大崎梢のレビュー一覧
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出版社の営業マン、井辻智紀のシリーズ第2弾。
登場人物もお馴染になり、面白くなってきた。
他社の営業マンたちも皆個性豊かで、なんだか漫画チックというか、ちょっと戦隊もの的なノリがある。
『ビターな挑戦者』
デビルと本(児童書?)の関わりは分かったけれど、お話の落とし所が良く分からなかった…
『新刊ナイト』
他シリーズのサイン会のようなお話になるのかと思ったら…
どんでん返し、良かったです。
『背表紙は歌う』
ちょっと切なかった。
他人の考えている事は、口に出して言わなければ分からない事も多いのに、男の人って、言わない事も多いなあ~
そして、「言わなくても察してくれ」的なのはお年寄りに多い。
地 -
Posted by ブクログ
ここしばらく、大崎梢氏の旧作を連続で読むことにした。
いつもながらに…細やかな描きこみに心打たれた。人によれば、ひと夏の祭と淡い恋…の取り合わせをありきたりのテーマだと思うだろう。でも私は、大崎さんが描く限り、上っ面を舐めただけで終わる青春ドラマにはならないだろうと確信していて、まさに期待通りだった。
登場するのは、それぞれの人生の輝きの中でそれぞれの思いを抱え、時に壊れそうになりながらも歩き続けるたくさんの主人公たち。互いが時に重なり、繋がり、反発しあい、強く結びつき、それぞれの夏を完結させてゆく。
篤史もそのひとり。篤史にしかわからないこだわりと思いを胸に、因縁のよさこいに加わる。
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Posted by ブクログ
成風堂書店事件メモシリーズの大崎梢による児童書ミステリです。町内の七つの公園にある七不思議を調べていくうちに、5年前に起こった怪事件に辿り着くのだった。
探偵役視点の一人称ミステリというのが、まず面白いと思いました。これは推理の道筋を判り易く示すためにそうしたのでしょう。ただそうすると突飛な推理展開が難しい部分もあり、主人公の天才性が示しきれなかった感もあります。でもお約束通り真相が解明するまでナイショにする部分もあり、それがラストで驚きに変わるのはさすがですね。
謎が謎を呼ぶ展開、思わぬ人物の思わぬ正体などなど、ミステリの面白さが詰め込まれてミステリの入口として素敵な物語です。 -
Posted by ブクログ
青春小説の醍醐味といえば『ボーイ・ミーツ・ガール』は外せない。
本書はそんな王道、といってもすでに四年前に出会った彼女との約束果たすために彼女を探すという物語。
そこに夏のよさこい祭りが舞台装置として描かれる。
よさこいにかける人々の想いや、そもそもこのお祭りは各チームすべて自分たちでプロデュースして自腹を切ってプログラムを制作し、祭りの運営側もすべて手弁当で踊り子たち各チームを支援するこのお祭りの情景がいきいきと描かれている。
2年前から数ヶ月の間に何回か高知を訪ねて、高知の姫たちと語り飲んだ街の景色を思い出す。
もう、前回訪ねてから早いモンで一年も経ってしまった。
そもそも本書を知った