大崎梢のレビュー一覧
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今回ばかりは本のタイトルや表紙の絵の
先入観だけでほんわかストーリなんて思わず
何でも来い!とばかりに読んだらほんとに
いろんなジャンルが楽しめました。
個人的には途中のあり得るようで
ありえない展開からのそこに落ち着く
のかと思った新津きよみさんの
「わたしの家には包丁がない」や
なんだか複雑な家庭環境だと色々と
複雑だよなぁ~なんて読みながらの
ラストでわかるある方の正体に
おぉうと驚いた松村比呂美さんの「離れ」、
そうそう近藤史恵さんってこういう
じわぁ~っと怖い話あるよねって
思い出した「姉のジャム」、
社会問題になっている不法就労や意外な
素性のベトナム人や今どきの詐欺や飲食店の
-
-
Posted by ブクログ
「だいじな本のみつけ方」
著者 大崎梢(おおさきこずえ)
中学生の本好きの女の子、野々香(ののか)の周りで起こる、小さな日常の謎や青春のストーリーになっています。お薦めは、中学生になりますが、ルビが振られていますので、本好きな小学校高学年からでも楽しめると思います。
物語がはじまりそうな、ワクワクする装丁画に思わず手が伸びます。笑
【裏書きより】(表題作「だいじな本のみつけ方」)
中学生の野々香は、放課後の校舎で、まだ本屋さんで売られていないはずの文庫本をみつける。大好きな作家・新木真琴の発売前の新作だ。なぜここにあるの?謎に導かれて、野々香は本が好きな仲間や、本に関わる仕事をする大人 -
Posted by ブクログ
[1]ミステリというほどではないですが謎が出てきてそれが解けることによって次の謎が現れどんどんつながり人々の秘めていたことが見えてきて野々花(ののか)や秀臣の世界は拡がってゆく。すこし積極的になれれば世界は拡がっていく。
[2]「本好き」という生物の生態が描かれニヤリとなります。
[3]嬉しくなれるタイプの青春もの、学園ものでもあり。
■簡単な単語集
【青山/あおやま】ゆめみ書店の店員。野々花と親しい。
【新木真琴/あらき・まこと】野々花の好きな作家。
【いぶき市】地方の町。名産品はビワと山芋と茄子。
【大野テル】大山中バスケットボール部。ある人物との間を仲介してくれた。
【お菓子研究部】 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】きらきらを少し/ここだけに残ってる/マイホームタウン/おばあさんがいっぱい/ここから上がる
中学2年生の花南子は、両親が離婚した後、父親と二人暮らしだったが、その父親が海外に赴任することになり、曾祖母の営むアパートの一室で暮らすことになる。
そして、近所に住む同じクラブの根尾と共に、さまざまな事件に関わっていく。その過程で同じアパートに住む調査会社の調査員・今津と出会う。今津は渋々ながら彼女たちの頼みに手を貸すが。
花南子と根尾の好奇心にはヒヤヒヤさせられるが、一つ一つの事件の背後にはなかなかヘビーな問題が隠れている。
自分たちの置かれている状況にめげず、前向きに進もうとする二