大崎梢のレビュー一覧
-
「想い出」の関連する旅の7つの物語。 特に印象に残ったのは、大崎梢さんの「横浜アラモード」です。 今の行動が未来に繋がっていくんですよね。 毎日を充実させて悔いが残らないようにすると嬉しい事が起こるのかもしれません。
Posted by ブクログ -
旅と想い出と美味しいものが詰まったアンソロジー
大切にしたい思い出、苦い思い出、温かな思い出、閉じ込めていた思い出、思い出にも色々あるけれど、それが自分を型どっていることは間違いない
最近の情勢(コロナ、マスク、ソーシャルディスタンス、黙食、夜間営業)が見え隠れしているが、そんな事があった時代に出さ...続きを読むPosted by ブクログ -
おいしい旅シリーズは疑似旅行している
みたいで読んでいて楽しいし
いったことがあるところでは自分も旅している
みたいでそこがまた楽しいし美味しい!
『夕日と奥さんのお話』のオチに
あぁ~やっぱりそうかと思ったけど、
そういった聞いたらわかる事ですら
聞かない夫婦がお互い色々と覚めちゃって
離婚しち...続きを読むPosted by ブクログ -
学校司書の駒子が、出入りの書店員針谷と生徒が絡んだ謎を解き明かしていく短編5つ。作者はもと書店員とのこと、よく知る本がたくさん登場。学校司書が出てくる本は手に取りがち。Posted by ブクログ
-
旅行とご飯を話を掛け合わせた短篇集
印象に残っている話は、ヴェネツィアに思い出探しにいく話、おばあちゃんの思い出話を巡り探すが、実際のところ、、、
読んでいて、どこか旅行に行きたい気持ちになりました。Posted by ブクログ -
横浜山手の洋館は好きだし、その辺りを舞台にした物語だなんて、素敵。名所を訪れたことはあったけど歴史はほとんど知らなかった。ただ史実を教えられるより、こうして物語として人間模様・恋模様と絡めて歴史を知る方が面白い。横浜がもっと好きになりました。Posted by ブクログ
-
これを読むと旅に出たくなる。
そして、美味しいものを食べたいって思う。
コロナ禍で、すっかり出不精になってしまって、旅支度するのも億劫なんだけど、あとどのくらい好きなものや珍しいものを食べられるかわからないと思うと動かなきゃという気持ちになった。
「もし神様にあえたなら」祖母と一緒に行くはずだった...続きを読むPosted by ブクログ -
27年前の殺人事件の幽霊など。
一歩間違えば横溝正史にみたいにおどろおどろしくなりそうなのが書店というフィルターを通す事でライトな感じになったと思います。
シリーズ2作目が長編とは思わなかったですね。
自分は短編の方が味があると思いました。Posted by ブクログ -
本が大好きな私は学校の図書室、大好きでした
そんな図書室と、本にまつわる話
保健室が心休まる場所になる生徒がいるように、図書室が心休まる場所になる生徒もいる
私にとって学校の図書室は
ずっと居たいけど、居られない、そんな場所でした
きっと今でも
図書室に心救われている、そんな生徒がいるのだろうと...続きを読むPosted by ブクログ -
年配のお一人様で、思っていたのとは違った。これはこれで、この年代の方や、今後の参考になるのですが、お一人様の楽しみ方をもう少しアラフィフ、アラフォーで競作してほしいなと願います。Posted by ブクログ
-
高校の司書さんが主人公の人が死なないミステリのような感じ。よかったところは、さまざまな本のタイトルや作者が出てくるところ。読書好きなら、あ!これ読んだことあるとテンション上がります。
内容的には本当に平々凡々。高校を舞台に起こるちょっとした謎を解き明かすストーリーなら米澤穂信の古典部シリーズの方が好...続きを読むPosted by ブクログ -
7人の作家による旅とおいしいごはんのアンソロジー。おいしいごはんが出てくる話しが好きなので、知らない作家さんに出会えるかもと思って読み始めた。
アムステルダムでコロッケを食べる『遠くの縁側』(近藤史恵)と松山で気の許せる友と食べる『あなたと鯛茶漬けを』(図子慧)がよかった。Posted by ブクログ