大崎梢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ女性作家8人による、「女ともだち」がテーマのアンソロジー。
うむむむ、女の友情はもろいというけれど、こんなにすごぉ〜く気持ち悪くて、べとっとするものばかりだろうか…
相手と『同じ』を競うような構図が、いくつもの作品に…あー、たしかに、『おそろい』スキだよなぁ…トイレ一緒に行ったりしてるよなぁ…
いやはや。下手なホラーより怖い。
どれも面白かった。
その中で、「ブータンの歌」は、くすっと笑えて、阿川佐和子さんらしい軽やかさだった。
「ラインのふたり」嶋津輝さんは初読。ちょっと山本文緒さんのような奇妙な迫力。
他の作品も読んでみたい。
「獣の夜」森絵都さん、爽やかな作品しか読んだことがなかったので、ジビエを貪り喰らいながらテンションが上がっていく女二人のパワーに圧倒された。痛快。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあの日の味は(☆☆)
京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
幸福のレシピ(☆☆☆)
パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る
心がほっこりする話。
下戸の街・赤羽(☆☆☆☆)
何もかもに見切りをつけて実家に帰った美琴と幼馴染の梨亜が赤羽のスイーツ巡りをして元気を少しずつ取り戻す
ふたりが巡ったお店を思わず探してしまった。こんな小旅行も楽しくていいな
旅の始まりの天ぷらそば(☆☆)
コミュニティラジオのパーソナリティ真尋と頭脳明晰、容姿端麗な局長との天ぷらそばの会話
話のさわりにしか感じない内容。元の話がどこかにあるのか??
ゲストハウス(☆☆)
一人で何でもできると皮肉られる男が元生家のゲストハウスに娘と会うために訪れる
男が仕事も家事も何でもできると女への当てつけになるという時代の家族の話
からくり時計のある町で(☆☆☆)
仲違いした親友とかつて訪れたドイツの地を当時を思い出しながら巡る旅
海外旅行いいな
横浜アラモード(☆☆☆☆)
コロナ禍で職を失い実家の高知に帰ってきた明穂が母の友人の義母の横浜旅行の付き添いをする
婆ちゃんともっと旅行したかったな -
購入済み
色々な人達の美味しい旅
色々な人達の美味しい旅が、いっぱいに詰まっている。ちょっと、えっ?思うような話も有ったけれど、大好きな作家さんの、最後の二つの話が、感動的だったので、星四つ
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Posted by ブクログ
『〝クジラ〟強調月間始めました!』3
第3回は、大崎梢さんの『夏のくじら』です。
本書の「くじら」は、舞台の高知土佐湾が鯨の生息域で、捕鯨文化が栄えていたという事実そのまま。また、主人公が「鯨井町踊り子隊」チームに所属するという設定です。
よさこい祭りの高揚感と関わる人たちの群像を綴った、まさに灼熱の夏物語です。
物語の進行と同時に、よさこいの歴史、準備から本番までの説明が上手く取り込まれていて、勉強になりました。
チーム表現がもたらす快感や魔力、よさこいに取り憑かれ、練習や本番が苦しくてもやる喜び、完全燃焼、躍動感あふれる描写から〝夏を刻む〟心意気が伝わってきます。
よさこいの陰の努力に裏打ちされた華やかさに加えて、主人公の「憧れの女性を探す」別視点が、更に華を添えています。4年前にある女性と交わし果たされなかった約束が…。
もう、青春ですねー。爽やかー。これは読んでのお楽しみ…。