大崎梢のレビュー一覧

  • おいしい旅 初めて編
    初めての食べ物、初めての旅行先、初めての出会い、色々な初めてが美味しいご飯と土地にあるアンソロジー

    坂木司「下田にいるか」
    適量が苦手な主人公が勢いで下田にプチトリップするお話
    誰かが適当に適量にしてくれるから、好きなものは好きなだけ詰め込んだって良いじゃないか
    松尾由美「情熱のパイナップルケーキ...続きを読む
  • おひとりさま日和
    おひとりさま日和というタイトルに惹かれて読みました!
    もっと色んな年代のおひとりさま日和が見れるかの思っていましたが、高齢女性の話が多く少し残念でした。

    けど、どの女性も素敵な生活を送っていて私も将来おひとりさまだったらこんな風に悠々自適に暮らしていきたいなと思えるような内容でした。
    個人的には
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  • エール!(2)
    それぞれのお話の中に、それぞれの話が同じ世界で起こっていることがわかるような描写が多く読んでいて楽しかった。
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3
    「本格書店ミステリ」と銘打たれたシリーズの三作目。
    表題作を含む五編が収録された短編集です。

    本にまつわる謎の解明と、書店員の仕事内容が並行して描かれ、ミステリとお仕事小説の両面で楽しめるのではないかと思います。

    好きな本に囲まれて仕事が出来るのは羨ましさを感じますが、携わる方々にしか分からない...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    嬉しいことや悲しい事等々、遠い昔の思い出も
    当時食べていた食べ物を食べることによって
    今まで忘れていたのに食べることで当時の記憶
    なんかが鮮明によみがえってくる。
    何かそういう食べ物と思い出のリンクって
    自分に当てはめてもあるよなぁ~なんて
    思いながら楽しく読めました。

    個人的には神戸でよく遊んで...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    横浜アラモード、良かった。
    気持ちが嬉しくて受け取りたいけど、望んでないこと伝えるの難しいね。傾聴だいじ。でも、皆本心からおばぁちゃんの為を思って、結果的にハッピーエンドでよかった。



    ほかは、うーん…
    まだ、小説内でコロナ取り上げられるの慣れないな。ロシアの戦争も。我に返って悲しい気持ちになっ...続きを読む
  • 夏のくじら
    高知「よさこい祭り」をめぐって繰り広げられる青春小説。
    進学を機に高知にやって来た篤史が、従兄弟の多郎とチームスタッフをしながら自らも踊ることになる。

    こんなに自由度があって味わい深いお祭りだったとは、初めて知りました。
    友情、恋、それぞれが胸に抱くよさこいへの思いや情熱。淡い恋の行方も気になるけ...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    アミの会のアンソロジー。
    どれも良かったですが、私は断然、最後の大崎梢さんの「横浜アラモード」が良かったです。
    みんなが、それぞれ思いやりを持って行動するっていいなと思わされるお話でした。
  • かがみのもり
    ★だったらこれは本物の神の使い?(p.222)
    大人が巻き込まれる子どもの冒険/聖域とされる山の洞窟にオオカミ像の護るお宮/廃棄されたビルにお宮のレプリカ?/かつて洞窟の宮を占拠した新興宗教団体の残党/だれが味方で敵かわからない/危険と知りつつ軽々しく動こうとする生徒たち/オオカミ像が一番重要な気が...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編

    微妙….….

    初めて出会った作家の作品ばかりだった。あっ、一人、知ってる方が居たかも….….コロナ渦や、ロシアのウクライナ侵攻、今の(ちょっと前か?)閉塞感の有る現実が、微妙に反映されていて、面白かったか?と聞かれると、微妙….….と答えると思う。
  • ここだけのお金の使いかた
    「アミの会」アンソロジーはどれも面白い。今回のお金の話も現実的。ゲーム課金や塾の費用など知らない世界も覗けて楽しかった。
  • ここだけのお金の使いかた
    実力派女性作家集団『アミの会』によるアンソロジーも本作で12作目。
    今回のゲストは原田ひ香さん。

    毎回楽しみにしていて欠かさず読んでいるシリーズだが今回のテーマはズバリお金。
    どの短編も其々切り口が異なりバラエティに富んで面白かった。

    特にお気に入り作家さんの新津きよみさん「百万円分の無駄」と松...続きを読む
  • エール!(2)
    働く女性を応援するお仕事アンソロジー。
    好きな作家の坂木司さん、垣谷美雨さんが参加していたので手に取りました。
    読んだら明日から前向きにがんばろう、
    という気持ちになれる短編が詰まった小説。
    どのエピソードも好みでした。
    仕事が嫌になったら手に取りたい本。
    連作の第2弾のようなので、
    第1弾、3弾も...続きを読む
  • 27000冊ガーデン
    誰かに本を届けたい
    その思いは司書も書店員も同じだ。
    一冊の本が、本のある空間が、癒しになり助けになる。
    その事を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思う。
  • おいしい旅 初めて編
    坂木司さんはすごくよかった。
    松尾由美さんも面白かった。
    近藤史恵さんはもちろん素晴らしい。
    松村比呂美さんの「糸島の塩」はユニーク。
    あとの三作は、なんだろう、文体に慣れてないせいなのかちょっと引っ掛かりつつ読んだって感じ。
  • 27000冊ガーデン
    とある県立高校司書が主人公の「日常の謎」ミステリ。

    「日常の謎」分野の嚆矢となる北村薫ほど格調高くはないが、最近の知られた本も紹介されていて、本に絡めた謎解きも気軽に楽しめる。
  • おいしい旅 初めて編
    旅行をしながら読書

    情熱のパイナップルケーキ 
     台湾に行きたくなる
     北投温泉も気になる
     李製餅家 パイナップルケーキはお土産で

    遠くの縁側 
     欲張らず何気ない旅行もいいな

    糸島の塩
     工房とったん 行ってみたい

    地の果ては、隣
     次はあるとは限らない  旅にでよう
     当たり前が当たり...続きを読む
  • 27000冊ガーデン
    読書の可能性を信じている人たちの物語。
    熱い司書さんは想定していたものの、何がぐっと来たかって県教育委員会が後ろ盾となって動いていることだ。
    高校の国語でも小説よりも実用文を重視するとか、教育現場の流れは西沢先生寄りなのではと勝手に思っていたので、これが実情を反映しているのなら素敵なことだ。
    教える...続きを読む
  • 本バスめぐりん。
    本バスめぐりん。
    こういう話好きだな〜 
    地域の人との関わりが薄くなっているところが多いと思うけど、こんな風に、本バスを通して、町の人、商店街、幼稚園、色々な人のちょっとした交流が増えればいいな
  • ここだけのお金の使いかた
    お金にまつわるあれこれのアンソロジー。
    ゲーム課金、会社のお給料、転売ヤーの稼ぎ、
    宝くじの当選金、子供の教育費など様々なお金の話。
    どう稼ぐか、どう使うか。お金の話だけど、嫌らしさは無くさらりとしていて面白かった。