大崎梢のレビュー一覧

  • キッチンつれづれ

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    キッチンと言う位だから、食に関する話だけど食べる事だけではなく、その前に感じたり、
    する事、思いが多々ある。その思いが子供から大人に成った時、自分の人生の1部に、その人の一生の思い出が残る。自分も考えて見ると、小さいときの思い、一生残るこの年になっても。

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    2024年08月23日
  • 春休みに出会った探偵は

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    中学3年になる前の春休み、花南子は父親が海外赴任になった事をきっかけに曾祖母の五月さんのアパートの一室で生活を始める。

    近所に住む同級生の根尾くんと、同じアパートの住人で調査会社勤務の今津さんと日常のいくつかの事件を解決する短編5作品。

    古い下町の風情を残す人情味あふれる町や、花南子と根尾くんの微妙に居心地の良い関係、中学生2人の調査会社の調査員という今津への憧れなど。さわやかに描かれています。

    ラストは、んんん?って感じでしたが、やっぱりさわやかな読後感でした。

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    2024年08月22日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ココロ温まる短編集。旅や人との出会い、過去の自分と向き合う未来への旅。人との出会いを通じてココロが、変わって行く様に元気を、もらう。

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    2024年08月19日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト・メッセージ」を描いた11の短編集。
    あとがきでも言われてますが、「ラスト」「メッセージ」でここまで世界が広がるんですね!さすが作家さんの発想力。
    様々なメッセージを堪能できる一冊でした。

    「もうひとつある 鷹宮家四訓」 「孤独の谷」 「扉を開けて」 「猫への遺言」「キノコ煙突と港の絵」「十年日記」「そのハッカーの名は」 「みきにはえりぬ」 「青い封筒」 「黄昏飛行 時の魔法編」 「たからのちず」

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    2024年08月18日
  • キッチンつれづれ

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    大崎梢、近藤史恵、永嶋恵美、新津きよみ、福田和代、松村比呂美、矢崎存美、福澤徹三らのアンソロジー。
    キッチンにも色々な物語があり、ほっこりできました。

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    2024年08月12日
  • キッチンつれづれ

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    キッチンをテーマにした短篇集。
    ちょっとクスッと笑えるコミカルなお話から、ちょっとヘビーな濃いめのお話までキッチンから生まれるたくさんのストーリー。

    個人的に近藤史恵さんの「姉のジャム」が読んでいていちばんグッとくるものがあったなぁ。

    「レシピ本はその時代の人たちとつながっている」っていう言葉も、すごく好きだった。

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    2024年07月24日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    今回ばかりは本のタイトルや表紙の絵の
    先入観だけでほんわかストーリなんて思わず
    何でも来い!とばかりに読んだらほんとに
    いろんなジャンルが楽しめました。

    個人的には途中のあり得るようで
    ありえない展開からのそこに落ち着く
    のかと思った新津きよみさんの
    「わたしの家には包丁がない」や
    なんだか複雑な家庭環境だと色々と
    複雑だよなぁ~なんて読みながらの
    ラストでわかるある方の正体に
    おぉうと驚いた松村比呂美さんの「離れ」、
    そうそう近藤史恵さんってこういう
    じわぁ~っと怖い話あるよねって
    思い出した「姉のジャム」、
    社会問題になっている不法就労や意外な
    素性のベトナム人や今どきの詐欺や飲食店の

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    2024年07月20日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    「もしも神様に会えたなら/大崎梢」
    「失われた甘い時を求めて/新津きよみ」
    「夕日と奥さんのお話/柴田よしき」
    「夢よりも甘く/篠田真由美」
    「旅の理由/松村比呂美」
    「美味しいということは/三上延」
    「オーロラが見られなくても/近藤史恵」
    7話収録の短編集。

    毎回楽しみにしている『アミの会』によるアンソロジーも本作で13作目。

    今回は、旅×グルメという事で読む前からわくわく。

    三重県伊勢市のおかげ横丁で頂いた赤福の味を思い出したり、大学時代に友人と行った竹冨島の景色が浮かんだりと楽しい読書時間だった。

    イチオシは三上延さん。

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    2024年07月17日
  • 春休みに出会った探偵は

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    中三になる春休み。花南子と同級生の根尾は事件を通じて一人の探偵と出会う。ほのぼのご近所ミステリかと思いきや、中学生には見せたくない泥沼展開も。最後に明かされた真実を花南子はどう受けとめたのか気になります。

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    2024年07月20日
  • 春休みに出会った探偵は

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    曽祖母が経営するアパートで一人暮らしをする中学生の花南子が同じアパートに住む探偵と出会う話。中学生だからこその行動力と発想、それにヒヤヒヤしてしまうのは歳をとったからか。ご近所付き合い煩わしいと思いつつこういうご近所付き合いならしてみたい矛盾。

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    2024年07月03日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「対面式」福田和代
    「わたしの家には包丁がない」新津きよみ
    「お姉ちゃんの実験室」永嶋恵美
    「春巻きとふろふき大根」大崎梢
    「離れ」松村比呂美
    「姉のジャム」近藤史恵
    「限界キッチン」福澤徹三
    「黄色いワンピース」矢崎存美

