小路幸也のレビュー一覧

  • 花咲小路三丁目のナイト

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    生粋の商店街メンバーでない人物が語り部だからか、これまでよりも一歩引いた感じの視点に感じた。色々な悩みが喫茶ナイトに持ち込まれますが、最期にするっとまとめてほどけていくのが気持ちいい。

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    2018年12月31日
  • ナモナキラクエン

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    繊細な人間関係の機微を書くのが上手い作家さん、という印象。映画で、台詞無しで表現される絶妙な間合いを言葉で表すのに長けている感覚。冒頭の、海辺の凧のシーンは風景と、複雑なものを内面に持ち合わせた2人の出会いと会話、という「画」が読みながら頭にクリアに浮かんで来た。

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    2018年12月18日
  • すべての神様の十月

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    考え方がステキ
    マイナスに捉えられがちな神様も
    全部プラスに考えられてる
    かわいいストーリーが多くて好き

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    2018年12月14日
  • 妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3

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    ネタバレ

    あはは、もうほぼお決まりのパターンではあるけれど、小路さんのこういうやつは、安心して読めるところがイイなぁ〜w

    ちょっと嫌なヤツも、実はいい人的な……ねw

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    2018年11月27日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    シリーズ5作目。

    早くも5作目。登場人物も年を重ねて行くし研人や花陽ちゃんの成長にはしみじみ。。
    まるで近所にいるような、登場人物の成長を見守ることのできる大好きなシリーズものです^^
    今回もハートフルで最後はLOVEだねぇとほっこりまとまるお話に心があたたかくなります♪

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    2018年10月15日
  • 花咲小路一丁目の刑事

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    小路幸也さんも大好きな作家さんの一人。
    この本で25冊目。

    シリーズ物と言えば、『東京バンドワゴン』
    私も好きなシリーズ。

    この”花咲小路”もシリーズ物。
    第一巻は『花咲小路四丁目の聖人』なのだが、手に入ったのが『一丁目』だったので、シリーズ第2弾から読んでみた。

    花咲小路商店街の<和食処あかさか>は、主人公である27歳の刑事の祖父母が営む。
    久々に祖父母と暮らす様になったら、非番の度に祖母から頼みごとをされる。
    商店街で起こっている小さなミステリーの謎解きを。

    どこかで『東京バンドワゴン』を彷彿とさせるほのぼのミステリー。
    残り3シリーズも読んでみたい。

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    2018年10月13日
  • 花歌は、うたう

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    なんて事ない よくあるTVドラマみたいなお話
    でも なぜか 面白い
    一気読みじゃないけど 楽しく読みきりました。
    歌 個性的なボーカリスト
    音痴だから 人をつなぐ歌に 憧れる

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    2018年10月11日
  • スタンダップダブル! 甲子園ステージ

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    真っ直ぐ素直な小路節を効かせた物語。
    高校野球が舞台で、全く無名ながら個性的な能力を持った選手達をセオリーにとらわれない素晴らしいアイデアで采配する監督が率いるというありがちな設定ながら、野球の描写に充てる頁数を抑えることで、たんなるスポ根ものとは一線を画した仕上がりになっています。
    という理屈より、純粋に面白い作品でした。

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    2018年09月13日
  • 東京公園

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    ネタバレ

    「芯」のある人
    束縛であったり、他人を信じないことは自分の弱さにつながる。ほんとの強さを持っている人はお金でもなく地位でもなく自分の心が求めるものを最優先するのだろう

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    2018年09月09日
  • 東京カウガール

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    読みやすく とっつきやすい
    ラブストーリーです。
    主人公と彼女と 周りの人の設定が小路幸也らしい気がします。

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    2018年08月17日
  • エール!(1)

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    お仕事小説アンソロジー。主人公たちはそれぞれ挫折して次への一歩を踏み出す。それぞれの仕事の華やかさ、収入、暗部を描いていて面白かった。「六畳ひと間のLA」の小柴さんには涙が溢れた。人生をやり直したくて英語の勉強を始め、なかなか成果が出ない中でかほり先生とのメール交換は心の支えだったんだろうなぁ。

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    2018年08月14日
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン

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    毎回、新しい本が出るたびに読んでいたのに、一冊読み忘れていた。いつもより、グローバルで動きがあって良かったのでは。
    このシリーズ、けっこう話が同じパターンである感じがしていたので。

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    2018年08月05日
  • ロング・ロング・ホリディ(PHP文芸文庫)

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     帯に「圧倒的ノスタルジー」とあるけれど、生まれる前の知らない街のお話なので、そこまでノスタルジックな感傷は浮かばない。この時代に青春を送った人であればもっと異なる感慨と共に読めるのかもしれない。

