小路幸也のレビュー一覧

  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    世の中の移り変わりも目まぐるしく、つまらないことで心を悩ませ、美しいものを見逃してしまうのはもったいない…。ほんとうにそう思います。
    サチさんの語りに毎回心が和みます。
    カフェと古本屋。本とコーヒーの絶妙な組み合わせも、本好きにはたまらなく嬉しくて、切り離せないものですよね。
    ふと気がつくと、物語のあちらこちらで恋の花が咲いていて、我南人の「LOVEだねぇ」の一言を聞くと、思わず顔がほころんでしまいます。

    前作の、番外編「マイ・ブルー・ヘブン」から繋がる話もあり、家族や本の知識のことなどはもちろん、その他にも話題は盛りだくさんでいろんなことを教えてくれるし、読みどころ満載で毎回圧倒されてしま

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    2022年11月26日
  • 娘の結婚

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    ネタバレ

    実際に娘を持つ親として、その立場になった時にどんな感じだろうと思いながら読み進めました。
    通常の対応なら、景子さんと距離を置かせると思うが、そうではない対応
    これはなかなかできないと感じた。

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    2022年11月16日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    ☆4

    シリーズ4作目(番外編)

    勘一とサチさんとの出会いや、サチさんの生い立ちを知ることが出来ました。
    これまでのシリーズに登場した人物も出て来て、とても楽しめた番外編でした❁⃘*.゚

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    2022年11月11日
  • すべての神様の十月

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    連作短編集。
    貧乏神と死神の話がすき。
    初めての小路幸也先生作品。
    読みやすく、一日ですっーと最後まで読めた。
    心が疲れてる人はオススメ。

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    2022年11月11日
  • ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン

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    子供たちがみんな大きくなったなぁ。
    ずっと読み続けているファンは、まさに親戚か近所のおじさんのように見守っていると思います。
    今回は特にシビアな事件も起きずに安心して温かい気持ちで読めました。

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    2022年11月06日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    さすがです。現実離れしたストーリーですが一気に読ませてくれます。東京バンドワゴンと同じくらい人の情を大切にしているシリーズ。第一作目なのでこれから末長く愛読していきます。

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    2022年11月05日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    勘一とサチの出会いがわかったお話しでした。
    勘一の魅力がたっぷりで、若い頃の勘一にとても会いたくなりました。
    今まで読んできた第1弾~第3弾の不思議に思った事や登場人物の事も出てきて、すっきりもしました。
    ハラハラしながらもとても楽しく読めました。

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    2022年10月26日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    第3弾

    今作では我南人を中心としたお話が多かったのですが、とっても楽しく読ませてもらいました❁⃘*.゚
    コウさんのお話では涙が溢れてきました。

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    2022年10月15日
  • 風とにわか雨と花

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    離婚した直後の気まずい空気……家庭の中の位置づけなどリアルな心境を両親·姉·弟が日記を綴っているみたいで面白い書き方だった。

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    2022年10月11日
  • 東京ピーターパン

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    おもしろかったです。
    過去にそれぞれの場所てバンドをやっていた人たちが偶然ひきこもりの少年が住むところに集まってしまったことで巻き起こる一晩の奇跡です。
    読み終わった後にすっきりする本ですね。

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    2022年10月07日
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    ☆4

    「シリーズ第2弾」
    前作に引き続き、とっても面白かったです❁⃘*.゚
    後半、特に最後の「秋」はハラハラドキドキして一気読みでした!

