垣根涼介のレビュー一覧

  • 涅槃 下

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    下巻P16〈武士道とはそもそもが畜生道〉どこまでも冷静な直家をもっても、
    誰がどう動くか正確に読み取ることはできない。
    それぞれが懸命に生きたということ。
    心理戦にもぐいぐい引き込まれ、虚しい気持ちを共有したような気分。
    黒田官兵衛のことをもっと知りたいと思う。興味は尽きない。

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    2022年01月19日
  • 涅槃 上

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    「戦国三大悪人」のひとりと言われる宇喜多直家の生涯。
    没落した宇喜多家は商人の阿部善定に引き取られ世話を受ける。
    善定のような商人になりたかったと語る八郎(直家)を描く。
    善定と出会ったことで直家の運命は良い方へ流れたと思いたい。
    下巻へ

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    2022年01月19日
  • 張り込み姫-君たちに明日はない3-

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    シリーズ3作目ですね。
    何だかんだあっても最後は良い方向にいきますね。
    4話の中では『みんなの力』が自分は一番好きです。
    次が読みたいですね。

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    2022年01月07日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    男の友情と信頼を描いてるような気が。応仁の乱は知識もなく、テレビでならず者が暴れていたと言っていた気がしたが、この本では一揆の先駆けで自分が先導して後世の模範としたいという信念があり、幕府の衰弱と百姓の疲弊で暴れ回って世の中をどうにかしたいと奔走する。
    かっこよく描かれているので飽きることなく読める。

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    2022年01月07日
  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    シリーズ2作目ですね。
    前作より面白かったです。
    前作はストーリーに自信がなかったのかストーリーに関係ない内容がありました。
    出来ればその部分を省いた作品が読みたかったですね。
    それがこれかな。

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    2022年01月06日
  • 光秀の定理

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    この作品を読んで、「明智光秀」に対するイメージが少し変わりました。モンティ・ホール問題を用いた問題も入っていて、面白かったです。
    はじめて時代小説を読みましたが、大まかな史実を知っている分、それがどう展開されていくのか、どうやってその結末にもっていくのか、ワクワクしながら読むことができました。

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    2022年01月07日
  • 涅槃 下

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    戦国の梟雄宇喜多直家の生涯を知ることができてよかった。中国地方の戦国というものもだいぶわかったし。
    ただ光秀や信長を主題にした小説とは違って、ハッとするような歴史の解釈的なものはそんなにない。商人のことやセックスの細かい描写かな、特徴的なのは。

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    2021年12月10日
  • 涅槃 下

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    光秀、信長の生涯をその行動原理から解き明かした著者が稀代の梟雄といわれる宇喜多直家を解題する。

    策略、謀略を重ねたという直家だが、その行動原理に加え、生い立ち、立ち位置、時代背景から、極めて合理的かつ信義に篤くに行動する人物と描く。

    現代人にとっても非常に共感できる人格となっている。

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    2021年12月09日
  • 涅槃 下

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    戦国武将の宇喜多直家を扱った作品。名前を知っているだけで、よく知らない武将を取り扱った作品が刊行されているが、どれも好意的に取り上げており、この作品も同傾向。それでも、史実を丹念に広いあげながら、作者なりの人物像に仕上げており、説得力、深みのある作品に仕上がっている。宇喜多直家の生涯を描いているので仕方がないが、彼亡き後の宇喜多家について、もう少し踏み込んで頂けたら良かったと思う。

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    2021年12月08日
  • 涅槃 上

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    親父が城を失い、商人の家で育つ。
    長じて浦上家の被官となり、備前に勢力を伸ばす。西方からの毛利、三村連合軍を明善寺合戦で破るとこまで。

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    2021年12月04日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    仕事を通して、今を楽しめていない奴は、将来も楽しめないよ

    実際の生とは、一瞬ごとにためらい、同じ場所で足踏みし、いくつもの可能性の中のどれに決定すべきか迷っている。
    この形而上的ためらいが、生と関係のあるすべてのものに、不安と戦慄という、紛れもない、特徴をあたえるのである。

