垣根涼介のレビュー一覧

  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    映画化が決まり、購入しました。

    上下巻合わせてなかなかのボリュームでしたがとても面白く、すぐに読み終わりました。
    才蔵の幸せを願わずにはいられません。

    本作では才蔵の成長に重きが置かれていましたが、映画では兵衛が主役とのことで、どのような作品になるのか楽しみです。

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    2024年06月21日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    映画化が決まったので原作を購入しました。

    歴史物ですが、才蔵の成長や人間関係に重きが置かれており、とても読みやすかったです。

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    2024年06月21日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    過酷な修行を経て六尺棒の使い手となった才蔵は腕試しを通じて人を見る目、器量を上げる。
    一方で蓮田は蜂起を計画し身内の武士だけが優遇される室町の体制に一石投じようとする。
    道賢、兵衛、才蔵とその仲間達の行く末は、、、

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    2024年03月30日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    室町時代、没落武士の子で天涯孤独の少年才蔵は用心棒として土倉を営む法妙坊暁信に雇われる。
    ある日土倉は盗賊に襲われるが、頭目骨皮道賢に見込まれ、百姓からの信頼を集める浮浪の徒蓮田兵衛に預けられ、棒術の修行を経て生きる術を身につける。

    応仁の乱前夜を一揆側の視点から描いた歴史小説であるが、歴史に従いながらも一つのドラマの様な読み方ができる。歴史があまり好きじゃ無い人にもお薦めの作品。

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    2024年03月30日
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)

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    たった1回の予告編で「観たい」と思わせる映画は久しぶりかもしれない。そのまま原作を読む運びとなった。
    映画の方(来年1月公開)はエグい描写もあるようだが、不思議なもので原作版だとそこは何の気なしに読み進められる。(※あくまで!個人の感想です) (下)で全てをまとめようか迷ったけど、(上)から凄かったので各々書いていくことに決めた!

    時は室町時代後期、応仁の乱前夜。
    土倉の用心棒として雇われていた天涯孤独の青年 才蔵は、ある事件をきっかけに骨皮道賢に見込まれる。道賢(恐らく姓名ともに偽名…)は市中のならず者を率いる頭目でありながら、幕府直々に市中警護役を任されている。
    やがて才蔵は蓮田兵衛(こ

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    2024年03月14日
  • 涅槃 下

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    極楽征夷大将軍が良作だったので、勢いそのままに作者の別作品にトライ。大作である極楽征夷大将軍を凌ぐ、上下巻合わせて900ページ強の超大作。ただ読みやすさは極楽征夷大将軍以上で、こちらも引き込まれるように読めた。
    私はそもそも知らなかったが、悪名高いと評判の宇喜多直家が主人公。武士の家に生まれながら幼少期に商人の家で育ち、家を再興した後も根っからの武士にはなりきらず、商人としての才を十分に発揮しながら、毛利、織田等の強国と渡り合いながらも、自身の領土を盤石なものにしていくストーリーは本当に面白かった。
    一方、直家が幼少期から成長いていく中で、女性との出会い、情事がこれでもかとたっぷりと描かれてい

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    2024年03月03日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    昔の移民政策の当事者達の復讐劇のお話。移民後の政府の説明とかけ離れた現地での惨状から始まり、時間は経ち、日本での当時の政府関係者達への報復へと移り変わっていく。
    章ごとに視点が切り替わり、登場人物それぞれにストーリーがあり、皆んな何かを抱えており、全員に魅力を感じた。
    前半では、移民後の凄惨な実態が語られ、日本政府へ憤りを覚え、衛藤達の報復を自然と応援したくなる気持ちになっていた。
    とにかく後半の計画の実行になってからは、疾走感が心地よく、読み手を飽きさせない。
    最後は、とても綺麗な終わり方で、ドラマの終わりを観ているような感覚…!
    出会えて良かったと思える一冊でした。

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    2024年02月29日
  • ゆりかごで眠れ(上) 新装版

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    垣根涼介さんのハードボイルドな小説!

    ヒートアイランドやワイルドソウルとは少し違う話。

    コロンビアの移民の話や、子供の精神医学の話は少し興味が湧きました。

    私の子供の頃の話ですが、学校の授業で母の似顔絵を描くという課題があったのですが、ほとんどの生徒がバストアップや顔だけの似顔絵を描くのに対し、1人だけ全身像を描いている子がいたのを思い出しました・・・

    コロンビアの私のイメージは、マフィアやシンジゲート達が政治にも影響を及ぼし、貧困に喘いでいる国と思いましたが、一年中春の地域や秋の地域があり、住みやすそうな地域が存在する事が解りました、流石に軽い気持ちで行ってみたいとは思いませんが、様

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    2024年02月11日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    面白い!おもしろすぎる!
    ブラジルを中心とした日系人の苦労、言葉では言い表せない悲哀、日本政府のひどさが描かれているにもかかわらず、登場人物のキャラクター・ストーリー展開のスピード感に圧倒された。文庫上下巻1,000ページ?を一気に読まざるを得ない内容だった。
    垣根涼介さん、初めて読んだが1冊で虜になった。

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    2024年01月30日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    本のバックボーンは極めてシリアスなのだけど、入念に練られた復讐劇そのものは、最高のエンターテイメントだった。ほぼ一気読み。こんなに面白い本があるのか、という感じだった。

