大崎梢のレビュー一覧

  • ようこそ授賞式の夕べに

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    ネタバレ

    書店大賞事務局に不審なFAXが届く。
    8年前に閉店した、金沢の飛梅書店からの告発状のような脅迫状のような文。
    一体だれが何の目的でこんなものを送り付けたのか。

    福岡の書店バイトの子とともに杏子と多絵が、謎を解くために奔走すればするほど謎は増し、それとは別ルートで同じ謎を追っていた、別シリーズの出版社営業員たちの調べた事実を突き合わせた時、初めて謎は真実の姿を現わしたのだ。

    本筋の謎よりも、その背景である書店大賞(もちろん本屋大賞のこと)の内幕が興味深かった。
    本が売れない今、どうやって本を売るかという気持ちから、本屋さんたちが立ち上げたこの賞は、回を重ねるごとに注目を浴び、規模が大きくなり

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    2021年02月23日
  • 女ともだち

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    COPY 村山由佳
    ト・モ・ダ・チ 坂井希久子
    卵の殻 千早茜
    水底の星 大崎梢
    こっちを向いて。 額賀澪
    ブータンの歌 阿川佐和子
    ラインのふたり 島津輝
    獣の夜 森絵都
    8人の女性作家による、女性ばかり出てくる8つの短編集。豪華な顔ぶれの短い話が詰まっているから読み終わるのがあっという間でなんとももったいない。けど、読んだことのない作者の作品を読んで興味を持つきっかけとしていい機会になったかも。
    男性目線でよく描かれるような、勘違いとか思

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    2021年02月19日
  • 平台がおまちかね

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    ネタバレ

    目次
    ・平台がおまちかね
    ・新人営業マン・井辻智紀の一日 1
    ・マドンナの憂鬱な棚
    ・新人営業マン・井辻智紀の一日 2
    ・贈呈式で会いましょ
    ・新人営業マン・井辻智紀の一日 3
    ・絵本の神さま
    ・新人営業マン・井辻智紀の一日 4
    ・ときめきのポップスター
    ・新人営業マン・井辻智紀の一日 5

    大崎梢がデビューした頃は、今ほど書店や出版社などを舞台とした本が出ていなかったと思います。
    しかし今、私もそれなりにそれらお仕事小説を読みましたので、今更出版社の営業マンの仕事だけを書かれても満足は出来ない。
    では、ミステリ小説としてのこれはどうか?

    正直、ミステリとしてはあまり面白くありませんでした。

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    2020年12月28日
  • だいじな本のみつけ方

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    本が大好きな中学生の野々香。
    普通の女の子なのだけれど、本が好き、特に作家の荒木真琴の作品が好き、という気持ちは誰にも負けない。

    発売前の荒木真琴の新作が校内に置き忘れられている――。
    この謎を解くべく、動き始めると、なぜか気に食わない同級生の高峯秀臣が絡んでくる。
    しかし、動いているうちに、次第にいろいろな人々に出会い、世界を広げていく。
    書店でのPOP展示、小学校での読み聞かせ会などの実現に奔走する。
    読み聞かせ会のボランティア、ビトさんとマリちゃんの間の不幸なかけ違いを、十年近い時を隔てて野々香たちが修復していくのも、読んでいて温かい気持ちになる。

    野々香は、他の人の本の好みを決して

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    2020年12月13日
  • だいじな本のみつけ方

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    同じ中学生の本読みとして、共感できる話だった。自分と比べてみてもいいし、共感できるなとも思える話で主人公も明るい、中学生らしい子でとてもよかったと思います。

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    2020年10月20日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    元同僚が勤務する歴史ある書店で謎解き。
    今までのほわほわした謎と違い、バッチリ殺人だったのがちょっと意外でした。でも、変わらず本にまつわる小ネタもあり、楽しく読めました。

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    2020年09月30日
  • プリティが多すぎる

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    やりたいことではない新しい部署で翻弄されながらも頑張る主人公がかっこいい。
    10代の子が一生のうちたった一瞬の時間にある夢に、真剣に向き合っているところも好きです。

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    2020年09月30日
  • よっつ屋根の下

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    息子、父、母、娘、それぞれの視点で見つめる物語。
    いくら家族だろうとそれぞれ譲れない部分はある。
    それを誰かが折れて家という枠に無理矢理収めようとするから窮屈に感じるのかもしれない。
    我慢し過ぎない、けれどお互いの思いをちゃんと分かってあげることが家族円満のコツなのだろうかと勉強になった。
    全ての章で結びは爽やかで風通しの良い感覚が味わえるので家族という重そうなテーマでもずんずん読めた。

