垣根涼介のレビュー一覧

  • 狛犬ジョンの軌跡

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    中途半端だよ垣根先生。愛犬物としても弱いし、ファンタジーとしてもぼんやりしてる。これじゃ単に垣根流のこだわり30代男子の生活を見せられただけじゃん。もう少しでも心の交流を描いて欲しかった。浅すぎるよーこれじゃあ。後半どんどん面白くなってたのに、とても残念なので星3つ。

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    2018年12月16日
  • クレイジーヘヴン

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    どこか静かに壊れた思考回路の主人公、
    堕ちる生き方にしかだどりつけなかった娼婦との出会い。
    僕自身はもちろん主人公のような暴力に縁はないですが、
    なにか現代社会にはらんだ狂気、
    どんどん歪んでいく世界観に共感を覚える不思議な作品でした。

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    2018年12月15日
  • 狛犬ジョンの軌跡

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    狛犬。そう、神社、社殿の前に遂に鎮座する左右の阿吽。

    主人公が深夜に遭遇した異様な大きさの黒犬は、半死半生の状態だった。動物病院へ駆け込むと、不可解なことに判別不能の犬種で獣医も戸惑うばかり。
    やがて主人公との共同生活が始まるが...

    垣根氏らしい、人間の心の機微がつぶさに描かれる。
    社会風刺もさることながら、無常の描き方が巧み。

    法治国家であれば、罪を憎んで人を憎まずの精神であるが、法治国家でなければ。罪人に最上の苦しみで死をもって罰をあたえることは...天罰、天誅。

    次作がありそうな終わり方なので、ぜひ期待したいところ。

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    2018年12月10日
  • 張り込み姫-君たちに明日はない3-

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    リストラ請負会社シリーズ3作目。
    まぁまぁ面白いのだけど、短編だから時間がたつと忘れてしまいそうだ。
    タイトルに乗っている物語くらいは思い出せる。
    雑誌編集者のリストラっていうストーリー。
    こんな激務に耐えている人たちって本当にいるんだろうか。
    けっこう信じられないくらいやばい労働環境。
    そんな状況なので、この話の最後はちょっと納得できないかなー。
    私だったら逃げたしたくなる。

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    2018年11月29日
  • 狛犬ジョンの軌跡

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    1811 ジャンルはミステリーファンタジー作品?変わった視点で面白くて先が気になりすぐ読めました。続きがあると嬉しい。主人公の性格に共感が持てる。つい犬種の画像検索をしちゃいました!

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    2018年11月23日
  • 人生教習所(下)

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    微妙。小笠原の紹介小説。小笠原の欧米系島民の事が知れたのはまあ楽しかったんだけど、本編は中途半端。うーん。

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    2018年11月22日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    ヒートアイランドの続編、日系ブラジル人の話が出てきてワイルドソウルを思わせる、柿沢の話がもっと読みたい

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    2018年10月08日
  • ギャングスター・レッスン

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    ヒートアイランドの2作目、まさにギャングスターレッスン、でもIWGPの雰囲気から抜け出してない、それにそんなに面白い話でもない、2ってより1.5って感じ

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    2018年10月08日
  • 迷子の王様-君たちに明日はない5-

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    人はなぜ働かなければならないのか。働くことにどんな意味があるのか。その答えが書いてあるわけではない。考えるヒントがあるだけだ。働くということに悩んでいる人におすすめ。

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    2018年06月08日
  • 人生教習所(下)

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    引きこもり東大生、元ヤクザ、内気な女性ライター...
    小笠原諸島で行われる人間開発セミナー。

    小笠原諸島についての歴史や、その魅力が描かれる。

    非常に穏やかな作品でした。物語の抑揚が良い意味でない。垣根氏は人間を描くのが非常に上手い。

    しかし、コロンビアの例の男が登場するが、垣根作品を読んでる者としては懐かしい。別作品のキャラがでてくると嬉しいね。

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    2018年04月06日
  • 人生教習所(上)

