Posted by ブクログ
2015年05月04日
出版社の営業マン、井辻智紀のシリーズ第2弾。
登場人物もお馴染になり、面白くなってきた。
他社の営業マンたちも皆個性豊かで、なんだか漫画チックというか、ちょっと戦隊もの的なノリがある。
『ビターな挑戦者』
デビルと本(児童書?)の関わりは分かったけれど、お話の落とし所が良く分からなかった…
『新刊ナ...続きを読むイト』
他シリーズのサイン会のようなお話になるのかと思ったら…
どんでん返し、良かったです。
『背表紙は歌う』
ちょっと切なかった。
他人の考えている事は、口に出して言わなければ分からない事も多いのに、男の人って、言わない事も多いなあ~
そして、「言わなくても察してくれ」的なのはお年寄りに多い。
地方都市の有力者との関係は、商店では大変な部分ですね。
久保田さんは、一度新潟に行ってお嬢さんに会ってほしいなあ。
『君とぼくの待機会』
これも、日にちが切られているのでドキドキしました。
バイトくん、合宿から帰ったら締めてやらないと(笑)
『プロモーション・クイズ』
最後はオマケ的な楽しいお話でした。
出題は、あのシリーズの彼女ですよね?
本屋さんの流通に関して、いろいろ知らなかったことも分かって興味深かったです。
今度本屋さんで営業マンみたいな人を見かけたら、会話に耳を澄ましてしまいそう。