大崎梢のレビュー一覧

  • キミは知らない

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    最初から終始誰が味方で敵か分からない、しかもくるくるとそれが入れ替わる展開でハラハラしながら一気読みしました。
    内容的には、ミステリというよりは少女の冒険譚でサスペンスといった印象でした。
    主人公がちょっとヒステリックというかパニックに陥りがちなので感情移入して読むとちょっと疲れるかな。

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    2016年02月28日
  • 片耳うさぎ

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    ネタバレ

     父の事業が失敗し,父の実家に居候することになった小学六年生の奈都。父の実家は,「蔵波邸」と言われ,田舎では随一の大屋敷。奈都の父は,職探しのために実家にはいない。母親も,母方の祖母の具合が悪くなり,蔵波邸を離れてしまい,週末まで戻らないという。
     奈都が蔵波邸で寂しい思いをしないように,友人の「ねえちゃん」である「さゆりさん」が週末まで一緒に過ごすことになった。
     田舎が舞台であり,謎のおばあさんである「みやさん」が登場したり,蔵波家に不幸をもたらすという「うさぎ」の伝説があったり,うさぎについての童謡が存在したり,子供が主人公であるにもかかわらず,古き良き時代の日本の本格ミステリである横溝正史っぽさを演出している。
     しかし,ストーリーがあまり頭に入ってこない。家族構成がややこしいのも原因だが,結局のところ,蔵波邸でどのような問題が起こっているのかが分かりにくい。火曜日の夜に,奈都とさゆりが屋根裏に忍び込み,屋根裏で謎の人物と鉢合わせになる。この謎の人物が誰かを捜査するという話があるが,この話に併せ,蔵波家に誰かが入り込み,悪さをしようとしていると,謎の老婆,みやさんが言ってくる。この部分が,あまりピンとこない。なぜか,大叔母である雪子がジャージ姿で探しものをしていたりするのだが…。
     真相は,蔵波家に選挙で敵に回ってほしくない陣営が,過去の蔵波家のスキャンダルとなる手紙を探しており,蔵波家の人々も手紙を探していたというもの。その手紙は,奈都が昔,屋敷で手に入れたうさぎのぬいぐるみの中に隠されており,蔵波家の長男と八重子さんが結婚するのを恨んだ蔵波家の当時の次男である潔が当時の蔵波家の長男達を殺害したという告白が書かれた手紙だったという。ところが,真相は,潔は殺人をしたというよりは,見て見ぬふりをしていた程度と無理やりいい話にもっていき,奈都と一緒に過ごしていた一基といういとこは偽物
     さゆりさんは,実は八重子さんのひ孫だったという展開。意外性を突こうとしたのかもしれないが,あまり伏線が生かされておらず,まとまりがない話という印象になってしまった。
     大崎梢らしく,奈都,さゆりをはじめとしたキャラクターはそこそこ魅力的なので,もう少し話全体をうまくまとめればなかなかの秀作になっていたと思うのだが…。
    ★3かな。

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    2017年01月01日
  • 背表紙は歌う

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    ネタバレ

     本好きにはたまらない設定で,本はなるべく古本屋で買わず,本好きとして本を買って,業界を盛り上げていこうという気分にさせる作品。そういうパワーがある。プロモーション・クイズこそ「あれっ」と思うデキだったが,全体的んいレベルは高い。ミステリ・ミステリした雰囲気の作品ではないが,軽く読めてほっこりできる作品ぞろい。好みの作風ではないが,十分楽しめた。★3で。

