垣根涼介のレビュー一覧

  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    普段の首切りから一転、今回は引き留めの話から始まる。逆なので簡単なようで難しいですね。
    それから、社長の高橋の過去が語られる会。そして、いつもの首切りの話と、また引き留めの話。
    いずれの話にしても、面接の対象となった人たちが、また新たな人生に向けて一歩踏み出す感じが良いですね。
    相変わらず、自分が面接に呼ばれたらどうだろうと考えてしまうな。たぶん、SSE(職場測定アンケート)の内容は可もなく不可もなくといったところだろうから、やめろと言われてお金もらってやめるかなあ。その後どうすんのよってあたりが切実になりそうだけれども。

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    2021年07月19日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    ネタバレ

    ブラジル移民の歴史を題材にした小説。
    国ぐるみでいい謳い文句だけで人を集め、悲惨な仕打ちを受けさせられた多くの日本人。
    劣悪な環境におかれ、牢人とまで揶揄された移民たち。主人公の衛藤もその1人である。
    過酷すぎる惨状に、読んでいても重苦しい気持ちになった。

    国がそんなに非道なことをするはずない。そんな考えが全く通用しない役人の無責任さに憤りを覚える。

    前半つらい部分が多いが後半からスピード感があり、つながっていく部分も多く、気になって読み進められた。

    衛藤、山本、ケイ、松尾。壮絶な背景を持つ者たちがこれから何を起こすのか。

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    2021年07月08日
  • ギャングスター・レッスン ヒート アイランドII

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    前作からの続きながらも、別世界のお話。メインキャラ以外の登場人物もキャラが立ってて、ドキドキしながらも楽しく読めました。アキのこれからの成長も楽しみ。

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    2021年06月27日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    ネタバレ

    結果的に、ハッピーエンドで良かった。

    衛藤、ケイ、松尾、山本達の願いは、日本政府(外務省)に過去の非を認めさせることだった。
    結果として、総理大臣は会見で非を認める発言をした。

    +αとして、以下成果もあった。
    ・日本国民に、過去の政府の過ちを伝える事ができた。
    ・当時の役人に復讐することもできた
    ・捕まらず逃亡もできた(山本は亡くなったが)
    ・日系移民達の裁判に今後有利に働く?
    ・精神面で自由になった

    内容の衝撃は上巻に纏められてた気がするので、下巻での感想は意外にないなぁ。

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    2021年06月20日
  • 信長の原理 上

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    ネタバレ

    歴史に興味があるわけではないけど垣根涼介作品なので読んだ。
    信長ならではの人を評価する基準がだんだんと浸透していくところ、お互いの腹を探り合っているところが読んでいて面白かった。
    まぁ、弟を殺めたり、平等院鳳凰堂焼き討ちにしたりする行動は、心情描写をいくら加えても、わからないけど。

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    2021年05月30日
  • 信長の原理 下

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    昇進により無能化したかつてのヒーローをリストラしていく信長...。その事実に不安を覚える光秀...。本能寺の変は起こるべくして起きた! 垣根流解釈の構造的理解を世に問う時代小説...。
    『光秀の定理』も読んでみたいなぁ。

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    2021年05月21日
  • 信長の原理 上

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    これは組織論、状況適合理論、動機付け理論などが詰まった時代小説というよりビジネス書という感じ。
    信長の飽くなき探究心は、帰蝶に言わせれば「地獄者」...。ではいざ下巻へ。

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    2021年05月19日
  • 月は怒らない

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    『月は怒らない』垣根涼介著作品
    文庫ではなく、単行本。電子ではなく紙の本で(笑)
    表紙が個性的。文庫版と違う。なぜ?! 確かにこれだと、暗すぎる。本の顔は人目を引くために作られたほうが良い。
    内容はというと、あまりパッとしない。だらだらと時間つぶし的な感じで書かれている。だから、読むほうも暇つぶしぐらいに構えて読む。だけれども、偶然作られた、人と人を結ぶ糸のようなものが感じられ、悪い気はしない。一歩間違えればすぐに切れてしまうような糸であっても、その糸は細くなったり太くなったりする。
    例えば、蜘蛛のように口から糸を吐き出さないと、人とかかわることが出来ないのだろうか。でもそうすると、絶えず糸を

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    2021年05月18日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    真介さんも無職になってしまうのですが、、、。
    リストラ請負会社のコンサルタントというなかなかストレスの感じる仕事をする真介さんも、心優しい一面を感じるシリーズ最終巻だったなと思いました。読み終わりが爽やかで、このシリーズのいい終わり方だったように思います。

