大崎梢のレビュー一覧

  • ねずみ石

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    山間の小さな集落の祭り当日に起こった四年前の殺人事件。
    親友セイの祭りを調べたいという申し出から事件の犯人を探す方へ話は進み、新たな殺人事件が…という話。
    神事もほどよく描かれ、少年の優しさ気持ちの揺れも丁寧に書かれていて面白かった。
    ラストは悲しいけども、なぜか爽やかに終わり良かった

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    2012年12月13日
  • スノーフレーク

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    ネタバレ

    軽い青春ストーリーなのかなぁ、大崎さんらしくないなぁなんて
    買ったはいいけど、ずっと読んでいなかったのだけど
    昨日から読みはじめて、面白くて、一気に読んでしまった
    しっかりとミステリーで、主人公の真乃ちゃんの
    戸惑いや移り変わりなどが、しっかりと心に響く
    舞台が函館で、情景が想像できる分、切なさも増す感じ

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    2012年11月25日
  • キミは知らない

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    少女小説ぽいが、いい!話しが二転三転して状況にちょっと戸惑うが、一気読みしてしまいました。大崎さんの話しにしてはスピード感が早い感じ。

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    2012年11月04日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    書店の日常業務がさらっとわかる。探偵の女子大生は、正義感一杯。ミステリーもほのぼのとしている方が多く緊張せずに一日で読めてしまった。

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    2012年10月30日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    〈内容〉信州の老舗書店が閉店の危機!? 元同僚からの手紙に、杏子と多絵は休みを利用して、その書店を訪ねることに。書店専門の名探偵、長野で大活躍! 本格書店ミステリ第2弾。

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    2012年10月27日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    〈内容〉四件の重なった取り寄せ依頼。しかし連絡すると、四人ともそんな本は頼んだ覚えがないと……。駅ビル内の書店を舞台に描いた短編五本を収録。好評本格書店ミステリ、第三弾。

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    2012年10月01日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    少し長くかかってしまったが、書店員活躍の本屋ミステリーを読破。
    粗引きこしょうで引き締めたような最後が好き。
    登場人物多くて、なかなか覚えられないけど、今回のは長編でも満足です。

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    2012年09月25日
  • キミは知らない

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    最初は展開が強引?と思ったけどまんまとハラハラさせられてしまった。
    複雑でドラマチックなので映像化もありかな。

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    2012年09月18日
  • キミは知らない

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    ネタバレ

    女子高生が、亡くなった父の謎を追い、トラブルに巻き込まれていく。

    なかなかおもしろかった。
    展開が早く、引きこまれていく。
    謎に次ぐ謎。
    登場人物が皆、魅力的。

    おもしろかったけど、少女マンガ的な内容かな。

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    2012年09月08日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    うん、やっぱこのシリーズ好き。このまま読んでいこう。
    多絵ちゃんの名探偵ぶりが好き。
    こーゆー最後の最後で種明かし、とゆーかもろもろ説明してくれる~
    とゆーポワロ的な展開が大好きなので。

    さて、今回は出張編、とゆーことで、威風堂を離れて、
    でもやっぱり本屋をめぐる謎に挑む。
    27年前の殺人事件もからんできて、おお、ミステリ~っとゆー雰囲気たっぷりで、楽しませてもらいました。
    ええ、いつもの通り、犯人とか全く分かりませんでしたが。
    まあ、そこはいいのです。私は論理的に犯人あてするのとかがしたくて
    ミステリー読んでるんじゃないんで。ただ探偵役がつらつらつら~っと
    真実を解き明か

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    2012年08月21日
  • キミは知らない

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    現実の世界からじわじわと引き離されていき、主人公とともにドキドキ、ハラハラ。
    誰を信じていいのか分からなくなりつつも、どこかできっと大丈夫だと思っていられる。
    頭のなかでは完全にアニメ化されていた。
    キャラがアニメっぽいけど一気読みしたので面白かったってことだ。

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    2012年08月19日
  • 晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2

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    本屋探偵さんの長編。
    今回、杏子さんは本屋さんが本屋にかける想いを切々と表す役回りで、謎解きは多絵ちゃんの一人舞台。

    フリーターなんて言葉がなかった時代に、小説家を目指そうとする人物達が、見えるままの人ではなくて、複雑な内面を抱えてるんだろうなと言うのは想像できる。 でも想像できると分かるは違うから、解かれた謎より、その謎が解けてしまう多絵ちゃんに興味がわいた。 多絵ちゃん、個人的にグサッとくる事を言ってた。
    多絵ちゃんの抱えているものが、いつか物語りになるといいなあ。