     個々の作品の所感は以下のとおり

    ○ ビターな挑戦者
     ゼンパンと呼ばれる出版社と小売業を結ぶ取次業者の名物社員である「デビル大越」にスポットを当てた作品。用意された謎は,デビル大越は,なぜ,出版社を憎み,書店を憎まないのか。主人公,井辻が,編集の吉野から与えられたヒントは「蒼の月」という文庫本。どこかの書店が取り上げて,火をつけた本だという。「蒼の月」と大越の関係は?
    →「蒼の月」をヒットに結び付けた書店である「モリト書店」で,大越は昔働いていた。しかし,その書店は,本の洪水にのまれ,溺れ死んだのだという。そのことを思い,ゼンパンで,自分なりの方法で書店を盛り上げているのだと。吉野がこのことを知ったのは,偶然訪れたとんかつ屋で,当時,大越が勤めていた書店の写真を見たことがあったため。ちょっとほっこりするタイプの作品。良作
    ○ 新刊ナイト
     自伝的要素が強いという高校が舞台としたダーティな新作を書いた白瀬みずきという作家に焦点を当てた作品。白瀬はサイン会はNGだが,書店を回ってサイン本作りをすることになった。白瀬は,自分の過去を知っている人間に会いたくないからという理由でサイン会をしていない。しかし,サイン本作りで回る予定のナガマツ書店に,白瀬みずきと高校時代の同級生だという男がいた。書店周りの後に,トークショーがあるので,白瀬を動揺させることはできない。男と白瀬を会わせるわけにはいかないのだが,井辻が見る限り,男は悪い人には思えない。井辻がそれとなく探ってみると「人間失格とか,こころとか,蜘蛛の糸,山椒大夫,走れメロスや風立ちぬ。どれも彼女を思い出します。会ってみたいと思う。会えるのが楽しみです」という謎のメッセージを伝えられる。井辻は,白瀬と男を会わせるのか?
    →井辻は白瀬との会話などから,白瀬と男が高校一年生時代の友人であり,白瀬の本に出てくる小学校時代の恩師役の人物のモデルが高校一年生の時の同級生だった男であると見抜き,二人を会わせる。フロアでは感動の再開がされるというほっこりする話

    ○ 背表紙は歌う
     井辻の先輩の営業ウーマンである久保田。久保田は昔,書店の店長と結婚して新潟で4年生活していたという。夫の浮気が原因で別れたが,夫の連れ子だったマリとは非常に相性がよく,今でもマリのブログを見ている。マリのブログを見て,書店で何かが起こっていることに気付く。真柴を通じて,書店で何が起こっているかを探ると,店長と地元の名士が仲たがいをしているという。仲たがいの原因は何か?久保田と井辻は,何かをすることができるのか。
    →店長が,店のレイアウトを変えた際に,地元の本を扱うスペースを減らしてしまったことから,地元の名士が腹を立てたというのが真相。そのことを真柴を通じて伝えた。久保田と店長が寄りを戻す可能性を示唆しつつ,物語は終わる。悪いデキではないが…。ふつうのデキか。

    ○ 君とぼくの待機会
     東々賞の候補作となった6つの作品。賞をめぐる背景が描かれるが,途中,井辻は,この賞は出来レースで受賞作が決まっているという噂を書店で聞く。いくつかの書店で々噂を聞き,噂は候補作の作者の耳にまで入る。井辻達は,噂の出所を調査するが…。
    →真相は勘違い。受賞者の言葉として紙面に掲載される前撮りのインタビューの話を聞いた書店の店員が,受賞をしたと勘違いをし,噂を広めたというもの。これは,ミステリとしてなかなか楽しめる習作。受賞作を明かさないで終わる終わり方も好み。

    ○ プロモーションクイズ
     宝力宝賞を受賞し,受賞後第一作を出版する塩原健夫。ゲラを渡し,書店員に推薦文を書いてもらおうとするが,その月は話題作が多く,なかなか書いてもらえない。しかし,塩原の新作にはなぞなぞが掲載されていた。そのなぞなぞのお返しとして,成風堂の書店員からなぞなぞが届く。いろいろな本屋でなぞなぞに取り組むためにゲラが読まれることになる。なぞなぞは暗号のようなもの。暗号解読に焦点を当てた作品。
    →なぞなぞは,「晴れた日には解けない」というヒントから「たいよう」の4文字を除いて読むというものと,「蛍が答えを照らす」というヒントから一番最後の文字を読むというもの。ミステリとしても,小説のデキとしても,及第点以下のデキ。軽く読める作品ではあるが…。

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    2016年01月24日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    ネタバレ

