大崎梢のレビュー一覧

  • 夏のくじら

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    青春小説の醍醐味といえば『ボーイ・ミーツ・ガール』は外せない。
    本書はそんな王道、といってもすでに四年前に出会った彼女との約束果たすために彼女を探すという物語。
    そこに夏のよさこい祭りが舞台装置として描かれる。

    よさこいにかける人々の想いや、そもそもこのお祭りは各チームすべて自分たちでプロデュースして自腹を切ってプログラムを制作し、祭りの運営側もすべて手弁当で踊り子たち各チームを支援するこのお祭りの情景がいきいきと描かれている。
    2年前から数ヶ月の間に何回か高知を訪ねて、高知の姫たちと語り飲んだ街の景色を思い出す。
    もう、前回訪ねてから早いモンで一年も経ってしまった。

    そもそも本書を知った

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    2014年08月17日
  • ねずみ石

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    さわやかな読後感です
    中学生の考える世界観が心地よく描かれています
    事件からの展開も自然です
    良い作家さんでした(次回作も楽しみ)

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    2014年07月20日
  • 片耳うさぎ

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    ネタバレ

    家系構成やお屋敷の間取りを確かめつつ読み進める前半はなかなか進まなかったけど後半はクライマックスにむけて一気に読み切ってしまいました。全編にわたるちょっと古いモノに対する畏怖の雰囲気がここちよい一冊でした :)

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    2014年07月02日
  • 背表紙は歌う

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    ひつじくんは、本人が自覚しているより、きっといい営業さんになってゆくんでしょうね。
    真柴さんも、なんのかのでひつじくんには力を貸してくれるし、吉野さんも、ひつじくんを頼りに思ってくれてるようですし。(^^)

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    2014年06月19日
  • キミは知らない

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    ネタバレ

    これも今までの大崎梢のイメージにない作品だった。亡くなった父の話をした非常勤の先生が急にいなくなり、訪ねるだけのつもりがいろいろな事件にまきこまれ…。地域の名士というか、大金持ちというのはいまだにあるんだろうけど、ほんと別世界の話だよな。先生ことタカがかっちょよすぎる。他のマキやレンも名前からしてかっちょいいよな。滝巳さんがいい人なのか悪い人なのか。そもそも何が良くて何が悪いのか。すごく時代がかった感じもするけど、ひきこまれてぐいぐい読めて面白かった。タカがまた先生として戻ってくるのも、ハッピーエンドな感じでいいと思う。

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    2014年06月16日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
    独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
    読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
    (窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果

    ・大崎梢「ウェイク・アップ」→元売れっ子漫画家
    ・平山瑞穂「六畳ひと間のLA」→通信講座の英語講師
    ・青井夏海「金環日食を見よう」市営プラネタリウム解説員
    ・小路幸也「イッツ・ア・スモール・ワールド」→ディスプレイデザイナー
    ・碧野圭「わずか四分間の輝き」→スケート専門のスポーツ記者
    ・近藤史恵「終わった恋とジェット・ラグ」→団

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    2014年06月06日
  • かがみのもり

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    「日常の謎」で知られる作者ですが、
    「ねずみ石」「片耳うさぎ」など、
    少年少女を主人公にした冒険ものも書いていて。

    本作は、その系列の冒険小説。
    ただし、主人公は中学校の先生。

    この先生が、かなり珍しいキャラ設定で、
    その経歴が今回のストーリーにぴったりマッチするが、
    まだまだ「応用が利きそう」な感じ(^ ^
    続編はあるのかしら(^ ^

    たしか作者本人が「横溝正史好き」を公言しており、
    本作も「田舎の人間関係」やら「宗教絡みやら」
    かなりどろどろしたストーリー運び...と思うと、
    最後の方はかなり現実的な話になってきたり(^ ^;

    敵か味方か分からない人物設定と言い、
    「噂話」の真相が

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    2014年05月16日
  • 背表紙は歌う

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    出版社の営業を主人公に
    取次、書店、作家などを題材に5編の短編からなる。
    全5編ともはっきりとした結末ではないような構成となっている。
    なので、結末をしっかりと出してほしい人にはちょっと向かない。

    ところで、出版社の営業ってここに出てくるように、他社の営業と中がよいのだろうか。

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    2014年01月19日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

     働く女子への応援小説らしい。確かに少し元気が出るかも。みんな悩んでるんだなあって思うから。短編でどれもカラッとしているのもいいかも。

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    2014年01月13日
  • 夏のくじら

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    ネタバレ

    主人公の探す「いずみ」という女性の正体や、周囲の人々との関係など、腑に落ちない点は多数ある。
    しかし、よさこい祭りを描いた青春小説としては秀逸。
    よさこいの熱気や興奮をリアリティをもって感じる事ができる。

