大崎梢のレビュー一覧

  • おひとりさま日和 ささやかな転機

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    ネタバレ

    おひとひさまアンソロジー第二弾。
    お気に入りは松村さんの「セッション」

    旦那の不倫で離婚した燈子。そして娘の亜沙美まで旦那の不倫で離婚。だが、その娘が不倫の末再婚する事になり絶縁。孫の陸人はおばあちゃんっ子だったのに会えなくなった。それから10年が経ち、仕事帰りに突然見知らぬ男性からライブのチケットを譲り受け、ひょんな事からドラムにハマり…

    てっきりそのドラマーが孫かと思ったら、まさかの人でした。確かに名前がそうですね。
    いつか、セッションできると良いですね。

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    2024年11月30日
  • おひとりさま日和

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    結婚せずに独身でいる人、パートナーを亡くして1人で暮らす人、この小説に登場するのは40代後半から80代の一人暮らしをしている女性たちばかり。

    ところで、一人暮らし、と聞くと「寂しそう」と思うものなのだろうか? 結婚せずにシングルで1人で働いて暮らしてる女性も「寂しそう」なのだろうか?
    私は若い頃から1人で買い物、カラオケ、映画、ライブ、旅行に行ける人間になろうと意識してチャレンジしていた。誰かとじゃないと何もできない人間にはなりたくなかったから。おかげで、おひとりさま時間はストレス発散ができる最高に贅沢で、そんな時間を過ごせている私って最高!と思っている。

    ところがた。
    世の中の人はみんな

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    2024年11月17日
  • おひとりさま日和 ささやかな転機

    QM

    購入済み

    どのお話も短くてサクッと読める。
    いろいろな理由があって、今は1人で生活しているシニアの人たちの生活を描いた物語。
    今までの長い人生でいろんなあれやこれやを乗り越えてきた人が、老後をたとえ1人でも、楽しみや好きなことを新たに見つけて、エネルギーに満ちた余生を送っているというのは若者にとっても希望になるんじゃないかな~!

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    2024年11月16日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    書店の日常の中で起こるミステリーは殺人等のミステリーとはまた違った面白さがありました。
    メインキャラの杏子と多恵のキャラクターはもちろん魅力的でしたが、他の登場人物も短編の中でしっかりとキャラが立っていてとても面白く読めました。

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    2024年11月16日
  • キッチンつれづれ

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    どのお話も大好き!!
    食事って欠かせないものだからこそ人とのつながりが生まれていく。食べるもので変わっていくこともある。

    子供の頃に食べた味、辛かった時苦しかった時に食べた味って思い出すことあるよなあ。
    食事をおろそかにすることなく生きていきたい。

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    2024年11月09日
  • バスクル新宿

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    ネタバレ

    大崎梢先生って感じの小説 3話目がとっても好き!夜行バスに乗ってバスタ新宿に行く機会があれば写真撮りたいな〜と思って不純な動機で買ったんだけど、夢中で一気に読んじゃった 何回か泣いちゃったししっかりミステリっぽい話もあった 大団円が好き!安心して読めるミステリ!

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    2024年09月01日
  • 春休みに出会った探偵は

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    絶妙な距離感だった探偵がラストに急接近したのに驚いたが納得。それまでのちょっとした違和感も解消されて良い読後感だった。

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    2024年08月28日
  • アンソロジー 捨てる

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    「捨てる」というテーマでも、捨てるものは具体的なものから抽象的な概念、ほのぼのとした内容からホラーのような恐怖な話と様々だった。

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    2024年08月27日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    キッチンにまつわるアンソロジー。
    お気に入りは福田さんの「対面式」、新津さん「わたしの家には包丁がない」。

    「対面式」
    建売住宅の対面式キッチンからは、向かいの家の対面式キッチンが丸見えだった。
    そして、そのお向かいの玄関ポーチに何故か日替わりで陶器の人形が置かれていて…

    ちょっとした好奇心から、陶器の人形の謎を解こうとする美晴。謎は案外あっさり解けたけれど、お向かいさんの旦那さんが実は…って言うのはどんでん返しでした。

    「わたしの家には〜」
    展子が何故包丁を持たないのか。亡くなった母親が父親の田舎へ帰省した時に女性ばかり動かされているのを目の当たりにして育った所為で、将来包丁を持たない

