あらすじ
昔住んでいた街、友人と出かけた思い出の土地、子どもの頃の懐かしい旅の記憶……。大切な思い出と記憶を巡る旅を描いた7作品を収録。魅力あふれる旅先と、その土地ならではの美味しいものがたっぷり詰まった、実力派作家7名による書き下ろしアンソロジー。
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ごちそうさまでした!
ご贔屓の先生から始めましての先生まで、ほぼ全て楽しく美味しく読めました
たぶん、ご近所のあのお店?とか今度旅行に行ったら探してみよう!とか実在するお店がモデルになっていたりでワクワクしました
想い出編だったからか、ちょっと寂しかったり秘密があったりもしますが最終的には納得できるので安心して読めました
Posted by ブクログ
順番は逆になりましたが
おいしい旅、2作目
「あの日の味は」柴田よしき
学生時代、憧れながら過ごした京都。
同じ下宿で青春を分け合った友人たち。
それぞれの人生を重ねた今、
「あの日の味」をようやく求めて出かける旅。
女子三人の京都旅は、軽やかでありながら、
交わされる会話の一つひとつが胸に迫る。
あの頃の夢、選ばなかった道、
今の自分を肯定するための言葉。
みんな、おんなじだね。
「幸福のレシピ」福田和代
福田さんて、こういう小説も書かれるんですね。
亡くなったパティシエの夫が遺したレシピと出会うための、神戸への旅。
料理に刻まれた記憶と時間
「下戸の街・赤羽」矢崎存美
カフェ開店を目指す旧友と歩く、下戸の街・赤羽。お酒ではなく、スウィーツを求めての食べ歩き。
夢の途中の不安も、日常のくたびれも、
甘いものの前では少しだけ後回し。
美味しいものは、やっぱり正義。
「旅の始まりの天ぷらそば」光原百合
軽快な会話劇を聴いているような一編。
一昔前の駅には、今とは違う趣きが確かにあったなあと思う。
不便ではあったけれど、どこか人の体温が残っていた。
お茶のペットボトルが当たり前になる前、
お弁当には、プラの急須にお湯を注ぐお茶が付いていた気がする。
営業マンたちの出張も、
便利さと引き換えに「泊まり」が減っていったのかもしれない。
旅の始まりに立ち食いそば。
「ゲストハウス」新津きよみ
安定の新津さん。
最近よく耳にする、外国人が営む日本のゲストハウス。舞台は、山あいの古民家。
たった一泊の滞在で、
ここまできちんとした物語を立ち上げてくるところが、やっぱり好きだ。
短い時間に、ちゃんと“物語”がある。
「からくり時計のある町で」秋川滝美
15年の付き合いの友人と、
一年も口喧嘩で断絶してしまう。
後悔ばかりの日々の中、
思い出の土地・ドイツで迎える友情の再出発。
長い付き合いの友人とは不思議なもので、
一年や二年会っていなくても、
話し始めれば何事もなかったかのように言葉が戻る。
知り合った頃の距離感に、立ち返れる。
時間を越えて続く関係の、静かな確かさ。
「横浜アラモード」大崎梢
80歳を過ぎて、生まれ育った横浜への旅をプレゼントされた女性。
けれど彼女が本当に行きたかった場所は、別のところにあった。
登場する行程がよくわかるので、土地の記憶をなぞるように楽しく読めましたねー。
連絡も途絶えていた姪との再会と、思い出の味。
なんだか、いいなあと思った。
けれど同時に、自分には兄弟姉妹がいないから、甥も姪もいないのだわー。
しっかり 全作美味しくいただきました。
Posted by ブクログ
旅が好きで、このシリーズを読んで面白かったので読んでみた。
旅をテーマにしたアンソロジー
どの話もある程度リアルで、一生懸命生きている人が登場して共感できる。旅している気分になるのもいい。
いろいろな状況で旅からは足が遠のきそうだけど、やっぱり旅はいいなと思う。海外に行きたいので、ここで出てきた旅先ではミュンヘンに行ってみたいと思った。
Posted by ブクログ
美味しいものは心に残る
サクッと読める短編集
作者が違う分、「味」も違う
仕事を始めてから読むペースが遅くなったけど
これは読み切って正解。
コロナ禍以降の話なので親近感もありますよ!
Posted by ブクログ
秋川さんや大崎さん、柴田さんというラインナップ!
