大崎梢のレビュー一覧

  • キミは知らない

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    ネタバレ

    ・感想
    火事で父親を亡くし、母親と二人暮らしの女子高生。父親の旅先で起きたその事件の謎を解いていくうちに、その村の言い伝えや神事、さらには家同士の騒動にまで巻き込まれてしまいます。
    巫女さんとか言い伝えとか日本風ホラー的なキーワードは苦手で、怖いと感じたけど、物語自体はそんなに怖くありません。逆に引き込まれて先が気になって止まらず、徹夜して読み終えてしまいました。

    ・作品紹介
    内容(「BOOK」データベースより)
    先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したの

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    2018年08月04日
  • 片耳うさぎ

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    小学生の女の子が主人公と言うことで、ナンシー・ドルー的な児童書寄りなのかなーと思ってたらどうしてどうして。
    大人が読んでしっかり楽しいミステリでした。
    解説でも言われていたけれど、「クラシカル」な雰囲気が好み。
    ずっと読み続ける作家さんになりそうです。

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    2011年08月01日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    うんうん、これいい!おもしろい!が読み終わった第一声。
    書店を舞台にした日常ミステリで、そこかしこに好みの設定が散りばめられてました。
    出版社名や作者名に実名が使われてたのにはほんのりびっくり。
    物によっては仮名なのだけど、あんまりないですよねぇ。
    見慣れた言葉がさらっと書かれているのはちょっといい。

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    2025年05月28日
  • 片耳うさぎ

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    成風堂書店シリーズが快調な大崎さんの初のシリーズ外作品。
    父が失職し、父の実家へ引っ越してきた小学六年生・奈都の視点から語られます。
    昔は大地主だったと思われる蔵波家の屋敷は、広大で複雑。
    クラスメートにはほとんどお化け屋敷扱い。
    家の中に住む親戚も初めて会う人が多く、緊張しまくり。
    祖父は口数が少なく、大伯母の雪子にはきついことを言われ、あまり歓迎されているようには思えない。
    しかも、父は職探しに行ったまま、母も祖母の元へ看病へ行って週末まで戻らないとわかり、心細さは頂点に。
    隣席の男の子が見かねて、中学三年の姉のさゆりを紹介してくれ、首尾良く一緒の部屋にお泊まりして貰うことに。古い屋敷に、

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    2010年06月19日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    前作の長編では評価を下げたけれど、気を取り直して再挑戦。うん。やっぱりこのシリーズは短編の方が断然面白い。主人公の書店員・杏子を通して、知られざる書店員の日常が描かれ、一見小奇麗で穏やかで整然としていそうな本屋さんの仕事も、実は重労働なうえに時間に追われていて大変だということがとてもよく伝わる。このリアリティと、平凡そうな日常に起こる取るに足らない(でも不可解な)謎を書店員が解くところが一番の魅力だと思う。【以下ネタバレ含むあらすじ+ひとこと感想のため未読の方はご注意】『取り寄せトラップ』同じ書籍の4件の取り寄せ依頼。だが4件の依頼主に連絡をとると、だれもそんな注文していないという。再び同様の

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    2012年03月05日
  • 天才探偵Sen 公園七不思議

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     子供向けの少年探偵もの。
     わかりやすく読みやすいので面白い。

     やや難点をいうならば「こんなときは○○になると思わなかった」的な文章が多いこと。子供向けだからなのかなぁ。

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    2009年11月25日
  • 背表紙は歌う

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    出版社の営業さんの仕事がわかる一冊。「平台がおまちかね」の続編。
    仕事で出会う人たちに起こるトラブルを、主人公が他社の営業仲間たちの力を借りながら謎を解き明かします。
    謎が解けたあとは詳しく書かれていません。ほっこりした短編集なので、それに合う終わり方で私は好きですが物足りなさを感じる人はいるかもしれないです。

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    2025年11月27日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    美味しいと思う旅をしてみたい。旅をすると時間に追われ、心においしいと思う食がないような気がする。旅は食が楽しみ、その後色々な所を見て回る。旅をしないと美味しいと思う事は無い。行った場所そこの雰囲気旅をする事によって、おいしい旅ができる。

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    2025年11月26日
  • キッチンつれづれ

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    キッチンには使った人の気配や家族の想い出が詰まっている。色んな家族の生活をちょっと覗ける短編集。
    “レシピ本はその時代の人たちとつながっている。”
    キッチンに立つ度に、この言葉を思い出して、優しい気持ちで料理が出来そう。

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    2025年11月16日
  • おひとりさま日和

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    さくっと読める。
    物語性を出すためか最初から一人が良くて悠々楽しんでる漫喫系がどうしても少ない気がしてそこがちょっと不満かも。
    まわりのしがらみ描写多すぎておひとりさまってそんなに難易度高いっけ?という疑問はすごくある笑
    そういう点から最後の最上階が一番好きかな。