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    2021年11月27日
  • 信長の原理 下

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    2・6・2の法則と信長。
    この組み合わせがフィクションであるのに、実際にそうであったかのような錯覚を覚える。

    信長以外の人物も生き生きとしており、特に松永久秀などは歴史上不可解な裏切りを繰り返していたが、実はこういう考えのもとに動いていたのでは、と納得をしてしまうほど。

    光秀の定理に続き、信長・光秀の関係を中心に他の武将の掘り下げも秀逸。原理を理解することに必死な信長に対し、理屈はわからずとも事象を理解し活用する秀吉。原理の見えざる力に翻弄される光秀。

    あらためて光秀の定理を読み返してみて、補完しあう2作品のようにも感じる。松永久秀については全く同じシーンもあり、別の作品ではあるが根底で

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    2021年11月16日
  • 信長の原理 上

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    歴史の流れとしては至って通説に沿ってる。
    働き蟻の割合に気がついていた信長がいかにしてこれを打破できるかを考え続ける話。
    上巻は明智光秀・松永久秀登場にて終わり。今後展開するのか。下巻が楽しみ。

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    2021年11月14日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    垣根涼介氏の歴史物。ルースターが非常に好きだったので、まさかの歴史物という感じではあるが、何ともスッパリと、そして爽やかな歴史小説。大切なものは歴史を経ても同じであって、本質は何か、頭を使って考えて、決して波に飲まれてはいけない。その強いメッセージを軽やかなセリフに載せていく。武家から落ちぶれた家に生まれ、小さい頃から生きるに必死だった才蔵。それを取り巻く無頼者の道賢と蓮田。ともに、武の使い手でありながら、その世の中の動きを見て、そして変えるべきことに焦点を合わせ始めている。世の中とは何なのか、そういう視点と武という筋を通した生き方と、硬軟をうまく書き、読者をじわじわと世界観に引き込む良作。

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    2021年11月08日
  • クレイジーヘヴン

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    フレームがある。枠がある。
    それを抜けていこうとするクレイジーな話。
    描写はドロドロ。グロい。でも、一気に読んでしまう。

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    2021年09月28日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    応仁の乱直前の京で棒術を頼りに生きる青年の物語。マフィアの首領兼警察庁長官の骨皮道賢、なんだか怪しいアジテータ兼関所強盗の蓮田兵衛に振り回されまくる。
    途中で司馬遼太郎ばりの生々しくドライなエロスが混じったと思ったら、終盤はベストキッドのような棒術修行。先が読めなくて楽しい。
    「銭は回転を繰り返すことによって、初めて世に生きる。銭になる」

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    2021年09月14日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    主人公に比べたら、自分は恵まれた環境で育ったんだと感じた。自分の仕事の辛さは、主人公に比べたら大した事がない。

    それと、ブラジル人の人柄の良さも垣間見る事が出来て、そういう穏やかな所は見習いたいなと思った。

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    2021年09月07日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    室町時代の京都が舞台の物語。
    蓮田と道賢という少しタイプは違うもののとても魅力的な2人の男と、何故か彼らに可愛がられる才蔵。
    少なくとも歴史の教科書に出てくるような表舞台で語り継がれるような存在ではないものの、この先の日本に何か大きな影響を与えそうな匂いがプンプンする。
    下巻が楽しみです。

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    2021年09月05日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    自分の普段の悩みがちっぽけだと感じた。
    ブラジルへの移民の話。過去にそんな過酷な歴史があるとは知らなかった。日本の歴史についても学びたいと思った。前半は辛い話が多かったが、後半は軽快に話が進んだ。結末が気になるので、下も読みたいと思う。

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    2021年08月25日
  • 光秀の定理

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    メチャ面白かった。大河ドラマとイメージが一緒でよくわかった。信長の原理を読んだ後、是非読みたいと思ってた。その期待が期待通りでした。
    我慢強さ、先見性、正義感、プライド、即決断、なんか人間臭くて、あるあるかな(笑)
    日本人らしい^ ^

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    2021年08月13日