入社2年目の女性編集者が週刊誌に配属された!
殺人事件に、アイドルのスキャンダルに、東奔西走のお仕事小説。
老舗出版社・千石社の入社2年目社員、信田日向子24歳。
体調を崩した同期社員のかわりに、急遽「週刊千石」編集部へ異動が決まる。
「絶対無理!」
怯える気持ちを押し隠し、未解決の殺人事件やアイドルのスキャンダル写真のたれ込みなど、ハードな取材に挑戦する日向子。
日向子は毀誉褒貶かまびすしい週刊誌の仕事に、自分なりの意義を見出していくことができるのか?
週刊文春編集部に徹底取材!
同じ千石社の女性誌編集部を舞台にした『プリティが多すぎる』が2018年10月からドラマ化!
話題のお仕事小説です。
解説・大矢博子
Posted by ブクログ 2021年08月16日
2021/08/16
あの文春砲を日々ぶっ放しまくってる文春系列の文春文庫から出版されている週刊誌の記事が出来上がっていく過程を小説にした話。
本の紹介では作者の大崎さんが綿密な取材に基づいて書いたとあり、おそらくこの話の中に描かれているそれぞれの話にも多少のフィクションなどはあると思うけど、モ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月23日
文春文庫出版ということもあり、あの文春砲の舞台裏なのか?と連想させる作品でした。
掲載記事は、社員たちの地道な取材活動の賜物ということが分かりました。
社員たちの信頼関係ゆえの取材活動ということも深い意味がありました。
短編で1話完結ですが、1つの事件が緩やかに結びつき、最後はミステリー要素も...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月12日
大手出版社に入社した二年目の女の子が、
けっこうえげつない記事で知られる
「週刊誌部門」に配属された....というお話。
初年度にいたフリーペーパーとは全く環境が違い、
刑事ばりの張り込みやら突撃インタビューやら、
心と体がすり減る毎日に放り込まれる。
ジェットコースターのような日々に揉まれつつ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月13日
大崎梢出版社千石社シリーズ第3弾。主人公は入社2年目週刊誌事件班担当信田日向子。これを読むまで私もフリーの記者がネタを売り込んでくるんだと思ってました。ネタによっては編集長の首が飛ぶんだから身元の分からない人間の売り込みをホイホイ受けるわけにはいかないですよね。警察同様地味な聞き込み、確実な裏取りが...続きを読む