小路幸也のレビュー一覧

  • 娘の結婚

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    主人公の年代や立場が小路作品らしからぬ一冊。
    頼りなさそうで実は強く優しい國枝さんが魅力的でした。
    真君のお母さんよのうな人に会ったことがないけれど、実際に身近にいたら確かに困るかも。

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    2019年11月02日
  • ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン

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    シリーズ第12段。
    東京バンドワゴンシリーズ開始から14年か。
    早いな。
    フリークとしては、スピンオフものは嬉しい限り。
    シリーズ開始から大家族がますます増え、また、登場人物がちゃんと歳をとってゆく。
    今回は今まで語られてこなかった、亡き妻のお話。
    お茶の間という言葉が死語になった現代。
    まだ、テレビが華やかかりし時代のお話。
    孤児、実母が実父を刺す。捨てられる。
    が、最後は心温まる。良いねぇ、本当。

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    2019年10月24日
  • 話虫干

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    物語の内容を書き換えてしまう虫を退治するため、物語の中に入るお話。
    ラストはそう持ってくるかー!!
    まさかの人たちまで巻き込んで、なんでもありって感じで楽しかった。

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    2019年07月04日
  • 小路幸也 少年少女小説集

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    小路氏の短編集なんて珍しいな、と思いながら読んでみたら、自作解説を読んでさもありなん。
    ご自身の自己評価は決して高くないけれど、それぞれの作品にば小路節がきちんと織り込まれており、ファンとしては楽しめましたよ。

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    2019年07月02日
  • ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン

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    小路幸也のラブ・ミー・テンダーを読みました。
    東京バンドワゴンシリーズの番外編でした。

    本編では登場しない、藍子と紺の母親の秋実が主人公の物語でした。
    我南人と秋実の出会いから、秋実の親友のキリちゃん、我南人の友人の北ちゃんを巻き込んだ大騒動がおきてしまいます。

    本編では幽霊になってしまったナレーターのサチさんが現役で活躍しているのも面白く読みました。

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    2019年05月11日
  • ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン

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    年に一度の楽しみ。
    平成の終わりに昭和が舞台のお話。

    これまで、家族の要でありながら、登場も語られもしてこなかった秋実さんの物語。

    サイドストーリーなのにこの読みごたえと幸福感。
    最初の一行目から、大切な言葉で満ちている。

    大満足。

    帯は、これ以上もこれ以下も無い、ぴったりした言葉。

    解説は…残念。
    これまでのは書店員さんの作品や本そのものに対する愛情が伝わるものばかりだったけれど、今回のは違った。
    なんか自慢と優越感だけ。
    文章も素人が一生懸命プロのふりして書いている感じで鼻につく。

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    2019年04月30日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    第5弾の本作では、東京バントワゴンの成り立ちの秘密に迫る。そこには個人の道楽を越えた国家の要請があった⁉︎
    その秘密を暴こうとする組織から堀田家を守ったのは、かつて堀田家を窮地に追い込もうとしたあの人。罠に対してLoveで返した恩により、今度は彼が身を呈して堀田家を守ろうとした。
    登場人物の一人ひとりの時間が前に進み、人生の新たな節目に遭遇する。けれど、いつもそこに「ある」から、皆安心して人生を前に進めていくんだねぇぇ

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    2019年04月27日
  • 花咲小路三丁目のナイト

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    かっこいい!
    本当にナイトだった。

    この商店街は幸せな気持ちで終われるから、いつ読んでも安心です。

    次も楽しみです!

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    2019年04月13日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    「LOVEだねぇ」が聴きたくなり、久しぶりの『東京バンドワゴン』。4作目は番外編でした。
    勘一がサチと結婚する前の終戦直後が舞台。
    勘一とサチの人となりがよくわかり、ますます堀田一家が好きになりました。
    頭でっかちになりそうな時、心を緩めてくれる小説です。
    能天気=Happy Go Lucky でいこう!

