大崎梢のレビュー一覧

  • 背表紙は歌う

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    ネタバレ

     本好きにはたまらない設定で,本はなるべく古本屋で買わず,本好きとして本を買って,業界を盛り上げていこうという気分にさせる作品。そういうパワーがある。プロモーション・クイズこそ「あれっ」と思うデキだったが,全体的んいレベルは高い。ミステリ・ミステリした雰囲気の作品ではないが,軽く読めてほっこりできる作品ぞろい。好みの作風ではないが,十分楽しめた。★3で。

     個々の作品の所感は以下のとおり

    ○ ビターな挑戦者
     ゼンパンと呼ばれる出版社と小売業を結ぶ取次業者の名物社員である「デビル大越」にスポットを当てた作品。用意された謎は,デビル大越は,なぜ,出版社を憎み,書店を憎まないのか。主人公,井辻

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    2016年01月24日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    ネタバレ

     本屋さんを舞台とした「日常の謎」系ミステリ。まず,主人公の杏子と探偵役の多絵のキャラがその立ち位置も含め,きっちりかき分けられており,しかも,かなり魅力的な存在に描かれている。「パンダはささやく」以外は,ミステリは弱いが,いずれも読後感がいいさわやかな話がそろっており,通勤のおともや寝る前の読書に最適。誰にでも勧められる良作。ミステリとして弱いところが好みではないので,★3かな。

     個別の作品の所感は以下のとおり

    ○ パンダはささやく
     購入してほしい本を暗号で伝えたおじいさんの話。実は,おじいさんは資産家で,「姪」という触れ込みで押し入ってきた女に命を狙われており,暗号のカタチで危機を

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    2022年11月12日
  • キミは知らない

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    展開が速く、続きが気になって仕方ない。一気に読んでしまった。

    誰が味方なのー、とはらはらしながら楽しみました

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    2016年01月16日
  • キミは知らない

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    津田先生が学校を辞めた。そう聞いて悠奈はいてもたってもいられなかった。十二年前に火事で亡くなった学者の父の蔵書をきっかけに、語り合った野暮ったいけど優しい先生。どうしても会いたくて密かに知った住所を頼りに訪ねることにする。しかしその住所は父の手帳に書き残されていたものと同じだった。先生は父と何か関係があるのか、訝しみながら訪れた先で出会ったのは、整った顔をしているけれどちゃらくて傲岸で意地悪な、けれど確かに先生だった。混乱する悠奈にさらに、黒服の男たちが接触する。彼らは悠奈に「お嬢様を待っている人がいる」と強引に連れ出そうとして……。

    お家騒動サスペンス的ラブコメ。展開が目まぐるしくて、かつ

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    2015年12月22日
  • 背表紙は歌う

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    井辻くんことヒツジ君シリーズ2作目です。中堅出版社の営業マンとして書店を巡る彼は書店ならではのトラブル、出版社ならではのトラブルに遭遇しますがいわゆる人の死なないお仕事ミステリーです。やはり本関係の物語は好きのだなあ、本屋さんの内幕を覗き込むみたいで。
    こんなに本読んでいるけど本屋さんの友人1人もいないことにはたと気づきました。どうやったら書店員さんと友達になれるんだろうか。

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    2015年11月17日
  • ふたつめの庭

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    ネタバレ

    旬太が読んでいた絵本を取り上げた千夏。普段は大人しい彼女がどうしてそんなこと?数日後、彼女と母親が行方不明に。2人の行き先のヒントは絵本?- 第一話 絵本の時間

    雨上がりの朝、園内に不振な足跡が。以前から不審な男の目撃情報。捕まえてみると、正体はここを10年前に卒園した高校生。園内に忍び込んだのには理由があったー。 第二話 あの日の場所へ

    とあるシングルマザーと旬太の父・隆平が最近急接近していると園内で噂に。保育士の美南はなぜかモヤモヤしてしまいー。 第三話 海辺のひよこ

    1年半前に離婚した隆平の元妻が保育園に現れた。なぜ今更?復縁か?父子家庭になった経緯を隆平から聞いた美南は、思い悩ん

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    2015年11月15日
  • プリティが多すぎる

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    読みやすいが……話の展開からすっきりしたエンディングを予想していたけど全体的にもやっ……。
    結構面白そうな設定なのにあまり深く踏み込んで行かず、個人的には主人公の言動も終始微妙だったかな……。

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    2015年11月02日
  • スノーフレーク

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    恋愛もの青春もののミステリー。いろいろ物足りないが、良い作品にしようとした頑張りは買う。他の連作もののほうが圧倒的に出来がよい。
    キャラクターの仕上がりが浅くて、あまり入り込めない感じ。だからと言ってダラダラ書き込めば良いわけではないのが小説の深いところですね。

