【感想・ネタバレ】武田の金、毛利の銀のレビュー

あらすじ

上洛した織田信長に呼び出された明智光秀は、とある任務を下される。数の信奉者である信長は、敵対する大名の武力を把握する必要があった。中でも武田と毛利の資金源である湯之奥金山と石見銀山の見定めは不可欠である。ただし、そのためには敵地の中枢に潜り込み、金銀の産出量を示した台帳を確認しなくてはならない。見つかれば命の保証はない危険な道中である。光秀は盟友の新九郎と愚息を伴って隠密裏に甲州へ向う。駿河湾の港・田子の浦にたどり着いた三人は、そこで土屋長安と名乗る奇天烈な男に出会い――。
『光秀の定理』『信長の原理』に連なる、直木賞受賞第一作!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

愚息と新九郎という個性派に土屋が絡み話の先が気になってしょうがなかった。金は何者にも縛られずに自由を得る為に必要と言った所は共感できた。
さて、愚息と新九郎は変わらずそれぞれのその才覚は凄い。土屋はある意味有能だったが、最後まで読むと女好きが仇となり、脇が甘かったか。光秀は有能だが、信長からするといつでも用無しになるかも知れない田舎サムライなんだな。組織とは利害関係のみと思うと今も昔も大差は無いのかなあ。

0
2025年05月12日

Posted by ブクログ

相変わらず面白い垣根作品。それぞれキャラクターが立っていてワクワクする。最後には信長の冷酷さが垣間見えて、物語がびしっと締まっていた。
土屋のことについて、光秀が本当のことをいう胆力がなかったことが、本能寺のあと誰からも支持されなかったことの伏線に思える。愚息と新九郎とぎくしゃくしてしまう不器用さも、仲間思いのところも、何やら切ないような気持ちになる。

0
2025年04月09日

Posted by ブクログ

織田信長に、武田と毛利の資金源である湯之奥金山と石見銀山の産出量の調査を命じられた明智光秀。盟友の新九郎、愚息と共に調査に赴くがそこで出会ったのは武田の家臣土屋十兵衛長安であった…。知恵者で意外に人情熱い光秀と冷徹で切れ物の信長の人物描写が興味深い。この作者さんらしい歴史物で面白いが、正直、ハードボイルドや明日はないシリーズも読んでみたいなあ。

0
2024年09月08日

Posted by ブクログ

歴史の転換期にあって、それぞれの生き方を貫くことの難しさがうまく表現できていて、四人旅にもどこか剽軽さが感じられる。作者はもっぱらギャングストーリーがお得意と思っていたので、意外に時代ものオッケーやんって感心しました。ぜひ読みましょう。

0
2025年11月06日

Posted by ブクログ

今までの筆者の歴史モノの中では1番ユーモラスな作品だったかな。
光秀、新九郎、愚息そして長安の旅路を理路整然と描いているだけでなく、珍道中のような軽妙なやり取りでも描いているのでとてもメリハリがあって読みやすかった。
そして信長の深淵さもサクッと描いていてスパイスが効いているように思われる。
でもって、わかる人はわかっていたのでしょうが長安がまさかあの大久保長安だとは知らなんだ。
実際、彼らにこんな出会いがあったら夢があるなと思わせる作品。

0
2025年07月26日

Posted by ブクログ

「光秀の定理」の前日譚。
新九郎、愚息と光秀が武田信玄の金山と毛利の石見銀山を信長の命を受け調査しに行く。

調査といっても戦国時代、「はい、どうぞ」と見せてくれるわけではない。おまけに武田は敵国なので捕らわれると命がない。

光秀と新九郎、愚息の3人はどうするのか?

0
2025年02月10日

Posted by ブクログ

はい、明智光秀です

みんな大好き明智十兵衛光秀さんです
「敵は本能寺にあり!」の人ですね

この明智光秀さんに垣根涼介さんが『光秀の定理』というお話で、愚息という坊主と新九郎という兵法家(まぁ剣豪のことです)という大変魅力的な友垣を与えて、光秀の出世の道のりを描いたんですが、本作はその続編になるわけです

で、この三人にとのちの徳川家康の家臣で「天下の総代官」と称された大久保長安が武田信玄の家臣時代に出会っていたら?という歴史改変の物語なんですね

同時代に生きた興味深い人物の中に小さな共通項を見つけて無理矢理掛け合わせるっていう歴史小説によくある手法なんです(ちなみに大久保長安はめちゃくちゃ面白い逸話が数多く残っている人です)

で、いつも同じこと言ってますが、よくある手法ってのはそれがすんごく面白くて万人に愛されているから「よくある」にまで出世するわけですね

そして今回歴史の偉人変人二人に垣根涼介さんが見つけた共通項が石見銀山なわけですね
そうあの世界遺産のね

で、明智光秀と大久保長安にはそれぞれ石見銀山とどのような関わりがあったのか?
ま、興味のある人は自分で調べてみてちょうだい
自分で調べる!こそが歴史好きへの第一歩です!(めんどくさくなっただけだろ!)

