大崎梢のレビュー一覧

  • バスクル新宿

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    バスに纏わる5つの短編集
    人が傷ついたりすることはないけど警察が登場したり、ほのぼの小説とは違う趣き
    バスタ新宿が舞台

    「バスターミナルでコーヒーを」
    山形から東京に向うバスから行方が消えだ女性の謎を追いかけるお話。

    「チケットの向こうに」
    大学な部費を持ち逃げした男が現れるのを、バスタ新宿で待つ大学生。探偵の柳浦が良い味を出してる。

    「犬と猫と鹿」
    主人公の中学生の少年は、修学旅行を抜け出して、深夜バスにのりある目的のために新宿まで戻る。

    「パーキングエリアの夜はふけて」
    新宿に向うバスの中で事件の関係者が乗っているのではと、途中のパーキングエリアで降りた男の行動がきっかけで、車内は

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    2024年02月20日
  • 女ともだち

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    女ともだちをテーマにしたアンソロジー

    どの作品も、女性だからこそわかる女性同士の複雑な関係性と感情を描き出していて面白かった。
    知らなかった作家さんもいたけど、この本で知ることができてよかった!

    特に印象に残っているのは村山由佳さんの『COPY』
    ラストが衝撃すぎて、もう一度読み返さずにはいられない。

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    2024年01月28日
  • もしかして ひょっとして

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    もしかして?と思う気持ちを描いた短編集。
    もしかして?の謎が解けた時に、前向きな気持ちになれるのが良いなぁ。
    娘の発想豊かな絵本を読んでいるうちに、もしかしてあの出来事は?と考える様になった“かもしれない“がとっても良かった。

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    2024年01月13日
  • 27000冊ガーデン

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    高校の学校司書さんが、生徒たちが持ち込んでくる相談を、図書室に出入りする本屋さんと一緒に解決する話。
    タイトルの27000冊は高校図書室の平均蔵書数だそう。

    読み終わってあたたかい気持ちになるミステリーだった。

    いろんな悩み持った高校生が出てきたけど、どの子も楽しく過ごせてたらいいなと読みながら祈ってた。

    小説のタイトルがたくさん出てきたのでどれか読みたくなりました。

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    2024年01月11日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    大好きなアミの会(仮)のアンソロジー。ラストメッセージという副題でなんとなく遺書を思い浮かべたけど、そうかぁこんなに色んな最後のメッセージてのがあるもんだ、としみじみしてしまった。近藤史恵さんの久々にゾワッとする怖い話も、福田和代さんのカッコいい刑事さんの話も、楽しんで読めた本。

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    2024年01月06日
  • おひとりさま日和

    購入済み

    いいじゃない

    おひとりさまでいいじゃない、と改めて思わせてくれました。
    恋をしても、新しく学びを始めても、それぞれその人がやりたいようにやれていたら、それでいいんですよね。

    #笑える #共感する

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    2024年01月03日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわる話のアンソロジー。割と好きな作家さんが揃っていて予想通り楽しめた。価値観とは世代によって違うのは勿論、収入によっても異なるし、本当に人それぞれ。夫婦になる際はやっぱりそこが違うと後あとすれ違いのもとになるとつくづく感じる。ピッタリ合うということはなくとも許容範囲内でないといい関係は続かないと思う。

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    2024年01月03日
  • ここだけのお金の使いかた

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    妹が結婚した時、小さな頃から可愛がってくれた近所のおばちゃんに、「結婚生活はどう?」と聞かれ、「私ね、お金に困ってるのよ」と答えて大笑いされた事がある。お金の管理の仕方が分からずに困ってる、と言いたかったらしいけど、省略し過ぎて意味変わってるし。

    お金の問題って大切だけど、これほど個性が出る物もないなと思う。誰かの大切な物が、他の人から見たら無駄にしか思えなかったり、一般的に高価な物が関心のない人には全く無価値だったりする。だからこその面白さもあるな、と思いながら楽しく読みました。

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    2023年12月28日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    シリーズ3作目ですね。
    本屋限定のミステリーなんですよね。
    本好きには共感すると思います。
    次が読みたいですね。

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    2023年12月23日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    読みに行くいものは飛ばして。
    海外の内容も多かった。
    個人的には国内の短編が読みやすい。
    食べ物はハンバーグ、サンドイッチとか
    挟まれる系が多かったかも

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    2023年12月17日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    全体的に少しビターテイストなアンソロジーでした。