    台所をテーマにした競作。
    コミカルなものから、ヘビーなものまで、濃い短編集。
    「食」は生きることと密接に関係しているのだと再確認。

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    2024年07月01日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    美味しいということは 三上延
    オーロラが見られなくても 近藤史恵

    初見の作家さんの作品だったが、美味しいということは、がよかった!
    主人公と祖母、主人公と息子、それぞれの関係性がリアルだけどほっこりする感じ。

    オーロラが見られなくても、ひとり旅熱が高まっていたこともあり、とても素敵な話に思えた。
    旅先での出会いっていいなあと思った。

    その他の話は、どろっとしすぎていたり、逆に物足りなく感じたりするものが多かった。

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    2024年06月22日
  • だいじな本のみつけ方

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    「だいじな本のみつけ方」
    著者 大崎梢(おおさきこずえ)

    中学生の本好きの女の子、野々香(ののか)の周りで起こる、小さな日常の謎や青春のストーリーになっています。お薦めは、中学生になりますが、ルビが振られていますので、本好きな小学校高学年からでも楽しめると思います。

    物語がはじまりそうな、ワクワクする装丁画に思わず手が伸びます。笑 

    【裏書きより】(表題作「だいじな本のみつけ方」)
    中学生の野々香は、放課後の校舎で、まだ本屋さんで売られていないはずの文庫本をみつける。大好きな作家・新木真琴の発売前の新作だ。なぜここにあるの?謎に導かれて、野々香は本が好きな仲間や、本に関わる仕事をする大人

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    2024年06月22日
  • 春休みに出会った探偵は

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    ネタバレ

    中学生の春休み。父子家庭の父親が外国へ単身赴任。離婚した母親とは交流無し。曾祖母のアパートの一部屋に住むことに。状況自体すごい。ひょんなことから隣のクラス男子やアパートの住人の探偵さんと事件解決みたいな。人間のやなところとか中学生の社会勉強か。面白く読んだけど探偵さんのまさかの正体に驚く。多様性かあ。1話目は伏線だった?そうでなくても厳しい状況なんだけど…。まぁ見守ってくれてるならそれは安心なんでしょう。

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    2024年06月02日
  • 春休みに出会った探偵は

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    最初は普通の日常系ミステリかと思った。でも最後は意外な方向で終わった。
    そして一話目に戻ってみると、なるほど、この台詞はそういう意味だったのかーということがわかる。
    ただ、設定に無理があるように感じた。

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    2024年05月27日
  • だいじな本のみつけ方

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    [1]ミステリというほどではないですが謎が出てきてそれが解けることによって次の謎が現れどんどんつながり人々の秘めていたことが見えてきて野々花(ののか)や秀臣の世界は拡がってゆく。すこし積極的になれれば世界は拡がっていく。
    [2]「本好き」という生物の生態が描かれニヤリとなります。
    [3]嬉しくなれるタイプの青春もの、学園ものでもあり。

    ■簡単な単語集

    【青山/あおやま】ゆめみ書店の店員。野々花と親しい。
    【新木真琴/あらき・まこと】野々花の好きな作家。
    【いぶき市】地方の町。名産品はビワと山芋と茄子。
    【大野テル】大山中バスケットボール部。ある人物との間を仲介してくれた。
    【お菓子研究部】

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    2024年05月26日
  • 春休みに出会った探偵は

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    ネタバレ

    親の離婚により父娘2人暮らしだったが、その父の海外赴任に伴いひいおばあちゃんである五月のアパートに越す花南子。同級生の根津といろんな問題を、調査員の今津が度々助けてくれながら謎解きする。今津の正体が意外で興味深い。なるほど見守ってくれてるのか、と。それを知って、また続編が出るといいな。花南子たちの成長も見たい。

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    2024年05月09日
  • 27000冊ガーデン

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    大崎さんの本の話なら安心して読める、と思っていたが、思ったほど進まなかった(汗)
    学校司書の駒子と、書店員の針谷のコンビ。実際の本も出てきて、そちらにも興味がわく。

    進まなかった割にはシリーズ化して欲しい物語。

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    2024年05月08日
  • 春休みに出会った探偵は

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    ネタバレ

    【収録作品】きらきらを少し/ここだけに残ってる/マイホームタウン/おばあさんがいっぱい/ここから上がる

    中学2年生の花南子は、両親が離婚した後、父親と二人暮らしだったが、その父親が海外に赴任することになり、曾祖母の営むアパートの一室で暮らすことになる。
    そして、近所に住む同じクラブの根尾と共に、さまざまな事件に関わっていく。その過程で同じアパートに住む調査会社の調査員・今津と出会う。今津は渋々ながら彼女たちの頼みに手を貸すが。

    花南子と根尾の好奇心にはヒヤヒヤさせられるが、一つ一つの事件の背後にはなかなかヘビーな問題が隠れている。
    自分たちの置かれている状況にめげず、前向きに進もうとする二

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    2024年05月02日
  • 春休みに出会った探偵は

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    ふんわり柔らかな感じのハートフルなミステリーをよく書く大崎梢さんの作品だから、今回もそんな感じかと思ったが、最後に「えーっ!」ってなった。

    そんな展開にしなくてもいいのに…。そのままな感じで終わらせればよかったのに…。時代に合わせたのか。

    一般書というよりはYA向けかな。

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    2024年04月25日