大崎梢のレビュー一覧

  • おいしい旅 しあわせ編

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    どのお話もほっとする内容で心が温まった。特に好きだったのは三上延さんの「美味しいということは」。
    卓郎とお祖母様の絶妙な距離感、2人の会話が素敵。読んだ後、おばあちゃんに会いに行こう、そして今年こそは念願のお花見を一緒にしようと思った。

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    2024年03月10日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅の醍醐味は、おいしい食べ物だと改めて思わせてくれるようないいお話ばかりでした。
    一番食べてみたいと思ったのは、「もしも神様に会えたなら」の“伊勢うどん”。関西住みだけど、食べたことなかった。主人公の少年2人が“優しい気配り”で表現した味を食べてみたいと思いました。
    話が好きだったのは、「旅の理由」。主人公の青年がすごく良かった。
    「美味しいということは」では、主人公の祖母の、“美味しいということは、いつまでもその味を忘れないってことなんだ”という言葉にぐっときました。今まで味わった忘れられない味を大切にしていきたいし、これからも忘れられない味を増やしていけたらいいな。

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    2024年01月19日
  • ここだけのお金の使いかた

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    特に心に残ったのは、大崎梢さんの『12万円ワンコ』 長嶋恵美さんの『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 福田和代さんの『わらしべ長者のつくりかた』松村比呂美さんの『二千万円の差額』。
    タレント犬の実態や、推し活、買い物依存、には驚くばかり。わらしべ長者の話は、爺さんの説得力が絶妙で、展開にも笑った。二千万円の…は思わず涙が。身近な人を亡くすということが、ひしひしと伝わって、悲しかった。

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    2024年01月03日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    人気作家によるメッセージを主軸とした11つのショートストーリー集!
    あたたかいお話しもあれば少しゾッとするようなお話しもあり、一つ一つが長すぎず短すぎず読みやすい長さでした。
    私のお気に入りの作品は
    ☆孤独の谷
    ☆そのハッカーの名は
    ☆青い封筒

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    2023年11月13日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    『百万円分の無駄』 新津きよみ
    『一生遊んで暮らせる方法』 原田ひ香
    『12万円わんこ』 大崎 梢
    『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 永嶋恵美
    『わらしべ長者のつくりかた』 福田和代
    『塾に行かない子どものための五つのクリンプス』 図子 慧
    『二千万円の差額』 松村比呂美

    「アミの会」のアンソロジーです。久々です。
    お金がらみのお話を集めたもので、原田ひ香のヒットにあやかったのかな。

    どれも面白かったんですが、『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 が
    一番好きです。映像で観たいと思ってしまった。シスターフッドってヤツ?
    転売ヤーに転落しようとしている買い物依存症の友人を救おうと

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    2023年10月31日
  • よっつ屋根の下

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    くふー、大好きだ。弱くてウジウジして時々向こう見ずででも大事なことは間違えない強さもあって、つまりは人がしっかり書かれてる。

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    2023年09月26日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    短編が何本か入っていますが、最初の話と赤ずきんの話が好きです。最後は途中でオチがわかっちゃいました。

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    2023年08月30日
  • おいしい旅 想い出編

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    前作ほどではありませんがこれも最後まで読むことができました。最後の話とミュンヘンの空港から街歩きまでの部分が特に良かったです。

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    2023年02月28日
  • 女ともだち

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    「女ともだち」がテーマの短編小説アンソロジー

    既に出尽くした感のあるテーマですが、昨今のSNSを取り入れた短編は8篇全て新鮮で面白かったです。

    なんでも真似して来る女性を描いた村山由佳さんの「COPY」
    女性あるあるです。
    そしてそこに惹きつけておきながらのラストの急展開にはドキっとします。

