大崎梢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
結婚せずに独身でいる人、パートナーを亡くして1人で暮らす人、この小説に登場するのは40代後半から80代の一人暮らしをしている女性たちばかり。
ところで、一人暮らし、と聞くと「寂しそう」と思うものなのだろうか? 結婚せずにシングルで1人で働いて暮らしてる女性も「寂しそう」なのだろうか?
私は若い頃から1人で買い物、カラオケ、映画、ライブ、旅行に行ける人間になろうと意識してチャレンジしていた。誰かとじゃないと何もできない人間にはなりたくなかったから。おかげで、おひとりさま時間はストレス発散ができる最高に贅沢で、そんな時間を過ごせている私って最高!と思っている。
ところがた。
世の中の人はみんな -
購入済み
どのお話も短くてサクッと読める。
いろいろな理由があって、今は1人で生活しているシニアの人たちの生活を描いた物語。
今までの長い人生でいろんなあれやこれやを乗り越えてきた人が、老後をたとえ1人でも、楽しみや好きなことを新たに見つけて、エネルギーに満ちた余生を送っているというのは若者にとっても希望になるんじゃないかな~! -
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Posted by ブクログ
ネタバレキッチンにまつわるアンソロジー。
お気に入りは福田さんの「対面式」、新津さん「わたしの家には包丁がない」。
「対面式」
建売住宅の対面式キッチンからは、向かいの家の対面式キッチンが丸見えだった。
そして、そのお向かいの玄関ポーチに何故か日替わりで陶器の人形が置かれていて…
ちょっとした好奇心から、陶器の人形の謎を解こうとする美晴。謎は案外あっさり解けたけれど、お向かいさんの旦那さんが実は…って言うのはどんでん返しでした。
「わたしの家には〜」
展子が何故包丁を持たないのか。亡くなった母親が父親の田舎へ帰省した時に女性ばかり動かされているのを目の当たりにして育った所為で、将来包丁を持たない -
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Posted by ブクログ
旅の醍醐味は、おいしい食べ物だと改めて思わせてくれるようないいお話ばかりでした。
一番食べてみたいと思ったのは、「もしも神様に会えたなら」の“伊勢うどん”。関西住みだけど、食べたことなかった。主人公の少年2人が“優しい気配り”で表現した味を食べてみたいと思いました。
話が好きだったのは、「旅の理由」。主人公の青年がすごく良かった。
「美味しいということは」では、主人公の祖母の、“美味しいということは、いつまでもその味を忘れないってことなんだ”という言葉にぐっときました。今まで味わった忘れられない味を大切にしていきたいし、これからも忘れられない味を増やしていけたらいいな。
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