0
2024年12月15日

Posted by ブクログ

室町無頼、信長の定理、光秀の定理、涅槃、そしてこの作品を読みました!光秀の定理のときの魅力的なキャラたちが再び登場で歓喜。そこに土屋という新キャラもまあ面白い。最後のネタバラシは本当かよ!と思わずググりました。石見銀山の潜入の時の表現がイメージしにくかったので絵あったら良かったかなあと。

0
2024年12月09日

Posted by ブクログ

信長からの密命を受けた明智光秀、盟友二人と共に敵方である武田の金、毛利の銀の産出量を調査すべく旅にでる
盟友二人も個性的で頼もしいし、武田の土屋さんもかなりの変わり者
果たして調査は上手く行くのか
その後の流れも

0
2024年11月14日

Posted by ブクログ

明智光秀と倭寇あがりの僧愚息、剣術使いの新九郎が武田領内の金、毛利領内の銀を探ることを信長に命じられる。そこに土屋十兵衛という男が加わる。四人の個性が絶妙で、ばかばかしくもある話を読者に楽しませてくれる。

0
2024年10月21日

Posted by ブクログ

けっきょく、誰が主人公だったんだろう。信長と光秀の関係が、こんな角度から描かれた作品は初めて読みました。歴史小説なのに、ずっとユーモラスな雰囲気が流れているのは、筆者の才能の感じられるところです。どこまでが史実なのかははっきりしませんが、歴史に残る人物を、ここまで肉付けさせて、物語を膨らませるところ、すごいと思います。

0
2024年10月12日

Posted by ブクログ

明智光秀と友垣である愚息、新九郎、そして土屋十兵衛がメインキャラ。
信長の命を受けて武田の金と毛利の銀の算出量を調査しにいく。愚息の倭寇だった経歴とかモンティホール問題を使った賭け事とか、それから信玄が海を目指したのは塩じゃなくて港と交易だという見方とか、土屋が武田の直臣として出てきたほぼその瞬間から大久保長安っぽい匂わせかたとか、ちょっと知っている人間の「おれ知ってます」って思いたい欲を満たす仕掛けがいろいろ。
甲斐の湯之奥金山は土屋十兵衛との取引で情報を得て、その後スリリングな展開になるのは石見銀山。うまく忍び込んでなんとか脱出もできて結局はめでたし。小説の舞台になった土地のことはもちろん、海のこともよく取材したのだろうなというのが窺える。新九郎の記述からは武道についても。
物語の流れに影響はないけど、実際のことを想像すると、多分それぞれの言葉の訛が今以上にあっただろうから多分そこは現実性がないなとは思う。
最後の信長はさらにその上をいってました感がまたいい。情報網と、その情報資料を繋げて明智光秀の人柄を見抜くところとか。そして柴田勝家や丹羽長秀、小早川隆景のようなちょっとした役を上手に使いこなしている。

0
2024年10月02日

Posted by ブクログ

光秀。友垣大切にするイイ奴だったんだ。軽妙洒脱な垣根さんの持ち味が出た時代小説。でもワイルドな垣根さんにも戻ってほしいな。夕暮れに歩いた石見銀山の町並み。活気はなかったがいにしえの繁栄は偲ばれた。

0
2024年09月20日

Posted by ブクログ

もともと歴史は苦手なのだが、垣根作品は現代を取り上げている頃から読んでいて好きなので、今も読み続けている。
歴史小説になってから、明智光秀を取り上げることが多いように感じることから、作者は相当に明智光秀に傾倒しているように思う。
今回は光秀と以前よりの友垣である愚息と新九郎との三人が織田信長の命を受けて、武田家の金山と毛利家の銀山に潜入する話である。
これまでの時代小説と少し違った毛色の話だと思った。
武田の金山の潜入の際に出会った武田信玄の家来である土屋十兵衛とひょんなことから同道することになる。
この四人の道中が意外に軽妙に描かれながらも、ハラハラドキドキする場面もあり、歴史小説ではあるが面白く読めた。
最終章での信長と光秀とのやりとりは緊迫感があったが、何とか光秀がその場を乗り切れたのにはホッとした。
だが信長はやはり炯眼の持ち主であったのだと、つくづく思わされた。
土屋のその後については最後に詳しく書かれていて興味深かった。

0
2024年09月19日

Posted by ブクログ

信長の命を受けた光秀と朋友の愚息、新九郎。そして武田への道中に知り合った十兵衛の4人が甲斐国から毛利の石見銀山へ偵察に行くロードムービーの様なもの。サクッと読めて楽しかった。特に毛利勢から逃げるシーンはハラハラものだった。広島に住んでいるので吉田城の様子や温泉津と言う歴史ある温泉地など飽きなかった。
信長の怖さも健在だった。