好きな作家さんの話は読みやすい。
大﨑さんの横浜話はテッパンだな。
小谷村のロッジの真相に、果たして彼は気づくのだろうか。
Posted by ブクログ
一つ二つつまらない話もあったが、おおむね楽しめた。
やはり、短編の名手と言われる新津きよみなど、ちょっと2時間サスペンスっぽいかもしれないが、ひねりがあってうまいなあと思った。
秋川滝美は、ドイツの話だが、とても楽しめ、「ひとり旅日和」は海外編もできるのでは、と楽しみになってきた。
Posted by ブクログ
いろんなタイプの話があって、
飽きずに最後まで一気読み。
特に横浜アラモードが良かったなあ。
ラストの展開でグッときた。
なるほどの伏線回収。
Posted by ブクログ
あの日の味は(☆☆)
京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
幸福のレシピ(☆☆☆)
パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る
心がほっこりする話。
下戸の街・赤羽(☆☆☆☆)
何もかもに見切りをつけて実家に帰った美琴と幼馴染の梨亜が赤羽のスイーツ巡りをして元気を少しずつ取り戻す
ふたりが巡ったお店を思わず探してしまった。こんな小旅行も楽しくていいな
旅の始まりの天ぷらそば(☆☆)
コミュニティラジオのパーソナリティ真尋と頭脳明晰、容姿端麗な局長との天ぷらそばの会話
話のさわりにしか感じない内容。元の話がどこかにあるのか??
ゲストハウス(☆☆)
一人で何でもできると皮肉られる男が元生家のゲストハウスに娘と会うために訪れる
男が仕事も家事も何でもできると女への当てつけになるという時代の家族の話
からくり時計のある町で(☆☆☆)
仲違いした親友とかつて訪れたドイツの地を当時を思い出しながら巡る旅
海外旅行いいな
横浜アラモード(☆☆☆☆)
コロナ禍で職を失い実家の高知に帰ってきた明穂が母の友人の義母の横浜旅行の付き添いをする
婆ちゃんともっと旅行したかったな
Posted by ブクログ
幸福のレシピ、横浜アラモードが特に良かった!
大崎さんの文章がとても好きです
おいしいものと想い出が合わさった、素敵なお話が多くてあっという間に読んでしまいました!
Posted by ブクログ
旅と食って親和性が実に高いよね…
ひょんなことから行き違いが生じた友の思い出の地を
巡っていく旅のお話もよかったけどね。
そんなに簡単に信頼し合っていた友情は
壊れっこないものね。
それとある事情によって行くことになった
ゲストハウスのお話も印象的。
でもこれは…いろいろと考えを巡らせそうですね。
最初に出てくる作品は実在店舗が出てきます。
ラーメン店の1つはあまりにも有名ですが
もう1つは現地の人に聞いても?が出たので
本当に穴場でしたね。
ちゃんとやっておられる。
色々な人達の美味しい旅
色々な人達の美味しい旅が、いっぱいに詰まっている。ちょっと、えっ?思うような話も有ったけれど、大好きな作家さんの、最後の二つの話が、感動的だったので、星四つ
Posted by ブクログ
久々のアミの会だ〜!どれもこれも美味しそうな料理が出てきたけど、3話目の赤羽編がとても良かった。甘いスイーツに囲まれてこっちも幸せな気分になる。スイーツたくさん買ってアフタヌーンティーごっこしてみたい(笑)
Posted by ブクログ
心がきゅっとなってホロッときそうなお話。
神戸の話や、最後の横浜の話なんかは特に。
ゲストハウスの話も好きかも。
なんとなく娘さんはわかったけど、そっちかって感じで。
どれも結構好きでした。
Posted by ブクログ
アンソロジー久しぶりに読んだけど、好みのものと好みでないものにすごく分かれた。
福田和代さんの幸福のレシピ、大崎梢さんの横浜アラモードはおもしろかった!
Posted by ブクログ
温かな記憶をめぐる「想い出」の旅を描いた7作品。こういうアンソロジーは色々な作家さんを知れるから新しい発見もあって良い(*^ᴗ^)
「幸福のレシピ」は、最初旅先で出会った人とそんな偶然ある!?って感じだったし、最後の展開もまさかすぎた(笑)でも美味しいものを食べてる2人の姿が読んでて想像できてしまって…1番最後にはうるっとした( ;꒳; )笑
ほんと曲もそうであるように、美味しいものでその時の記憶を思い出したりするよね。今何気なく食べた物とかも何十年後にそんな風に懐かしくなったりするのかな。
「下戸の街・赤羽」はスイーツヤケ食い!めっちゃ良いなと思うものの今はそんな大量にスイーツ食べれないだろうなぁと思う( ´・ω・` )悲
しかし美味しそうなスイーツがたくさん、、♡
私もお酒は全然飲めないのでスイーツ派です!