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    2022年09月22日
  • 東京カウガール(PHP文芸文庫)

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    CH(シティーハンター)2 エンジェルハートのシヤンイン(香宝)のような女傑が半グレを成敗していく。祖父がフランス傭兵上がりとか類似を感じた。
    女性はなぜ戦う?? 小路作品は悪人がいなく、周りの人がそれぞれの立場から助けていく。安心して読める。

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    2022年09月17日
  • 三兄弟の僕らは

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    設定や登場人物はドラマのようではあったけど、後半からドラマでは描けないような展開になってきて面白い!
    それにしても父の秘密は知りたくなかった‥
    信じられない‥

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    2022年09月15日
  • すべての神様の十月(二)

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    人間たちのすぐそばにいる八百万の神様たちの短編集、第2弾。死神と福の神は、前作から続いての登場。今作は他に八咫烏やお稲荷さんなども登場して楽しめた。
    前作同様、人間も神様も、登場人物たちが良い。悪い人がいないので安心して読める。どの話も良いけど、特に「眠れぬ夜の神様」「引きこもりにおじさん」「お稲荷さんをよろしく」あたりが好きだ。短編集なので待ち時間などに1話ずつ読んでは、ほっこりしていた。

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    2022年09月16日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    バンドワゴンらしからぬ重大な事件かと思いきや、最終的には‥な一冊。堀田家の異常っぷりはここにあり。
    個人的にはブアイソーさんの正体にニヤリとした。

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    2022年09月09日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    ほのぼのホームドラマ第3弾。心に抱えた傷を癒してくれる、そんな家族の話。

    ちょっと御都合主義的な場面もあるけども、やっぱりloveはぁ、素晴らしいねぇ。

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    2022年09月07日
  • 花咲小路三丁目北角のすばるちゃん

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    まさかの魂が、、、
    今までと違ってファンタジーが強めでした。シトロエンが大活躍でしたね。
    車種がシトロエンというのも、花咲商店街らしいです。
    商店街のイメージがどんどん膨らんで、日常が少し想像しながら読むのが楽しいです。

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    2022年09月04日
  • すべての神様の十月(二)

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    日本の様々な神様と、人間たちとの関りが描かれた短編集。
    八百万の神(やおよろずのかみ)、八百万って数字ではなく、たくさんの、ほとんどすべての物に神がいるという意味。知れて良かった。

    人の姿をして福をもたらし、そして消えてゆく神、
    見える人にしか見えない神、
    町に住んで皆の気持ちを良くしてくれる神。
    ある章までは、そうかそれは神の仕業か、と合点がいくストリーだったが、だんだん深くなっていった。
    人のいるところには必ずいる神様、人と共にある。人によって生かされている、と。神とはただ己が使命を全うするだけの存在、と。
    「人は何も知らないで生まれ落ちる。だからこそ、無限の可能性を秘めている。何もかも

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    2022年09月04日
  • 娘の結婚

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     9歳で母を亡くし、17年間男手ひとつで育てられた一人娘の、「会ってほしい人がいる」という父に向けた一言から始まる感動的な家族の物語です。
     自分の娘を信じ尊重する父親なのですが、愛娘のことでオロオロと悩み心配する様子、娘も父や婚約相手へする心遣いなど、人の感情の機微が上手に描かれています。
     ドタバタ劇ではなく、父娘ともに実直な性格・行動なのが、物語に奥行きを与えている気がします。
     父親と娘交互の視点で物語は綴られ、ふとしたきっかけで出てくる不安材料が、大きく物語の中心に置かれます。
     人に対する噂や一面をどう捉えればよいのか、憶測だけでの判断はダメだと分かっていながら疑心暗鬼になり…と、

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    2022年08月30日
  • 風とにわか雨と花

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     家族の形・在り方を丁寧に描き、優しさに包まれるような小説です。
     物語はいきなり両親の離婚から始まりますが、爽やかで温かく、優しいパステルカラーの風景画を観終わったような読後感でした。
     12歳と9歳の姉弟と両親の視点でそれぞれ描かれ、短く平易な文章でとても読みやすく、(子ども視点の部分は日記でも読んでいるような)内容的にも若い世代の方、思春期の子どもさんをお持ちの親御さんにもおすすめです。
     登場人物同士の関係性の良好さ、大人との会話から生き方を学ぶ子どもたち、子どもと共に成長する親、などが大きな魅力になっていると思います。
     特に父親の、真摯に子どもに向き合い、決め付け等による教えでなく

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    2022年08月29日