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    引きこもり東大生、元ヤクザ、内気な女性ライター...
    小笠原諸島で行われる人間開発セミナー。

    小笠原諸島についての歴史や、その魅力が描かれる。

    非常に穏やかな作品でした。物語の抑揚が良い意味でない。垣根氏は人間を描くのが非常に上手い。

    しかし、コロンビアの例の男が登場するが、垣根作品を読んでる者としては懐かしい。別作品のキャラがでてくると嬉しいね。

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    2018年04月06日
  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    1801 リストラ請負人シリーズ4作品目。どれも読みやすくて面白いのだが、シリーズとして少しずつ飽きてきた感じ。。でも続きも気になるけど。

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    2018年02月02日
  • 真夏の島に咲く花は

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    時間潰しのつもりで東京駅の本屋で購入して電車で読みました。
    フィジーという国の様々な課題を日本人の目を通してよく理解できた。
    そして登場人物の個性がそれぞれの国の個性をよく表せている。
    南国の話なので、気軽に読めて、でもちょっと切ない感じが悪くないです。

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    2017年12月28日
  • 張り込み姫-君たちに明日はない3-

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    久しぶりにこのシリーズの続編を読んだ。そっか、短編が続くオムニバス形式(?)だったなぁとか思いながら読んだ。中身はまあまあかな。いろいろな人間模様みたいな感じ。ただ、そもそもリストラ請負人の話だけど、仕事ってやっぱり人それぞれだなぁと思う。

    次の続編があるのか分からないけど、もういいかな。

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    2017年12月12日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    第四作目の話だったとは。。知らずにこの本を読むがストーリーは独立しているのでまあ問題ない。が感想は何と言ったら良いか。。以前の作品のファンならこう言った形でまた主人公のその後が読めると言うことは楽しいだろうねと思う。学生の頃に読んでいたら楽しかったかな。

    昔チームでやんちゃをしていた主人公が、チームを解散し大学生となる。そこで知り合ったバイク好きの同級生に、自分達が以前やっていた、バトルイベントがパクられて継続していることがわかり、切ったはずの過去とまた向き合う話。

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    2017年11月24日
  • 永遠のディーバ-君たちに明日はない4-

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    2の王子、3の張り込み姫、そしてこの4を
    連続して読んだせいか、素直に面白がれない自分がいる。
    感動に慣れたというか、作り込みすぎだろというのが
    目についてしまった。

    あいだ10冊くらい空けて読んだほうがいいかんじ。
    面白いのは面白いので、残念。

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    2017年11月22日
  • 真夏の島に咲く花は

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    フィージーの名前は解り難いし、読み辛いし何を言っているのか解らない。読破するのに久々苦労してしまった。

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    2017年10月25日
  • 真夏の島に咲く花は

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    ああいう暴動が起こってもチョニ達は間違ってるって声を大にしては言えない自分がいた。中国人はどこに行っても変わらないね。すごくイメージしやすい作品だった。本当にフィジアンが小説通りなのか行って確認してみたい。

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    2017年09月04日
  • ギャングスター・レッスン ヒート アイランドII

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    ネタバレ

    「ヒートアイランド」の続編。

    1作目よりさらに軽め。
    ますます社会問題が絡まないか。
    ストリートギャングとヤクザ、それだけ。
    賢いコも出てこない。
    恋愛がちょっと出てきて、ちょっと情に訴えるけど。


    ストーリー的には、自作に繋げるために必要かもだけど、なくても成り立つ気もする。
    垣根さんにしては、軽すぎる。

    と言い切れないのは、まだ自作を読んでないから。

    3作目に期待。

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    2017年06月25日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    シリーズ完結編!?と思わせるような…。
    アキよりもカオル中心の内容。ちょっと敵が弱すぎで、盛り上がりに欠けたかもしれない。

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    2017年06月17日