    坂井希久子さんの「ト・モ・ダ・チ」はイヤミスを連想させるどろどろした話で、もはやホラーの様にも思えて怖かった。

    千早 茜さんの「卵の殻」は繊細な女性心理が描かれていて女性の執着がただただ恐ろしい。
    「サバサバした女なんていないよ」のセリフが印象に残ります。

    子供時代の競争意識、嫉妬心を描いた大崎

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    2023年02月11日
  • 彼方のゴールド

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    トップアスリートの光と影。
    そういうもの、端から見てるとドロドロしたものが含まれているように思ってた。
    確かにそれはあるけれど、それだけではない。
    高みを目指して挫折して、自分の人生は終わったと全てを諦めて敗北感と共に生きていく。
    そんなのは、何かに一生懸命になったことのない人の戯言だ。
    アスリートとして頂点を目指すことは終わったのかもしれないけど、その経験を生かしてその後の人生をいくらでも豊かに生きていくことができる。
    誰かを応援しながら、自分も応援して。
    スポーツは、それをやっている人だけのものじゃなくて、支える人も観戦する人もいろんな人がいて、それぞれの人のもので。
    それぞれの人の希望の

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    2023年01月26日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    贅沢なミステリー集でした。
    おどろおどろしいものではなく、茶目っ気がやリアリティーがあって1つひとつにはっとしたり、クスッとしたり、温かくなったり。

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    2023年01月08日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    このご時世のお話が合って切なくなりましたね。
    途中の文章に暗雲が立ち込めてきますが
    最後に残った言葉に温まるものがあるのです。
    でも、やっぱりこのご時世のあれは憎いよ。

    それとある落とし物を拾った人の日記のお話も
    心の温まるものでした。
    秘密部分は文章通りに解釈しないこと。
    (文章上はそうは絶対に見えないから)

    1個だけ、救えないものがあります。
    ある風土病(?)のお話。
    その真相を知るとなぜ奇怪な行動に
    出ているかがわかることでしょう。
    でもどこまでも救えない…

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    2022年11月06日
  • おいしい旅 想い出編

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    ネタバレ

     温かな記憶を巡る「想い出」アンソロジー。

     お気に入りは福田さんの「幸福のレシピ」と新津さんの「ゲストハウス」。

    「幸福の〜」は、パティシエだった亡き夫の想い出のクリームブリュレの味が忘れられない琴子。旅行先として昔住んでいた神戸で思いを馳せていると、ひょんな事から知り合った一樹と一緒ににスイーツ巡りをする事になり…

     夫が定年退職後に自分の店を持つ事を計画し、後輩と一緒に新作のケーキを公案していた事を知る琴子。そして、後輩が店を持つ事となりそのレシピが日の目を見ることができて良かったです。想い出のクリームブリュレがもう一度食べられた事がほんわかした気持ちになれました。

    「ゲストハウ

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    2022年10月10日
  • おいしい旅 想い出編

    購入済み

    ごちそうさまでした!

    ご贔屓の先生から始めましての先生まで、ほぼ全て楽しく美味しく読めました
    たぶん、ご近所のあのお店?とか今度旅行に行ったら探してみよう!とか実在するお店がモデルになっていたりでワクワクしました
    想い出編だったからか、ちょっと寂しかったり秘密があったりもしますが最終的には納得できるので安心して読めました

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    2022年09月29日
  • 宝の地図を見つけたら

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    あなたは『埋蔵金伝説』を信じていますか?

    この国のどこかに、現在の価値に換算すると数千億、それ以上ともされる莫大なお宝が眠っているのではないかという『埋蔵金伝説』。『大政奉還のあと、江戸城は無血開城となったが、財宝の類はほとんど残されていなかった』。それは『明け渡す前にどこかに運び出したのだろう』と言われる『徳川幕府の埋蔵金』にまつわる『伝説』を筆頭にこの国にはたくさんの『埋蔵金伝説』が存在します。『埋蔵金』というキーワードでネット検索をするとおびただしい検索結果が表示され、実際にそんな『埋蔵金』を掘り当てるために人生を狂わせてもいく数多の人たちが存在するともいうその『伝説』。

