大崎梢のレビュー一覧

  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわるアンソロジー。
    アンソロジーは読んだことない作家さんもいて、読書の幅が広がるような気がする。 

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    2025年10月07日
  • これが最後のおたよりです

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    「最後のおたより」がテーマの短編集。
    半分近くが初めて読む作家さんでした。
    「おたより」と言ってもパッとイメージする「紙の手紙」ばかりじゃない。その形は本当にさまざまで、次はどんな“おたより”ストーリーなのか楽しみに少しずつ読み進めました。

    特に好きだったのは、
    「もうひとつある 鷲宮家四訓」大崎梢
    「猫への遺言」柴田よしき
    「そのハッカーの名は」福田和代

    家訓の謎が気になって引き込まれたもの、
    夫の猫に宛てた手紙から愛情を感じたもの、
    ちょっと異色でミステリーっぽい雰囲気のもの、
    趣向は異なりますが、どれもラストは優しく、晴れ晴れとした気持ちになりました。
    矢崎存美さん「たからのちず」は

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    2025年10月07日
  • 背表紙は歌う

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    出版社営業マンのヒツジ君こと井辻くんの本屋や上司、同僚、作家さん達とのアレコレお仕事小説。

    中でも、元書店員で思う所あって取次に転職したデビル大越という登場人物は、出番は少ないのにインパクトが大きかったです。

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    2025年10月06日
  • 春休みに出会った探偵は

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    んんん?
    最後のあたり、理解が浅くて把握できなかった、、そうなの?どうなの?

    主人公が社会人になってからの続編が読みたいな。

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    2025年09月29日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわる7つの話。

    お金の使い方で基準値もわかる、というものですが
    2話目の話はちょっとすごかったです。
    ケチを通り越して、自分の事だけを考えている状態。
    付属品というよりも、便利ツール?
    どうしてそういう考えになった? と聞きたいものです。

    子供の話も現実的で微妙な気持ちになりましたが
    そういう塾も、そういう同級生もいるかも、と。
    相手の母親も察してくれて、泥沼にならなくて
    かなりホッとしました。
    最初が最初なので、そうなったらなかなか…。

    わらしべ長者、やれると楽しそうです。

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    2025年09月26日
  • 背表紙は歌う

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    ネタバレ

    井辻智紀
    明林書房の営業。中くらいといえる程度の出版社。

    大越
    「全国書籍販売」、通称「ゼンパン」の社員。通称、デビル大越。

    秋沢
    明林書房営業部副部長。智紀の直属の上司。四十代後半の既婚女性。

    真柴司
    明林書房の二倍は大きな、佐伯書房という出版社の営業。

    細川
    大きな総合出版社の営業。

    津波沢陵
    往年の流行作家。

    海道
    スキンヘッド。大手と言われる総合出版社の営業。

    加賀野
    福岡のエスエス堂。きれいでやさしくて清楚で知的な書店員。

    岩淵
    いかつい顔をしている。某大手出版社の営業。

    吉野
    智紀のふたつ前の担当者。智紀の四つ先輩。営業部から編集部に異動。

    古島翠
    『蒼の月』の

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    2025年09月24日
  • 平台がおまちかね

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    ネタバレ

    井辻智紀
    明林書房の営業。中くらいといえる程度の出版社。

    真柴司
    明林書房の二倍は大きな、佐伯書房という出版社の営業。

    秋沢
    明林書房営業部副部長。智紀の直属の上司。四十代後半の既婚女性。

    吉野
    智紀のふたつ前の担当者。智紀の四つ先輩。営業部から編集部に異動。

    綿貫
    ワタヌキ書店の店長。

    安西
    ワタヌキ書店の店員。別の本屋で智紀に声をかけた。

    双信堂
    間口四メートルほどの小さな書店。

    細川
    某大手出版社の営業。

    望月みなみ
    ハセジマ書店の書店員。

    岩淵
    いかつい顔をしている。某大手出版社の営業。

    海道
    スキンヘッド。某大手出版社の営業。

    佐藤
    真柴の同僚。

    西雲堂北横浜

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    2025年09月23日
  • おひとりさま日和

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    テーマ、おひとりさま。

    やはり老人が多いな、と。
    もしくは、わりといい歳。
    おひとり、と聞くと、どうしてもそういう想像ですし
    わかりやすい状態、というのも。

    一番最初の犬は、ちょっといいサービスだな、と。
    現実にしようとすると、なかなか大変そうですが。
    サードライフは、まさかそこまで考えて?! な話。
    とはいえ、後を考えずに引っ込むと、確かに大変です。

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    2025年09月21日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    ネタバレ

    木下杏子
    駅ビルの六階にある本屋、成風堂の店員。二十四歳。短大時代のバイトも本屋、就職も本屋。

    西巻多絵
    成風堂のバイト店員。杏子の三つ年下。法学部に通う女子大生。

    吉川博美
    成風堂のフリーター。短大卒業後、就職した会社が倒産した。

    清水
    寝たきりになった爺さん。読書家。

    福沢
    成風堂の店員。五十代半ば。会社をリストラされ、二年前に成風堂に入ってきた。

    西岡
    清水が希望する本を依頼に来た。塾講師。

    喜多川理沙
    成風堂をよく利用していた母を探している。大手薬品会社の課長。四十歳。

    沢松ふみ
    喜多川の母。

    沢松貴史
    ふみの息子。二十年前に事故で亡くなった。西が丘高校。

    樫村
    白髪

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    2025年09月18日
  • これが最後のおたよりです

