あらすじ
東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しい三世代の大家族。今回もご近所さんともども、ナゾの事件に巻き込まれる。ある朝、高価本だけが並べ替えられていた。誰が何のために? 首をかしげる堀田家の面々。さらに買い取った本の見返しに「ほったこん ひとごろし」 と何とも物騒なメッセージが発見され……。さて、今回も「万事解決」となるか? ホームドラマ小説の決定版、第三弾!!
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第三弾ともなればもう安定の(*^-^*)
登場人物の多さももう慣れたもんではあるけども、
家族は増えるし、新たな人物も登場するし、
どれだけ増えるんじゃ~!
ドラマにしたらキャストのギャラが大変だw(≧▽≦)
季節の移り変わりと共に相変わらず小さな事件がいっぱい起きる賑やかな堀田家
二本足の羊の正体には笑った
ほっこりするような事件の解決と家族の愛情…いやLOVEをめいっぱい感じられるこのシリーズ
Audibleでは月イチくらいで更新されるようなのでゆっくり楽しんでいこう
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メリーちゃんの話はそこまでリアルにする必要あったのかと思うが、我南人が遊びたかっただけなのかな。今回も人騒がせだけど微笑ましい事件がたくさんの堀田家。お金関係で困ったときの藤島さんという奥の手が炸裂しまくり。御都合主義だけどLOVEがいっぱいで許せてしまう。すずみの啖呵も格好良い。
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再読。
メリーちゃんは、ここで初めて登場。
木島さんはこの時初登場だったのだな、最初はいわゆる「無敵の人」に近い状態だったのだな、と確認。彼は、スキャンダル記事を書かずに済み、救われたのだろうなあ・・・・
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東京バンドワゴン、第3弾。今回も春夏秋冬、堀田家のドタバタ劇+大騒動。①堀田家に恨みを持つ者に絡むミステリー、②小料理屋<はる>に纏わる色恋沙汰、③メリーさんの羊、④我南人のLOVEだぜ!。何故この話しの虜になってるのか?少し考えたら、世知辛い日本に、勘一じいさんを中心とした小さいけど温かい家族社会。誰をも受け入れ、助け・助け合っていく社会。この社会(精神)が日本から絶滅しつつある危機感を煽っているように思う。タイトルの「スタンド・バイ・ミー」という意味が徐々に分かってきた。次作も早めに追っていきます。⑤
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今作も楽しく読めた。ミーハーかもしれないが、やはり藤島さんはカッコいい!最終話でのあの行動!前作に続き、思わず「わー!」「きゃー!」と声を出しながら読んでしまった。
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東京バンドワゴンシリーズ第3巻です。今回も人情味あふれるストーリー。もともとの入り口がTVドラマなので頭の中の登場人物はそのドラマのまま(笑)ドラマでも泣かされたけれど原作も毎回ジーンときます。下町人情好きにはオススメですよ。
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『東京バンドワゴン』の第三弾。
登場人物相関図が前より立派になってる~。
人が増えてきたもんね。
かんなちゃんと鈴花ちゃんも産まれたし。
サチさんの語り口は相変わらず優しくてあったかくて読みやすい。
堀田家みんなの会話が飛び交う食卓も相変わらず。
賑やかだし、食事もいつもとても美味しそう。
さて、今作は秋の事件からスタート。
ある朝、高価本の棚の本が並べ替えられていることにすずみが気付く。
おまけに買い取った本から「ほったこん ひとごろし」と書かれた紙が見付かる。
クレヨンで書かれた子供の字だという。
「ほったこん」とは「堀田紺」のことだよねぇ。
一体、何が起きてるのか??
物騒な感じで始まったけれど、いつも通り温かく解決となるの??
冬。
コウさんが真奈美さんから求婚された!
でもコウさんはそれをお断りしたという。
それにはどうやらコウさんの過去が関係しているらしくて…。
もう一つの話題は、アメリカから届いた大量の洋書。
勘一の亡き旧友が古書に仕込んだ仕掛けとは…?
(キースの名前が出てきてちょっと興奮。それってローリング・ストーンズのキースかも!)
春は、研人の同級生であるメリーちゃんのお話。
「羊が後をついてきて困る」って、どういうこと!?
