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Posted by ブクログ
祭の日に真ん中に「子」の字が入ったねずみ石を見付けると願いを叶えてくれる。4年前の祭の日、サトはねずみ石を探しに行き行方不明となりその間の記憶をなくしていた。その夜に起こった母娘殺人事件の犯人はまだ見付かっていない。親友セイと祭のことを調べて行くうちに、サトは事件の真相へと迫っていく。
前半は中学生男子のほのぼのとした日常が描かれて、緩やかに物語が進みますが、後半新たな殺人事件が起きた辺りからサスペンス色が強くなり物語が急展開します。中学生という多感な時期を描くジュブナイルとしても、ミステリとしても楽しむことが出来ます。地方都市の祭を描くことでノスタルジィも醸し出しており、その物語世界は居心地がいいです。
それもサトとセイのふたりに負う処も大きいでしょう。ふたりがじゃれ合うようにしている場面や、年上のシュウとサトが仲良くしている処をセイが嫉妬する場面は実に微笑ましいです。だから後半セイが抱えている秘密があらわになった時、よそよそしさが漂い今までのは全て計算尽くだったのかと思わせサトと共に寂寥感を味わえます。この辺りの流れが巧いなと唸らされました。こういう男の子の描写は女性作家ならではでしょうか。古くは仁木悦子、そして宮部みゆきや恩田陸、加納朋子に通じるものがあるなと感じました。
Posted by ブクログ
普通に面白かったが、読んでいる途中で、これは大崎梢さん?とふと疑問が沸いた。若竹七海さんや、七番目の小夜子」の恩田陸さんでもいいんだけど、もっと古ければデビューの頃の宮部みゆきも思い出したかな。まあ、色々ごちゃごちゃ。それでも面白いっていう価値には何の変動もないけれど、やはり女性の作家さんは共通の雰囲気があるんだなと思っただけです。
女性受けは良さそう、主人公を含めて主要登場人物が中学生男子3人、若い女性読者なら萌える?んだろうか。表紙の女の子も、実は男子だったしね(苦笑)
でも、大崎さんは多作でいいです。若竹さんは寡作だから待つのが正直しんどい。そう思うと、頑張ってどんどん書いて欲しい。
Posted by ブクログ
「配達あかずきん」で気に入った作者で、
同じく「日常の謎」っぽいので購入。
が、今度のこれは「殺人」あります(^ ^;
四年前の祭りの夜の殺人事件を引っ張って、
しかも目の前で、リアルタイムに新たな事件も(^ ^;
「日常の謎」と言うには、かなりサスペンスフル(^ ^;
ただ、主人公が中学生の男の子なせいもあるのか、
全体的に若者(中高生)向けと言う印象か(^ ^;
主人公たちが四年前の事件の謎解きに挑むが、
何せ子供だからあれこれ制約が多くて
中々話が進んで行かないもどかしさ。
でも「そのおかげで」謎が中々解決しないのは
ちょっと読んでいてフラストレーションが(^ ^;
謎をいっぱい抱えてそうな刑事が、
まぁ当然「印象的な」登場の仕方をするが、
現実味もないし意外と活躍もしないし(^ ^;
田舎を舞台にしてるおかげか
都合のいいところで携帯が圏外になったりも
やや不自然...というか、謎が「環境に頼り過ぎ」か(^ ^;
でも、純粋なミステリと言うよりも
「少年少女向け冒険推理小説」と思って読めば
素直にワクワク楽しめる作品かと(^ ^
きっと、そういう作品なのでしょう(^ ^
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