    ブラジル棄民日系二世ケイとテレビ局報道部貴子の恋愛は、外務省襲撃事件の犯人とそのスクープ者というありえないような緊張関係の中でのもので、ハラハラしっぱなしだった。

    外務省で棄民政策を実行した人の言い訳、自己正当化を読むと、ナチスでホロコースト運行列車を忠実に運営したアドルフ・アイヒマンを思い出した。曰く、「私の罪は従順だったことだ。」
    私に命令した人がいる、悪い人がいるとしたらそいつであって自分ではない、と言いたいのだろう

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    2023年12月23日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    「君たちに明日はない」に続いて、垣根涼介作品を読む。

    前半の棄民政策時代の話は読んでいて辛い。
    時代と場所が現代(に近い)日本に移ってからのスリリングな展開との対比が際立つ。

    外務省関係者が本作を読むとどういう感想を持つのか大いに気になるところ。

    下巻が楽しみだ。

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    2023年12月16日
  • 信長の原理 下

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    原理を理解した信長がそれに溺れて本能寺の変が起こるというのが面白い。仕事が出来て権力があるだけでは、それぞれが子会社社長な武士の社会では、トップに立ち続けられないということなんだろうなぁ。
    光秀がコトを起こさざるを得なかった織田家中の状況説明が、丁寧で非常に説得力があった。

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    2023年12月03日
  • 室町無頼(下)(新潮文庫)

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    面白かった!
    グロい時代だけどカッコいい。

    この時代はノーマークだったので余計に興味深かった。
    歴史の授業や日本史マンガでも一揆や室町時代にはあまり興味が湧かなかったので、今回知ったことが新鮮。

    骨皮道費と連田兵衛は実在の人物なので、他に登場する本があったら読んでみたい。

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    2023年11月28日
  • 信長の原理 下

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    前巻に引き続き一気読みしました。
    とても面白かったです。この話はフィクションですが、本当に信長が二八の法則を突き詰め過ぎて本能寺の変が起きたんじゃないかと思えるのは作者さんの能力の賜物でしょうか。
    光秀の定理と本作の光秀は同キャラなのか前編では?でしたが別物ですね。
    またこの手の本を出してくれたら必ず読みます!

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    2023年11月06日
  • 光秀の定理

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    信長の原理も気になっていましたが、
    上下巻ということもあり、
    まずは先に発刊されていたこちらをと手に取りました。

    結果…とても面白かったです。
    なんですか、これは…!

    読み進めていく中で、
    「最後の最後まで面白いじゃないか…!嬉泣」
    という一言が思わず。苦笑

    最初は、愚息と新九郎がメインで、
    光秀はいつ登場して活躍するんだろうかと思っていたら。

    光秀の人柄、周囲の人物、時代背景、
    途中から光秀がどんどん走り始めます。
    だけど、やはり愚息と新九郎が魅力的で。
    その二人と光秀の友情というか、縁というか。

    最後の最後まで全部が楽しかったです。
    信長目線の「信長の原理」も読まなくてはです。

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    2023年10月29日
  • クレイジーヘヴン

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    たまたま手に取った一冊。

    読み終わったときの自分の心境としては、「人生どうにでもなるな」という感じです。

    なぜそう思ったのかも分かりませんが。

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    2023年10月16日
  • 光秀の定理

    ネタバレ 購入済み

    歴史小説ではなく現代小説。

    2023年10月読了。

    「歴史小説」に於いて、これ程有名で王道のテーマであるのに、現代の日本人に“今、此処に在る私達が考えるべき問題”として直接突き付ける「現代小説」として書き切った、著者の筆力と発想の奇抜さ、そして論理構成の巧みさに、心からの拍手を送りたい。

    小説内の人物は(架空であるにせよ)、意図的に「現代の言葉」で語っている。それは「ある一時代の歴史」ではなく「普遍的な真理」について、有る者を糾弾し、また別の者を弁護しているからだ。そしてそれらは、決して小説内ではなく、恐ろしい程の精度で読者、即ち”読んでいる私達“へと向けられているからなのだ。

    未読の方には、篠田節子氏の簡潔にして

    #深い #タメになる #ドキドキハラハラ

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    2023年10月02日
  • ワイルド・ソウル(下)

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    南米人の野放図で野心にまみれた生き方に刺激を受けた。貧しい環境で育ったからこそ培われたものであると思うので日本人が真似するのは中々難しいが、この本を読むとそのようなメンタルで生きようと思える。

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    2023年09月26日
  • ワイルド・ソウル(上)

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    劣悪な環境でも毅然とした態度で生き延びようとする登場人物に尊敬の念を抱いた。今生きている環境は当たり前じゃないと親に散々言われてきたが、この本を読んでそれを痛感した。
    外務省の人でなしな仕打ちに対して反逆を目論む主人公たちを自然と応援している自分がいた。下巻も楽しみだ。

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    2023年09月23日
  • 午前三時のルースター

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    ネタバレ

    骨太な主人公がかっこよくて、疾走感もあり、一気に引き込まれる作品。ベトナムやタイなどの、ちょっと雑然とした町に旅したくなる。ストーリーをすっかり忘れたころに、繰り返し再読したい。

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    2023年09月19日