「ゲストハウス」結局沙織さんは来てなかったのかな?美由紀さんの方はまさかだろうなぁ。言わないのかな。どうなるんだろうと今後が気になる!
他にも色々なお話があって、短編集だったからあっという間に読み終わることができた⟡.·
この「おいしい旅」には同時刊行された"初めて編"もあるようなので機会があれば読んでみたい。
Posted by ブクログ
旅にまつわる思い出の地と食の思いはいつまでも忘れることがない。あの店に行ってみたいとか、思い出の地にもう一度行きたい。思い出も色々と有るがいつまでも思い出として残る、旅をする事は食が必ず付いて来るそれも楽しみ。旅は春夏春いつでも良い。
Posted by ブクログ
美味しいものと旅と想い出のアンソロジー。
あの日の味は(柴田よしき)
プチミステリーみたいな感じで面白い。
すごい印象に残ったかも
幸福のレシピ(福田和代)
スイーツも、中華料理も美味しそうだった。。
下戸の町・赤羽(矢崎存美)
赤羽もスイーツの街だったのね!!知らなかった。
友達と楽しい時間を過ごして、自分のこれからことを考えていけそうってなってるところで、私も友達に会って大笑いしたくなった。
旅の始まりの天ぷらそば(光原百合)
蕎麦食べたくなるじゃん・・・
ゲストハウス(新津きよみ)
こちらもプチミステリー?で誰が娘なんだ??と気になって読めた。自然の中のゲストハウスの様子が楽しそうで、旅行に行きたくなる
からくり時計のある町で(秋川竜美)
友達の気持ちってわからないよなーと気づいた。
結構お互いに大事に思ってるもんだよなと明るくなる。
横浜アラモード(大崎梢)
高知の方言可愛いし、横浜のグルメ美味しそう
Posted by ブクログ
懐かしい土地を改めて訪れる。思い出の地にはやっぱり忘れられない味がある。
若かりし頃の女友達と京都の思い出の味を追いかける話と、これまた女友達と飲んだくれの町でスイーツを食べまわる赤羽編、喧嘩した親友と行ったドイツに今度は一人で行ってみると言う話も面白かったです。
売りに出した信州の実家がゲストハウスになっていて、そのオーナー夫妻に招待されたという話もめずらしく中年男性が主人公で印象にのこりました。
赤羽編は店名を全部伏せていたのが残念。
Posted by ブクログ
旅にまつわる短編集。
そしてそこに「たべもの」の記憶が加わる。
『あの日の味は』柴田よしき
京都で大学時代を過ごした女子友3人の
ひさしぶりの会合。
『幸福のレシピ』福田和代
ふるさとの神戸に戻ってきた老齢の女性と
青年のふしぎな思い出歩き。
『下戸の町・赤羽』矢崎存美
恋と仕事を失って東京から帰ってきた主人公。
友達とふたり、はしごカフェ。
『旅のはじまりの天ぷらそば』光原百合
ラジオ局で職員同士がおしゃべり。
話題はサービスエリアのお蕎麦のこと。
『ゲストハウス』新津きよみ
離婚して生き別れの娘に会うため
ゲストハウスに泊まる男性。
『からくり時計のある町で』秋川滝美
ドイツで想いを馳せる
喧嘩別れした女友達との旅の記憶。
Posted by ブクログ
秋川滝美さん、大崎梢さんと知っている方が入っていたので、読んでみようと思いました。
初めて読んだ方もいるので、若干読みづらい箇所もありましたが、私自身が食べ物テーマの本が好きなこともあり、どの話も楽しく読み進めることができました。
福田和代さんの幸福のレシピという話はケーキの描写が特に素敵で印象に残りました。
思い出編以外のも読むのが楽しみです。
Posted by ブクログ
「想い出」の関連する旅の7つの物語。 特に印象に残ったのは、大崎梢さんの「横浜アラモード」です。 今の行動が未来に繋がっていくんですよね。 毎日を充実させて悔いが残らないようにすると嬉しい事が起こるのかもしれません。
Posted by ブクログ
旅と想い出と美味しいものが詰まったアンソロジー
大切にしたい思い出、苦い思い出、温かな思い出、閉じ込めていた思い出、思い出にも色々あるけれど、それが自分を型どっていることは間違いない
最近の情勢(コロナ、マスク、ソーシャルディスタンス、黙食、夜間営業)が見え隠れしているが、そんな事があった時代に出された本なんだよといつか言いたい