    それだけに「少女探し」という一番の芯の部分に物足りなさが残るのが残念。

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    2014年01月03日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    今回は短編集ということで、読みやすくてよかった。
    表題作「サイン会はいかが?」「取り寄せトラップ」のようなシリアスあり、「バイト金森くんの告白」などの私の好きなほのぼのミステリーあり。
    特に「君と語る永遠」はとてもよかった。ぜひ大きくなったら本屋でバイトしてほしいなぁ。
    そしてリンクするようで、リンクしない井辻くんとのシリーズ。いつかあっちの登場人物が出てくるのでは、と期待しているのですが・・・。

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    2013年11月26日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    物語を堪能した。特に多絵が書店で働くに至った経緯の箇所は良かった。好きなシリーズですが、読む順序が前後した関係で多絵と杏子の関係に違和感があったけれど、この話を経てそれ以降の関係となったのだなと納得。

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    2013年11月22日
  • エール!(1)

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    「女性のお仕事小説」のアンソロジー。
    それぞれ実力がある作家さんが揃っているだけに、どの作品にも安定感があってハズレはありません。
    全編が文庫オリジナルの書き下ろしとのことですが、互いに少しだけ情報が共有されているのか、他編の主人公がほんの少しだけ、しかもボヤかした表現で登場するところも面白いです。
    一番良かったのは、やっぱり小路氏の「イッツ・ア・スモール・ワールド」かな。

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    2013年11月18日
  • かがみのもり

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    解説にもあるとおり、ジョブナイル感が強調されていて、その分ミステリーの要素は薄いです。地方の町、神社、山などから想像れる因習めいたものや、宗教のもつある種の不気味さもあいまって、作品全体を包む雰囲気はなかなかいいです。
    このシリーズでは最も読みやすい話かもしれません。

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    2013年11月13日
  • 片耳うさぎ

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    大きなお屋敷につたわる古い言い伝えにまつわるお話。
    物語に入り込むまでに少し時間がかかったけど、後半は、続きが気になって楽しく読み進められた。
    不思議な雰囲気をもつ作品。

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    2013年10月21日
  • 夏のくじら

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    高知のよさこい祭りと篤史。

    この本を読んでると、よさこい祭いきたくなる。
    まだ一度も見に行ったことがないから、今度、来年見に行く!

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    2013年10月18日
  • かがみのもり

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    隣県の中学へ赴任してきた新米国語教師、片野厚介が主人公。
    ある日彼は教え子から相談を受ける。
    立入禁止の聖域として祀られている山にこっそり入り、
    探検を試みた際に見つけてしまった豪華な金色堂。
    そこをもう一度一緒に調べてほしいのだと。

    地元の人や先任の先生方による制止などもあったが、
    結局は彼らと共に調べることになる。
    そして、興信所の男や白装束集団、金色堂について知りたがる
    他中学の美少女などが彼らの前に現れて・・・
    といったお話。


    大崎さんは、出版社や書店員を扱ったシリーズのほかに、
    今作のような土着の信仰や慣習を絡めた物語も得意ですね。

    ミステリ要素よりもどちらかと言うと冒険色の

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    2013年10月03日
  • かがみのもり

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    新任中学教師が教え子から神社にまつわるすごい発見を打ち明けられて・・・。裏山の聖域の噂、新興宗教、興信所、みんな怪しく思えて、どきどきしながら読み終えました。あともうちょっと盛り上がりを期待していたので、少し物足りない感があります。学校の先生がこんな先生だったら、楽しいかもしれない。

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    2013年09月11日
  • 夏のくじら

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    一度本場のよさこいが見たいと青春18キップで乗り込んだ。
    同じ阿呆なら踊らにゃそんそんを地で行く自分が、ただただ通り過ぎる隊列に手を叩いて歓声を上げた。

    行き当たりばったりなスケジュール、
    踊ってる最中に腕を掴んで無理矢理メダルを掛けたり、
    かと思ったら踊り子も手を振って列から抜けたり、
    最後尾からは団扇のサービス。
    賞がらみのソーラン系を踊ってばかりだった自分には驚く事ばかりで、
    でも純粋になんて楽しいんだろうと思った。
    これが祭だって。

    本当は夏の真っ盛り、ギラギラな酷暑のど真ん中で
    読みたかったけど、なんとか残暑には間に合ったかな。

    昼間の原色の鮮やかさ、
    夜の幻想的な艶やかな深み

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    2013年09月07日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    書店・成風堂を舞台に書店員・杏子ど勘の鋭いアルバイト店員・多絵のコンビが成風堂に持ち込まれる謎を解く短篇集。事件と言うほどでもない出来事だが推理を展開していく過程が読んでいて楽しい。そしてホロッとするところも。最後の「ヤギさんの忘れ物」が特に気に入った。
    コミックのビニール掛けとが付録付雑誌の紐掛け、返品作業に発注など書店の裏側も見れて面白い。

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    2013年08月04日