大崎梢のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大手出版社の千石社に勤務する新見が主人公。
文芸部で作家と一緒に本を作り上げる編集者志望なのだが、
彼の異動先はローティーン向けファッション雑誌の編集部だった。
希望の部署に入れなかったという後ろ向きな気持ちがある上に
異動先のけばけばしいほどのキラキラやカラフルさに圧倒され、
新見は次の異動までの我慢だと割り切るのだが、
当然そんな気持ちでやっていけるほど仕事は甘くなく・・・
といったお仕事系小説。
うーん、大崎さんは『クローバー・レイン』でも千石社の編集者を
(こちらは新見が希望する文芸部所属)
主人公に物語を書いていますが、そちらほどの面白さは無かったなぁ。
やはり主人公の魅力の差 -
Posted by ブクログ
文芸志望の入社3年目編集者・新見佳孝(あだ名・南吉)が異動になったのは、キラキラふりふり、リボンにふわふわ、ぬいぐるみにファンシーグッズが満載のローティーン向けファッション誌のピピン編集部!
主人公のイヤイヤ感がハンパなく、適当にやり過ごそうとする仕事姿勢に、いつもピンチにさらされている。仕事は嫌だが反面終始ピピンのモデル(通称ピピモ)達に庇護欲をかきたてられてた?ような感じは、んー…
自身の失敗と編集部の皆さんに揉まれながら、少しずつ仕事に一生懸命になっていく姿は成長ストーリーかな?失敗後のフォローの入れ方が一生懸命で的を得ており、畑違いな所に放り込まれて戸惑ってるだけで本来は仕事できるキャ -
Posted by ブクログ
舞台は函館、登場人物は高校生。
田舎の、擦れてない女の子の物語。時に感傷的なほどの瑞々しさが溢れる作品。
私はとうの昔に学生時代を終えているわけで、主人公・真乃ちゃんに自分を重ねて読むわけではなかった。
作品にでてくる、彼女を見守る周りの大人と同じような目線で作品を読んだわけだ。
数あるミステリを読んでる身としては、危険な行動が多くて凄くハラハラさせられっぱなし。
真乃ちゃん、私心配したよ。
フラグ立ちまくりだよ。
それはさておき。
読みながら、日本という国に置いて、殺さずに人を隠すことの難しさをずっと考えていた。
そういう意味ではご都合主義な展開を感じざるを得ない本作だが、真乃ちゃん -
Posted by ブクログ
本好き、本屋好きのための小説。
成風堂書店でおこる不思議なできごとを書店員が
といていく、いたって平和なミステリーだ。
表題作の「サイン会はいかが?」が一番おもしろかった。
売れっ子作家に届いたファンレターにまつわる謎をとくため、サイン会を開いてほしいと要望があり
書店員たちはサイン会開催に向けて動き出す。
謎のヒントとして、サイン会をする作家の本が
作中に出てくるのだが、自伝的エッセイ「宵宮」がおもしろそうで読みたくなってしまった。
なぞがとけて、作家が「すごい作家と周りに思われたいが為に大切なものをストンストンと落っことしてきたよ」というシーンがある。
しかし、作家は失敗から引き返し、ま