     本屋さんを舞台とした「日常の謎」系ミステリ。まず,主人公の杏子と探偵役の多絵のキャラがその立ち位置も含め,きっちりかき分けられており,しかも,かなり魅力的な存在に描かれている。「パンダはささやく」以外は,ミステリは弱いが,いずれも読後感がいいさわやかな話がそろっており,通勤のおともや寝る前の読書に最適。誰にでも勧められる良作。ミステリとして弱いところが好みではないので,★3かな。

     個別の作品の所感は以下のとおり

    ○ パンダはささやく
     購入してほしい本を暗号で伝えたおじいさんの話。実は,おじいさんは資産家で,「姪」という触れ込みで押し入ってきた女に命を狙われており,暗号のカタチで危機を伝えていた。出版社が「パンダ」からYondaのキャラクターを使っていた新潮社。「あのじゅうさにーち」は,新潮社の「あ」の13の21で赤川次郎の「透明な檻」,「いいよんさんわん」は「い」の43の1で井上夢人の「ダレカガナカニイル」,「ああさぶろうに」は,「あ」の36の2で綾辻行人の「殺人鬼」。「やににまる」は,「や」の2の20で,山本周五郎の「ひとごろし」。自分が監禁され,命を狙われているというメッセージだった。暗号のトリックこそ,マニアックすぎるきらいはあるが,暗号で使われた本のチョイス,意外な真相など,デキは傑作といっていいと思う。

    ○ 標野にて 君が袖振る
     「あさきゆめみし」という漫画の存在を知り,失踪した沢松という女性の行方を捜す話。真相は,交通事故で死んだ沢松の息子が,高校生だった頃に教師と付き合っており,その子供がいたので,ストーカーみたいになっていたというもの。この話は,ややリアリティに欠けると思うが,意外な展開ではある。

    ○ 配達あかずきん
     かなりドジな存在である吉川博美というアルバイトの女性が登場。美容院に配達した雑誌から,美容院のお客の盗撮写真が挟まっており,美容院と客のトラブルが発生したという話。真相は,吉川が配達していたほかの床屋で前にバイトしたいた男が犯人。トラブルになった美容院の客の子どもが犯人だった。吉川博美のキャラクターが微笑ましく,読後感はなかなかよいが,ミステリとしては平凡なデキ。

    ○ 六冊目のメッセージ
     入院している人に勧めた本がいずれも適切だった書店員を探す話。書店員が進めた本は,「宙の旅」,「散策ひと里の花」,「ダヤンのスケッチ教室」,「民子」,「夏への扉」。これらの本を勧めることができるような読書家の男性店員はいない。いったい誰が?という謎。真相は,書店の版元の社員だった。本を勧められた女性と,店員の間に恋愛感情が発生しているような雰囲気を残して終わる。読後感はいいが,ミステリとしては平凡。謎というほどのものではない。

    ○ ディスプレイ・リプレイ
     杏子の勤める本屋が,人気漫画「トロピカル」のディスプレイ・コンテストに参加する話。バイトの角倉夕紀とその大学の友達が見事なディスプレイをするが,閉店後,誰かが店に忍び込み,黒いスプレーでディスプレイを台無しにしたという話。犯人はだれか?真相は,トロピカルの盗作騒ぎに乗じて悪質ないたずらがされたと思い,ディスプレイを手伝っていた夕紀の友達である紗弥加が犯人だったというもの。これもミステリとしては弱いが,読後感は悪くない。

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    2022年11月12日
  • キミは知らない

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    展開が速く、続きが気になって仕方ない。一気に読んでしまった。

    誰が味方なのー、とはらはらしながら楽しみました

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    2016年01月16日
  • キミは知らない

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    津田先生が学校を辞めた。そう聞いて悠奈はいてもたってもいられなかった。十二年前に火事で亡くなった学者の父の蔵書をきっかけに、語り合った野暮ったいけど優しい先生。どうしても会いたくて密かに知った住所を頼りに訪ねることにする。しかしその住所は父の手帳に書き残されていたものと同じだった。先生は父と何か関係があるのか、訝しみながら訪れた先で出会ったのは、整った顔をしているけれどちゃらくて傲岸で意地悪な、けれど確かに先生だった。混乱する悠奈にさらに、黒服の男たちが接触する。彼らは悠奈に「お嬢様を待っている人がいる」と強引に連れ出そうとして……。