今回同時進行するのは、京都の古本屋の集まりに出掛けた青とすずみのお話。
大物相手に啖呵を切ったすずみちゃん、格好良かったし気持ち良かったなー。
夏は我南人(がなと)のお話。
近頃我南人のことを聞き回ってる奴がいるという。
我南人の次男、青の産みの親が大女優の池沢百合枝ってこと、ついに公になってしまうのか?
今回も人情でまぁるく解決!
サチさん目線で然り気無く語られる食卓のメニューや庭木の草花たちにも季節を感じられるところがまたいい。
登場人物たちも全員キャラクターが立って生き生きとしてるし、いい人ばかりだから安心して読める。
そう、安心して読めるところが大好き!
東京バンドワゴンにはいつも癒される。
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「東京バンドワゴン」シリーズ第3弾。
1,2を読んだのが1年以上で3を読んだかよく分からず4を先に読み、5を少し読み始めたところで3を読んでいないことに気づき3を読みました。4は番外編だったのでそんなに問題なく、4の登場人物が3にも出てきたので、それはそれで悪くなかったです。
読書は基本睡眠導入剤代わり寝る前にしていて、この本シリーズは寝る前に読むにはちょうどいい感じ。続も楽しみです。
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読み始めたら止まらない。
私もロック好きなせいか、我南人の一言一言に痺れます。紺ちゃんよりも、青くんよりも、マーちゃんよりも、藤島さんよりも、断然、我南人派です。
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今回もいろいろな事件が起きるものの良い方向に事が進んでハッピーエンド。登場人物が多いけどわかりやすい描写のためか混乱することもない。自分の中で映像化しながら読んでいくと面白い。
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季節の移ろいを感じながら堀田家の日常をLOVEで綴るこの感じにとてもハマってしまった。
みんな本当に良い人ばかり。良い家族です。
今回の最後は藤島さん最高な締めくくりでしたね。
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☆
第3弾
今作では我南人を中心としたお話が多かったのですが、とっても楽しく読ませてもらいました❁⃘*.゚
コウさんのお話では涙が溢れてきました。
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ほのぼのホームドラマ第3弾。心に抱えた傷を癒してくれる、そんな家族の話。
ちょっと御都合主義的な場面もあるけども、やっぱりloveはぁ、素晴らしいねぇ。
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シリーズ第三弾。
堀田家の家系図も、頭の中でどうにか整理できるようになってきました。
義理人情に厚い堀田家は、昔から本当に賑やかな家だったようです。
すずみと亜美の両方に、同じ日に女の子が生まれていたり、藍子とマードックさんがイギリスから帰って来たり、家族がどんどん増えていきます。
我が家の経済事情を心配する紺は、どんな秘策を打ち出すのでしょうか。
私は、この物語に毎回登場する朝の食卓のシーンが大好きです。
食事のメニューと、にぎやかな家族の会話。
この場面にくると、ほんとうに心が和みます。
大家族というものに何処かしら憧れを持っているのかもしれません。
笑いあり涙ありで、何か問題が起こっても毎回安心して読んでいられる、まさに癒しの一冊です。
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<東京バンドワゴン>シリーズ3作目。
4世代同居の下町での日常は、やっぱり人との距離が近くて、温かい。赤ちゃんも生まれて、はいはいをするまでになった。ちょうど春にずり這いを始めたうちの子と同じ成長っぷりだったのに、本作では夏を迎えてもう追い抜かされてしまった。
季節が移りゆく中で、人が成長し、いろんなことが変化していく。一方で、「変わらない」ということは難しいながらも、変わらないものも確かにあって、その尊さを改めて感じたりもしました。
家族みんなで食卓を囲んでの朝食。いつもは和食ですが、今回は洋食もあって、それがまた美味しそうで。
「厚切りトーストに、ベーコンととうもろこしをバターで炒めたもの。冷たいコーンスープにプレーンオムレツ。研人はその中におもちを入れるのが好きなんですよ。サラダ風にほうれん草を茹でて胡麻とマヨネーズを和えたもの。レタスをちぎってトマトを細切れにして胡瓜は細切り。ドレッシングはそれぞれの好みで。牛乳にコーヒーにヨーグルト、と今日はすべてが洋風ですね」
人数も多いし食事の支度も大変だろうけど、火事にせよ育児にせよ、人手が多いのはいいですよね。
どの話も素敵だけれど、冬の章に書かれているコウさんのエピソードが今回は一番好きでした。
人との繋がりはわずらわしい部分もあるけれど、そこに救われたりするのが人間なんだよなぁと、温かい気持ちになりました。
次回作も楽しみ。
藤島さんすげえ
金にものを言わせて力業で何とかしてしまうのに、嫌みっぽさがない藤島さん…すごいわ~
今回も彼のお陰で、ギリギリのピンチを抜けられましたね。まぁ、我南人さんはともかく花陽ちゃんも、藤島さんに相談してたってのもすごいと思うけど。
そして、六波羅探書に呼ばれたすずみちゃんの啖呵もすごい。「よっく聞け古狸!」って!勘一さんやん(笑)
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藤島さんが暗躍?しすぎている巻でした。大らかで風通しの良い堀田家は本当に素敵。にぎやか過ぎるのは苦手な私でさえ憧れてしまう。ややこしい親子関係も本当ならもっとドロ臭いものなんだろうけど、堀田家に限れば清々しい。皆がLOVEなんだねぇ。
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読み終わって続きの一冊に手が伸びるのは、池波正太郎の剣客商売や佐伯泰英の居眠り磐音のシリーズに似ている。時代小説のようなハラハラドキドキはないが、次は何が起こるのだろうという期待感と堀田家の温かさに触れていたいという気持ちのなせるところか。
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きゅーちゃんからもらった本!