    それがた

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    2022年07月18日
  • 忘れ物が届きます

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    過去の後悔、疑念・・・時を超えて知らされる真実。
    切なくも優しい、5つのストーリー。

    正に過去の忘れ物が見つかったような物語。なんだか小さな刺が刺さっているようで心の片隅で気になっていたことが、ぱあっと晴れるよう。ハラハラしつつも温かい気持ちになれました。

    「沙羅の実」 不動産仲介会社で営業をしている『弘司』は、担当先で小学校時代の教師と再会する。すると彼は弘司に関わりのある二十年前の二つの事件について語り始める。
    二つの事件とは、当時六年生の児童拉致監禁と、その子の同級生の父親の転落死。切ない事件の真相は何となく察しがついたが、はっきりと書ききってしまわないことと、ミスリードを利用した最

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    2022年06月13日
  • よっつ屋根の下

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    「家族」とは何か。家族である意義とはどこにあるのか。さらには、正義とは、個人のアイデンティティとは、幸せとは...等々、優しい文体で綴られる基本的には暖かな話なのに、いろいろと考えさせられる。

    とある事情で、父+息子と、母+娘に分かれて暮らすことになった一家が主人公。章が替わるごとに「主役」のメンバーが入れ替わり、それぞれの主役の主観で話は進む。両親はともかく、小学生だった子どもたちが、それぞれの屈託を抱えながらも乗り越えていく & 乗り越えた後で振り返る感じが、とてもリアルで説得力がある。

    一緒にいることがあたりまえ、と考えてしまいがちな「家族」が、離れて暮らすことによって見えて

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    2022年05月25日
  • 惑 まどう

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    まんぞく!
    ミステリってこのくらいのボリュームの短編集が読みやすいかもしれない。気分でない時は他の本に行って戻ってきても、弊害ないし。

    そしてどのお話も、どこか考えさせられる軸が入っている、気がした。

    個人的には、砂糖壺は空っぽ、喫茶マヨイガ、太陽と月が星になる、あたりが好きかな。
    ミステリと女の子同士の恋って、相性いいわよね…!

    喫茶…は、ショートストーリーだけど、言いたいことは声を大にして言っていいんだということが、すっと伝わってきた。

    そしてそして、語り手が姉妹で入れ替わりながら時間が進んでいく太陽…は、悲しい結末だけど、憎しみが必ずしも憎しみにはならない(?)ところに救われる。

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    2022年02月21日
  • プリティが多すぎる

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    ネタバレ

     【Pretty】【Pop】【Pure】【Pipin】
    【女の子はP】が好き!
     
    予想外の配置転換により、全く興味の無い中学生女子向けのファッション雑誌の編集者になってしまった男性主人公。
     大学時代は、マスコミについて調査するサークルに所属し、語学留学や体力作りにも励んだ。
    その成果が実を結び、サークル内では快挙と呼べる名門と言われる老舗出版社「千石社」に入社する。
    文芸部門の編集者を志ざしながら、入社後二年間は時事ネタ満載の週刊誌の雑用係として働いた。
    裏方ながらも、誰もが知る週刊誌の現場で働けることに誇らしさもあった。
     
     そんなさなかでの配置転換!!!
    文芸部門から

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    2022年02月06日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    優しい作品が多くてほっとする。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」は、この中ではぞくっとするというか、切ないお話。
    「扉を開けて」の不思議な雰囲気も、篠田真由美さんだーっとなって嬉しくなる。母娘のあまりに親密な関係が呼んだ「何か」。
    永嶋恵美さんのあれにはしてやられた。うまいなぁ。ああいうのは大好物。
    「青い封筒」も素敵。もうっ。どうなるかと思ったらあんな素敵な。
    アミの会(仮)のかっこの謎はいつ明らかになるのかなー。ともあれ、このアンソロジーはずっと続けてほしい。

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    2021年12月16日