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    2025年11月16日
  • これが最後のおたよりです

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    好きなのもそれほどでも…のもあったけど、よかったです。

    猫への遺言
    とても素敵なご主人だな。

    十年日記
    これは、あたしも書いていて、二冊目なんだけど、
    なんか予感があったときには、先に処分しておこうと思ってるけど…
    こんなに素敵な人もいるんだな…と、自分の日記と比べて、恥ずかしくなったよ…泣

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    2025年11月16日
  • 平台がおまちかね

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    出版社の営業さんの仕事がわかる一冊。本にまつわる仕事をしている主人公の話はたくさんありますが、営業さんは初めて。
    読んだことのある名作が出てくるので思わずニヤニヤしちゃいます。
    作中で紹介されていた「白鳥の岸辺」は架空の小説みたいです

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    2025年11月15日
  • 百年かぞえ歌

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    前半は面白そう、と思って読み始めましたが、中盤、どうにも進まず…後半になってまた面白くなってきたし、ラストで数え歌に込められた幼馴染たちの想いがわかって、なるほど!って思いましたが、いつもの大崎梢さん作品よりは好みではなかったかな?

    殺人の動機がどうも腑に落ちない(殺意になる?)のと、合流した同級生が必要だったのかな?って。
    個人的には、本館副館長の彼にもっと登場してもらって謎解きして欲しかった。

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    2025年11月14日
  • リクと暮らせば レンタル番犬物語

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    ワンコは賢くって頼りがいがあって、かわいい。人もワンコも幸せになれるシステムが実際にあれば最高ですね。
    「となりのマルグリット」
    「親からは勉強したいことがあって、それが学べる学部をしっかり考え、ちゃんと頑張れなくちゃダメと言われています。」お兄さんがいようがいまいが、大変なプレッシャーだと思うけど。お兄さんのように、受験の時点で明確な目標がある方が稀なのでは?高校生が、ちゃんと頑張れる目標を決めろって言われれば、失敗を恐れて萎縮するのが普通。これじゃなかったとは絶対に言えないし、頑張ろうって自発的に思ったんじゃなくて、頑張れなくちゃダメとくぎ刺されてるのって結構キツい。
    両親の気持ちも分かる

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    2025年11月13日
  • おひとりさま日和

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    これから定年後
    どんなふうに生きていこうかとあれこれ考える中
    色々参考になりました
    それぞれ素敵なおひとり様でした

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    2025年11月12日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    書店員探偵のシリーズ。
    表題の「サイン会はいかが?」はありそうな事案。全く自分は悪気がなくやってても相手にとってはという。無神経という言葉があてはまるのかな。

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    2025年11月09日
  • これが最後のおたよりです

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    アミの会によるアンソロジー

    もうひとつある 高宮家四訓 大崎梢
    孤独の谷 近藤史恵
    扉を開けて 篠田真由美
    猫への遺言 柴田よしき
    キノコ煙突と港の絵 永嶋恵美
    十年日記 新津きよみ
    そのハッカーの名は 福田和代
    みきにはえりぬ 松尾由美
    青い封筒 松村比呂美
    黄昏飛行 時の魔法編 光原百合
    たからのちず 矢崎存美

    好きだったのは、もうひとつある、十年日記、青い封筒かな。(孤独の谷も面白かったけど既読だったので)

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    2025年11月04日
  • 片耳うさぎ

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    父の会社が倒産し、あまり交流のなかった実家に居候として暮らすことになった小学6年の奈都。父は仕事探しで不在、母も祖母の具合が悪くそちらへ行ったきり不在で1人残される。
    親戚はみな冷たくよそよそしい。暗くて陰気なお屋敷が怖くて仕方ない。
    大伯母の出生の秘密、怪しいお客、天井裏を歩く人々…などちょっと江戸川乱歩とか横溝正史っぽい。
    秘密がありすぎてどうやって回収するんだってのをまとめる、このミステリっぽくないミステリが大好きな作者さん☆
    おもしろかったです!

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    2025年11月03日
  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

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    ネタバレ

    本屋さんで働きたくなりますね。
    『レジまで推理 本屋さんの名探偵』で書店謎解きに入門したので、そっちの方がパンチ効いてて、最後のどんでん返しもあって、個人的には好き。

    ですが、これは好みの話で
    本作も引けを取らずおもしろいです!!

    本屋さんから、こんなにも話がふくらむのがすごいです。

    日常の非日常。心が躍りますね!!


    続編も読もうとおもいます!!

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    2025年10月27日
  • おひとりさま日和

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    「週末の夜に」
    めちゃくちゃ刺さったフレーズ↓
    ひとりで行動できて、ひとりでなにかをちゃんと楽しめるのは、すごくいいこと。

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    2025年10月09日