垣根涼介のレビュー一覧

  • 借金取りの王子-君たちに明日はない2-

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    リストラ請負人シリーズ第2弾。
    リストラ面接を通じて村上が見る風景と被面接者の人生の縮図の対比は興味深いものがある。
    表題にもなっている短編が個人的には一番好きかと。

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    2022年08月28日
  • 光秀の定理

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    明智光秀が路上で椀と石を使った賭け事を行う愚息と出会い物事の仕組みについて悟る物語。目の前の変化に惑わされることなく確率論に基づき自分を変化させることが生き残ることに於いては重要だということを学んだ。

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    2022年04月19日
  • 光秀の定理

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    ベイズ統計の例題でよく取り上げられるモンティ・ホール問題がこの作品にも登場する。そう教えられて、その部分が気になって読みましたが、ストーリーやキャラクター自体も面白く一気に読み通してしまいました。戦国時代の人々の思想に関する説明も書かれていて、それも作品の中で重要なのですが、私はその部分はさらっと読み流し、キャラの魅力8割、モンティ・ホール2割の気持ちで楽しく読みました^ ^

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    2022年04月03日
  • 涅槃 下

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    『歴史は、常に生き残った勝者の都合によって捏造され、喧伝される。滅んだ系譜ー敗者は、その歴史の中で沈黙するのみである』by お福

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    2022年04月03日
  • クレイジーヘヴン

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    田舎から出てきた圭子には才能もなくヤクザの囲い美人局になるしかなく、言われるままの苦しい生活を強いられた。 現実、人間、誰も苦労なしでより良い生活ができるはずがなく、他人頼りの生活をするしか選択がないもの頷ける。人は生まれつき何かの才能がある、ただそれを見出せないだけだと悟ることだ。慢性生活からの脱却は自分次第。

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    2022年02月22日
  • 光秀の定理

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    「君たちに明日はない」以来の垣根涼介作品。時代小説で敬遠していたが、これまでと違う明智光秀の人となりを知ることできた。愚息と新九郎の存在が印象に残った。

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    2022年02月22日
  • 信長の原理 下

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    ネタバレ

    こういうロジックを書かせると小説家の上手さが
    際立つね(光秀が信長を討たざるを得ない理屈)
    本書は殆ど全ての現代人が信長の行動を合理的に
    説明したいと言う欲求に素直に従い、生きる者が
    もつすべての行動原理を軸に新解釈を示した作品
    人物のイメージ・エピソードは最新の研究成果を
    盛り込みつつも従来的なテンプレをベースにする
    ことでロジックの斬新さが際立つ(´・ω・`)

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    2022年02月06日
  • 信長の原理 上

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    ネタバレ

    垣根涼介先生のことだから知りながらもテンプレ
    信長像で作品を展開する
    多くの小説がそうであるように、謎の行動に対し
    個別の理由を叙述して合理的説明があると快感で
    ありソレが有名な信長となれば大好物であります

    社会心理学的に有名だと思うのですが、蟻の集団
    で働く個体と怠ける個体が一定であるという法則
    部下の兵士としての練度を高め最強の側近を造る
    ため熱心に取り組んだものの一定の割合は最初か
    ら本気を出さない・・・蟻と同じだ
    信長はこれに気が付き探求心に火が付くのですが
    その様をもって信長君の性格を強調して、あとは
    歴史的事実の背景を合理的に説明しようとするの
    だと予想します(後半が楽しみ)

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    2022年02月05日
  • 涅槃 下

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    上下巻合わせて、900ページ超えてたな。読み応えあった。上巻は、主に宇喜多家を再興するまでの話。下巻は再興後、維持・拡大していく話。派手さは全然なくて、、、痛快に感じることもあまりないんやけど、戦国時代のひとつのパーツとして読んで、面白かった。

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    2022年01月06日
  • 光秀の定理

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    大河ドラマでもやっていたし、光秀に対する評価が色々と変わってきていて面白い。この小説も愚息達との関係性がいい味出してる。読みやすかった。

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    2021年12月26日
  • 涅槃 上

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    宇喜多直家が宇喜多家を再興し、領地を広げていく。
    それにしても、性の修行、長すぎた!笑
    下巻に続く。

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    2021年12月24日
  • 涅槃 下

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    仕物(暗殺)を得意にした卑怯な謀略家というイメージの宇喜多直家の物語下巻。

    こちらでは勢力を拡大しつつある織田信長に付くのかどうかの葛藤、長年の付き合いがある黒田満隆・官兵衛親子を通じての秀吉からの取り込み工作、毛利家・三村家・浦上一族・尼子一族などの一大勢力と渡り合い領地と石高を増やしていく様子などが描かれていく。

