人生教習所(下)
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人生教習所(下)

649円 (税込)

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引きこもりの東大生、元ヤクザ、内気な女性ライター……選抜をくぐり抜けた「落ちこぼれ」たちは、ユニークな講義によって新たな視点を獲得し、過去の挫折をとらえなおしていく。そして、最大にして最後の教材は、開催地・小笠原そのものだった。その美しい自然と数奇な歴史に織り込まれた真理とは? 謎のセミナー、感動の最終章へ!

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人生教習所 のシリーズ作品

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  • 人生教習所(上)
    649円 (税込)
    新聞に不思議な広告が掲載された。「人間再生セミナー 小笠原塾」。実態は謎だが、そうそうたる企業が後援し、最終合格者には必ず就職先が斡旋されるという。再起をかけて集まってきた人生の「落ちこぼれ」たちは、期待と不安を胸に抱き、はるか小笠原諸島へと出航する! 迷える大人たちのための、新たなエール小説。
  • 人生教習所(下)
    649円 (税込)
    引きこもりの東大生、元ヤクザ、内気な女性ライター……選抜をくぐり抜けた「落ちこぼれ」たちは、ユニークな講義によって新たな視点を獲得し、過去の挫折をとらえなおしていく。そして、最大にして最後の教材は、開催地・小笠原そのものだった。その美しい自然と数奇な歴史に織り込まれた真理とは? 謎のセミナー、感動の最終章へ!

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人生教習所(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    で、下。

    セミナー最後まで良心的だし。
    なんか最後にウラがあってどんでん返し的な・・・・、と思ったら、いい人たちじゃないかー。
    登場人物もキャラに好感が持てるし、読後の清涼感がなかなか良いです。

    小笠原の歴史もよくわかります。
    沖縄などとはまた違う、独自の戦中戦後の歴史があったのですね。

    あと

    0
    2013年07月22日

    Posted by ブクログ

    前半の予想から大外れはしないものの
    研修の中身(島の歴史や島民の暮らし)が
    割合に重くて、ただの娯楽小説では
    なかったのかぁと少し驚いた。

    巻末の謝辞によれば小笠原の歴史や自然、
    日本への返還前後の話は実際の話を聞きながら
    書かれたものとあり、今まで知らなかった
    多くの歴史に触れた。
    日本への返還

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    小笠原の自然と歴史に触れることで人生を見つめ直す登場人物たち。
    誘導でも強制でもなく、自発的な気付きによる変化の描き方が巧みです。
    いい話だった。

    0
    2018年03月09日

    Posted by ブクログ

    人生の教習所は、日常の中にある非日常を見出すことができれば卒業だ。小生は日々の生活に汲々として惰性の中に埋没している。旅にでるか、金がない。本の世界で我慢する。

    0
    2016年06月13日

    Posted by ブクログ

    垣根作品にしては珍しい作風かなと。
    ハードボイルド感もなく、南米女性も登場せず、
    でも主人公の柏木も、セミナー参加者の竹崎も、他の垣根作品を読んでいる人には繋がりを感じることができますね。

    0
    2014年09月13日

    Posted by ブクログ

    2014年、8冊目?かな…

    母島には行ってないので、こちらは想像だけど、ははじま丸に乗りたい〜!!

    まあ、ストーリーは置いておき、小笠原の歴史についても学べた?のは良かった。

    新島民になりたいと願ったこともあるけれど、決断出来なかったなぁ、と今年のGW、村の人たちを眺めて思った次第。

    0
    2014年05月20日

    Posted by ブクログ

    小笠原にまた行きたくなった。
    あの、独特な雰囲気は行かないとわからない。

    登場人物が相変わらずみんな憎めない。なつかしい方々もでてきました!

    0
    2014年01月29日

    Posted by ブクログ

    <あらすじ>
    上巻からのつづき。母島にて後半の講義が行われる。それと並んで、4人の登場人物の人間関係も面白くなってくる。(特に柏木と由香)
    そして最後はこの研修を通して、各々感じたことが書かれている。

    <感想・レビュー>
    途中までは上巻の流れが続いてる感じがして、なんとも思わなかったけど、人間関係

    0
    2013年08月12日

    Posted by ブクログ

    下巻を読み終え、改めてこの作品の主役は小笠原そのものだ、との感がした。受講生それぞれ、悩みや問題を抱えているが、小笠原の自然の中では矮小なものになってしまう。小笠原に触れることでそれぞれが再生する。

    そして講習の中で語られる、そこに住む島民の、国に対する思いの何と、複雑で、重いことか。戦前、占領下

    0
    2013年08月11日

    Posted by ブクログ

    謎に包まれたセミナーだったが、参加した「引きこもりの東大生」「元ヤクザ」「内気な女性ライター」・・・・・。
    それぞれセミナーで小笠原の戦前、戦後の時代背景を聞き、考え、心が成長する。
    三人とも半年後には次の生活を清々しくおくっている、半年後の同窓会での再会する姿を見てみたい。
    世界遺産の小笠原で病ん

    0
    2013年08月08日

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