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    2012年07月19日
  • 片耳うさぎ

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    父方の祖父の家、蔵波家で暮らすことになった、小学生の奈都。この大きなお屋敷には色々な噂があった。母も出かけてしまい、ひとりぼっちになった奈都の強い味方になってくれたのは、中学生のさゆり。二人は天井裏など、お屋敷の探険をして、秘密に近づいていくが…。
    私は奈都の目線で読んでいたので、とてもドキドキしました。

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    2012年06月25日
  • キミは知らない

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    旅先の火事でなくなった父親の足跡を辿る。
    日帰りですむはずの、そんな短い距離の冒険だったはずなのに。

    冒頭までごくごく普通だったのに、「!?」ってなった。
    一気に読まされた。
    人間の奇妙さがうまいぐあいで、なんか良かった。

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    2012年05月26日
  • キミは知らない

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    ヤングアダルトに分類した方が良いかも。
    思わぬ事態に巻き込まれる高校生の女の子。

    水島悠奈は、高校2年生。
    二人暮らしの母は、出張中。
    父・保彦は、悠奈が5歳の時に旅行先で亡くなっていた。
    臨時の数学講師・津田孝之が急にやめたのに驚かされる。
    津田先生とは、何度か図書室で話をしたことがあった。
    12年前に父が書いた万葉集の本が図書室にあるのを見つけて以来、時々通っていた悠奈。地味で目立たない津田先生は、古代史に興味があるようで、父のことなども話せたのだ。
    部屋に残っていた荷物の送り先の住所に、見覚えがあり…?

    父と同じ時に旅館の火事で亡くなった若い女性・津田美里の住所と同じだった。
    思い切

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    2012年05月11日
  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3

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    成風堂シリーズ第3弾。今回も多絵ちゃんの推理が冴える。
    最初の短篇が人の生き死にまで関わる事件だったので、ちょっと今までと毛色が違うぞ、と思い身構えたものの、その後はそこまで深刻にならずに済むものだった。
    表題作の「サイン会はいかが?」は途中で犯人が判ってしまったのが、少し残念だけれど。
    「バイト金森くんの告白」にちょっとほっこり。

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    2012年05月08日
  • キミは知らない

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    初めて読んだ作家さんの本だった。
    確か、どこかの掲示板で見かけて、読んでみようかと
    思った1冊だったと思う。

    突然、いなくなってしまった非常勤の先生の後を追って行ったら、
    色々なことに巻き込まれ、色々なことを知って…。

    なかなか楽しめた本でした。

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    2012年03月28日
  • スノーフレーク

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    ネタバレ

    気持ちが丁寧に描かれていて読みやすかった。
    『配達あかずきん』などのほのぼのした感じとは違って、人の気持ちの交錯と、先が見えない感じが相まってドキドキさせられた作品。
    最後の最後まで結末が読めなかったな。

    小学生のとき亡くなり、遺体が見つからないままの幼馴染速人によく似た青年が現れる。
    それをきっかけに、速人は生きているのかもしれないという希望を抱き、主人公である真乃は速人の死の真相を調べ始める。

    もう一人の幼馴染、亨の存在と恋の行方にもドキドキさせられた。

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    2012年03月28日
  • 天才探偵Sen 公園七不思議

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    小学生で天才探偵の千君が活躍する推理小説。
    メインは小学生だけどキャラクターが立っていてよかった。
    大崎さんは人が好きなんだろうなと思わせる作品。

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    2012年01月29日
  • ねずみ石

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    普通に面白かったが、読んでいる途中で、これは大崎梢さん?とふと疑問が沸いた。若竹七海さんや、七番目の小夜子」の恩田陸さんでもいいんだけど、もっと古ければデビューの頃の宮部みゆきも思い出したかな。まあ、色々ごちゃごちゃ。それでも面白いっていう価値には何の変動もないけれど、やはり女性の作家さんは共通の雰囲気があるんだなと思っただけです。
    女性受けは良さそう、主人公を含めて主要登場人物が中学生男子3人、若い女性読者なら萌える?んだろうか。表紙の女の子も、実は男子だったしね(苦笑)
    でも、大崎さんは多作でいいです。若竹さんは寡作だから待つのが正直しんどい。そう思うと、頑張ってどんどん書いて欲しい。

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    2012年01月16日