    お気に入りは柴田さんの「夕日と奥さんのお話」

    突然旦那さんが実家の田舎に早期退職して終の住処としたいと言い出した。反対すると、自分に有利な条件で離婚を言い渡されて…

    浮気をされたわけでもなく、価値観の違いが生じてしまったけれど、石垣島への旅で和解の道が開けたのは救いでした。
    旦那さんの言っていた石垣島の「浜崎の奥さん」の正体がビックリでした。

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    2023年12月15日
  • スクープのたまご

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    お仕事小説かと思って手に取ったが
    ミステリー要素も強め。

    週刊誌記者ってあまり良いイメージがないが
    この物語は応援したくなる。
    なかなか表には良さが出てこないけれど
    裏では苦労や仲間との絆が詰まっているんだな~
    と改めて思い直せた。

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    2023年12月15日
  • ようこそ授賞式の夕べに

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    「成風堂書店事件メモ」の4冊目。
    今回は、本屋、じゃなくて、書店大賞の授賞式の1日を描いた長編。
    なんと〈井辻智紀の業務日誌〉シリーズの面々も大挙登場。

    書店大賞事務局に届いた不穏なFAXを巡って、福岡の書店員・花乃ちゃんに頼られる杏子さん多絵ちゃんに、真柴を介して事務局長直々に相談が持ち込まれた井辻くんや「マドンナの笑顔を守る会」の面々が右往左往。
    二つのグループがそれぞれ始めた捜査は、途中からは互いに入り乱れ、やがて一つに収斂する。
    不穏なFAXやブックカバーの謎に、授賞式における覆面作家の存在や順位の改ざん疑惑など、犯人いわく『クモの糸みたいに張りめぐらせた』策謀はややこしくて、やはり

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    2023年12月15日
  • 27000冊ガーデン

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    どんな環境にいる子にも、なんらかの形で、助けになりますように。
    駒子さんの喜び、苦しみ、モヤモヤする気持ちもうまく言葉に出来ない気持ちも、すごく共感できます。

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    2023年12月08日
  • エール!(1)

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    お仕事小説アンソロジー。
    大崎梢さんの漫画家のお話と、近藤史恵さんのツアーコンダクターのお話がすごく面白かったです!短編だから読みやすい。「エール!」は3巻まであるみたいなので、全部読んでみたいです。

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    2023年12月02日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    「わらしべ長者のつくりかた」の考え方が参考になった。おじいちゃんの「日本人の悪い癖だと思うんだが、仕事を楽しもうとしないんだな。働くことはしんどいことだと、自分で自分に呪いをかけてるんだ。」って言葉よかったな。楽しさや面白さは自分でつくっていくしかないんだよね。

    「二千万円の差額」も好きだなぁ。切ない家族系の物語にとことん弱い私なのであった…。

    お金というたったひとつのテーマで、全く違った景色を見させてくれる作家の方々には頭が頭が下がる思いです…!

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    2023年11月25日
  • 27000冊ガーデン

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    心優しい推理小説って感じの本。故に少し物足りなく感じる人がいるかも。図書司書さんの思いが知れたのは新鮮でした。

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    2023年11月13日
  • ドアを開けたら

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    「この遺体なかったことになりませんか」
    ってワードに、なってたまるか。って
    ツッコミながら本屋で手に取った。

    マンションの一室で発見された死体が
    消えたと思ったらまた現れる。

    読み始めたらどんどん引き込まれて
    気がついたら読み終わってた。

    めちゃくちゃ面白かった

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    2023年10月03日
  • さよなら願いごと

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    ネタバレ

    最初、教科書に載るような、入試に出るような…なんて思っていたが、とんでもなかった。

    時間軸を縦に読ませる伏線により、様々な想像をさせられ、やめられなくなるが、その軸自体の発送がミスリードだと気づかされる瞬間は驚いたし、一章に関しては風景や服装などの頭の中の光景が変わる。

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    2023年09月27日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    もうひとつある鷹宮家四訓/大崎梢
    大切な人を思いやる気持ちが温かくて良い話だった。

    孤独の谷/近藤史恵
    言葉を使えば使うほど死に近づいていくなんて、なんと恐ろしい。。。本当に孤独で寂しい。ラストがちょっとホラーだった。

    猫への遺言/柴田よしき
    コロナで急逝した夫が隠していた秘密が、読まれるはずのなかった遺言書によって妻が知ることになってしまう。なんとも言えないが、夫に共感できるところはあるなぁ。

    十年日記/新津きよみ
    良い話。すごくホッコリした。真央さんにまんまとやられた。ってか勝手に勘違いした。

    そのハッカーの名は/福田和代
    ネタバラシの前に見抜けなかったのめっちゃ悔しい!

    青い封

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    2023年09月24日