0
2024年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

信長から命じられたのは、武田の金と毛利の銀を調べ、地力を知ること。命じられたのは明智十兵衛光秀、愚息(一瞬、名前と思わなかった笑)、新九郎の3名。
最初は詐欺まがいの博打をやっていた愚息と新九郎が光秀と馬が合うのか不安ではあったが、最後にはバディか?と思うほどの仲になっていた。人は自分が持たないものを持つ者と惹かれ合うというが、光秀と愚息・新九郎がまさにそれにあたるのかもしれない。

途中、土屋十兵衛が同行するとなったときは、3人の度量の広さに驚いた。敵意はなさそうとは言え、土屋は完全に武田の者なので、いつ裏切られるか分からないのに。でも何だか憎めない人物だし、現代でこういう人物がいたら上司に気に入られそう…等と思った。
読み終わって思うと、土屋はこの旅に必要な男であった。凡ミスにはヒヤヒヤさせられたが。土屋がいなければ毛利の兵に追われることもなかったんだけどね。光秀たちの逃亡劇は緊迫感あり、友情ありで興奮させられた。

一連の報告を信長が受けるシーンが何なら一番緊張した。下手を打とうものなら、首が飛んでしまうだろうし。よくあの場で嘘を交えてもっともらしく報告ができたと思う。
信長が全て気付いていて、光秀という人物の評価を述べたところあたり、後の光秀の謀反を匂わせていてうまい!と思った。

毎回、時代小説を読んで思うのは、自分の圧倒的な日本史への知識不足。史実に忠実に書かれている訳ではないだろうが、最後に「大久保長安」と出てきたときに、なんか聞いたことあるな…くらいの感想しか出てこないのが悲しい。それでも本書は面白かった。

0
2024年08月29日

Posted by ブクログ

感想
光秀の大冒険。歴史小説にしては扱う題材が珍しい。


あらすじ
信長が京に上洛を果たした頃、光秀に原理を教授した愚息と新九郎が、勝家の郎党と揉めて刃傷沙汰を起こす。信長が二人に京を出るついでに武田の金山と毛利の銀山を調べてくるように命ずる。

光秀、愚息、新九郎の三人は、甲州の湯の奥金山を目指す。その道中で武田家の蔵前衆の土屋と出会う。土屋は3人に親切にしつつも、3人の目的を探る。3人が織田家の家中で金山のことについて調べていることを言い当てる。

土屋は3人のことを武田に通報しない代わりに自分も石見に連れて行って欲しいと談判し、光秀は受け入れる。

三人で小早川隆景に謁見し、手形をもらう毛利から妨害に遭うもなんとか銀山の台帳を調べることに成功する。その後、光秀は信長に結果を報告し、満足される。信長が土屋の存在を推測しつつも光秀を見逃す。土屋はその後、家康に仕え、大久保長安として様々な金山銀山を監督したのであった。

0
2025年09月23日

Posted by ブクログ

まず「光秀の定理」を読んで登場人物の背景を知っておく必要がある。個性豊かな登場人物が歴史の謎を解き明かしいくような内容で、興味深く読み進めることができた。ただ、主題がユニークではあるが地味で、情景の描写も細かすぎで想像力が追いつかず、多少退屈さを感じた。

0
2025年08月03日

Posted by ブクログ

織田信長の命を受けた明智光秀が腕利きの友垣2人と風変わりな武田家臣の四人で毛利の銀山を密偵する物語。
時代小説のポイントである個性的でクセがあり魅力的な人物像が書かれている。
今とは違う倫理観や死生観ながら人の営みや本質は変わらない。
苛烈な描写が先行しがちな織田信長だが、本作では加えて怜悧に書かれている。
人の上に立つヒトは少なからず非人情なのは今も同じ。
『〇〇で「ありましたか」』末尾の言い回しが安芸地方の方言がルーツなのは意外だった。

銭の世であるからこそ、その銭で浮世から俯瞰する立場を買うのだ。

夢中になるものがありますれば、そこに没入し、世の縛りから自在に舞うことが出来るように思われまする。

0
2025年03月29日

Posted by ブクログ

時代ものだけど軽い感じで読みやすく、一気に読めた。戦ではなく、金山、銀山の調査という変わった視点の話なのも面白い。
明智光秀が頭はキレるが気の弱い社畜になってたり、武田の武士が織田の武士と仲良くする旅するのはちょっと驚いた。

0
2025年03月23日

Posted by ブクログ

信長が
武田の金と毛利の銀(石見)の産出量を光秀に調べるように命令する。
光秀に忍者のマネごとなんか、できるイメージは全くない、いくら「光秀の原理」での仲間がいるとは言っても。。。
なので、多分これはご都合主義的な出会いがあるのかなと思っていたら、案の定そのパターンでした。
でも、最初の違和感を除いてそれなりには楽しめた。

