大崎梢のレビュー一覧

  • キミは知らない

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    旅先の火事でなくなった父親の足跡を辿る。
    日帰りですむはずの、そんな短い距離の冒険だったはずなのに。

    冒頭までごくごく普通だったのに、「!?」ってなった。
    一気に読まされた。
    人間の奇妙さがうまいぐあいで、なんか良かった。

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    2012年05月26日
  • キミは知らない

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    ヤングアダルトに分類した方が良いかも。
    思わぬ事態に巻き込まれる高校生の女の子。

    水島悠奈は、高校2年生。
    二人暮らしの母は、出張中。
    父・保彦は、悠奈が5歳の時に旅行先で亡くなっていた。
    臨時の数学講師・津田孝之が急にやめたのに驚かされる。
    津田先生とは、何度か図書室で話をしたことがあった。
    12年前に父が書いた万葉集の本が図書室にあるのを見つけて以来、時々通っていた悠奈。地味で目立たない津田先生は、古代史に興味があるようで、父のことなども話せたのだ。
    部屋に残っていた荷物の送り先の住所に、見覚えがあり…?

    父と同じ時に旅館の火事で亡くなった若い女性・津田美里の住所と同じだった。
    思い切

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    2012年05月11日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    成風堂シリーズ第3弾。今回も多絵ちゃんの推理が冴える。
    最初の短篇が人の生き死にまで関わる事件だったので、ちょっと今までと毛色が違うぞ、と思い身構えたものの、その後はそこまで深刻にならずに済むものだった。
    表題作の「サイン会はいかが?」は途中で犯人が判ってしまったのが、少し残念だけれど。
    「バイト金森くんの告白」にちょっとほっこり。

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    2012年05月08日
  • キミは知らない

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    初めて読んだ作家さんの本だった。
    確か、どこかの掲示板で見かけて、読んでみようかと
    思った1冊だったと思う。

    突然、いなくなってしまった非常勤の先生の後を追って行ったら、
    色々なことに巻き込まれ、色々なことを知って…。

    なかなか楽しめた本でした。

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    2012年03月28日
  • スノーフレーク

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    ネタバレ

    気持ちが丁寧に描かれていて読みやすかった。
    『配達あかずきん』などのほのぼのした感じとは違って、人の気持ちの交錯と、先が見えない感じが相まってドキドキさせられた作品。
    最後の最後まで結末が読めなかったな。

    小学生のとき亡くなり、遺体が見つからないままの幼馴染速人によく似た青年が現れる。
    それをきっかけに、速人は生きているのかもしれないという希望を抱き、主人公である真乃は速人の死の真相を調べ始める。

    もう一人の幼馴染、亨の存在と恋の行方にもドキドキさせられた。

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    2012年03月28日
  • 天才探偵Sen 公園七不思議

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    小学生で天才探偵の千君が活躍する推理小説。
    メインは小学生だけどキャラクターが立っていてよかった。
    大崎さんは人が好きなんだろうなと思わせる作品。

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    2012年01月29日
  • ねずみ石

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    普通に面白かったが、読んでいる途中で、これは大崎梢さん?とふと疑問が沸いた。若竹七海さんや、七番目の小夜子」の恩田陸さんでもいいんだけど、もっと古ければデビューの頃の宮部みゆきも思い出したかな。まあ、色々ごちゃごちゃ。それでも面白いっていう価値には何の変動もないけれど、やはり女性の作家さんは共通の雰囲気があるんだなと思っただけです。
    女性受けは良さそう、主人公を含めて主要登場人物が中学生男子3人、若い女性読者なら萌える?んだろうか。表紙の女の子も、実は男子だったしね(苦笑)
    でも、大崎さんは多作でいいです。若竹さんは寡作だから待つのが正直しんどい。そう思うと、頑張ってどんどん書いて欲しい。

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    2012年01月16日
  • キミは知らない

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    ネタバレ

    ・感想
    火事で父親を亡くし、母親と二人暮らしの女子高生。父親の旅先で起きたその事件の謎を解いていくうちに、その村の言い伝えや神事、さらには家同士の騒動にまで巻き込まれてしまいます。
    巫女さんとか言い伝えとか日本風ホラー的なキーワードは苦手で、怖いと感じたけど、物語自体はそんなに怖くありません。逆に引き込まれて先が気になって止まらず、徹夜して読み終えてしまいました。

    ・作品紹介
    内容(「BOOK」データベースより)
    先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したの

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    2018年08月04日
  • 片耳うさぎ

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    成風堂書店シリーズが快調な大崎さんの初のシリーズ外作品。
    父が失職し、父の実家へ引っ越してきた小学六年生・奈都の視点から語られます。
    昔は大地主だったと思われる蔵波家の屋敷は、広大で複雑。
    クラスメートにはほとんどお化け屋敷扱い。
    家の中に住む親戚も初めて会う人が多く、緊張しまくり。
    祖父は口数が少なく、大伯母の雪子にはきついことを言われ、あまり歓迎されているようには思えない。
    しかも、父は職探しに行ったまま、母も祖母の元へ看病へ行って週末まで戻らないとわかり、心細さは頂点に。
    隣席の男の子が見かねて、中学三年の姉のさゆりを紹介してくれ、首尾良く一緒の部屋にお泊まりして貰うことに。古い屋敷に、

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    2010年06月19日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    ネタバレ

