大崎梢のレビュー一覧
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2つ目の標野にて君が袖振るがよかったです。1つ目の話が物騒なミステリーの話だったので、2つ目もそうなのかなと思ったら、爽やかな恋愛の話でした。本屋さんの話で、ほのぼのとした話が割と良かったのですが、ジャンルはミステリーの様です。作者さんは器用に色々書ける人なんだろうなと思います。Posted by ブクログ
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本屋さんに起こる日常ミステリー。本探しや配達雑誌に入れられた盗撮写真などの謎を主人公が同僚と一緒に解いていく。
本屋さんの仕事が丁寧に描かれていて、お仕事がリアルに感じられて楽しいです。でも本屋さんって楽しそうだけどやっぱり大変そう〜Posted by ブクログ -
全5話の短編集です。
1話目が本を用いた謎の暗号で、少しホラーにも近い話でしたので、残りの話もサスペンスやミステリー系なのかと思いました。
しかし、4話目はなんとも甘酸っぱいほっこりする恋愛小説のよう。あまり恋愛小説を読まない(読めない)私でもキュンとして温かい気持ちになりました。
第4話が全話...続きを読むPosted by ブクログ -
威風堂という書店の店員たちが謎解きをするシリーズの第一作。
と当時に、表題作は大崎さんのデビュー作とのこと。
最初の場面が楽しい。
書店に来た人のうろ覚えから書名を割り出す。
久世番子さんの『暴れん坊本屋さん』さながらの話だ。
この本探索で活躍する書店員杏子が名探偵かというと、そうでもない。
む...続きを読むPosted by ブクログ -
“ピアノ”、”コンクール”、”小説”。
さて、このキーワードでどんな『本』が見つかるでしょうか?
アイコンにしている私が出題すると、それ自体がヒントになるので検索するまでもないですね。はい、有力候補の一つは恩田陸さん「蜜蜂と遠雷」です。これは、わかりやすいです。でも、もっと漠然とした情報で希望の『...続きを読むPosted by ブクログ -
途中まではファンタジー色のある埋蔵金物語だと思っていたのに、後半は大崎さんにしては珍しい本格的なクライムノベルでした。
悪者たちの最後があまりに呆気ないものでしたが、それ以外は舞台設定もスリル感も良かったと思います。Posted by ブクログ