垣根涼介のレビュー一覧

  • ギャングスター・レッスン

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    ヒートアイランドの続編。
    あのあとアキはどうなったんだろう?って思ってた人には嬉しい一冊。「こんな連中いるかよ!」と思いつつ実はいるかも知れないと思えるそんな不思議な世界。相変わらず垣根さんの文章はかっこよくて読んでいてワクワクします。

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    2010年03月14日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    現地で数カ月、小説のための取材の話。
    南米本は数が少ないのでとても貴重だし、エピソードが面白い。
    でも、これを元に書いた小説ワイルドソウルはもっとおもしろかった!

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    2010年02月06日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    外見は軟派だが内面は他者へのおもいやりに満ちた、若きリストラ請負人を主人公とするシリーズ。彼が仕事で面接する一人ひとりの「事情」から、組織に雇われて自己の本質を包み隠して働くことの重苦しさが伝わってくる。それでも自己肯定の前向きな姿勢を失わない、それぞれの強さがすがすがしい。

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    2018年10月14日
  • ギャングスター・レッスン

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    2009.6
    小説というか、これか作者の趣味の本ではないかという感じやけど、おもしろい。アキがプロになってゆく様をわくわくさくさく読めてしまう。

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    2009年10月04日
  • クレイジーヘヴン

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    さくさく読めた。
    この女いらいらするなぁ、と思っていたけど、ラストにかけて感情移入してしまい、泣けた。
    しかし卑猥な描写が多すぎる。はっきり言って冷める。無駄。なので☆4つ。

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    2009年10月04日
  • クレイジーヘヴン

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    【あらすじ】
    自分の車を荒らした犯人を執拗に調査して見つけ出し、ゴルフクラブで半殺しの目に合わせて現金まで奪う。明らかに常軌を逸し、タガが外れている一方で、その現金に手をつけるでもなく平凡なサラリーマンとして日々を過ごす。危ういバランスで生きる坂脇恭一。そしてヤクザに脅され、ヤク中にされ、美人局の片棒を担がされる田所圭子。ドス黒い怒りを腹に秘めた男と、あまりに幸せから遠い日々に慣れきってどこまでも卑屈な女。出会った二人は絶望に堕ちるのか、自由へと脱出するのか。



    あらすじに書いた通り、主人公が危ういバランスにいることから来る予測不可能性が読み手を引き込む。例えば自らの意志で悪の世界に身を置

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    「ヒートアイランド」の続編。アキのその後が描かれています。展開に前作ほどのスピード感はありませんが、それでも気づけば読み終えてしまうほどの魅力が本書にはあります。

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    2009年10月07日
  • クレイジーヘヴン

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    旅行会社に勤める今時のキレやすい若者と、出会い系で美人局の片棒をかつぐ元OLが、ひょんなことから一緒になって、転落の人生まっしぐら。。。

    出会い系って、怖いところなんだなぁ、、、とつくづく考えさせられました。

    ただ、結末は推理小説の掟破りのような気がするんですが、どうなんでしょう?そんなことどうでもいいのクレイジーヘヴン?

    (2008/7/28)

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    2009年10月07日
  • クレイジーヘヴン

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    個人的に、好きな垣根さん。

    旅行会社のサラリーマン、差し障り無く生活する坂脇。ただその心は決して人には開かない。
    そして美人局の片棒を担ぎヤクザとどん底の生活を送る元OL圭子。
    へんなきっかけで知り合い、そして・・・二人は取り返しの付かない闇の世界へ。

    相成れない気持ちが、その闇の部分につながりを感じお互いに少しづつ惹かれあい、そして最後は・・。

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    ヒートアイランドの続編
    来ました来ました。独特の治安の悪さ。
    完璧なプロの薫り(゚Д゚)

    青春ぶっちぎり系では無い楽しさ≧▽≦☆
    ヒートアイランドでは、渋谷が舞台でどこか
    ウエストゲートパーク的な雰囲気。
    ちょっとさめた若者頑張ってますみたいな(゚Д゚)

    だが今回はその子ギャングのリーダーが、
    境界線の向こう側へ・・・

    無性に車やらバイクやら改造したくなった(゚Д゚)
    テンポ良く一気に読めちゃう≧▽≦☆

    表の顔と裏の顔か・・・・・(゚Д゚)

    面白いよ

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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     大仕事がやってきた。姫島リゾートホテルで広域暴力団「船橋組」九代目襲名式がある。
     そこで3人は何を企んでいるのか・・・。

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    ハードボイルド!!ギャングスタ!!

    男は誰だって『完璧なワル』に憧れるんです。

    ストーリのテンポ感の良さが最高!

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    2009年10月04日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    ワイルド・ソウルを書くために南米を放浪した3ヶ月。
    彼の旅に共感を覚えるところが。
    やっぱりどうしてもブラジルに行きたくなってきた!

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    ヒートアイランドからするとアキのキャラクターに違和感を感じた。良い意味で言えば前作よりも二十歳の若者らしい未熟さが現れてると思う。渋谷時代とは次元が違う世界に足を踏み入れたということなのだろうが、前作での頭が切れ『カッコイイ』アキが好きな私としては少しがっかりだった。あとやはりクルマ描写が少ししつこかった。興味の無い人にはその部分で飽きが来てしまうと思う。
    次回作のサウダージではアキがどんな風に成長しているか楽しみ。

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    2/14 ヒートアイランドの続編。相変わらずおもしろいけどこの人は長編の方がおもしろさを発揮できると思う。

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    2009年10月04日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    気軽に読める南米紀行。垣根さんの人となりが垣間見られるエピソードの数々。他の作品を読んでいて「この人南米好きだなぁ」と思ってたら「こんな風に好きだったんだ…」と妙に納得。

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    2011年09月04日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    仕事を辞めるっていう選択は必ずしも後ろ向きではなくて、周りから見たら仕事ができるからって必ずしも本人は幸せでなくて、というショートストーリーでした。
    どれも良かったのは、それぞれの話の登場人物が謙虚だったからかな。

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    2024年06月11日
  • 極楽征夷大将軍

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    ネタバレ

    直木賞作品。
    歴史ものは好きだが、室町幕府成立前後のものは読んだことがなかったし、足利尊氏目線ではなく、足利直義、高師直目線からの話であることも面白かった。
    ただその分長かった。
    足利尊氏像も含め面白く、勉強になった。

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    2024年05月13日
  • 君たちに明日はない(新潮文庫)

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    主人公の真介は、リストラ専門のクビ切り面接官。
    さまざまな会社から依頼され、面接をしていく。

    登場人物のキャラが濃く、特に『オモチャの男』が面白かった。

    トラブルで面接が長引き、大事な約束に遅れてしまいそうになるも「この仕事で手を抜くわけにはいかない。人の運命を預かる職業だ。」と真介の仕事に対する姿勢が良い。

    クビを切る側も切られる側も、色々な気持ちを抱えて必死で生きているんだなと感じた。

    自分があまり読まないタイプの文体だったので、なかなか慣れなかったけども、機会があれば他のシリーズも読んでみたい。

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    2024年05月08日
  • ヒート アイランド

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    結局こーゆーストーリーは好きですね
    若者が中心に活躍するバイオレンスな小説

    自分は今40歳なんですけど、ここに出てくる世の中に出回らない金をふんだくるメンバーの2人が自分より年下だと思うと、まだ子供だなぁっ、落ち着いてないなぁと思うし、こーゆー人間を描く時にこんぐらいの年代なのかと思ってショックを受けました

    小説と関係ない事書いちゃったけど、カッコいい、余裕のある若者、中年が良き

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    2024年04月22日