大崎梢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ父と二人暮らしだった中学生の花南子は,父の単身海外赴任に伴い曾祖母の五月さんがオーナーであるアパートの一室に引っ越してくる。その矢先,五月さんはぎっくり腰でしばらく入院することになってしまう。近所に住む母子家庭の男子,根尾くんと仲良くなり,彼が持ち込んできた近所でおきた事件を独自に操作することに。そのさなか,同じアパートの2階に住む今津という調査会社で調査員をしている青年と知り合う。中学生の男女二人で事件に首を突っ込む二人を心配してか,今津は何くれとなく二人をサポートしてくれる。
そんなこんなでいくつかの事件に関わっているうちに,今津の意外な正体が明らかになってくる。
「きらきらを少し」
根尾 -
Posted by ブクログ
一般論ではなく自分に関わる案件として捉えた場合、綺麗事では済まない感情が沸き上がってくる。そうして自分の器の大きさを知り、それが自己評価より小さいことに落胆する。けれども落ち込みながらも、変わってゆきたいと決意し、分かち合える人を大切にしたいと願う。
設定なとが当世風であるものの、普遍的なティーンの成長譚ではなかろうか。ご近所の普通のおじさんおばさんたちにも、いろんな遍歴や葛藤があって「まさに人に歴史ありだな。なにげに暮らしてる大人すげえ」と思った自分の中学生時代を思い出した。あまり器が大きくなっていないことに気付かされるのは切なかったが、世間という外側から自己を知った衝撃を、共感したり思い起 -
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Posted by ブクログ
いくつか身近で起こる???な事件をするりと解決しちゃう近所の探偵さん、今津さん。なぞもなぞでなるほど〜ととても納得できるものばかり。よかった!
p.267 あのとき今津さんは、「君たちの言う帰れるところって、いつでも子どもに戻れて、優しい親が待っている家なんだろうね。心配しなくていい。ほとんどの人が持っていないから。家があったとしても寛容な場所とは限らない。灼熱の砂漠とか酷寒の荒野かもよ」と言った。
今津さんがお母さんの弟ならば、「寛容な場所とは限らない」とは、北海道の自分の家を指しているのだろうか。そこはお母さんの実家でもある。
灼熱の砂漠や酷寒の荒野を魔えにするような、とても居心地の悪 -
Posted by ブクログ
ちょうど今年は伊勢に行こうと決めていたので、初めのお話はとても参考になった。行き方や伊勢うどんの由来、参拝の仕方など物語にちりばめられていたし、少年達の冒険を見守っている感じの話で、一番この中で楽しかった。どの作品も終わりに少しほっと出来てしあわせ編とはその通りたど思った。
他5作
・失われた甘い時をもとめての二人は無事に出会ったのだろうか。続きが気になった。
・浜崎の奥さんを検索してしまった。そんなに美味しいのか。食べてみたいな。
・ベネツィアは1度は行ってみたい憧れの街だな。
おばちゃんの話はきっと妄想だったようだけど、現実をみて主人公は学んだし、母との距離も縮まって良かった。
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