明治時代から続く古本屋を舞台にした“東京バンドワゴン”シリーズは、皆様に愛されてついに第十巻目! さて、今回のお話は、真夏の幽霊騒動、そっと店に置き去りにされた謎の本をめぐる珍事、そして突如湧き起こる我南人引退危機!? や研人の高校受験の顛末など、笑いと涙の全四編。堀田家恒例の全員勢揃いの騒々しい朝食シーンや、初公開の堀田家の正月もお楽しみ。結局、「LOVEだねぇ」!
Posted by ブクログ 2017年11月17日
今年から読み始めた東京バンドワゴンシリーズも10冊目。
文庫本の最新刊にたどり着きました。
ようやく堀田家の歩みに追いつくことが出来たので、
ここからは最新刊が発売されるペースに合わせて読もうと思います。
ゆっくり、ゆっくり、堀田家の1年の話を聞きながら自分の1年も振り返る。
そんな風にこのシリーズ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月25日
東京バンドワゴン、記念すべき(文庫)10作目。
今や一年に一度の楽しみだな。
単行本で先を読んでしまいたくなるんだけれど、そこはガマンガマン。
文庫でスタートしてしまったからの楽しみとして、書店員の方の解説が読める楽しみはあるかな。
今作は、うるっと来るシーンはあるものの号泣する内容のエピソードでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月16日
いつものように季節ごとの4編。シリーズの他の巻と同様に、短編は独立して成り立っているが、この底流にあるちょつとした問題がバトンのように受け継がれて最後のタイトル編に繋がっていく。全てが計画的に解決していくものではない日常生活の実態を見事に連作小説に取り込んでいる。冬編では堀田家の正月模様が描かれ、遠...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月14日
受験や入園といったイベントを通して、子供たちの成長を感じながら親の目線で読んでしまいました。
研人君はなかなかいい男になってきたし、かんなちゃんと鈴花ちゃんは毎日の生活の中で健やかな可愛さを振りまいてくれますが、なんと言っても最後の花陽ちゃんの啖呵に痺れました。元々真っ直ぐな娘でしたが、今回の活躍に...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月07日
東京バンドワゴンシリーズ10作目
1冊で四季の4編で前作の最後の季節とかぶるところから始まるのと、過去話と短編もあるので物語上は7
年経ってるんだよね
今回のメインは研人の受験かねぇ
好きな子と同じ高校に行くために猛勉強するなんて、青春真っ盛りで赤面しちゃう(笑)
あと、花陽の啖呵も見事だねぇ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月03日
お馴染み「東京バンドワゴン」シリーズの文庫最新刊です。
私は文庫でシリーズを追っかけている人なので、
堀田家の皆さまとお会いするのはいつも年イチ。
なので、堀田家に「帰省」したつもりでこのシリーズは読んでいます。
冒頭のサチさんのナレーションがはじまると、ああ、ただいま、みたいに。
登場人物のささ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月17日
小路幸也のヒア・カムズ・ザ・サンを読みました。
古き良き時代のホームドラマ東京バンドワゴンシリーズの10作目でした。
もともとは日常の謎をテーマにしたシリーズでしたが、各巻で登場した人たちもエピソードに顔を出して近況が説明されるので、本当にホームドラマと言った風情の物語になってきました。
マンネリ...続きを読む
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