あらすじ
舞台は花咲小路商店街。 今回の主人公は、商店街で和食処を営む祖父母のもとに居候する若手刑事。 引っ越してきて以来、非番の日になると必ず祖母経由でご近所からの相談事を持ち込まれるようになってしまった。 死んだはずのおじいさんから手紙が届くようになったラーメン屋さん一家や、本の上にフルーツがひとつずつ置かれるようになった本屋さんからの相談などなど、よろず相談事を商店街の人々の力を借りながら解決していく。
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上杉忠弘さんの絵が好きでジャケ買い。非番の度に用事を頼むばあちゃんと人の良過ぎる淳ちゃん刑事にいらいらしながら読んだでいたけど(おい)後半じわじわこの商店街のやばさが透けて見えてきて面白かった。この一冊ではまだまだ謎が多いのでシリーズのほかの本も読んでいきたい。
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刑事の淳ちゃんが非番の日に、おばあちゃんに頼まれる一丁目の謎の事件に奮闘するほっこりしたお話。好みの作品でした
このシリーズ全作読みたいと思います
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刑事が主人公だけど、どれも非番の日のお話。
人と人とが密に関わってる昔ながらの商店街、いいなあ。
おじいちゃんとおばあちゃんの人がらがいい。
素直で優しい主人公も素敵。
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下町の温かいところが感じられる作品です。自分がいた東京もこんな感じだったかな?それにしても本当に御飯がうまそうになる作品が多いですね。心も元気になります。
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このシリーズ、過去に読んでいるなぁと思いながら読みました。
この作者さんを友人に勧められて読んだのですが、
このシリーズは少し癖があることを思い出しました。
恋愛感情の表現はわざと薄弱にして、
読んでほしいところ「主人公が休日の相談事に奔走する姿」が
はっきりくっきりしているがために、
ちょっと読みにくい部分も。
似たような名前が次々とでてくるので、関係性を掴むのに
前ページに戻ることもしばしば。
でも、そういった理由でこの続きを読んでいないから
なおさら気になるんですよね。
借りようかな~?
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「淳ちゃん、ご飯よ」
非番の日はいつもばあちゃんのその言葉で起こされる今回の主人公「赤坂淳刑事」
じいちゃんが作ってくれる美味しい朝ごはんを食べていると「今日は何か予定があるの?」とばあちゃんが尋ねる。これが、何かお願い事がある合図だ。
非番の日は、商店街で起きる不思議な出来事の相談を受け、紐解いていく。
事件でもない出来事を紐解くには、相談できる相手が必要で、ここに「花咲小路四丁目の聖人」で出てきた北斗くんや克己くん、奈緒ちゃんに亜弥ちゃん。そして、セイサンが登場する。
1つ1つの出来事は大事件ではなく小さな不思議や疑問なのだけど、紐解かれた答えには優しさや想いが強く描かれていた。
この商店街に住む人たちはそれぞれを尊重し、慮って適度な距離を保ちつつ、結束しているところが気持ちが良い。
今回の主人公、淳ちゃんのじいちゃんとばあちゃんも、そして不思議な美しい女性のミケさんも
とっても素敵な人たち。
「悪い方に考えりゃあ何でも悪く思える。良い方に捉えりゃあ良く思える。」じいちゃんの言葉。
疲れた時、心が凝り固まっている時にこの言葉を思いだそう。
積読がたまっているけど、本屋さんに行く機会があったら次もすぐに買って来ようと思う。
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今回は、祖父母の営む〈和食処あかさか〉で同居することになった刑事、赤坂淳が主人公。
非番の日に限って、淳のところに商店街の騒動が舞い込み、なぜか奔走する羽目になってしまう、ほのぼのとしたミステリー。
〈たちばな荘〉で暮らすストリートミュージシャンの三家(通称ミケさん)という謎めいた女性が出てきて、不思議に思いながらも淳は少しずつミケさんに近づいていくのですが。
非番の日の朝の、ばあちゃんと淳とのやり取りがほっこりとして実に良いのです。
このシリーズは、毎回主人公が違っているけれど、前作に登場した北斗くんや、セイさん亜弥ちゃん親子にも会えるし、〈花咲小路商店街〉の人たちにますます愛着がわいてきます。
この人情味溢れる商店街には、まだまだ謎が残っているので、引き続き読んでいきたいです。
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シリーズ2巻。
今度は、商店街の1丁目にある食事処あかさか、のお孫さん、赤坂淳さんが主人公。
刑事である淳さんは、非番の日に、おばあちゃんからの商店街の相談事を解決することに。
前作のセイさんや北斗くんたちに、ミケさんなど新しいキャラクターも加わり、商店街はますます賑やかに。この商店街、楽しそうな雰囲気が伝わってくる。
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こんな場所があったらいいな行ってみたいな。
みんなあたたかくてやさしくて素敵。
過去の暗さや黒さを抱えているような描写があるキャラも複数いたけど、それでも彼らもやっぱりやさしいしあたたかいし愛を感じる。どのキャラも愛おしい。
淳すきだな。
最終話はハラハラドキドキした…!
