大崎梢のレビュー一覧

  • ようこそ授賞式の夕べに
    成風堂コンビと出版社営業井辻君のコラボ。書店大賞受賞式当日、不穏な空気に振り回される書店員と出版営業。書店大賞は本屋大賞ですよね。本書にも書かれていますが、確かに大きくなりすぎて批判も色々あるんだろうなぁ。私も書籍購入のときに参考にしますね。書店=本屋大賞だから、実際こんな感じで運営されているんです...続きを読む
  • エール!(1)
    頑張る女性のお仕事小説アンソロジー。どの作品の主人公にも共感できて面白かった。仕事はしんどいことばかりだが、こういう、この仕事していてよかった!という一瞬のために頑張ってるんだよなと思う。男女平等といわれつつ、どうしても性別で制約をうけることもあるなか、まっすぐに仕事に取り組む女性は格好いい。
  • ようこそ授賞式の夕べに
    書店員探偵と営業探偵の夢のコラボ企画。
    全員集合的なお祭り作品になってるけど、
    出版とか本屋に憧れが募りますよ。
  • 忘れ物が届きます
    とっても可愛い表紙からファンタジーかと想像していたらミステリー。面白かった。どんどん引き込まれて夢中で読んだ。
  • ようこそ授賞式の夕べに
    今回は2方向から推理するものあるわ
    色々な人間関係あるわ、濃かったなぁ
    色々な事にタブレットやPCを活用してても
    読書は、紙で読みたい派、更に言うと
    完全文庫本派なので
    出版業界、書店ものはワクワクする
    今回も期待裏切らず楽しかった
  • 忘れ物が届きます
    トゲのように心に刺さっている過去の事件。それがふとした切っ掛けで浮上してきて、ゆっくりとトゲを抜くように解決されていく。そんな短編集。
    収録作のなかでは「雪の糸」が気に入りました。
  • ようこそ授賞式の夕べに
    今回は本屋大賞(作中では書店大賞)がテーマ。個人的には本にまつわる賞にはほぼ興味がない。過去の大賞受賞作で読んでいるのは「天地明察」だけだし、ノミネート作のなかでも本の数点。だけど今回のこの本で、本屋大賞に関わる方々の想いを知った気がします。
    これからも自分が読む本にこういった賞は関係しないと思いま...続きを読む
  • スノーフレーク
    函館に住む高校三年生の真乃の前に6年前に亡くなった幼馴染の少年によく似た人物が現れ、謎を追い始める。高校生らしい純粋さと無鉄砲さで謎を追う真乃。真相は悲しいものだったし、真乃と速人の秘密は意外だった。かわいい初恋物語とは一味違いますね。
  • スノーフレーク
    終盤そしてラストに違和感もあったけど、全体的には読みやすくてよかった。
    初めて読んだ作家さんでしたが、他作品への興味も湧いたし、そういう期待込みで★4つ。
  • 忘れ物が届きます
    面白かった。
    ほんわかとしながらも、穏やかでない状況の「忘れ物」たち。
    どの作品もなるほどと思うと同時にちょっとあたたかい気持ちになる。
    でも「沙羅の実」はイマイチわからなかった。
    とても良かったのに、私の頭では??こーゆーこと?とかえって謎が残った。
  • 忘れ物が届きます
    今となっては昔のことだけど、解決できないままになっていること。
    まさに”忘れ物”。
    ふと思い出すと、心の中に小さな刺のようにひっかかっていて…
    誰にでもひとつやふたつあるのでは…

    そんな5つの”忘れ物”が届きます。
    個人的には『沙羅の実』が一番好みでした。
  • 夏のくじら
    初読みの作家の方。高知県で夏に開催される「よさこい」祭りを題材にした小説。お祭りのイメージがつかみにくかったので動画サイトで「よさこい」を検索しながら作品を読んだ。そうすることによって高知の人達が「よさこい」にかける情熱というものが少しでもこの小説から読み取れるような気がした。住んでいる地域にも「祭...続きを読む
  • 平台がおまちかね
    書店員さん、出版の編集さんのドラマや本が続いてしまったので、ちょっと食傷気味になってしまった。この本は、出版社の営業さんのお話し。営業さんの苦労やちょっとした謎があって、目先が変わって楽しめる一冊でした。
  • エール!(1)
    働く女性が苦労するも、頑張る姿を描く短編集。
    それぞれの作家がそれぞれの職業を描きます。
    平山さんの通信教育の英語講師の話と
    近藤さんのツアコンの話が好きです。
  • 背表紙は歌う
    出版社営業井辻君の奮闘が楽しい小説。今回も作家の書店回りや賞レースにまつわる話などなかなか一般人の知りえないエピソードが多くて面白かった。最終章には「成風堂書店シリーズ」との絡みも少し。影山先生は成風の3作目に登場していたし、佐伯の真柴さんは親しいお店のようですが、真柴さんあちらのシリーズには出てい...続きを読む
  • 平台がおまちかね
    書店で本を探しているとたまにスーツで熱心になにかをメモし、本を並び替えている人がいます。書店の人かと思っていると店員さんと話をしている様子はなにか違う。何度かそのような光景を見かけましたが、あの人はこの本の主人公と同じ出版社の営業さんだったんでしょうね。普段なかなか知ることのできない出版社の営業さん...続きを読む
  • エール!(2)
    最後に2を読みました。
    じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
    PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われ...続きを読む
  • エール!(1)
    「お仕事小説アンソロジー」ですが、主人公は女性です。働く女性へのエール、なのでしょうか。
    自分の才能を頼みに仕事すること、プロフェッショナルとしての技術をもって臨むこと、女性だからといってできない仕事は少なくなったけれど、それでも女性だから悩んでしまうことや、心細い事が、正直あると思います。
    作中の...続きを読む
  • エール!(3)
    シリーズ1のあと、3を読みました。
    どの女性たちも一生懸命お仕事していて、ほんとにエールを送りたくなります。美術品輸送、災害緊急情報センター、新幹線清掃、ベビーシッターなどの、仕事の裏側を知る楽しさも味わいました。
    知らなかった作家さんとの出会いがあるのも楽しみでした。
  • 夏のくじら
    高知のよさこい祭りの話!!
    爽やかで凄く良い.まぁ季節は真逆ですが笑
    あとがきにも書いてあったけど、これを読めば
    自分で踊った事が無い土佐人以上によさこいの現場に
    詳しくなれるって書いてあったけど、
    本当に詳しく書いてあるの。
    大崎梢さんの旦那様が高知の人らしくて
    主人公の篤史に感情移入するわ~
    ...続きを読む