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    2024年08月05日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅にまつわる食に関するアンソロジー7作品。
    旅行気分とそれぞれの土地、ひと、思い出。との作品も優しい作品ですほんわかなのも良かったです。

    大崎梢:もしも神様に会えたなら
    新津きよみ:失われた甘い時を求めて
    柴田よしき:夕日と奥さんのお話
    篠田真由美:夢よりも甘く
    松村比呂美:旅の理由
    三上延:美味しいということは
    近藤史恵:オーロラが見られなくても

    もしも神様〜は、好きな作品。小学生の大冒険がワクワク。
    夢よりも〜は、少し哀しいけれど良いお話
    美味しいと〜も好きな作品。こんなおばあちゃん素敵だな

    短編なので通勤にもぴったり!

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    2024年07月15日
  • だいじな本のみつけ方

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    だいじな本は、その内容もさることながら、その本を読んだり読んでもらったりした時のエピソードも含めてだいじと思える本。
    しばらくたってまたその本を開くと、その時のことを思い出して心が温かくなるような本。
    中学生にピッタリの内容ですね。
    もちろんそれ以上の年齢の人が読んでも心が温まるお話。

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    2024年07月08日
  • キッチンつれづれ

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    アミの会シリーズで1番ハマった!
    食に関する短編集。
    ほっこり話もあったけど、
    私としては放置子とか貧困とかの話のほうが
    しっくりきたなー。
    苦労って糧になる!

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    2024年07月02日
  • 女ともだち

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    327ページ
    720円
    6月17日〜6月19日

    女性作家8人による短編集。女ともだちの表と裏が、絶妙に描かれていて、どの話もおもしろかった。

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    2024年06月19日
  • めぐりんと私。

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    どうなるかな、の中で、どうしたいかなをきちんと持っておくって大事よね。口でいうほど簡単ではないけれども。

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    2024年05月16日
  • ふたつめの庭

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    ホッコリもハラハラもしたけれど、夢中になって読み切ったー。表紙が気に入って購入した本だったけど当たり!

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    2024年05月09日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    書店で起こる様々な謎を解き明かすミステリー。
    読みやすくて話の先が知りたくてどんどん読む。
    謎解きは「なるほど」
    本好き、書店好きにはたまらない本。
    そして本屋さんのお仕事もよく分かる。
    成風堂書店に行ってみたい。

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    2024年04月06日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    どのお話もほっとする内容で心が温まった。特に好きだったのは三上延さんの「美味しいということは」。
    卓郎とお祖母様の絶妙な距離感、2人の会話が素敵。読んだ後、おばあちゃんに会いに行こう、そして今年こそは念願のお花見を一緒にしようと思った。

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    2024年03月10日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅の醍醐味は、おいしい食べ物だと改めて思わせてくれるようないいお話ばかりでした。
    一番食べてみたいと思ったのは、「もしも神様に会えたなら」の“伊勢うどん”。関西住みだけど、食べたことなかった。主人公の少年2人が“優しい気配り”で表現した味を食べてみたいと思いました。
    話が好きだったのは、「旅の理由」。主人公の青年がすごく良かった。
    「美味しいということは」では、主人公の祖母の、“美味しいということは、いつまでもその味を忘れないってことなんだ”という言葉にぐっときました。今まで味わった忘れられない味を大切にしていきたいし、これからも忘れられない味を増やしていけたらいいな。

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    2024年01月19日
  • ここだけのお金の使いかた

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    特に心に残ったのは、大崎梢さんの『12万円ワンコ』 長嶋恵美さんの『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 福田和代さんの『わらしべ長者のつくりかた』松村比呂美さんの『二千万円の差額』。
    タレント犬の実態や、推し活、買い物依存、には驚くばかり。わらしべ長者の話は、爺さんの説得力が絶妙で、展開にも笑った。二千万円の…は思わず涙が。身近な人を亡くすということが、ひしひしと伝わって、悲しかった。

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    2024年01月03日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    人気作家によるメッセージを主軸とした11つのショートストーリー集!
    あたたかいお話しもあれば少しゾッとするようなお話しもあり、一つ一つが長すぎず短すぎず読みやすい長さでした。
    私のお気に入りの作品は
    ☆孤独の谷
    ☆そのハッカーの名は
    ☆青い封筒

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    2023年11月13日