大崎梢のレビュー一覧

  • プリティが多すぎる

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    ネタバレ

    大崎梢さんのお仕事小説。やっぱり面白い。
    私も多分、本屋さんで近付けないわ~という感じのローティーン向け雑誌の編集に配置換えになった、編集者の青年。
    彼の心の声に突っ込みを入れつつ、女子中学生モデルも含めたプロの仕事にうなる。

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    2015年07月14日
  • エール!(1)

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    お仕事小説のアンソロジーシリーズ第一弾。特に良かったのは、『イッツ・ア・スモール・ワールド』かな。最後の『終わった恋とジェット・ラグ』はダイエットと英語の勉強はよく似ている…の冒頭分で通じるものがありストーリーも面白かった。第2弾も愉しみ。

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    2015年02月15日
  • 片耳うさぎ

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    ネタバレ

    お屋敷ミステリー。
    父の事業が失敗し、父の実家に居候することになった奈都と両親。父は仕事探し、母は実家に行ってしまい、1人で気詰まりなお屋敷で週末まで過ごさねばならなくなってしまった。そこに古いものやお屋敷が大好きだというクラスメートのお姉さんが泊まりに来ることになったが…。
    家に伝わる片耳うさぎの言い伝えと、雪子大伯母の出生など、昔の謎が奈都の記憶と共に解ける。しかし奈都は骨董品に対するいい目を持ってるなぁ

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    2015年02月03日
  • 天才探偵Sen 公園七不思議

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    成風堂書店事件メモシリーズの大崎梢による児童書ミステリです。町内の七つの公園にある七不思議を調べていくうちに、5年前に起こった怪事件に辿り着くのだった。
    探偵役視点の一人称ミステリというのが、まず面白いと思いました。これは推理の道筋を判り易く示すためにそうしたのでしょう。ただそうすると突飛な推理展開が難しい部分もあり、主人公の天才性が示しきれなかった感もあります。でもお約束通り真相が解明するまでナイショにする部分もあり、それがラストで驚きに変わるのはさすがですね。
    謎が謎を呼ぶ展開、思わぬ人物の思わぬ正体などなど、ミステリの面白さが詰め込まれてミステリの入口として素敵な物語です。

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    2015年01月15日
  • プリティが多すぎる

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    軽く読むつもりで手に取った本ですが、中々良かったです。
    文芸志望だったのにファッション誌の編集に異動になってしまった社会人3年目な男性の話。
    これ、前職で最初に異動したタイミングで読みたかった!笑 こっそりファッション誌の裏側が知れるのも面白いです。

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    2015年01月04日
  • プリティが多すぎる

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    ローティーンの女の子向け月刊誌の編集部を舞台にしたお仕事小説。主人公同様に、私もこの編集部に放り込まれたら、戸惑うばかりで仕事にならないだろうなぁ。
    ティーンズモデルという存在に対してどこか否定的な印象もありましたが、彼女たちの置かれている立場、競争などが垣間見えるこの話を読んだ後では、少し肯定的に見ることができそうです。

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    2015年01月04日
  • エール!(1)

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    碧野圭さんの作品が読みたくて借りた本なんだけど、どの著者の作品も良かった!働く人へのエール!ってことで色々な仕事が出てきて面白い☆シリーズ化してるようなので他のも読んでみようっと。

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    2014年12月27日
  • 平台がおまちかね

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    ネタバレ

    大崎梢の出版業界もの第三弾は、出版営業マンさんが主人公。
    「ひつじくん」
    「井辻です!」
    の、お約束やり取りが楽しい。
    『絵本の神様』は、いいお話しでした。★★★★★
    本をたくさん買うので少しでも安くあげたくて古本屋さんに行ってしまうけれど、もっと新刊書店さんで購入しなくては、と思いました。
    『ときめきのポップスター』
    「ライオンハート」しか読んだことない…
    他のお勧め本、読みたくなりました。

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    2015年07月14日
  • 夏のくじら

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    青春全開な本でした。「かも」を大事にせぇ。青春だからこそ実行できるのかもしれず、羨ましい限り。
    憧れの彼女の正体は少し分かりやすかったかもしれませんね。

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    2014年12月01日
  • 片耳うさぎ

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    小学6年生。父の会社が倒産したことがきっかけで、厳めしい屋敷に越してきた。両親の不在がきっかけで、転校先のクラスにいる優しい少年に、破天荒な「さゆり姉ちゃん」を紹介される。
    破天荒なさゆりに導かれ、カラクリ屋敷の隠し部屋捜索をはじめる。だが、お家騒動に纏わる呪いの噂があって……

