大崎梢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
隣県の中学へ赴任してきた新米国語教師、片野厚介が主人公。
ある日彼は教え子から相談を受ける。
立入禁止の聖域として祀られている山にこっそり入り、
探検を試みた際に見つけてしまった豪華な金色堂。
そこをもう一度一緒に調べてほしいのだと。
地元の人や先任の先生方による制止などもあったが、
結局は彼らと共に調べることになる。
そして、興信所の男や白装束集団、金色堂について知りたがる
他中学の美少女などが彼らの前に現れて・・・
といったお話。
大崎さんは、出版社や書店員を扱ったシリーズのほかに、
今作のような土着の信仰や慣習を絡めた物語も得意ですね。
ミステリ要素よりもどちらかと言うと冒険色の -
Posted by ブクログ
一度本場のよさこいが見たいと青春18キップで乗り込んだ。
同じ阿呆なら踊らにゃそんそんを地で行く自分が、ただただ通り過ぎる隊列に手を叩いて歓声を上げた。
行き当たりばったりなスケジュール、
踊ってる最中に腕を掴んで無理矢理メダルを掛けたり、
かと思ったら踊り子も手を振って列から抜けたり、
最後尾からは団扇のサービス。
賞がらみのソーラン系を踊ってばかりだった自分には驚く事ばかりで、
でも純粋になんて楽しいんだろうと思った。
これが祭だって。
本当は夏の真っ盛り、ギラギラな酷暑のど真ん中で
読みたかったけど、なんとか残暑には間に合ったかな。
昼間の原色の鮮やかさ、
夜の幻想的な艶やかな深み