大崎梢のレビュー一覧

  • エール!(3)
    伊坂幸太郎目当てに借りたのだが、日明恩にぐっときた。

    しかしこれ「たちもり・めぐみ」とはとうてい読めないゾ。

    パソコンで全然変換してくれないし、「にちあかるいbs(バックスペース)bsおん」でやっと変換した。

    めぐみはいいよ。変換してくれるから。でも、たちもりはねーべ。

    警察や消防のリアルを...続きを読む
  • エール!(3)
    ■原田マハ「ヴィーナスの誕生 La Nascita di Venere」(美術品輸送・展示スタッフ)
    ■日明 恩「心晴日和」(災害救急情報センター通信員)
    ■森谷明子「『ラブ・ミー・テンダー』」(ベビーシッター)
    ■山本幸久「クール」(農業)
    ■吉永南央「シンプル・マインド」(イベント会社契約社員)...続きを読む
  • スクープのたまご
    とても綿密に取材されていらっしゃるのだと感じます。
    ひとつひとつのエピソードも輪郭がはっきりしていて
    一気にラストまで走り抜ける臨場感も まさに「スクープ記者」を
    思わせるスピード感で とても面白く読ませていただきました。
  • ふたつめの庭
    25歳の保育士、美南。
    保育所を舞台にしたライトミステリー。
    25歳の保育士、美南。
    その一生懸命さ、園児の父に惹かれる姿も微笑ましい。
    さらさらと読めました。
  • 女ともだち
    *村山由佳、坂井希久子、千早茜、大崎梢、額賀澪、阿川佐和子、嶋津輝、森絵都―当代きっての人気女性作家8人が「女ともだち」をテーマに豪華競作!「彼女」は敵か味方か…微妙であやうい女性同士の関係を、小説の名手たちが描きだす逸品ぞろいの短編小説集。コワくてせつなくて愛しい物語の世界をぜひご堪能ください*
    ...続きを読む
  • スクープのたまご
    大崎梢出版社千石社シリーズ第3弾。主人公は入社2年目週刊誌事件班担当信田日向子。これを読むまで私もフリーの記者がネタを売り込んでくるんだと思ってました。ネタによっては編集長の首が飛ぶんだから身元の分からない人間の売り込みをホイホイ受けるわけにはいかないですよね。警察同様地味な聞き込み、確実な裏取りが...続きを読む
  • エール!(1)
    お仕事小説アンソロジー。主人公たちはそれぞれ挫折して次への一歩を踏み出す。それぞれの仕事の華やかさ、収入、暗部を描いていて面白かった。「六畳ひと間のLA」の小柴さんには涙が溢れた。人生をやり直したくて英語の勉強を始め、なかなか成果が出ない中でかほり先生とのメール交換は心の支えだったんだろうなぁ。
  • 忘れ物が届きます
    短編集。どの話も隠された真相を明かすだけじゃなく、引きつけられる。とくに最終話の「野バラの庭へ」の統子への出せなかったハガキは胸を打たれた。若い時は見た目が華やかな人に惹かれるけど、本当に自分を思ってくれる人はどいうことか。ハガキ一枚の文章から伝わってきた。
  • 女ともだち
    ●COPY/村山由佳
    ●ト・モ・ダ・チ/坂井希久子
    ●卵の殻/千早茜
    ●水底の星/大崎梢
    ●こっちを向いて。/額賀澪
    ●ブータンの歌/阿川佐和子
    ●ラインのふたり/嶋津輝
    ●獣の夜/森絵都

    はじめの3作は、「これってホラーアンソロジーだっけ?」と思わせるお話。
    個人的には額賀澪と森絵都が特におもし...続きを読む
  • 背表紙は歌う
    どの話もすごく面白かった。何となくどれもしり切れとんぼだったけど。この後に成風堂シリーズと合体するわけか。
  • ふたつめの庭
    思ったのと違った、っていうのが率直な感想かな。もう少し、子供に焦点を当ててるかなって思っていたので。読み始めたら、全然違いました。
    でも、グイグイ世界に引き込まれるし、主人公の恋も惹きつけられるし、一緒にモヤモヤしたりドキドキしたり、すごく読んでいて楽しかったです。
    ただ、もうちょっと子供たちのこと...続きを読む
  • ようこそ授賞式の夕べに
    本屋大賞を題材にした長編。最高に良かった。謎解きとしても良かったし、本や本屋に関係する人々の思いが詰まったかなりの良作。
  • エール!(1)
    今回は坂木さんと拓未さん以外は知らない作家さんだったけどそれぞれに良かったなぁ。
    別の作家さんが書いてる話と少しだづつ繋がってるのか
    読んでて楽しい
    でもやっぱり坂木さんのジャグジー・トークが一番好きだった
  • エール!(3)
    小春日和/日明恩 ☆5
    災害救急情報センター通信員

    ラブ•ミー•テンダー/森谷明子 ☆4
    ベビーシッター

    シンプル•マインド/吉永南央 ☆3
    イベント会社契約社員

    彗星さんたち/伊坂幸太郎 ☆4
    新幹線清掃スタッフ
  • キミは知らない
    村の利権争いに巻き込まれていく女子高校生のお話。
    登場人物の誰もが怪しい。誰を信じていいのか最後までわからなくおもしろかった。
  • ようこそ授賞式の夕べに
    今月2冊目の大崎梢。
    本作品は大崎2大シリーズの登場人物が邂逅する「アベンジャーズ」的なやつ…なんだが、実は井辻君のシリーズは未読で、今後の課題である。。

    舞台は書店大賞(リアルでいう本屋大賞である)、人死の出ない程度の犯罪事件が起こり(そうになり)、その解決に2シリーズの登場人物たちが活躍すると...続きを読む
  • ようこそ授賞式の夕べに
    2つのシリーズの人物が一同に会してのミステリー。本屋大賞がどうやって生まれて運営されているか、どういう課題を抱えているか、リアルにわかる読み物でした。
    アンチ本屋大賞の意見はもっともなんだけど(私も同じように感じている)、それでも必要なお祭りなんだよなあ、と。
    亡くなった店主の書き残したメッセージの...続きを読む
  • だいじな本のみつけ方
    ミステリーですが、推理劇ではなくて主人公である中学生たちが体当たりで解き明かしていく感じ。幼少期から読書に耽溺していた人にとっては、感じるところの多い作品だと思う。自分は中学生の頃には何を読んでいたのか、思い出しながら読み進めました。
  • ようこそ授賞式の夕べに
    本屋大賞のお話。本屋大賞というイベントに対してさまざまな立場の人の気持ちが詳しく丁寧な言葉で力強く表現されてます。本屋大賞に対しての見方が変わるかも。そんな作品です。
  • ようこそ授賞式の夕べに
    ずっと読み続けている大崎さんのシリーズ。
    大好きな2つのシリーズが合体した!

    私たちも毎年楽しみにしている本屋大賞が
    そのやむにやまれず生まれた経緯も
    その知名度ゆえにはからずも抱えてしまう
    闇や着てしまう汚名も含めて 真の姿で
    描かれていることは疑いようもない。

    多くの言葉で感想を述べるの...続きを読む