ゴンドさんと娘さん、うまくいくといいな。
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小路幸也さんも大好きな作家さんの一人。
この本で25冊目。
シリーズ物と言えば、『東京バンドワゴン』
私も好きなシリーズ。
この”花咲小路”もシリーズ物。
第一巻は『花咲小路四丁目の聖人』なのだが、手に入ったのが『一丁目』だったので、シリーズ第2弾から読んでみた。
花咲小路商店街の<和食処あかさか>は、主人公である27歳の刑事の祖父母が営む。
久々に祖父母と暮らす様になったら、非番の度に祖母から頼みごとをされる。
商店街で起こっている小さなミステリーの謎解きを。
どこかで『東京バンドワゴン』を彷彿とさせるほのぼのミステリー。
残り3シリーズも読んでみたい。
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セイさんが出てこない…と思ったら、しっかり素敵なお姿が拝見できました。
またまた愛すべきキャラが増え、ますます楽しい商店街になりましたね!
梅さん好きです。かっこいい。
色々と、続きが楽しみ。
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花咲小路シリーズの第2弾。
今回は刑事になって故郷に戻ってきた主人公が、祖母の依頼により非番の日に町内の謎を解決するという構成。
お馴染みの面々の活躍に加え謎に満ちた陰の主人公、ミケさんの存在が効いており、最後に臭わせる彼女の正体が今後への期待感を煽っている。
ますます続きが楽しみだなぁ。
Posted by ブクログ
ストーリー ★★★★☆
ほのぼの度 ★★★★★
恋愛 ★☆☆☆☆
主人公は刑事ですが、おどろおどろしい雰囲気は皆無。
非番の日に、近所の商店街で起こるちょっとした事件を解決していきます。
5つの短編で構成され、一人称でとても読みやすいです。
メインの登場人物がみんな良い人で、ほっこりします。
ちょっとした恋愛模様も、あったりなかったり…
読み終わって、心が温かくなりました。
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花咲小路商店街シリーズの第2弾。主人公は和食処あかさかの孫で刑事に代わって、主人公が非番のたびにご近所のささやかな謎に挑む構成になっています。
短編集ですが、作品をとして謎めいた存在としてミケさんが背後に見え隠れし、そしてそのバックにはやはりあの人がいるわけです。
まだまだ続いて欲しいシリーズですね。
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転勤により生家に戻り非番の日に(祖母に頼まれ)日常の謎を解決していく刑事さん。良いね~こういうの好き。少なくなりつつある近所との人付き合い、気遣い、温かみ…こういう町で育ったら真っ直ぐ幸せになりそうだな~
謎の女性の正体は、かなり意外だったけれど(笑)
読んでいて楽しくて、読み終わっても幸せな気分
Posted by ブクログ
花咲小路で起こる細やかな事件を、刑事となって祖父母の家に居候することになった淳ちゃん刑事が解決していくほのぼのミステリー。忙しい刑事の職務の合間の非番の日を全ておばあちゃんが持ってくる相談事を解決するために奔走する淳が正直哀れ。休ませてやれよ…(´;ω;`)。でも街の個性的な人々と解決する小さな事件は事情も様々で、優しい人情で解決しているので、読後感は爽やかで良いです。シリーズ2作目を先に読んでしまったので、1作目を早く読もうと思います。
Posted by ブクログ
のんびりしたストーリーだ。内容が緩いタッチなので、僕にとってはあまり印象的ではない。もう少しひねりというかインパクトがあってもいいかな。そうなると、この著者の別の作品である東京バンドワゴンと似たようなものになるかも。僕としては、東京バンドワゴンのほうが印象的だ。