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    2020年09月20日
  • 女ともだち

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    女性作家8人の短編。どれも面白かった。ゾクっとしたり、女友達ってそうだったなーと身に覚えもあるものもあり、やはり女性作家だけにリアリティがありつい肯いてしまった。初めましての作家さんとも出会えるのが短編を楽しむ醍醐味でもある。

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    2020年09月19日
  • スクープのたまご

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    週刊誌編集部が舞台の小説。ギラギラした事件屋の物語ではなく、週刊誌に対して否定的な感情をもつ新人社員が主人公なところが面白い。
    私は週刊誌は読みませんが、本書を読んで週刊誌という存在に対する見方が少し変わりました。また、班体制で事件を追うという意味では、警察小説に通ずるものもありますね。

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    2020年08月04日
  • アンソロジー 隠す

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    気になる作家さんが沢山。読み応えがあった。
    アンソロジーは知らない作家さんとの出会いがあるから好き。個人的に新津きよみ「骨になるまで」松村比呂美「水彩画」がよかった。

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    2020年07月31日
  • アンソロジー 隠す

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    11名の女流作家たちが一つのテーマで物語を紡いでいます。近藤史恵、松村比呂美、光原百合の作品が良かったし怖かった。

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    2020年06月05日
  • 横濱エトランゼ

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    ネタバレ

    馬車道で働いていた私。アイスの日には貰いに行ったなとか。
    元町は坂が多いのよ、でも、素敵なお店も場所も沢山あるのよねと。
    記憶の扉が懐かし温度で開くような作品でした。

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    2020年03月16日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会(仮)のアンソロジー。
    大人の「ファーストラブ」とのことで、大崎梢さんの「レモネード」な感じの作品集かなと思って読んでいましたが、色々な形の初恋の話でした。

    福田和代さんの「カンジさん」みたいな、ちょっとゾワッとくる話もありましたが、好みの展開が多かったですね。
    松村比呂美さんの「迷子」で暖かな気持ちになって読み終わることができました。

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    2020年02月12日
  • だいじな本のみつけ方

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    小学生の高学年、中学生向け。どちらかというと女子向けだと思う。(もちろん男子でも楽しめる)
    作品に漂うフワッとした感じがいいです。

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    2020年02月09日
  • 平台がおまちかね

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    書店が舞台の小説はいくつか読んだけど、営業さん視点は初めて。
    まだ営業として独り立ちして間もない主人公は前任者の評判に負けじと仕事をこなしていく。
    誠実でまっすぐな人柄は素直にいいなと思えた。
    担当店舗がかぶることでよく顔を合わせるという他社の営業との関係も不思議で面白い。
    ライバルだけど同志みたいな。
    ミステリ要素もあり、面白かった。

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    2020年02月07日
  • スクープのたまご

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    おもしろかった。
    週刊誌、自分は読まないしあまり良いイメージも持っていないしこれを読んで変わるわけでもないけど、少し違った視点は持てるかもしれないです。何はともあれ、まずはフラットに。

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    2020年02月03日
  • 忘れ物が届きます

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    面倒なミステリ、本格と呼ばれるような込み入ったトリックが好きなら、この本に収められている5つの短編のテーマはそう難しいものではない。それよりも後になって思い当たったり、事件の解決後に隠されていた真実が胸を打つものだったりする。女性らしい文章が優しく気持良かった

    沙羅の実
    今ではサラといっても沙羅双樹と間違える人がないくらい知られるようになった。夏椿というれっきとした名前があっても、なぜかサラと言う音の響きが白い花に似合って、殆どの人がサラの木、サラの花と呼ぶ。
    その実にまつわる話。
    不動産の営業マンが話を詰めにきた。もう既に気心も知れて親しくなっていたところに、父親が帰ってきた。雑談中に

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    2020年01月20日
  • エール!(1)

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    自分はお仕事小説を結構気に入っているらしい。読みやすいお話ばかりだった。ディスプレイデザイナーの彼女の気持ち、納得がいくまで葛藤があったんだろうなと思った。

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    2020年01月08日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会の面々が描く初恋、色々な初恋があって楽しかった。
    思いがけずイヤミスちっくなものもあったし。
    涙を流す絵の話が1番好きかな。
    あと、迷子も同じぐらい好き。
    どちらも、ほのぼのしていて、可愛くて、私の好みにぴったり。最後のあれには完全ノックダウンw
    アミの会、次のテーマはなんだろう。楽しみでならない。

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    2019年12月28日