    お家騒動サスペンス的ラブコメ。展開が目まぐるしくて、かつタイトル通り主人公が全く何も知らないので一緒にハラハラしたり頑なすぎてイライラしたり、でもわりとキレイに落ちがついて楽しく読んだ。花とゆめで連載してそうな話。こういのは高尾先生に描いてもらおう。なんだかんだおじいちゃんたちが微笑ましくて、更に悠奈と先生のラブ未満の感じのぐっときてよかった。

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    2015年12月22日
  • 背表紙は歌う

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    井辻くんことヒツジ君シリーズ2作目です。中堅出版社の営業マンとして書店を巡る彼は書店ならではのトラブル、出版社ならではのトラブルに遭遇しますがいわゆる人の死なないお仕事ミステリーです。やはり本関係の物語は好きのだなあ、本屋さんの内幕を覗き込むみたいで。
    こんなに本読んでいるけど本屋さんの友人1人もいないことにはたと気づきました。どうやったら書店員さんと友達になれるんだろうか。

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    2015年11月17日
  • ふたつめの庭

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    ネタバレ

    旬太が読んでいた絵本を取り上げた千夏。普段は大人しい彼女がどうしてそんなこと?数日後、彼女と母親が行方不明に。2人の行き先のヒントは絵本?- 第一話 絵本の時間

    雨上がりの朝、園内に不振な足跡が。以前から不審な男の目撃情報。捕まえてみると、正体はここを10年前に卒園した高校生。園内に忍び込んだのには理由があったー。 第二話 あの日の場所へ

    とあるシングルマザーと旬太の父・隆平が最近急接近していると園内で噂に。保育士の美南はなぜかモヤモヤしてしまいー。 第三話 海辺のひよこ

    1年半前に離婚した隆平の元妻が保育園に現れた。なぜ今更?復縁か?父子家庭になった経緯を隆平から聞いた美南は、思い悩んでいた彼に保育士の立場からアドバイスをー。 第四話 日曜日の童話

    とある園児が自宅から母親の指輪を持ち出し、紛失。落胆する母娘。その母親と年齢が近く、苦労を知っている美南は胸を痛め、失くし場所についてヒントをくれた隆平と共に探しに出かけるー。 第五話 青い星の夜

    知人から交際を申し込まれた美南、そこでやっと自分の気持ちに気づく。そんな時、意中の相手・隆平が体調を崩す。保育士と保護者の越えてはいけない一線をついに踏み出すー。 第六話 発熱の午後

    想いが通じ合った2人。でも本来ならばこの関係は職務違反。付き合いに戸惑う美南だったが、同僚の言葉をきっかけに考えを改める。そして、旬太の卒園式ー。 最終話 青空に広がる


    初めての大崎作品。久しぶりに読んでて心がほっこりした。
    美南と志賀さんがゆっくりゆっくり距離を縮めていく過程がとてもよかった。
    家では親と、園では同級生や先生と。いろんな人が関わって子どもは大きくなっていくんだね。
    園で起こるちょっとした謎解きも毎回あって、それも面白かった。第五話でちょっとうるっとした。

    解説はてぃ先生!!

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    2015年11月15日
  • プリティが多すぎる

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    読みやすいが……話の展開からすっきりしたエンディングを予想していたけど全体的にもやっ……。
    結構面白そうな設定なのにあまり深く踏み込んで行かず、個人的には主人公の言動も終始微妙だったかな……。

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    2015年11月02日
  • スノーフレーク

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    恋愛もの青春もののミステリー。いろいろ物足りないが、良い作品にしようとした頑張りは買う。他の連作もののほうが圧倒的に出来がよい。
    キャラクターの仕上がりが浅くて、あまり入り込めない感じ。だからと言ってダラダラ書き込めば良いわけではないのが小説の深いところですね。