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    2015年09月29日
  • スノーフレーク

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    ネタバレ

    ただの三角関係の恋愛モノだと思って読み始めましたが、ただの恋愛モノぢゃなくしっかりしたミステリー。序盤から訳が分からずドキドキしていたのにラストがなぁ。『性同一性障害』というのはいらなかったのではないかと強く思う。なくても成立するし伏線はまるでなかったし。
    ちょっと文体が苦手。誰の言葉なのかよく分からなくて読み返したりキャラクターがイマイチだったり、過去に警察が分からなかったことを素人が辿り着いてしまう出来すぎた不自然さも読みにくく感じてしまった。途中まで面白かっただけに残念。

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    2015年09月22日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    前作とは違って殺人事件です。
    登場人物たちや雰囲気は変わらずに
    書店という世界からちょっと飛び出した事件に
    探偵コンビは飛び込んでしまいます。

    自費で出かけた地方書店の事件。

    この設定でこの先どこまで話が広げられるのかが
    楽しみだったりします。

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    2015年07月08日
  • プリティが多すぎる

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    この作家さんの作品は大概気持ちよく読めるしこれも面白く読んだけど、こういうジャンルの話はどーにももやっと感が残る。もやっともやっと。

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    2015年05月12日
  • 片耳うさぎ

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    最後の最後に主人公のキャラクターも急に変わるし、新事実がいくつもいくつも明らかにされてしまうし、勿体つけたような展開。

    お屋敷の描写があまり現実感を伴わず、ミステリーの舞台としてはおぼろげ。

    可もなく不可もなく、惹きこまれもせず。

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    2015年04月08日
  • キミは知らない

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    亡くなった父の事を話していた非常勤講師の男性が突然辞めてしまった所から始まるミステリー。巫女さんや、名家のひ孫やら…あれこれの展開の早さはテンポ良く進んでさらっと読めました。たった数日でこれだけの事を経験したら、私なら多分おかしくなってしまう…つよい主人公でした。誰が味方で誰が敵で、人間関係の複雑さには少しヤキモキさせられたけど、面白かったです。

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    2015年02月23日
  • エール!(1)

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    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてあっさりよめたけど、
    まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
    あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。

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    2015年02月04日
  • プリティが多すぎる

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    期待してなかったぶん面白かった笑
    ティーンズ女子向け雑誌の編集部と、そこにいるモデルの女の子たちの人生。

    シビアだったり、ちょっとしたことが人の人生を変えたり。

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    2015年02月02日
  • エール!(1)

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    仕事に悩んだ人達に対するエールですね。

    各物語の主人公が全て女性です。言ってしまうと、なんですが、まぁ、女性っぽい話だなと思わないこともありません。

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    2015年01月21日
  • 背表紙は歌う

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    読む度に、とても繊細な人なのだろうなぁと思う
    些細な言葉に敏感で、傷付いてしまう人

    接客をしていると
    ある一定の人数は、不愉快な態度をとるので
    やり過ごす必要がある
    意識的に、言葉に鈍感になる
    受け流す術を身に付ける

    それを身に付けずにいられるなんて
    尊敬する

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    2014年11月29日
  • プリティが多すぎる

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    大手出版社の千石社に勤務する新見が主人公。
    文芸部で作家と一緒に本を作り上げる編集者志望なのだが、
    彼の異動先はローティーン向けファッション雑誌の編集部だった。

    希望の部署に入れなかったという後ろ向きな気持ちがある上に
    異動先のけばけばしいほどのキラキラやカラフルさに圧倒され、
    新見は次の異動までの我慢だと割り切るのだが、
    当然そんな気持ちでやっていけるほど仕事は甘くなく・・・
    といったお仕事系小説。


    うーん、大崎さんは『クローバー・レイン』でも千石社の編集者を
    (こちらは新見が希望する文芸部所属)
    主人公に物語を書いていますが、そちらほどの面白さは無かったなぁ。
    やはり主人公の魅力の差

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    2014年11月15日
  • プリティが多すぎる

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    文芸志望の入社3年目編集者・新見佳孝(あだ名・南吉)が異動になったのは、キラキラふりふり、リボンにふわふわ、ぬいぐるみにファンシーグッズが満載のローティーン向けファッション誌のピピン編集部!
    主人公のイヤイヤ感がハンパなく、適当にやり過ごそうとする仕事姿勢に、いつもピンチにさらされている。仕事は嫌だが反面終始ピピンのモデル(通称ピピモ)達に庇護欲をかきたてられてた?ような感じは、んー…
    自身の失敗と編集部の皆さんに揉まれながら、少しずつ仕事に一生懸命になっていく姿は成長ストーリーかな?失敗後のフォローの入れ方が一生懸命で的を得ており、畑違いな所に放り込まれて戸惑ってるだけで本来は仕事できるキャ

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    2014年11月07日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    6篇のお仕事小説アンソロジー。2回に分けて読んだ。どれもうまくいきすぎだろ、とも思うけど。どれも読みやすくて普段本を読まない人にはいいだろう。まぁ、働くのは大変だけど、こういういいこともたまにはあるよなとは思う。早く働かなくてもよくなりたいものだ。目指せ億り人。

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    2014年11月04日