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    2019年04月08日
  • モーニング Mourning

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    友達っていいな。
    友情って美しい。

    切なすぎるヒロインの半生に心を抉られ、
    元野球部の"人間のクズ"に怒りを覚えつつ、、、

    奇妙なロングドライブを続ける主人公たちの青春にノスタルジーを感じ、
    その絆に憧れを抱く。。。。

    そんな、素敵な読書時間を過ごさせてくれた1冊。
    一緒にバカやったり、一晩飲み明かしたり悩みを語り合ったりした友人は、僕にもいる。大学の4年間を共に過ごし、卒業後20年近く経っても時おり連絡を取ったり会って飲んだりする友は。

    でも、
    でも、、
    ここで描かれた彼らほどに濃密な関係を築いたかというとそこまでではないのかも……と、一抹の寂しさを感じつつ、昔の

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    2019年04月08日
  • コーヒーブルース Coffee blues

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    おもしろくて続きが気になって一気に読んだ。ページをめくる手を止められなかった。
    どんどん複雑に絡み合っていく事件。ラストまで?がいっぱいでドキドキ。解決シーンはそういうことか!と納得。
    キャラがみんなかっこいいしやさしい。三栖さんすき!

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    2019年04月07日
  • 花咲小路一丁目の刑事

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    この巻はミケさんだ。前作は話が大きくて現実離れしていたけれど、何だか急に愉しくなってきた。
    さすが小路さんだ。

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    2019年02月25日
  • 花咲小路二丁目の花乃子さん

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    ちょっと不思議な花屋の店員さんのお話。
    とはいえ、あの商店街の一味なので、並ではないですが、
    珍しく、家族色強め?

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    2019年02月16日
  • 花咲小路三丁目のナイト

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    曰くありすぎ商店街でも珍しい、深夜営業の喫茶店?
    この商店街のメンツ、面白い。
    このまま続けちゃうと、あやしい店だらけになっちゃう。

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    2019年02月16日
  • 花咲小路三丁目のナイト

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    いやぁ、凄かった。
    さんざん張り巡らされてヤキモキさせられた伏線を、見事に回収するラスト。
    しかも今作だけでなく、これまでのシリーズの要素も踏まえた上での回収。

    ただ、主人公の望が内包する悩み(というとなんだか失礼な気がするが)の扱いが軽いというか雑というか…。
    今後のシリーズで、望が自分自身を中心に考えて自分で一歩を踏み出せる事を願う。
    って、このシリーズ、続くよね?
    四丁目から始まって一丁目、二丁目、三丁目とこれで終わらないよね???

    帯はフォントも含めてバッチリ!
    無駄な言葉が一言も無いのにすべて表現されている!

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    2019年02月14日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    やっぱり好きです、東京バンドワゴンシリーズ。
    藍子と紺と青の3姉弟が好きです。3人の小さい頃の話を読んでみたいです。

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    2019年01月30日
  • 東京カウガール

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    ちょっと変わった登場人物が多いけどそれなりにおもしろい。プロットとしては、花咲町シリーズを連想させる。

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    2019年01月18日
  • すべての神様の十月

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    小路さん流の神さまたちのお話。見守る神あれば共に暮らす神あり。
    「人間はいいですね。凄いですね。なろうと思えば何にでもなれる」@死神。うーん、そうきますか。
    年の初めに気持ちが引き締まるような本でした。お天道様に恥じないように生きていかなくては。
    カバーが二重になっていて、内側のイラストも綺麗でしたがやはり鳥居の表紙がしっくりくると思います。
    福の神さまに幸あらんことを!

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    2019年01月10日
  • 花咲小路三丁目のナイト

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    いつもより深刻な難しい話だった・・・が、この花咲小路でなら何とかなるんだろうな。
    次巻(文庫になるの)を待つ!

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    2019年01月04日
  • エール!(1)

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    編集者のあとがきにあるように、働く女性を応援する一冊。
    色んな職業の話を知れることに加えて、仕事の楽しさと苦悩と複雑な気持ちを読める本。
    2.3も読もうと思う。

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    2019年01月01日