【感想・ネタバレ】ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴンのレビュー

あらすじ

田町家が取り壊され増谷家・会沢家として生まれ変わろうとするなか、ついに〈かふぇ あさん〉の夜営業が始まる。千円札の挟まった文庫本が連日置き去りにされたり、ひとりでにギターの和音が店内に鳴り響いたり……。不思議な事件とともに、懐かしい再開や新たなご縁も舞い込み、藍子とマードックのイギリス生活にも大きな転機が。さまざまな変化や試みに、堀田家は「LOVE」を胸に挑んでいく。今年も賑やかで温かな、大人気シリーズ第17弾!

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Posted by ブクログ

安定のシリーズ。それでも色々と変化はあり、着々と時間が流れていくのがわかる。これまでは我南人がふらっとどこかに行って、いつの間にか事件を解決しちゃって「Loveだねぇ」と言うパターンが多かったように思うのだけれど、この巻では、ちゃんと目の前で事件が解決していくのが良い。最後も、結婚式とかの大ごとではなく、お正月という日常とちょっと違うけど普通の生活の延長なのが良い。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

毎回毎回読み終わるとあたたかい気持ちになれる東京バンドワゴン。

今回もあらゆるところで伏線回収が素晴らしい
毎回堀田家に関わる縁が増えていって、それが思わぬ所で繋がっていって、人の力ってすごいと思わされる

春夏秋冬どれも本当に大好きだけど冬のハロー・グッドバイは本当に涙腺崩壊
あんなに色々あったのに、全部ひっくるめて包み込んだ堀田家があったからこそ、今の池沢さんと繋がるんだよな〜と思う度に涙が(т-т)

賑やかな堀田家の日常をサチさんと共に見ながら、まるで自分もそこで生活している一員かのように感じています。来年も堀田家とともに一年を過ごしたい!

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2024年09月19日

Posted by ブクログ

年に一度のお楽しみ〜(⁠^⁠^⁠)♪今回はタイトルどおりハロー・グッドバイなお話(⁠⁠*⁠´⁠∀⁠`*⁠)⁠最後、勘一が仏間に入ってきてからのくだりが泣ける泣ける(ToT)ここ半年ほど、私の身近な人達が天国へ旅立つことが重なり、別れは多く出会いは少ない(T_T)でも、しっかり、ちゃんと生きていこう!ヽ(`▽´)/

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

ラブだねぇ〜だったね。今回はなんだか自分の気持ちだけ乗れていないって サチの語り口で始まりほぼ全員登場するのだが、なかなか本題に辿り着かないと感じてしまう=本来そこが良いのだろうが。勘一はじめみんな真っ当で道を踏み外さない、それが代々伝わるから。その分カズミさんが身を引いて施設に入るし池沢さんだってここを離れる機会を得たみたいに気心知れたカズミさんの施設に行くとか、綺麗事過ぎると思うけど、自分を殺してるのでは。マードックの父親も同じだよ、3人いるんだから住めばいいのでは身を引くのが正解?ウチの5人兄弟はバラバラで必ず遺産相続で揉める筈で、この本を読むと正直羨ましい。
でもまあ自分を真面目に生きれば、相手を慮って生きれば結末は幸せというフレーズは正しいのがわかるって事

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

安定の「東京バンドワゴン」シリーズ。
今までの作品のなかで一番あまり大きな事件がなかった印象です。
このシリーズを読むたびに思うのが、古くて大きな家で大家族で暮らすのって大変そうと思う反面、堀田家のような家族だったら、あり、だなぁと思ってしまうこと。こんな家族だったらいいなぁと毎回読むたびに思います

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2024年05月30日

Posted by ブクログ

05月-03。3.0点。
東京バンドワゴンシリーズ。
イギリスのマードック・藍子の周辺に、動きが。池沢さんもある決断を。
読みやすい。

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2025年05月07日

Posted by ブクログ


シリーズ第17弾

このシリーズも18年を迎え、いよいよ大作。

毎回、散りばめられた伏線が次作でどう展開されるのか非常に楽しみ。

墓場まで持っていく秘密。
齢を重ねた方々なら、一つや二つお持ちでしょう。

人と向き合うこと、踏み込まないこと。相反するように聞こえるも、その実、互いを慮る絆がある

ささくれた心を癒すシリーズ。

読書で帰る場所があると思える物語。

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2024年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

202404/本筋とは関係ないけど、男尊女卑や時代錯誤的なことへのいちいちエクスキューズじみた説明的文章が以前に比べ、めだってきた感。

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2024年07月27日

Posted by ブクログ

ワゴン売りの文庫本に千円札が挟まった忘れ物が続いたのを見たすずみさん「久しぶりに面白くなってきたわね」全読者の心の声を代読してくれたかのようなセリフに吹きました!

ひとつ屋根の下とはいえ様々な人と人との関係性があるので、親しき仲にも礼儀ありというか割と丁寧な言葉遣いをし合う堀田家の中で、健人と青が紺の写真写りが意外と良いだとか、紺と藍子のPCでの通話が要件のみでブツっと終わらせたり、(両方とも2作前の『イエローサブマリン』の場面でした)、今作で「そういう小説書いたら兄貴。」と話を振る青に対してバッサリ「無理だ」と答える紺、とか兄弟間や親子間のサバサバした関係性の会話とかが垣間見えるのが胸熱です。

カフェでの健人のファンサやばかったーーー///推しにあんなされたらCDなんてなんぼでも買いますし一生推しますw♡♡♡

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

年一回の風物詩。シリーズも第17弾に。
堀田家と一家を取り巻く様々な人物の人間模様が描かれる。物語の当初、まだ若かった人物もどんどん歳をとっていくのが、時間の流れを感じさせ、ほのぼのとした雰囲気だけではなく、物悲しさも感じる。

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2024年06月23日

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