小路幸也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
一部抜粋
「キサとトアは、ああいう生活をしているけれど、たくさんの人たちに愛されている。お前は色を失ってしまっているけれど、独特の感性を持っている。なにかを失っているんじゃない。逆に何かを得ているんだ。そういう風に考えている。もしかしたらそれはお前たちへの贈り物なのかもしれない。だから無理に取り戻そうとしなくてもいいのかもしれない。すべては、時が来たらなるようになるんじゃないか」
主人公の父が言った台詞で、他にもこの世に存在するものの繋がりとバランス·常に流動的で循環している…など自然物に対する考え方が個人的に共感できるし面白い。
自然(風·水·緑·大地)に興味がある人にはオススメ。
-
Posted by ブクログ
〈東京バンドワゴン〉シリーズ第6弾。
相変わらずのにぎやかさで、話題も豊富。
月日の経つのは早いもので、勘一のひ孫の花陽と研人は中学生に。
かんなちゃんと鈴花ちゃんもこの秋で2歳になります。
堀田家の子育て論が実にいいです。
難しいことは考えず、人に優しく、自分に厳しく。
子供は親の背中を見て育つのですよね。とても参考になります。
医者になりたいという花陽の夢を叶えるために、家族が一丸となる様子がまた素晴らしいです。
家族だけでなく、家に集まってくる人たちの縁をものすごく大切にする堀田家の人たちが温かくて、毎回胸にじんときます。
朝起きて、ご飯を食べて、働いて、寝る。
この繰り返しの毎日 -
Posted by ブクログ
世の中の移り変わりも目まぐるしく、つまらないことで心を悩ませ、美しいものを見逃してしまうのはもったいない…。ほんとうにそう思います。
サチさんの語りに毎回心が和みます。
カフェと古本屋。本とコーヒーの絶妙な組み合わせも、本好きにはたまらなく嬉しくて、切り離せないものですよね。
ふと気がつくと、物語のあちらこちらで恋の花が咲いていて、我南人の「LOVEだねぇ」の一言を聞くと、思わず顔がほころんでしまいます。
前作の、番外編「マイ・ブルー・ヘブン」から繋がる話もあり、家族や本の知識のことなどはもちろん、その他にも話題は盛りだくさんでいろんなことを教えてくれるし、読みどころ満載で毎回圧倒されてしま