安定のよみやすさ!どんどん増えてくる主人公たちに若干ついていけなくなりそうなのと、青と紺の二人の兄弟が、どっちがどっちだっけ?どっちの奥さんがアミさんだっけな?と、少々混乱するけど、面白い。笑笑
アニメのような展開でありえないって言っちゃーそれまでなんだけど。磯野家のような団欒さで解説の方も書いてたけど、映像向きのような気がする!わたしも。
見たら紺か青かわかるし、人間関係はっきりしそう。内容は短いし、面白いから映像化したら人気出そうだけどなぁ。春夏秋冬で一つ一つの小話で、ドラマ化しやすいと思うんだけど。ならんかなー?
ホント、映像で見たい本!笑笑
本好きだけど、読むより映像の方が面白そうな本です。
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解説が秀逸(笑)
言いたいことをスッキリ言い表してくれてありがとう。
ただ、今作はガツッと無理矢理着地した感があるねぇ。
藤島クン、ちと可哀相だ。。
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シリーズ第3作目。セリフが多く読みやすく、内容もほっこりする。夕方の仕事帰りの満員電車で少しずつ読んで読み終えました。こんな感じで残りも読んでいきたい。
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登場する人物を忘れていたけれど巻頭の相関図があり助かった。複雑な家族構成も思い出した。けれど細かい部分で忘れているから読み返したくなるけれどまだまだシリーズの積読があるからとりあえず読み進めることに集中。双子のような女の子ベビーが加わって賑やかな堀田家。前回は自分もこの輪に青の嫁すずみちゃん役になりたいと思ったけど今回は花陽ちゃん、もしくはベビーのどちらかになりたいなぁなんて思いながら。そして藤島さんはどうしてそこまで親切なんだ、金持ちの道楽なのか、、、この先の展開も楽しみだ。
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堀田勘一
80歳。明治から続く古本屋〈東京バンドワゴン〉の3代目店主。
堀田サチ
勘一の妻。良妻賢母で堀田家を支えていたが、3年前に76歳で死去。
堀田我南人
勘一の一人息子。61歳。伝説のロッカーは今も現在。いつもふらふらしている。
池沢百合枝
日本を代表する大女優。青の産みの母。
堀田秋実
太陽のような中心的存在だったが、6年ほど前に他界。
堀田紺
我南人の長男。35歳。元大学講師。フリーライターをしながら、店を手伝う。
堀田藍子
我南人の長女。36歳。画家。おっとりした美人。
堀田亜美
紺の妻。35歳。才色兼備な元・スチュワーデス。
堀田青
プレイボーイの長身美男子。27歳。我南人の次男として暮らす。
堀田すずみ
青の妻。24歳。突然転がり込んできたが、今では店の看板娘。
マードック
日本が大好きなイギリス人画家。37歳。藍子への一途な思いが成就し、結婚。
堀田花陽
藍子の娘。13歳。しっかり者の中学1年生。美術部。
堀田研人
紺と亜美の息子。11歳。好奇心旺盛な小学5年生。
堀田かんな
紺と亜美の娘。0歳。いとこの鈴花と同じ日に生まれる。
堀田鈴花
青とすずみ、待望の第1子。0歳。
淑子
勘一の妹。戦争が終わった年に亡くなったと思われていた。
祐円
勘一の幼なじみ。神主の職を息子に譲り、悠々自適。
康円