     ただ、ケータイやスマホのない頃の人間関係、ネットやSNSであらゆる情報を即時発信・収集できないからこその遠い土地への憧れ、あとは、働くことや未来に対する主人公たちの意識。それぞれに抱えたものはありつつ、道を示してくれる大人の存在。
     主人公にとってはそれこそ当たり前のことなので、そういうものだ、みたいに語られる話をどこか他人事のようにそうなんだと頷きながら読むしかないのだけれど、彼らの目に映る世

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    2018年07月24日
  • 花咲小路二丁目の花乃子さん

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    待望の花咲小路シリーズ三作目。

    いいんだよ!
    すっごくいいんだよ!!
    ラストの展開なんか、想像していた所をさらに飛び越えてきて、涙腺緩んじゃうくらいなんだ。

    でも、個人的には主人公が…。
    なんだろう、10代半ばの女の子に見えない。
    なんとか方向修正している感じはあるんだけれど、どこか老成してる。
    「大人っぽい」じゃなくて「老成」。
    『東京バンドワゴン』の花陽なら、大人に囲まれて育ったからそんな言動や思考もわかると思えるんだが、めいちゃん、わりと普通の環境で育ってるのにって違和感が。

    前二作が大人が主人公だったからそう感じてしまうのかなぁ。
    ポプラ社からの本だから、中高生がメインターゲット

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    2018年07月23日
  • 東京カウガール

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    小路幸也さんの「知らないうちにガッツリ刊行されてて読めてなかったやつがこんなにあったとはっ!!!」シリーズ!?・・・衝撃の第四弾w

    その夜、カメラマン志望の大学生・木下英志は夜景を撮っていた。人気のない公園で鈍い音を聞きつけカメラを向けると、そこには一人の女性がいた。彼女は屈強な男たちを叩きのめすと、車椅子の老人を伴い車へと消えた…。

    後日、改めて画像を見た英志は気づく。
    ―似ている。横顔が、あの子に。

    カメラが捉えた不可解な事件に隠された哀しい過去とは?

    これもまた小路幸也さんらしい物語。
    若い2人には、幸せになってほしいなぁw

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    2018年07月22日
  • 花歌は、うたう

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    小路幸也さんの「知らないうちにガッツリ刊行されてて読めてなかったやつがこんなにあったとはっ!!!」シリーズ!?・・・衝撃の第一弾w

    天才的ミュージシャンだった父の失踪から9年。
    秘められた音楽の才能が花開くとき、止まっていた時が動き始める―。

    幼なじみの勧めで歌をうたうことに真剣に向き合い始めた花歌は、父親譲りの天才的な音楽の才能を花開かせていく。
    そんな中、父・ハルオの目撃情報が届き…。
    祖母・母・娘、三世代女子家庭の再生の物語―。


    まったくもって小路さんらしいお話しw
    登場人物もいつものバッチリ好感度♪
    花歌の祖母のうたと母の花子がいいなぁw
    親友のむっちゃんやリョーチもいいしww

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    2018年07月21日
  • 花歌は、うたう

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    安定感のある小路さんの本の中でも
    かなりほんわかする、いい話だった。
    ちゃんとした大人、そうでない大人、年配の人、若者、満遍なく出てきて、人生を語り、決して押し付けず、見守り、必要な時には手を差し伸べて、導く。
    花歌ちゃんの歌が聴きたくなる。

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    2018年06月28日
  • 花咲小路二丁目の花乃子さん

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    ネタバレ

    商店街に、新しい顔が増えましたね!
    そしていつものように、みんなが幸せになるという結末。
    私もここに住んだら、幸せになれそう。
    うらやましい。

    セイさん、相変わらず素敵ですね!

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    2018年06月23日
  • 荻窪 シェアハウス小助川

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    これは深面白いなー。タカ先生の言葉がいちいち深い。為になるから、まとめたいぐらい。主人公の成長も感じるし、暖かい内容だし読んで良かった。
    人は誰しも闇があるよね。闇の深さはそれぞれだけど。闇が病みにならないようにしないと。

    それと、1人が好きな自分にはシェアハウスなんて絶対無理だな。と思った。

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    2018年05月15日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    2018/5 10冊目(通算81冊目)。いつも通りの堀田家。いろいろ騒動が起き、誰かがその問題を解決する。ただ、今回は堀田家の近しい人が亡くなるという出来事が起きる。そんな悲しみの中でも、人にやさしくする堀田家の面々。別れることの辛さを知っているからこそ、人にも優しくなれるのかなと読んでいて感じた。とりあえず今持っている分は読み終わってしまったが、この後の巻も機会を見て揃え、また読み返してみたいと思う。感想はこんなところです。

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    2018年05月15日