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Posted by ブクログ
東京バンドワゴンの11巻目。
春。
かつて強盗殺人事件まで引き起こした呪いの目録。
それは先々代の時代に、驚くほどの文士達が名を連ねた自慢の目録。
今は東京バンドワゴンの倉奥に封印されているのだが、それを探す不審な男がうろついているという。
他にも不穏な話が立て続けに転がり込んできて、さてさて、どうなることやら。
夏。
かつてイギリスの元秘密情報部員が私家版として友人に配った『コンフェッション』。
その私家版百冊のうちの一冊だけ、実は全く違う内容で、彼が情報部員時代に手に入れた英国王室のスキャンダルが記されているとか。
その問題の一冊を、当時日本に持ち帰った人物がいることがマードックさんの友人経由で発覚。
その日本人が堀田草平だという。
えー!
草平さんといえば、勘一のお父様じゃないですか。
この件でイギリスから情報部員がやってくるやら、勘一や我南人たちがロンドンに行くことになるやら、とんだ騒ぎに!!
秋は、かんなちゃんが持ち込んできた、お友達の家の幽霊騒動。
冬。
研人の人気と才能をやっかんで、SNSでディスる人達が現れ始めた。
おまけに彼女の芽莉依ちゃんまで、隠し撮り画像がネットに出回っているという。
これは何とかしなければ。
冬の章にはウルッとした。
〈LOVE TIMER〉の結束や、花陽と研人の成長は、胸に響くものがあった。
それに藤島さんからの温かな申し出も。
毎回見事な大団円を迎えるこのシリーズだけど、これまでの東京バンドワゴンの中で一番良かった!
Posted by ブクログ
年に一度の楽しみ、『東京バンドワゴン』の文庫版最新刊。
安定の面白さ。
11年目にしてこのワクワク感。
設定が変わらないのに、なぜかマンネリ化しない。
凄いなぁ。
登場人物が年毎に年齢を重ね、赤ちゃんだった子が幼稚園児となり、同じように大人も老いていく。
いつか来るであろう別れを強く感じさせる今作だった。
とはいえ、みんなまだまだパワフル。
まさかこのシリーズで舞台がロンドンになる日が来るとは!
これまでそれほど前面に出てこずにそっと支えていた人達が描かれていたのも嬉しかったなぁ。
帯は良いのだけれど、フォントがちょっと…。
これだとなんだかちょっと本の内容が幼稚な印象に。
あぁ、また一年待たなくては。
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