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    最後のおたよりは「最期」のおたよりでもあり、そこから読み解くストーリーが多かった。
    時代は変わっても変わらない関係、絆。相手の事を思い、その時間を共有する。
    心温まるお話が多く、読んでいて心が和んだ。

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    2025年08月25日
  • 百年かぞえ歌

    購入済み

    可も不可もなく

    想像よりも長かったです。
    ※電子書籍は本のボリュームが分からないキライがありますね

    一応3人称の小説ですが、中身は完全に1人称です。
    これなら素直に主人公は「わたし」の方がしっくりきたかな。
    あとは人物の深掘りがもう少しあると良かったかも。

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    2025年08月25日
  • ここだけのお金の使いかた

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    どれもよくお金に基づいて作り込まれたストーリーでリアルさがあり、サクサク読めた。
    お金で買える物、買えない物、それ以上に価値を与えてくれる存在、共感出来るストーリーが多かった。

    ・百万円分の無駄/新津きよみ
    今まで自分が生きてきた生き方で、お金の使い方がわかる話だと感じた。

    ・塾に行かない子どものための五つのクリンプス/図子慧
    お金の安さと自分都合で大事な事を見逃していることに気付く。これは現実でも起こりうること。お金の根本を見つめ直すことで原因までも解決出来る事が分かった。

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    2025年08月24日
  • おひとりさま日和

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    全体的に、どのお話も良かったです。

    『最上階』のようなご近所づきあいができればいいなぁと思いますが、私もオーナーと同じ考えで、"人との付き合いはシンプルな方がいい。深く付き合えば問題が出てくる。"にはとても共感します。

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    2025年08月16日
  • おいしい旅 想い出編

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    ネタバレ

    温かな記憶をめぐる「想い出」の旅を描いた7作品。こういうアンソロジーは色々な作家さんを知れるから新しい発見もあって良い(*^ᴗ^)

    「幸福のレシピ」は、最初旅先で出会った人とそんな偶然ある!?って感じだったし、最後の展開もまさかすぎた(笑)でも美味しいものを食べてる2人の姿が読んでて想像できてしまって…1番最後にはうるっとした( ;꒳​; )笑
    ほんと曲もそうであるように、美味しいものでその時の記憶を思い出したりするよね。今何気なく食べた物とかも何十年後にそんな風に懐かしくなったりするのかな。

    「下戸の街・赤羽」はスイーツヤケ食い!めっちゃ良いなと思うものの今はそんな大量にスイーツ食べれ

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    2025年08月15日
  • エール!(1)

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    お仕事アンソロジー。スポーツライターとツアーコンダクターの話が良かった。
    いろんな仕事の裏側が知れるのが楽しい。

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    2025年08月15日
  • おひとりさま日和

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    2作目から読んだけど、1作目と繋がってたんだなと。
    おばあちゃんにも本を貸したら、『最上階』が好きと言ってました。私もそうかも。

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    2025年08月10日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    アミの会による旅のしあわせをテーマにしたアンソロジー7編。
    ゲスト:三上延
    「もし神様にあえたなら」大崎梢
    「失われた甘い時を求めて」新津きよみ
    「夕日と奥さんのお話」柴田よしき
    「夢よりも甘く」篠田真由美
    「旅の理由」松村比呂美
    「美味しいということは」三上延
    「オーロラが見られなくても」近藤史恵

    「失われた甘い時を求めて」物語の先を楽しむような余韻の残るいい終わり方。
    「オーロラが見られなくても」ときどき旅に出るカフェの話かと思った。あっちも最低な家族が出てこなかったっけ。

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    2025年08月02日
  • 百年かぞえ歌

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    ネタバレ

    里海町の町役場で働く由佳利が、婚約破棄でちょっと人生どん底なところから始まる。
    彼女が担当してる地元作家・貴地崇彦の文学館「貴地崇彦生家館」を舞台に、謎の事件が絡んでくるミステリなんだけど、ただの事件解決だけじゃなくて、過去と現在を行き来しながら人の思いや繋がりを感じさせる話だった。
    由佳利が、貴地の愛人だったと噂される艶子さんや、昔の同級生の夏央と一緒に、貴地が残した「かぞえ歌」に隠された秘密を追っていく。
    特に、艶子さんのキャラがめっちゃ魅力的で、年齢を感じさせないパワフルさとミステリアスな雰囲気が物語を引っ張ってくれる。
    3人の凸凹チームが、ちょっとずつ謎を解いていく感じは、読み進めやす

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    2025年08月01日
  • エール!(1)

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    軽く楽しく読める本を、と思い選んだ本がピッタリでよかったです。後書きにもありましたが、仕事後寝る前にベッドで読むのに最適でした。
    近藤史恵さんのツアコンのお話が好みでした。一番仕事中の話だったからかな? それ以外も粒揃いで楽しく読めました。
    お仕事小説は大好きなので、2、3冊目も読みたいと思います。

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    2025年07月31日
  • キッチンつれづれ

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    表題の通り、キッチンにまつわる短編作品。
    アミの会は、それぞれの作家さんの個性が出ておもしろいと思う。

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    2025年07月30日