    上巻のレビューでも触れたが、木下昌輝さんの「宇喜多の捨て嫁」とは家族関係も描かれ方が違う。
    最初の妻やその間に生まれた娘たちとは距離があり最後まで和解することはなかった。だが後添いであるお福と彼女の連れ子、そしてお福との間に生まれた嫡男(後の秀家)とは睦まじい。睦まじ過ぎて上

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    2021年10月29日
  • 光秀の定理

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    本人の視点のみではなく、明智光秀と関わった人物の目を通してみた「明智光秀」についても描かれており、また、新たな視点で見れた。
    また、本能寺の変に至る経緯についても、なるほどと思わされる中身だった

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    2021年10月24日
  • 涅槃 上

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    木下昌輝さんの「宇喜多の捨て嫁」を読んで以来、気になっている宇喜多直家。
    仕物(暗殺)を得意とし、特に娘を嫁がせてはその家を滅ぼすという、武士としてはダークなやり方にネガティブなイメージを持っていた宇喜多直家を木下さんは様々な視点で新たな印象に変えてくれた。

    今回の垣根涼介さんの「涅槃」は450ページ超上下巻という大作。
    上巻では不遇の少年時代から宇喜多家再興までを描く。

    木下版ではサラッと描かれていた少年時代に130ページを割いている。落城した砥石城から落ち延び、豪商・阿部善定に庇護された数年間は直家の人間形成や考え方の基礎を作ることになる。
    父・興家は全く頼りにならないばかりか善定の娘

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    2021年10月20日
  • 涅槃 上

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     殺し殺されは武士の常。
     男の妬みは女のそれより根が深い。

     ここは土豪が乱立する備前の国。
     有力豪族であった宇喜多家だが、同じ浦上家家臣の島村氏に夜襲をかけられて落城し没落していた。
     一戦もせずに逃亡を図った現当主、興家と妻、そして幼子の三人は備前福岡の商人の家で逃亡生活を送っていた。
     何もすることのない日々。
     そのやるせなさに、八郎は鬱屈していた。

     武士になんかなりたくなかった。
     八郎は成長し、やがて再びかつての主君、浦上のもとに出仕する。
     女を知り、槍を学び、そして一城の主として乱世を生きる。


     そこらのビジネス本を読むよりは、よほど役に立つ歴史小説。
     今回のテ

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    2021年10月14日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    最後に来てこういう展開か。終わり方としてはスッキリしていて好きです。
    考え方は人それぞれ、幸せも人それぞれ。
    好きなことを仕事にできて、尚且つ稼げたら文句ないけど、なかなかそうは行かない。好きなことを仕事にして、食べていける程度稼ぐ?でも家族がいたら厳しいし、同意が得られないと無理。だったら私は、好きなことをするために、好きではないけどそこそこ稼げる仕事をする。──とりあえず今は。

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    2021年08月07日
  • 光秀の定理

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    ★★★ 本能寺の変の描写はないが、光秀の生きざまが淡々と語られる。面白し。「わしはの、十兵衛どの、自分が馬鹿だとも思ってはおらぬが、さりとて凡人の域を出るような頭でもないことも知っている。また、そう常に自覚して生きることが、せめて凡人から愚者の道に墜ちぬ唯一の方法だとも感じている。」,「人間が持って生まれた本来の能力に、その素地に、たいした違いなどはない。それをそれら本人たちがある目的意識に向かってひたすらに磨き、鍛錬していくからこそ、能力が初めて他を圧する才能を産み落とすのである。」深いねぇ。

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    2021年07月20日
  • 信長の原理 下

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    「光秀の定理」を読んだときには、[確率論、モンティホール問題]を取り込んだ斬新な切り口だと思ったが、本書はその新鮮さが失われて、[働き蟻の法則]にこだわりすぎて、やや食傷気味になった。光秀が、信長に反旗を翻す過程もちょっと無理筋でこじつけすぎるような気がする。最近は時代ものが多いが、垣根ファンとしては、「ヒートアイランド」や「君たちに明日はない」シリーズのような現代作品が読みたいのだが。

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    2021年07月19日
  • 張り込み姫-君たちに明日はない3-

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    リストラ面接官が、今日もあちらこちらへ。

    旅行会社も驚きでしたが、記者もあるのだな、と。
    最後の話ですが、これもまたすごいというか
    ぎりぎりまで普通に仕事していたのに…な
    気持ちでいっぱいです。
    モチベーションの問題があるので
    こんなもの、でしょうが。

    そんなリストラされる相手の合間に
    ちらちら語られるリストラ面接官の私生活。
    まぁそんなものじゃないでしょうか??w

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    2021年07月02日
  • 午前三時のルースター

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    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてよいのですが、少し展開がありふれていて面白味にはかけているかもしれませんね。
    垣根さんの期待値が高いせいかもしれないです。
    登場人物がみんなかっこよく描かれていて、
    ほんとにハードボイルドな感じでした。

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    2021年04月10日