福田和代「幸福のレシピ」
神戸へのひとり旅で亡くなった旦那さんとの大切な想い出がいくつも蘇る、温かな気持ちになれる
矢崎存美「下戸の街・赤羽」
リサーチとして友だちとのスイーツ爆買い食いステイ、朝から晩までスイーツだらけでも満足にあるあるとうなずきながら読める
新津きよみ「ゲストハウス」
昔住んでた家がゲストハウスになり、25年会っていなかった娘に招待された
宿泊客に若い女の子は4人、誰も名乗ってこない…娘候補4人のうち誰が正解なのか?結末になるほど納得
大崎梢「横浜アラモード」
80を超えるおばあちゃんを高知から横浜へアテンドする旅
横浜に住んでいたこと、お父さんの洋菓子店のこと、弟のこと、高知へ嫁いだこと、理髪店を営んできたこと、おばあちゃんの人生が紐解かれる最後は優しくて甘い結末
Posted by ブクログ
嬉しいことや悲しい事等々、遠い昔の思い出も
当時食べていた食べ物を食べることによって
今まで忘れていたのに食べることで当時の記憶
なんかが鮮明によみがえってくる。
何かそういう食べ物と思い出のリンクって
自分に当てはめてもあるよなぁ~なんて
思いながら楽しく読めました。
個人的には神戸でよく遊んでいたので
福田和代さんの「幸福のレシピ」なんかが
すごく身近で知っている店も多く面白かった。
あとは本当の娘を推理しつつ、終盤でそんな
展開はずるいじゃんと思いながら楽しく
読めた新津きよみさんの「ゲストハウス」、
そうそう、なんだかんだ言っても親友って
そうなんだよねと読んでて思った
秋川滝美さんの「からくり時計のある町で」、
人の思いってわからないものだけど、
何だかんだでいい人生を送った人には
いい老後がまってるんじゃないかなぁ~
なんて思った大崎梢さんの「横浜アラモード」
のほっこりとした話なんかも面白かった。
Posted by ブクログ
横浜アラモード、良かった。
気持ちが嬉しくて受け取りたいけど、望んでないこと伝えるの難しいね。傾聴だいじ。でも、皆本心からおばぁちゃんの為を思って、結果的にハッピーエンドでよかった。
ほかは、うーん…
まだ、小説内でコロナ取り上げられるの慣れないな。ロシアの戦争も。我に返って悲しい気持ちになっちゃうかも。
Posted by ブクログ
アミの会のアンソロジー。
どれも良かったですが、私は断然、最後の大崎梢さんの「横浜アラモード」が良かったです。
みんなが、それぞれ思いやりを持って行動するっていいなと思わされるお話でした。
Posted by ブクログ
7名の作家さんによる旅物語。
コロナ禍ではあるがそれを感じさせない温かな旅行記。
あっ〜こんな時期があったんだなぁと思える日が来るんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
実力派女性作家集団・アミの会によるシリーズ10冊目。
10冊刊行を節目に今まで付いていた(仮)が取れてスッキリ。
収録作は
「あの日の味は/柴田よしき」
「幸福のレシピ/福田和代」
「下戸の街・赤羽/矢崎存美」
「旅の始まりの天ぷらそば/光原百合」
「ゲストハウス/新津きよみ」
「からくり時計のある町で/秋川滝美」
「横浜アラモード/大崎梢」の書下ろし7篇。
おいしい旅をテーマに描かれているので、食欲をそそる食べ物情報も満載だが友人関係や家族関係を描いた作品にグッと来た。
お気に入りは、少し切ない柴田よしきさんと福田和代さん。
Posted by ブクログ
アミの会による想い出の旅アンソロジー7編。
ゲスト:秋川滝美
「あの日の味は」柴田よしき
「幸福のレシピ」福田和代
「下戸の街・赤羽」矢崎存美
「旅の始まりの天ぷらそば」 光原百合
「ゲストハウス」新津きよみ
「からくり時計のある町で」秋川滝美
「横浜アラモード」大崎梢
10冊刊行で(仮)が取れたそうです。
想い出の旅がテーマなので、年配の主人公が多め。何十年も経って当時のものが何も残っていないと、あの頃の景色はどこにもないと突きつけられて懐かしいというより悲しいのかもしれませんね…
「幸福のレシピ」、「横浜アラモード」がすごく良かった。