垣根涼介のレビュー一覧

  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    ワイルドソウルの取材日記。
    たなぞうに書いたかどうかは失念したけど、ワイルドソウルは名作です!日本から南米へ移民した人々が約束された土地もなく、ジャングルを一から開墾し、病で倒れ、生きるために何をしてきたか・・・そして、日本の政府の驚くべき棄民政策。知らなかった自分を恥じました。
    まあ、そこらあたりのことは「ワイルドソウル」にかかれていて、この放浪記には詳しくはかかれていないのですが、でも、日系移民の方の言葉にはいいつくせない苦労は伝わります。
    放浪記の方はなんというか、南米の人たちのおおらかさや土地の空気のようなものが垣根さんは好きなんやろうなーと思いました。なんか、垣根さんの人柄が伝わって

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    2011年09月12日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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     小説家の垣根涼介氏が著書『ワイルド・ソウル』を書くために、ブラジル、コロンビアを取材して回った時の事を綴った旅行記。
     南米の町や村、そこにまつわる様々な事情。地球の反対側に生きる人々について、良い面も悪い面も含め、作者が目にし、感じた、まさに「ありのまま」の南米がここには書かれています。
     現地の南米の人々の気質というものが全編に渡ってとても生き生きと記されていて、観光記などでは得ることの出来ないリアルが伝わってきました。
     知らない国に思いを馳せながら、愛ってなんだ? 日本ってなんだ? 色々な事について楽しく、深く考えさせられる一冊でした。アモール!!

    恥ずかしながら、垣根涼介氏の小説

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    2010年04月21日
  • ギャングスター・レッスン

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    ヒートアイランドの続編。
    あのあとアキはどうなったんだろう?って思ってた人には嬉しい一冊。「こんな連中いるかよ!」と思いつつ実はいるかも知れないと思えるそんな不思議な世界。相変わらず垣根さんの文章はかっこよくて読んでいてワクワクします。

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    2010年03月14日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    現地で数カ月、小説のための取材の話。
    南米本は数が少ないのでとても貴重だし、エピソードが面白い。
    でも、これを元に書いた小説ワイルドソウルはもっとおもしろかった!

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    2010年02月06日
  • ギャングスター・レッスン

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    2009.6
    小説というか、これか作者の趣味の本ではないかという感じやけど、おもしろい。アキがプロになってゆく様をわくわくさくさく読めてしまう。

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    2009年10月04日
  • クレイジーヘヴン

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    さくさく読めた。
    この女いらいらするなぁ、と思っていたけど、ラストにかけて感情移入してしまい、泣けた。
    しかし卑猥な描写が多すぎる。はっきり言って冷める。無駄。なので☆4つ。

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    2009年10月04日
  • クレイジーヘヴン

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    【あらすじ】
    自分の車を荒らした犯人を執拗に調査して見つけ出し、ゴルフクラブで半殺しの目に合わせて現金まで奪う。明らかに常軌を逸し、タガが外れている一方で、その現金に手をつけるでもなく平凡なサラリーマンとして日々を過ごす。危ういバランスで生きる坂脇恭一。そしてヤクザに脅され、ヤク中にされ、美人局の片棒を担がされる田所圭子。ドス黒い怒りを腹に秘めた男と、あまりに幸せから遠い日々に慣れきってどこまでも卑屈な女。出会った二人は絶望に堕ちるのか、自由へと脱出するのか。



    あらすじに書いた通り、主人公が危ういバランスにいることから来る予測不可能性が読み手を引き込む。例えば自らの意志で悪の世界に身を置

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    「ヒートアイランド」の続編。アキのその後が描かれています。展開に前作ほどのスピード感はありませんが、それでも気づけば読み終えてしまうほどの魅力が本書にはあります。

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    2009年10月07日
  • クレイジーヘヴン

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    旅行会社に勤める今時のキレやすい若者と、出会い系で美人局の片棒をかつぐ元OLが、ひょんなことから一緒になって、転落の人生まっしぐら。。。

    出会い系って、怖いところなんだなぁ、、、とつくづく考えさせられました。

    ただ、結末は推理小説の掟破りのような気がするんですが、どうなんでしょう?そんなことどうでもいいのクレイジーヘヴン?