    前作の長編では評価を下げたけれど、気を取り直して再挑戦。うん。やっぱりこのシリーズは短編の方が断然面白い。主人公の書店員・杏子を通して、知られざる書店員の日常が描かれ、一見小奇麗で穏やかで整然としていそうな本屋さんの仕事も、実は重労働なうえに時間に追われていて大変だということがとてもよく伝わる。このリアリティと、平凡そうな日常に起こる取るに足らない(でも不可解な)謎を書店員が解くところが一番の魅力だと思う。【以下ネタバレ含むあらすじ+ひとこと感想のため未読の方はご注意】『取り寄せトラップ』同じ書籍の4件の取り寄せ依頼。だが4件の依頼主に連絡をとると、だれもそんな注文していないという。再び同様の

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    2012年03月05日
  • 天才探偵Sen 公園七不思議

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     子供向けの少年探偵もの。
     わかりやすく読みやすいので面白い。

     やや難点をいうならば「こんなときは○○になると思わなかった」的な文章が多いこと。子供向けだからなのかなぁ。

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    2009年11月25日
  • 忘れ物が届きます

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    大崎さんの本、私好み分かれるんだよね。でも読むまでわからんくて……。めっちゃ好き!って本もあれば、あまりハマらない本もあって。今回はまあノーマルって感じ?
    みんなの感想と同様、「雪の糸」の話がよくわからんかった……。理解力が足りん……
    「野バラの庭へ」は好きでした!

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    2026年08月20日
  • バスクル新宿

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    それぞれの想いを持って同じ場所に向かうバスで、ハプニングや事件を通して見ず知らずの人と関わり、解決すべく連帯感が生まれ、目的地に無事到着して一件落着さようなら。登場人物どの人もそれぞれの状況下で前を向いて次に進んで行こうというお話。
    最後のお話は伏線回収するためのお話なんだろうけど、それぞれのお話で結局どうなったんだろうという部分の解消はされておらず、あえて余白を持たせてるのかもしれないけど、読後もモヤっとした部分がいくつか残ってしまった。

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    2026年08月18日
  • 忘れ物が届きます

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    今になればあの時、あのことはそうだったのかーーとなるような過去、記憶を探すミステリー短編集。
    おとなり、野バラの庭へ、の二作が特に良かったな。

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    2026年08月09日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    「女ともだち」をテーマにした短編小説集。森絵都さん、阿川佐和子さん以外は初めましての作家さん。
    共感もありながら、ちょっと切なくちょっとホラーで楽しかった。

    《印象に残ったところ》
    ・COPY 村山由佳
    まさかの結末。そちら側の方の気持ちは分からずしても想像するだけで苦しい。相手が友情の証として発する無邪気な言葉の一つ一つをどう受け取るのか、友達として関係を深めることと、自分の本当の気持ちをぶつけることへの矛盾をどう整理するのか、自問自答の日々なんだろうと思う。
    私は友情と愛情は全く別物だと考えているけど、もしその両方を感じる存在がいたとしたら、自分ならどう行動するのかなと考えた。
    我慢の末

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    2026年08月08日
  • 女ともだち

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    千早さん目当てで読んでみたけれど、あーそうそう、そうなんよ、、って共感するのもあれば、怖ー!ってのも、イラっとするわ〜ってのも。
    今の自分には阿川さんが1番しっくりきたかも。阿川さん他の本も読んでみよう。

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    2026年07月25日
  • おひとりさま日和

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    最近はずいぶんお一人様での生活を楽しんでる人達をよく見るようになって、うらやましく思うけど、それもやっぱり隣の芝生であって、きっとこんな風に感じることは色々あるんだろうなぁ。それでも自分の世話だけしていればよかったお一人様生活を知っている身としては、経験と貯金を積んだ今、戻りたい気持ちもある。

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    2026年07月21日
  • よっつ屋根の下

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     父親の転勤に伴い、父と長男の史彰は銚子へ、母親と妹は東京に残り、家族はバラバラに暮らすことになる。

     家族のあり方について視野が広がった。
    たとえ離れて暮らしていても想いが繋がっていく。
     家族それぞれの目線で各章に渡って丁寧に綴られているので、ひとりひとりの心情はよく伝わってきた。
     丁寧過ぎてややまどろっこしい部分があったが、ラストの史彰の成長には胸が熱くなった。

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    2026年06月30日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅の醍醐味はご飯だと思わされる小説。

    7人の著者の短編集で、おいしい旅をテーマに各々の物語が展開する小説です。
    色々な方の短編を読むと思うのが文章が好きだとか少し読みにくいななど新たな発見があるのが好きです。また、短編なので一話一話が短くて気軽に読めるのもいいです。

    今回個人的に好きだったのが三上延さんの「美味しいということは」が好きでした。
    「美味しいということは」の意味を知ると食事の捉え方が変わりました。
    これからの美味しいを探す旅も楽しく感じます。

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    2026年06月25日
  • これが最後のおたよりです

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    【孤独の谷】薄気味悪さといったら…香苗さんは死よりも孤孤独のほうが怖かったのだろう。この怪しい感じ流石は近藤さんだった。
    【十年日記】叙述トリックは騙された。落とし物の指輪から巡りめぐって幸運がやってきてほんわかした。
    【そのハッカーの名は】結構好きな部類だった。
    自作自演もの。闇を暴きたい犯人をあえておいて見方のうちは使ってやろうと考えるトッコのしたたかさが好き。
    【青い封筒】メタいことをいうが、あきらの背景を思うとなんとも言えないが、手紙より先に感謝の言葉は口にしたほうがいい。危うく修人家庭環境も悪くなるところだった。

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    2026年06月24日