大崎梢のレビュー一覧

  • おひとりさま日和
    一人暮らしの女性を主人公にした
    6人の作家によるアンソロジー。

    最初の大崎梢の番犬の話がおもしろかった。

    岸本葉子の緊急連絡サービスの話は
    著者がエッセイで書いてるような
    実体験がベースにありそう。

    坂井希久子の染色家の恋愛は
    雰囲気はいいけど淋しいかな〜。

    咲沢くれはの映画好きの女子ふたり...続きを読む
  • おひとりさま日和
    比較的年配の女性を主人公にしたおひとりさまのアンソロジー。リクと暮らせばと最上階が面白かった。サードライフも今後に光があってよかった。
  • おいしい旅 想い出編
    「想い出」の関連する旅の7つの物語。 特に印象に残ったのは、大崎梢さんの「横浜アラモード」です。 今の行動が未来に繋がっていくんですよね。 毎日を充実させて悔いが残らないようにすると嬉しい事が起こるのかもしれません。
  • おいしい旅 想い出編
    旅と想い出と美味しいものが詰まったアンソロジー
    大切にしたい思い出、苦い思い出、温かな思い出、閉じ込めていた思い出、思い出にも色々あるけれど、それが自分を型どっていることは間違いない
    最近の情勢(コロナ、マスク、ソーシャルディスタンス、黙食、夜間営業)が見え隠れしているが、そんな事があった時代に出さ...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    おいしい旅シリーズは疑似旅行している
    みたいで読んでいて楽しいし
    いったことがあるところでは自分も旅している
    みたいでそこがまた楽しいし美味しい!

    『夕日と奥さんのお話』のオチに
    あぁ~やっぱりそうかと思ったけど、
    そういった聞いたらわかる事ですら
    聞かない夫婦がお互い色々と覚めちゃって
    離婚しち...続きを読む
  • ここだけのお金の使いかた
    どれも良かった。原田ひ香さんの短編集と思ったらアミの会だった。アミの会って(仮)が取れてから雰囲気変わった?
  • 27000冊ガーデン
    学校司書の駒子が、出入りの書店員針谷と生徒が絡んだ謎を解き明かしていく短編5つ。作者はもと書店員とのこと、よく知る本がたくさん登場。学校司書が出てくる本は手に取りがち。
  • 女ともだち
    全体的にアブナイ女性が多く登場する。初っ端から、えーこわっと呟いてしまうような作品たちがいろいろ。

    「ブータンの歌」はいい終わり方。阿川佐和子さんの小説初めて読んだな。
    嶋津輝さんも初めて。知らない作家さんだけど、独特の雰囲気が面白かった。
    森絵都さんは爽やかな作品のイメージだけど、これはけっこう...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    こっちのほうが食より旅メインか。知り合いの振りして声かけた結果に驚愕。詰めが甘いとはいえまさかの一言。
  • おいしい旅 しあわせ編
    旅行とご飯を話を掛け合わせた短篇集
    印象に残っている話は、ヴェネツィアに思い出探しにいく話、おばあちゃんの思い出話を巡り探すが、実際のところ、、、
    読んでいて、どこか旅行に行きたい気持ちになりました。
  • アンソロジー 初恋
    初恋、に関する短編集。

    初っ端から、あれ?? な話が。
    まさかの着地点に驚きです。
    さらなる、やられた感があるのが3話目。
    途中でうすうす気が付いてはきましたが
    これはこれで複雑な気分だろう、と。

    不思議な世界に迷いこんだ気がするのが8話目。
    ついに、現実に…なのですが、現れたから
    ああなるのか...続きを読む
  • 横濱エトランゼ
    横浜山手の洋館は好きだし、その辺りを舞台にした物語だなんて、素敵。名所を訪れたことはあったけど歴史はほとんど知らなかった。ただ史実を教えられるより、こうして物語として人間模様・恋模様と絡めて歴史を知る方が面白い。横浜がもっと好きになりました。
  • おいしい旅 初めて編
    アミの会のメンバー7名による旅と食に関する短編作品集。

    いつもながら同じテーマでも各作家の個性が出ておもしろいです。
  • おいしい旅 しあわせ編
    これを読むと旅に出たくなる。
    そして、美味しいものを食べたいって思う。
    コロナ禍で、すっかり出不精になってしまって、旅支度するのも億劫なんだけど、あとどのくらい好きなものや珍しいものを食べられるかわからないと思うと動かなきゃという気持ちになった。

    「もし神様にあえたなら」祖母と一緒に行くはずだった...続きを読む
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2
    27年前の殺人事件の幽霊など。
    一歩間違えば横溝正史にみたいにおどろおどろしくなりそうなのが書店というフィルターを通す事でライトな感じになったと思います。

    シリーズ2作目が長編とは思わなかったですね。
    自分は短編の方が味があると思いました。
  • 27000冊ガーデン
    高校でおきた図書にまつわる事件などを司書が図書店員に相談しアドバイスをもらいながら解決していきます。
    生徒の心によりそうその姿に心打たれます。
  • 27000冊ガーデン
    本が大好きな私は学校の図書室、大好きでした
    そんな図書室と、本にまつわる話

    保健室が心休まる場所になる生徒がいるように、図書室が心休まる場所になる生徒もいる

    私にとって学校の図書室は
    ずっと居たいけど、居られない、そんな場所でした
    きっと今でも
    図書室に心救われている、そんな生徒がいるのだろうと...続きを読む
  • おひとりさま日和
    年配のお一人様で、思っていたのとは違った。これはこれで、この年代の方や、今後の参考になるのですが、お一人様の楽しみ方をもう少しアラフィフ、アラフォーで競作してほしいなと願います。
  • 27000冊ガーデン
    高校の司書さんが主人公の人が死なないミステリのような感じ。よかったところは、さまざまな本のタイトルや作者が出てくるところ。読書好きなら、あ!これ読んだことあるとテンション上がります。
    内容的には本当に平々凡々。高校を舞台に起こるちょっとした謎を解き明かすストーリーなら米澤穂信の古典部シリーズの方が好...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    7人の作家による旅とおいしいごはんのアンソロジー。おいしいごはんが出てくる話しが好きなので、知らない作家さんに出会えるかもと思って読み始めた。
    アムステルダムでコロッケを食べる『遠くの縁側』(近藤史恵)と松山で気の許せる友と食べる『あなたと鯛茶漬けを』(図子慧)がよかった。