    (2008/7/28)

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    2009年10月07日
  • クレイジーヘヴン

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    個人的に、好きな垣根さん。

    旅行会社のサラリーマン、差し障り無く生活する坂脇。ただその心は決して人には開かない。
    そして美人局の片棒を担ぎヤクザとどん底の生活を送る元OL圭子。
    へんなきっかけで知り合い、そして・・・二人は取り返しの付かない闇の世界へ。

    相成れない気持ちが、その闇の部分につながりを感じお互いに少しづつ惹かれあい、そして最後は・・。

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    ヒートアイランドの続編
    来ました来ました。独特の治安の悪さ。
    完璧なプロの薫り(゚Д゚)

    青春ぶっちぎり系では無い楽しさ≧▽≦☆
    ヒートアイランドでは、渋谷が舞台でどこか
    ウエストゲートパーク的な雰囲気。
    ちょっとさめた若者頑張ってますみたいな(゚Д゚)

    だが今回はその子ギャングのリーダーが、
    境界線の向こう側へ・・・

    無性に車やらバイクやら改造したくなった(゚Д゚)
    テンポ良く一気に読めちゃう≧▽≦☆

    表の顔と裏の顔か・・・・・(゚Д゚)

    面白いよ

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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     大仕事がやってきた。姫島リゾートホテルで広域暴力団「船橋組」九代目襲名式がある。
     そこで3人は何を企んでいるのか・・・。

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    ハードボイルド!!ギャングスタ!!

    男は誰だって『完璧なワル』に憧れるんです。

    ストーリのテンポ感の良さが最高!

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    2009年10月04日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    ワイルド・ソウルを書くために南米を放浪した3ヶ月。
    彼の旅に共感を覚えるところが。
    やっぱりどうしてもブラジルに行きたくなってきた!

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    ヒートアイランドからするとアキのキャラクターに違和感を感じた。良い意味で言えば前作よりも二十歳の若者らしい未熟さが現れてると思う。渋谷時代とは次元が違う世界に足を踏み入れたということなのだろうが、前作での頭が切れ『カッコイイ』アキが好きな私としては少しがっかりだった。あとやはりクルマ描写が少ししつこかった。興味の無い人にはその部分で飽きが来てしまうと思う。
    次回作のサウダージではアキがどんな風に成長しているか楽しみ。

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    2009年10月04日
  • ギャングスター・レッスン

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    2/14 ヒートアイランドの続編。相変わらずおもしろいけどこの人は長編の方がおもしろさを発揮できると思う。

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    2009年10月04日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    気軽に読める南米紀行。垣根さんの人となりが垣間見られるエピソードの数々。他の作品を読んでいて「この人南米好きだなぁ」と思ってたら「こんな風に好きだったんだ…」と妙に納得。

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    2011年09月04日
  • 蜻蛉の夏

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    ネタバレ

    信長が天下統一へ向けて着々と歩みを進めていた時代
    これまで交わることのなかった止観の道士たちの運命が交錯する

    火観 水観 月観 風観

    期待した分つまらなかった
    なかなか読み進まない感もあった

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    2025年11月22日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    まだ途中なのでわからないけど、下巻への期待を込めると星4つなのだが、一旦中立の3つにしておきます。
    文学というか、言葉の美しさ表現の豊かさというかそういうとこではなく、単にハードボイルドな内容に期待、というとこです。

    これに限らずですが、武器の名前が出てくるたびググって調べながら楽しんでます。

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    2025年11月21日
  • 蜻蛉の夏

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    平助が終始愛おしい。

    『止観』のファンタジー要素を受け入れられるかどうかで評価が割れる作品だと思う。

    信長絡みの主だった戦さを、三人の能力と紐づけながらコツコツと話が進むので、結構長い。なるほどそう関連づけるのかと楽しみつつ読んだ。

    残り数頁で、あの日本史上最大級のイベントをどう仕舞うのか?と不安になったが、余韻も爽やかで好きだった。

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    2025年11月11日