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    2015年09月29日
  • スノーフレーク

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    ネタバレ

    ただの三角関係の恋愛モノだと思って読み始めましたが、ただの恋愛モノぢゃなくしっかりしたミステリー。序盤から訳が分からずドキドキしていたのにラストがなぁ。『性同一性障害』というのはいらなかったのではないかと強く思う。なくても成立するし伏線はまるでなかったし。
    ちょっと文体が苦手。誰の言葉なのかよく分からなくて読み返したりキャラクターがイマイチだったり、過去に警察が分からなかったことを素人が辿り着いてしまう出来すぎた不自然さも読みにくく感じてしまった。途中まで面白かっただけに残念。

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    2015年09月22日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    前作とは違って殺人事件です。
    登場人物たちや雰囲気は変わらずに
    書店という世界からちょっと飛び出した事件に
    探偵コンビは飛び込んでしまいます。

    自費で出かけた地方書店の事件。

    この設定でこの先どこまで話が広げられるのかが
    楽しみだったりします。

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    2015年07月08日
  • プリティが多すぎる

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    この作家さんの作品は大概気持ちよく読めるしこれも面白く読んだけど、こういうジャンルの話はどーにももやっと感が残る。もやっともやっと。

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    2015年05月12日
  • 片耳うさぎ

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    最後の最後に主人公のキャラクターも急に変わるし、新事実がいくつもいくつも明らかにされてしまうし、勿体つけたような展開。

    お屋敷の描写があまり現実感を伴わず、ミステリーの舞台としてはおぼろげ。

    可もなく不可もなく、惹きこまれもせず。

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    2015年04月08日
  • キミは知らない

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    亡くなった父の事を話していた非常勤講師の男性が突然辞めてしまった所から始まるミステリー。巫女さんや、名家のひ孫やら…あれこれの展開の早さはテンポ良く進んでさらっと読めました。たった数日でこれだけの事を経験したら、私なら多分おかしくなってしまう…つよい主人公でした。誰が味方で誰が敵で、人間関係の複雑さには少しヤキモキさせられたけど、面白かったです。

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    2015年02月23日
  • エール!(1)

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    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてあっさりよめたけど、
    まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
    あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。

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    2015年02月04日
  • プリティが多すぎる

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    期待してなかったぶん面白かった笑
    ティーンズ女子向け雑誌の編集部と、そこにいるモデルの女の子たちの人生。

    シビアだったり、ちょっとしたことが人の人生を変えたり。

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    2015年02月02日
  • エール!(1)

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    仕事に悩んだ人達に対するエールですね。

    各物語の主人公が全て女性です。言ってしまうと、なんですが、まぁ、女性っぽい話だなと思わないこともありません。

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    2015年01月21日
  • 背表紙は歌う

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    読む度に、とても繊細な人なのだろうなぁと思う
    些細な言葉に敏感で、傷付いてしまう人

    接客をしていると
    ある一定の人数は、不愉快な態度をとるので
    やり過ごす必要がある
    意識的に、言葉に鈍感になる
    受け流す術を身に付ける

    それを身に付けずにいられるなんて
    尊敬する

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    2014年11月29日
  • プリティが多すぎる

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    大手出版社の千石社に勤務する新見が主人公。
    文芸部で作家と一緒に本を作り上げる編集者志望なのだが、
    彼の異動先はローティーン向けファッション雑誌の編集部だった。

    希望の部署に入れなかったという後ろ向きな気持ちがある上に
    異動先のけばけばしいほどのキラキラやカラフルさに圧倒され、
    新見は次の異動までの我慢だと割り切るのだが、
    当然そんな気持ちでやっていけるほど仕事は甘くなく・・・
    といったお仕事系小説。


    うーん、大崎さんは『クローバー・レイン』でも千石社の編集者を
    (こちらは新見が希望する文芸部所属)
    主人公に物語を書いていますが、そちらほどの面白さは無かったなぁ。
    やはり主人公の魅力の差なのかな。共感・感情移入できなかった。

    ローティーン向けファッション雑誌編集ってそんな仕事なんだー
    裏を知ると意外と面白いんだなー
    専属モデルたちにも華やかさがあれば辛い現実もあるんだー
    なんていう興味をそそる展開も少なかった印象。
    最初から最後までひとりよがりな新見くんの日常を見せられた感じ。

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    2014年11月15日