祐円の息子。現神主。
真奈美
近所の小料理居酒屋〈はる〉の美人のおかみさん。藍子の高校の後輩。
コウ
〈はる〉で働いている板前。無口だが、腕は一流。
藤島直也
IT企業の社長。29歳。無類の古書好き。
永坂杏里
藤島を支える美人秘書。
茅野
定年を迎えた、元刑事。
玉三郎・ノラ・ポコ・ベンジャミン
堀田家の猫たち。
アキ・サチ
堀田家の犬たち。
堀田草平
明治の頃に新聞社を興そうとしたものの、当局の弾圧で志半ばだ家業を継いだ義父。〈東京バンドワゴン〉二代目。
杉田
堀田家の裏の豆腐屋。
脇坂佳代子
亜美の母。
脇坂和文
亜美の父。
小坂菜美
本を売った女性。
道下
和菓子屋〈昭爾屋〉の主人。我南人の幼馴染み。
春美
真奈美の母。
三迫貴恵
高校時代の紺の同級生。紺に告白し、振られて遺書を残して行方不明になったことがある。
折原美世
女優。百合子の連れの女性。本名は三迫佳奈。
大山かずみ
終戦の年から昭和三十三年まで堀田家に住んでいた。親の跡を継いで医者となり、全国の無医村を渡り歩いた珍しい女医。
常本幸司
道路向かいの畳屋。三代目。
剛志
勤めを辞めて後を継いだ。
高崎ジョー
終戦当時堀田家で暮らし、その後アメリカに渡った。混血の男性。貿易商だったが、日本の政界の裏で働いていた。占領軍とも繋がりがあった。稲妻のジョー。
ケント・タカサキ
ジョーの孫。
神奈川
茅野の後輩の刑事。
ハリー・リード
ニューヨークから来た。ブックエージェント。
大町奈美子
近所のマンションに住む小学2年生。
ケンちゃん
健一郎。第一マンションの管理人。奈美子の祖父。
大町法子
奈美子の母。ケンちゃんの一人娘。
平本芽莉依
研人の同級生。メリーちゃん。研人のことが好き。母親は昔の我南人のファンクラブの会長だった。
久本
コウさんが京都の一流の料亭で働いていた時の板長で店の主人。
堀田達吉
明治18年に〈東京バンドワゴン〉を開いた初代。
平本汀子
芽莉依の母。
浅羽
池沢百合子の事務所の社長。康円と同級生。
重松雄太郎
〈六波羅探書〉の相談役。
阿曾
〈乱麻堂〉。重松の孫。
田町
裏の右隣。
新ちゃん
篠原新一郎。我南人の後輩。建設会社の社長。柔道で世界選手権も戦ったことがある。
木島
音楽関係の記者。
上本希美子
祖父が遺した蔵書を全てバンドワゴンに売りにきた女性。
橋爪
花陽の美術部の顧問。
弾
作曲家の先生。
荒木
銀幕のスター。
三春
ファッションデザイナー。
Posted by ブクログ
紺の若かりし頃の失敗が、今になって帰ってくる?紺がモテることと、紺を理由に騒ぎがおきることは別問題。それは後半の青の問題にも通じることなんだけど。トラブルはおきてなんぼ。サチさんじゃないけど、たくさん怒って泣いて笑って。そうやって生きるものだ。勘一の本は収まるところに収まるは、すずみさんにきっちりと引き継がれていて。我南人がからむあの人は自分の人生の舵は自分で取るときっぱりすっぱり口にする。ライトな文体とは裏腹に、主義主張明確なんだ。このシリーズ。LOVEなんだよな。
Posted by ブクログ
基本的に登場人物が多いシリーズ。
前作から今作を読むのに間が空いた事もあり、登場人物が思い出せない。
メインキャラは良いけどサブキャラが。
「これだれだっけ?」
って思って説明あるかと思いきやなかったりするとそこを思い出すのにやきもきする。
続けて読む、もしくは何回か読むスタイルでないとこれ以上は厳しいかも。
話は面白いけど今作は結構無理があったかな。