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    2021年05月03日
  • 午前三時のルースター

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    登場人物がみんな魅力的 サイゴンは行ったことないけれどその喧騒や混沌とした雰囲気や色彩やにおいまでしてきそうな 一言で言うと痺れました かっこいいなーいつか行きたいところがまた増えた

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    2021年04月28日
  • 信長の原理 上

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    織田信長の憂鬱、と最近読み直しているラノベタイトルに倣って言い換えても良いのではないかと思う。

    己の才覚に振り回され、周りの理解を得られずも、突き進んでは実績を上げていく信長の苛烈な為人と、それでも原理を見つける冷静な観察眼の対比が面白い。

    ここで出てくる原理は、現代ではパレートの法則、あるいは働き蟻の法則(2:6:2の法則)と呼ばれるものだ。効率的に人を支配するのにどうすればいいか、それを考え続けた信長の発見が戦国の世を動かしていく。

    木下藤吉郎、明智光秀という諸将も現れ、物語は下巻へ。

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    2021年04月20日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    リストラ業務請負会社で働く者を主人公にしたシリーズものの二作目。村上と陽子の関係性や仕事でのお互いのキャリアなどの進捗が見えて良かった。普段関わることのないどんな仕事であっても、そこで働く人にはそれぞれの生活がありドラマがあるということを改めて感じた。

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    2021年04月03日
  • ヒート アイランド

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    ネタバレ

    渋谷版ファイトクラブ風孔明の罠じゃ

    中盤から頭脳班のはずのカオルが目立たなくなり戦闘班のアキの1人舞台。

    続きが気になる。

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    2021年03月28日
  • 信長の原理 上

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    信長の視点、思考って、「蟻」なんだ。
    史実かどうかよりも、着眼点が面白いと感じた。
    信長の嗜好がそのまま視点や思考につながっていて、納得できた。

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    2021年03月02日
  • ヒート アイランド

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    イマイチ、主人公達に共感できなかった。
    どうしてもオッサン側の目線で読んでしまい、
    オッサン達を応援してしまう。

    これちゃんとオチつくのか?
    と心配になる展開だが、ちゃんと丸く収まる。
    そのロジックはよく練られており唸らされる。

    土地勘のないかっぺには、東京の地理がよくわからん。
    地名や店舗名を出されても全く映像が目に浮かばん。

    今回も例にもれず車の描写がくどい。(クルマ好きとしては褒め言葉)
    今回はインプレッサとユーノス500。

    エピローグで次回作を匂わされるのだが、それがまた胸熱。
    まさかそうくるとは思わなかったが、読み手としては大歓迎な最後。

    いつか続編を読もう。

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    2021年02月22日
  • 午前三時のルースター

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    フィールド大きく読み応え十分。皆さんハードボイルドというがこの小説がそうなのかな。
    もっと和やかで陽の多いストーリーだった。

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    2021年02月20日
  • 午前三時のルースター

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    相変わらずこの作者の作品を読み進める順番は間違い続けているなぁ。
    これがデビュー作か。とても新人とは思えない完成度。

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    2021年01月17日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    知らなかった、ブラジル移民の歴史。日系外国人の発祥。。。衝撃に包まれながら、先が気になり読む手が止まらない。どう着地するの⁈ 下巻へ!

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    2020年12月05日
  • 信長の原理 上

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    信長の性格を知性と暴虐によって構築されている。新しい信長像。
    蟻を観察して怠けているのは何故か、答えを必要以上に考え帰蝶にも相談する。正妻を尊敬している面もあり威厳より生身の人間を際立たせてる場面もありこの人の書く信長像は好きだなぁと思う。

    スピード感もないのでか読み終わるのに時間がかかった。

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    2020年11月25日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    上下巻の作品って上巻がピークで下巻はそこまで……っていう経験が何度かあるのですが、この作品は上巻の勢いのまま最後まで読めた。

    最後まで、この人死んじゃう?生き延びる?捕まる?逃げ通す?これが最後の別れ?また会える?とハラハラしながら読み進められました。

    あくまでも作品の主役は復讐する側なので、キレものの警察が登場するのがだいぶ後半って言うのも面白かった。
    事件をどう解決するか、はサイドストーリーで事件を通して何を伝えるか、が重要だった。

    個人的にはケイ目線の世界も見てみたかったなあ。
    衛藤のことや自分の境遇のこと、どう受け止めて生きてきたんだろう。
    でもあの飄々としたケイのおかげで、テン

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    2020年11月13日