大崎梢のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ・感想
火事で父親を亡くし、母親と二人暮らしの女子高生。父親の旅先で起きたその事件の謎を解いていくうちに、その村の言い伝えや神事、さらには家同士の騒動にまで巻き込まれてしまいます。
巫女さんとか言い伝えとか日本風ホラー的なキーワードは苦手で、怖いと感じたけど、物語自体はそんなに怖くありません。逆に引き込まれて先が気になって止まらず、徹夜して読み終えてしまいました。
・作品紹介
内容(「BOOK」データベースより)
先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したの -
Posted by ブクログ
成風堂書店シリーズが快調な大崎さんの初のシリーズ外作品。
父が失職し、父の実家へ引っ越してきた小学六年生・奈都の視点から語られます。
昔は大地主だったと思われる蔵波家の屋敷は、広大で複雑。
クラスメートにはほとんどお化け屋敷扱い。
家の中に住む親戚も初めて会う人が多く、緊張しまくり。
祖父は口数が少なく、大伯母の雪子にはきついことを言われ、あまり歓迎されているようには思えない。
しかも、父は職探しに行ったまま、母も祖母の元へ看病へ行って週末まで戻らないとわかり、心細さは頂点に。
隣席の男の子が見かねて、中学三年の姉のさゆりを紹介してくれ、首尾良く一緒の部屋にお泊まりして貰うことに。古い屋敷に、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作の長編では評価を下げたけれど、気を取り直して再挑戦。うん。やっぱりこのシリーズは短編の方が断然面白い。主人公の書店員・杏子を通して、知られざる書店員の日常が描かれ、一見小奇麗で穏やかで整然としていそうな本屋さんの仕事も、実は重労働なうえに時間に追われていて大変だということがとてもよく伝わる。このリアリティと、平凡そうな日常に起こる取るに足らない(でも不可解な)謎を書店員が解くところが一番の魅力だと思う。【以下ネタバレ含むあらすじ+ひとこと感想のため未読の方はご注意】『取り寄せトラップ』同じ書籍の4件の取り寄せ依頼。だが4件の依頼主に連絡をとると、だれもそんな注文していないという。再び同様の
-
-
-
Posted by ブクログ
ワンコは賢くって頼りがいがあって、かわいい。人もワンコも幸せになれるシステムが実際にあれば最高ですね。
「となりのマルグリット」
「親からは勉強したいことがあって、それが学べる学部をしっかり考え、ちゃんと頑張れなくちゃダメと言われています。」お兄さんがいようがいまいが、大変なプレッシャーだと思うけど。お兄さんのように、受験の時点で明確な目標がある方が稀なのでは?高校生が、ちゃんと頑張れる目標を決めろって言われれば、失敗を恐れて萎縮するのが普通。これじゃなかったとは絶対に言えないし、頑張ろうって自発的に思ったんじゃなくて、頑張れなくちゃダメとくぎ刺されてるのって結構キツい。
両親の気持ちも分かる -