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    2014年10月22日
  • キミは知らない

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    突然実家に帰った先生の住所と幼い頃亡くした父の手帳にある住所が同じ!?女子高生の悠奈は日帰りの予定でそこへ行ってみることに…もぉそこからは謎だらけ(゜〇゜;)?????悠奈は自宅へ帰りたいのに帰れず、誰が敵か味方かもわからず、先が気になるしドキドキハラハラ!父の死の謎、なぜ悠奈が追いかけられるのか、真相が解ったとき「えーッ!?本当に?」と思った(^^;)しかも悠奈の母は知っていたという(--;)話にグイグイ引き込まれて面白かった(^^)♪

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    2014年10月21日
  • エール!(1)

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    近藤史恵のラストが良すぎた。元カレ騒動がメインかと思いきや『そっちで締めたか~!』と。やられた。
    全体的に『エール!(3)』より好印象。次は(2)を読む。

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    2014年09月23日
  • エール!(1)

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    仕事頑張ろうって思える本。短編集だけど、他の話のキーワードがちらほら出てきて微妙にリンクしているのがいい。

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    2014年08月22日
  • 夏のくじら

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    青春小説の醍醐味といえば『ボーイ・ミーツ・ガール』は外せない。
    本書はそんな王道、といってもすでに四年前に出会った彼女との約束果たすために彼女を探すという物語。
    そこに夏のよさこい祭りが舞台装置として描かれる。

    よさこいにかける人々の想いや、そもそもこのお祭りは各チームすべて自分たちでプロデュースして自腹を切ってプログラムを制作し、祭りの運営側もすべて手弁当で踊り子たち各チームを支援するこのお祭りの情景がいきいきと描かれている。
    2年前から数ヶ月の間に何回か高知を訪ねて、高知の姫たちと語り飲んだ街の景色を思い出す。
    もう、前回訪ねてから早いモンで一年も経ってしまった。

    そもそも本書を知った

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    2014年08月17日
  • ねずみ石

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    さわやかな読後感です
    中学生の考える世界観が心地よく描かれています
    事件からの展開も自然です
    良い作家さんでした(次回作も楽しみ)

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    2014年07月20日
  • 片耳うさぎ

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    ネタバレ

    家系構成やお屋敷の間取りを確かめつつ読み進める前半はなかなか進まなかったけど後半はクライマックスにむけて一気に読み切ってしまいました。全編にわたるちょっと古いモノに対する畏怖の雰囲気がここちよい一冊でした :)

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    2014年07月02日
  • 背表紙は歌う

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    ひつじくんは、本人が自覚しているより、きっといい営業さんになってゆくんでしょうね。
    真柴さんも、なんのかのでひつじくんには力を貸してくれるし、吉野さんも、ひつじくんを頼りに思ってくれてるようですし。(^^)

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    2014年06月19日
  • キミは知らない

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    ネタバレ

    これも今までの大崎梢のイメージにない作品だった。亡くなった父の話をした非常勤の先生が急にいなくなり、訪ねるだけのつもりがいろいろな事件にまきこまれ…。地域の名士というか、大金持ちというのはいまだにあるんだろうけど、ほんと別世界の話だよな。先生ことタカがかっちょよすぎる。他のマキやレンも名前からしてかっちょいいよな。滝巳さんがいい人なのか悪い人なのか。そもそも何が良くて何が悪いのか。すごく時代がかった感じもするけど、ひきこまれてぐいぐい読めて面白かった。タカがまた先生として戻ってくるのも、ハッピーエンドな感じでいいと思う。

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    2014年06月16日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
    独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
    読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
    (窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果

    ・大崎梢「ウェイク・アップ」→元売れっ子漫画家
    ・平山瑞穂「六畳ひと間のLA」→通信講座の英語講師
    ・青井夏海「金環日食を見よう」市営プラネタリウム解説員
    ・小路幸也「イッツ・ア・スモール・ワールド」→ディスプレイデザイナー
    ・碧野圭「わずか四分間の輝き」→スケート専門のスポーツ記者
    ・近藤史恵「終わった恋とジェット・ラグ」→団

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    2014年06月06日
  • かがみのもり

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    「日常の謎」で知られる作者ですが、
    「ねずみ石」「片耳うさぎ」など、
    少年少女を主人公にした冒険ものも書いていて。

    本作は、その系列の冒険小説。
    ただし、主人公は中学校の先生。

    この先生が、かなり珍しいキャラ設定で、
    その経歴が今回のストーリーにぴったりマッチするが、
    まだまだ「応用が利きそう」な感じ(^ ^
    続編はあるのかしら(^ ^

    たしか作者本人が「横溝正史好き」を公言しており、
    本作も「田舎の人間関係」やら「宗教絡みやら」
    かなりどろどろしたストーリー運び...と思うと、
    最後の方はかなり現実的な話になってきたり(^ ^;

    敵か味方か分からない人物設定と言い、
    「噂話」の真相が

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    2014年05月16日