふれる「人」が描かれる。

    タイトルになった
    File3「借金取りの王子」が秀逸です

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    2019年10月09日
  • ヒート アイランド

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    ネタバレ

    お盆で帰省中、実家の本棚に見つけて読み始めました。前半はカラーギャングのビジネスの話で若干失敗したかなぁと思いつつ惰性で読み続け、、、いつの間にか作者の素晴らしいストーリーテリングに巻き込まれ、真ん中以降は一気読みでした。
    視点が切り替わると、名前がわからない設定が守られて外見で語られるので、頭がついていかず、どっちが誰だっけ。。。となるけれど、あんまり大きな問題にならなかったです。

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    2019年08月23日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    二億円の女 → ☆3
    女難の相 →☆4
    借金取りの王子 →☆5
    山里の娘 →☆2
    人にやさしく →☆3

    安心して読めるこのシリーズ
    今回も楽しめた

    垣根涼介さんの『ワイルドソウル』をまだ読んでない方は、ぜひ読んで欲しい
    読書暦はまだまだですが、その中でも至極の一冊です

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    2019年08月01日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    とにかく読みやすいし単純に面白かった!けどあとがきを読むとどうやら順番を間違えてしまったよう。まずはワイルドソウル、そのあと君たちに明日はないを読もう!

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    2019年07月11日
  • 人生教習所(上)

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    ネタバレ

    評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    新聞に不思議な広告が掲載された。「人生再生セミナー 小笠原塾」。実態は謎だが、そうそうたる企業が後援し、最終合格者には必ず就職先が斡旋されるという。再起をかけて集まってきた人生の「落ちこぼれ」たちは、期待と不安を胸に抱き、はるか小笠原諸島へと出航する!迷える大人たちのための、新たなエール小説。

    なかなか読むのに時間がかかる・・・下巻へ期待。

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    2019年07月03日
  • 狛犬ジョンの軌跡

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    はちゃめちゃな設定だけど 案外スッと入れた。
    ファンタジーってあまり得意じゃないけど 動物モノだからかな かなり楽しめたし。
    ジョン いいな 一緒に暮らしたくなる。
    妙に分別くさいとこもいいし。
    最後がねぇ。
    童話なら しあわせに暮らしましたとさ でいいんだろうけど
    小説となると難しい選択になるよね。
    どこで どうしているだろ と考えると切なくなる。
    どうせ消えるなら 何もなかった顔で 神社に戻って座ってて欲しかった。

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    2019年04月21日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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     『君たちに明日はない』の感想でほぼ書き切ってしまったのだが、二年後になって、その続編として本書が発売された。前作は、なんと山本周五郎賞を受賞してしまっているのだが、もちろん本書も同じレベル、同じ空気、同じ筆圧で書かれた一冊である。

     というよりもむしろ、リストラ請負という稼業に徹するプロフェッショナルな主人公という設定だけで、よくぞ書き続けているものだと思う。

     二冊とも、連作短編集である。雑誌「新潮」では個々に読み切り作品として隔月連載されてきたようだ。だから、いつもリストラの対象法人も違えば、リストラの理由やリストラ対象者たちも違う。しかし、どの作品でも退職希望を募るという主人公

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    2019年03月28日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    5巻まで続いたシリーズもついに最終巻。
    終身雇用という労働形態が必ずしも当たり前ではなくなってきた時代の流れと共に、作品としての役割も終わりを迎えたということでしょうか。
    リストラ請負というのは見も知らない人の人生を変えてしまう仕事だけに、余程特殊な心を持つ人でない限り相当キツイだろうと想像します。ようやく解放された真介が、伸びやかで前向きな人生を歩むことができたらいいなあと思いました。

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    2019年02月04日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    垣根氏がDDを媒介として描き出す究極の場末感が堪らなくゾクゾクさせてくれる。バカでまっすぐでとてつもない生命力を俗悪的にこれでもかとかましてくる。新大久保の猥雑なバーで読みたくなるような本。

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    2019年01月15日