0
2025年01月11日

Posted by ブクログ

信長に明智光秀とくると好きになれないキャラクターであるが、これに兵法者と生臭坊主、女好きな武田武士が絡み、それなりに楽しめた。
ただ、武田の金のエピソードが薄いのと、光秀や後の大久保長安が毛利の銀調査に行くという史実とは掛け離れたような展開が飛びすぎてて読み進めが遅くなってしまった。

0
2024年12月19日

Posted by ブクログ

ストーリーの面白さを挙げるとしたら、光秀と新九郎と愚息、それから信玄の家臣の土屋ら4人の行く先々での掛け合いかな。
物語の舞台となる金山銀山の描写もイメージできるし、話の軸となる金と銀の流通のしくみも学べてページを捲る手が止まらなかった。
垣根作品はやっぱり面白い。

0
2024年11月14日

Posted by ブクログ

かなりコンパクト、な印象を与える時代もの。

光秀、信長、が出てくるわりに、地味なところに焦点が当たったものだ、と思いながらも、一エピソードとしては面白かったです。

2024.10.19
167

0
2024年10月19日

Posted by ブクログ

永遠に戦い続けられる者だけが生き残る。
当然だ。戦など水ものだ。勝つ時もあれば逆に負け込む時もある。だからこそ、敵を殲滅するまで戦い続けられる財力のある者だけが、最終的には勝者となる。

ありていな正論よりも腹の底から出た本音が人を動かす

0
2024年10月18日

Posted by ブクログ

タイトルから勝手に想像していたのとは違って、戦国ドタバタロードムービー的な物語だった。ちょっと軽すぎるというか、展開が間延びしてしまっている感があり、ここもっとサラッと進めてほしいなと感じる場面が多々あった。が、メインどころ4名のやりとりはなかなか愛嬌があり、その魅力で最後まで読み切ることができた。結末はご愛嬌か。

0
2024年10月14日

Posted by ブクログ

垣根さんの現代ノワールものが好きなんだが、直木賞ゲット後の余裕が感じられる読み物(小説じゃなく)だった・・ので評価は3

とはいうものの漫談っぽい時代劇っぽい中盤を越えてのラストは流石の切れ味。
最期の頁は「きっちり筋を追ってきてよかった」という歴史版衝撃の一コマ。

一言付け加えるなら漫談っぽい第3章は峰隆一郎作品の雰囲気を思わせた。
いくら何でも武田家中のれっきとした武士が相手方 信長家臣ら胡散臭い連中と危険を冒して長道中するか?
武士とはいえ兵法者、元倭寇、そして金柑頭とどんくさい土屋。
金山開発管理、帳簿での有能な奴の行きつく果ては現代と同じだと抱腹絶倒モノ(蓄財、好色・・成れの果ては一族断罪!)

0
2024年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『光秀の定理』の続編。というか、時代は『光秀の定理』より前。
光秀、新九郎、愚息3人が、信長の命を受け、武田と毛利の財務状況を密偵するお話。途中から、土屋十兵衛長安が加わり、4人での行動になる。

時代物として、面白い視点での作品だと思った。
目線がちょこちょこ変わるので、文章が少し読みにくかった。肝心の密偵部分が、地味?なのか、記録説明みたいで、少し飽きたりしちゃった。
冒頭の旅に出る前と、密偵から帰ってきてからの信長とのやり取りや、土屋のその後をの数ページの方が面白かった。

0
2024年09月29日

Posted by ブクログ

明智光秀、愚息、新九郎のお馴染みトリオに新キャラの久兵衛が加わり武田と毛利の秘密を探る冒険物に

光秀の定理を最近読んだばかりなのでそこまででもなかったが古参の読者さんは懐かしさを感じるのでは?
理屈少な目で前作前々作ほど面白くは感じなかった

0
2024年09月16日

Posted by ブクログ

信長の命を受けた明智光秀が、旧知の友と共に武田信玄の資金源である金山と、西の毛利家の資金源石見銀山の採れ高を隠密に調査に行く。
物語の真偽についてはともかくも、光秀、愚息、新九郎、そして土屋十兵衛。
さながら時代小説のロードムービー的な4人の探索の道すがらを、それぞれが際立った個性の人物像により軽快に読ませてくれた。
毛利家の石見銀山潜入の場面は、逃げる者と追う者の緊迫感があって面白かった。
明智光秀と織田信長というと本能寺に引っ張られてしまうが、本作はそれ以前の2人の関係を描いていたのが斬新だった。
それにしても信長に謁見する場面は光秀ではなくとも、読者もかなり緊張してしまうから面白い。

0
2024年08月30日

「歴史・時代」ランキング