大崎梢のレビュー一覧

  • おひとりさま日和
    まぁまぁ面白く読んだ「おひとりさま」がテーマのアンソロジー。
    最後の「最上階」が好き。

    とにかく1人で楽しめることを見つけるのと、ゆるくても人間関係を作るコミュ力が大事と思った。おひとりさまに対して勝手に可哀想だの、一人じゃ無理だの言うのは違うよね。
  • 27000冊ガーデン
    この本の中に実際にある本の題名がたくさん出てきた。まだまだ読んでない本もあるので読んでみたいな。学校の図書室の司書というのは、生徒一人一人とまっすぐ向かい合って、悩みや相談を一緒に考えてくれる。なくてはならない仕事なんだね。暖かい気持ちになれた。
  • おひとりさま日和
    大崎さん坂井さん以外は初読みだったがどの話も良かった。
    家族がいなくてひとり、家族がいてもひとり。
    女性が年老いて、どうひとりで生きていくのか。
    おひとりさまも良いよね!と思うことが出来、自分の将来にも重ね合わせて考えたり頷いたり。
  • おいしい旅 想い出編
    懐かしい土地を改めて訪れる。思い出の地にはやっぱり忘れられない味がある。

    若かりし頃の女友達と京都の思い出の味を追いかける話と、これまた女友達と飲んだくれの町でスイーツを食べまわる赤羽編、喧嘩した親友と行ったドイツに今度は一人で行ってみると言う話も面白かったです。
    売りに出した信州の実家がゲストハ...続きを読む
  • おひとりさま日和
    それぞれ異なる事情と過去を持ち、一人て暮らすミドルからシニア迄の女性を各々主人公に、6人の著者が、その女性達の想いや生き様を描くアンソロジー形式の作品。タイトル通り、読み終わると心が和むストーリーが共通項。
  • おひとりさま日和
    おすすめ頂き読んでみた
    ろくに表紙も見ずに、サードライフから読み始めて、ん⁇こーいうおひとり様かーと納得しながら
    あー私も相方がいなくなったらと思ったら不安だなー
  • おひとりさま日和
    おひとりさまの語源を検索してみた。
    「おひとりさま」とは女性の新たな生き方を示したジャーナリストで作家の岩下久美子さんが提唱したもので「個」の確立ができている大人の女性ということらしい。

    だから6話とも女性の話しなのだなと納得した。

    なんだか大層なことだがそれに反して6話とも肩の力を抜いて読める...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    「アミの会」がなんだかわからんが、旅と、その物語のなかで出会う食べ物の短編集。
    寝る前に1つづつ読むのがちょうどよかったです。
    後半の話はちょっと感情移入するまで時間かかって眠くなるやつもありましたが、おおむね面白かったです。
    一番印象に残ったのはサフィール踊り子に乗って下田に行く話。割と近いから私...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    シリーズの他アンソロジーより、読んだことのある作家さんが多く感じました。
    1番印象に残ったのは篠田真由美さんの「夢よりも甘く」という作品。チョコラータというココアやホットチョコレートのような飲み物の描写が甘い香りがしてきそうで、飲みたくなりました。またおばあちゃまのお話の内容もレトロで、セピア色を思...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    旅にまつわる短編集。
    そしてそこに「たべもの」の記憶が加わる。

    『あの日の味は』柴田よしき
    京都で大学時代を過ごした女子友3人の
    ひさしぶりの会合。

    『幸福のレシピ』福田和代
    ふるさとの神戸に戻ってきた老齢の女性と
    青年のふしぎな思い出歩き。

    『下戸の町・赤羽』矢崎存美
    恋と仕事を失って東京か...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    帯に書かれた、「旅に出たくなる"絶品"アンソロジー!」とても素敵でまさにその通り、という感じでした。どれも前作とは変わって少し遠出をするような料理もですが、旅行もテーマとなっているアンソロジー。
    1番好みだったのは図子慧さんが書かれた「あなたと鯛茶漬けを」。タイトル通り鯛茶漬けに注目するのはもちろん...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    秋川滝美さん、大崎梢さんと知っている方が入っていたので、読んでみようと思いました。
    初めて読んだ方もいるので、若干読みづらい箇所もありましたが、私自身が食べ物テーマの本が好きなこともあり、どの話も楽しく読み進めることができました。
    福田和代さんの幸福のレシピという話はケーキの描写が特に素敵で印象に残...続きを読む
  • ここだけのお金の使いかた
    お金にまつわるアンソロジー。
    宝くじで100万円が当たったが、家族には内緒で浪費する。夫や子供たちの態度に、とても打ち明ける気になれなかった主婦の話やケチで信じられないことを言う夫や…
    日々の推し活にお金を注ぎ込む女性。
    仕事が続かずにいる孫の友達にアドバイスを送る祖父などなど…
    ムカッとする話や前...続きを読む
  • おひとりさま日和
    いつかの将来を教えてくださっているような…
    いつかぶつかるかもしれない壁、私だけじゃない誰にでも起こること。
    優しく対処法を教えてくれているような。
  • おひとりさま日和
    【収録作品】「リクと暮らせば」大崎梢/「幸せの黄色いペンダント」岸本葉子/「永遠語り」坂井希久子/「週末の夜に」咲沢くれは/「サードライフ」新津きよみ/「最上階」松村比呂美

    「ひとりの生活」をテーマにした6名の女性作家によるオール書き下ろし競作集とのこと。
    ほっこりする話ばかりで、ひとりも悪くない...続きを読む
  • エール!(3)
    働く人への応援短編小説集。異色だけど山本幸久さんの作品が面白かった。いろんな仕事があって、豆知識もたくさん。多彩なアンソロジーで楽しめた。頑張ろうって思える。
  • おひとりさま日和
    主人公は全て48〜84歳の女性。いわゆるおひとり様の生活。年齢層は高めだけれど女性の複雑な気持ちが分かるようなものもあり、面白かったです。
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1
    本屋さんの仕事を少しだけ覗くような体験ができたのが興味深く面白かった。
    例えば美容院や喫茶店などへの雑誌の配達は確かにこれも本屋さんの立派な仕事だなぁと。
    私が通っている美容院ではタブレットで雑誌読み放題に最近変わって、便利なようだけど本屋さんの仕事が一つ減ったのかなとちょっと寂しいような気持ちが浮...続きを読む
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1
    書店が舞台というだけで、ちょっと気分が上がった。
    書店員の日常の仕事を覗けたのは興味深く、特にアバウトなヒントから本を特定していくのが、とてもおもしろかった。
    謎解きに関しては、少し性急に感じてしまい、もう少し丁寧でもよいかなと思った。
    多少納得いかない終わり方もあったが、楽しく読めた。
    気軽に負担...続きを読む
  • スクープのたまご
    文芸出版の老舗である総合出版社。
    そこで出版される週刊誌の編集部が舞台となるミステリー…かと思って読み進めたらちょっと困ったことになる。
    あくまでも、これはお仕事小説。
    いや、正直、かなり緻密に書かれたミステリーだと思い込んで読んでいたのだが、それが最後で見事に裏切られる。
    だって、連続殺人事件まで...続きを読む